2014年4月27日日曜日

News:辺野古埋め立てのための海上(海底)ボーリング調査の工程表と調査の範囲


4・26付沖縄タイムスと琉球新報の記事は非常に重要な情報です。

 タイムスはこう伝えています。 

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事に向け、沖縄防衛局がことし夏にも着手する予定の海上ボーリング調査で、辺野古沖の21地点を掘削することが25日、分かった。作業のため、海上の9地点に単管足場、水深の深い12地点にはスパット台船を設置する。 

 同調査は、防衛局が3月27日に入札公告を実施。5月13日に開札し、受注業者を決める。調査期間は契約締結日から11月30日まで。海底の地質調査や磁気探査を予定している。
 

 また新報はこう報じています。 

 〈【東京】防衛省が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底ボーリング調査や磁気探査などで、調査期限とする11月30日までの間に延べ1102隻の警戒船による監視活動を予定していることが25日明らかとなった。沖縄防衛局が業者向けに作成した調査業務委託の特記仕様書で示しており、調査船の周囲で警戒監視を行う。サンゴやジュゴンの調査を含めると、移設に関する各種調査期間中の警戒船は延べ1252隻に上る。

 共産党の笠井亮衆院議員の資料請求に同省が回答した。

 25日の衆院外務委員会で若宮健嗣防衛政務官は、ボーリング調査は21地点で実施し、1地点につき11日間行うと説明。1地点ごとに1日2隻で警戒に当たり、調査完了までに延べ462隻が必要としている。

 海底の磁気探査は計40日間で1日2隻、延べ80隻を計画。潜水探査は計140日間で、1日4隻、延べ560隻が必要と記した。

 警戒船は「FRP70PS型」と呼ばれる小型船舶を想定し、地質調査の落札業者に調達を求めている。〉

 

 5月13日にボーリング調査の受注業者が決まることになっていますが、決定すれば業者に契約の破棄を要請しましょう。
 

〔参考記事〕 

辺野古21地点掘削 防衛局、夏にも着手 4・26 沖縄タイムス 

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=67818
 

辺野古調査で警戒船延べ1252隻に 4・26 琉球新報 

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-224345-storytopic-3.html

0 件のコメント:

コメントを投稿