2014年7月14日月曜日

News:ブイ設置は秒読み、沖縄防衛局の動きと県の対応

 

 沖縄防衛局が海底ボーリング調査の着手を急いでいます。新基地建設に反対する行動を弾圧するためのブイ設置は秒読みの段階に入りました。防衛局側は「一気に一日で」片付けると意気込んでいます。抜き打ちのブイ設置強行が予想されます。

 防衛局の動きと県の対応について、まず7・14付沖縄タイムス記事「辺野古ボーリング調査 沖縄県が協議書受付」から。 

 〈県水産課は14日午前9時すぎ、名護市辺野古の新基地建設工事に先立つ海底ボーリング調査に向けて事業者の沖縄防衛局が提出した協議書を受け取った。書類に不備がなければ、本日中にも受理し内容審査に入る方針。県による内容審査が終わり次第、防衛局が調査に着手するための法的な環境が整う。〉 

 また7・14付琉球新報記事「岩礁破砕申請書、県に届く 海底ボーリング調査」にはこうあります。 

 〈県水産課は14日午前、沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古沿岸部への移設に向けて送付した岩礁破砕に関する協議書と許可申請書を受け取った。

 協議書は埋め立て工事に先立つ海底ボーリング調査に関して、岩礁破砕許可が必要かどうかを県が判断するための資料。工事概要や工程などを記している。県によると、海底ボーリングの事前協議にかかる日数は2013年度の事例で最短3日、平均8日という。

  県の漁業調整規則に基づく岩礁破砕の取り扱い方針では、ボーリングなどを例示して「影響が軽微」である行為は原則許可を要しないとしている。県が不要と判断すれば、ボーリング調査開始の法的な環境が整う。防衛局は今月下旬にも調査に着手する方針。〉

 海底ボーリング調査に関して岩礁破砕許可が必要かどうかについての県の判断次第で防衛局によるボーリング調査開始の時期が決まるので、県の判断が重要な鍵です。
 

〔参考記事〕 

辺野古ボーリング調査 沖縄県が協議書受付 7・14 沖縄タイムス
 
 

岩礁破砕申請書、県に届く 海底ボーリング調査 7・14 琉球新報
 
 

岩礁破砕の協議書が県に届く 7・14 NHK沖縄
 
 

高まる緊張 沖縄防衛局、近く海底調査 7・13 日経・共同
 
 

 

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