2014年6月21日土曜日

News:日米両政府が連携して辺野古新基地建設反対運動を弾圧


新基地建設に反対する人びとを埋め立て予定海域に近づけないために、日米合同委員会が航行制限区域の拡大を承認しました。非常に重要なことですから、関連記事を抄出して紹介します。
 

 6・20付共同記事「名護市の航行制限区域を拡大 普天間代替建設で日米」から。 

 〈日米両政府は20日の合同委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設建設に向けて、名護市辺野古沿岸部の米軍基地周辺に設けた航行制限区域を拡大することを承認した。沖縄県側と協議した上で、埋め立て工事に備えた海底ボーリング調査を7月中に着手したい考えだ。

 合同委では、航行制限区域内で代替施設の建設のための保安業務を認めており、米軍や工事用船舶以外は制限区域内に立ち入ることができない。移設反対派による抗議活動の影響を少なくする狙いがあるとみられる。 

 6・20付読売記事「辺野古沿岸、常時立ち入り禁止取り締まり徹底」から。 

 〈日米両政府は、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設をめぐり、移設予定先となっている名護市辺野古沿岸部の埋め立て予定地を含む周辺の水域を常時立ち入り禁止とする方針を固めた。

 両政府は、新たな立ち入り禁止区域に立ち入った場合、日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反で海上保安庁が取り締まる方針だ。日本政府は全国の海上保安本部から応援要員を集め、警備態勢を強化し、一般の漁船などが誤って立ち入らないよう、立ち入り禁止水域に沿ってブイを浮かべる予定だ。

 現在、辺野古沿岸部では、米軍基地「キャンプ・シュワブ」の周辺の一部水域が常時立ち入り禁止になっているが、今回は水域を大きく拡大することになる。〉
 

 6・20付沖縄タイムス記事「漁業制限を大幅拡大 辺野古移設の回答受け」から。 

 〈【東京】米軍普天間飛行場の代替施設建設に向けた名護市辺野古沖の漁業制限水域について、防衛相からの意見照会に対し、農水相は17日、「県から示された意見への配慮」「損失補償」などを求める意見を付けた上で「異議なし」と回答した。これを受け、防衛省は漁業操業の制限範囲を大幅に拡大する。〉
 

〔参考記事〕 

名護市の航行制限区域を拡大 普天間代替建設で日米 6・20 東京・共同
 
 

辺野古沿岸、常時立ち入り禁止取り締まり徹底 6・20 読売 

 

漁業制限を大幅拡大 辺野古移設の回答受け 6・20 沖縄タイムス
 
 

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