2014年5月18日日曜日

News:防衛省が辺野古沖海域にブイ設置を明言


5・17付沖縄タイムス記事「辺野古沖ブイ設置へ 防衛省「安全の確保」」から。 

 〈【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた海上での作業について、防衛省の辰己昌良報道官は16日の記者会見で「安全確保に万全を期すため適切な箇所にブイの設置などの対策を講ずる」と述べた。工事区域を明確にし、今後実施される海底ボーリング調査など海上での作業を円滑に進めることがブイ設置の目的と説明している。しかし、ブイを越えて提供水域に侵入した場合、刑事特別法(刑特法)に基づいて摘発される可能性が出てくるため、反対派の動きを抑えることも狙いとみられる。

 防衛省は設置箇所や時期について明らかにしていないが、辺野古沖の21カ所を掘削するボーリング調査で、掘削地点を中心に設置されるとみられる。〉  

 なんのためのブイ設置か議論の余地はないでしょう。固定式ブイの設置であれば海底をひどく荒らします。2004~5年のボーリング調査では鉄パイプのやぐらを設置する際、海底に釘を打ち込んでサンゴを破壊しました。今回もブイの設置工事がジュゴンの餌場を破壊したり、生息環境を脅かすことが考えられます。 

〔参考記事〕 

 防衛省、ブイ設置明言 辺野古移設工事 5・17 琉球新報

 

 辺野古沖ブイ設置へ 防衛省「安全の確保」 5・17 沖縄タイムス

 

 「露骨な排除」募る不信 ブイに市民ら 5・17 沖縄タイムス


 

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