2014年7月6日日曜日

News:ブイ設置受注業者は秘密


7・4付沖縄タイムス記事「辺野古のブイ設置、本土企業と契約 防衛省」から引用します。 

 〈【東京】米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、防衛省がキャンプ・シュワブ沖の施工区域を明示するブイ(浮標)の設置を含む業務契約を、県外企業と結んでいたことが3日までに分かった。安全確保を理由に、一部を省内で秘密指定しており、契約内容や受注業者を明かしていない。

 海底で固定したブイを海上に間隔を空けて浮かべ、その間をフロート(浮具)の付いたひもでつなぐという。海上に線を引いたような状態となり、立ち入り禁止区域を明確にする。

 2日に官報告示したシュワブ沖の臨時制限区域(約561ヘクタール)設定など、ブイ設置の条件は整っている。防衛省は潮位を見ながら、作業に着手する見通し。

 関係者は「一日で一気に片付けたい」と、阻止行動を念頭に短期決戦に持ち込む考えを示した。〉
 

 ブイ設置は国による公共事業の一部で国費を投入するのですから、業務契約の内容や受注業者を秘密指定し公告しないことは許されません。こっそり「一日で一気に」ブイ設置というのは、万全の警備態勢を敷いていると喧伝しながら、実は国が戦々恐々として薄氷を踏む思いであることをはしなくも暴露しています。
 

〔参考記事〕 

辺野古のブイ設置、本土企業と契約 防衛省 7・4 沖縄タイムス
 
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=75342

 

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