2014年6月5日木曜日

News:辺野古新基地建設反対運動に対する弾圧態勢強化の情報


6・4付沖縄タイムス記事「辺野古工事予算追加へ 反対行動の警備対応」から抄出。  

 〈【東京】政府は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への代替施設建設に向け、300億~500億円規模の関連予算の確保に向けて調整を進めている。7月に始まる海底ボーリング調査を前にしたブイ設置や反対行動の対応に向けた警備などの予算として使うことを想定している。

 防衛省は、本年度予算には本体工事費は計上していないため、海底ボーリング調査費も省内の予算で対応。今後、必要となる予算は防衛省内の余剰予算だけでなく閣議決定が必要な予備費、予算枠外で支出先を特定しない「非特定議決国庫債務負担行為」、補正予算などで対応する考えで、閣議決定を要する方法を取る場合、今月中にも閣議決定する方針。

 予算は、ブイの設置や、ケーソン(水中の工事の際に用いられる大型の箱形構造物)に充当するほか、反対行動への対策として海上保安庁の警備の予算などの確保も念頭に置いている。〉
 

〔参考記事〕 

 辺野古工事予算追加へ 反対行動の警備対応 6・4 沖縄タイムス記事

 

6・4付琉球新報記事「海上保安庁、全国態勢で辺野古警備 反対運動排除へ」から。 

 〈【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底ボーリング調査が始まる予定の7月から、海上保安庁が全国から船舶や人員を沖縄に応援で派遣し、移設先となる米軍キャンプ・シュワブ周辺海域の警備に当たる方針を固めたことが3日分かった。移設に反対する市民らの海上での反対運動を排除することが目的で、海保が拠点施設を設けているシュワブへの小型船舶の配備を増やすことも検討する。

  辺野古での警備は、見張りなどの哨戒活動を行う大型船舶の巡視船を派遣するほか、シュワブ内の拠点施設にゴムボートなどを増やす計画。応援は沖縄周辺を担当する第11管区以外の1~10管区の海上保安本部などから派遣し、数週間ごとに部隊を交代する。

  関係者によると、巡視船で沖合を警備するほか、米軍提供水域の立ち入り禁止区域に入った船舶に対して、小回りの利くボートなどで対応する。

  このほか防衛省は、ボーリングなどの調査船の周囲で警戒監視を担う警戒船について、サンゴやジュゴンの調査を含め、11月30日までの期間中に延べ1252隻の投入を計画している。〉
 

 海上保安庁、全国態勢で辺野古警備 反対運動排除へ 6・4 琉球新報

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