2014年7月17日木曜日

News:「負担軽減」どころか、基地機能強化


  7・17付琉球新報記事「米軍中部訓練場上空の高度を拡大 基地運用計画に明記」は重要な暴露です。安倍首相は一つ覚えに「負担軽減」を繰り返していますが、明らかにされた米海兵隊の計画は「負担軽減」どころか、逆に基地機能を強化するものです。

 7・17付琉球新報記事「米軍中部訓練場上空の高度を拡大 基地運用計画に明記」から抄出します。 

 〈【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米軍キャンプ・シュワブ(名護市)と同基地に隣接するキャンプ・ハンセン(金武町、宜野座村など)にまたがる通称「中部訓練場」の上空で、米海兵隊が航空機訓練のために設定している飛行制限の高度を高くする方針であることが16日分かった。海兵隊が昨年、太平洋地域の基地運用計画についてまとめた「戦略展望2025」で記している。

  計画では中部訓練場上空の米軍機による飛行高度について「海兵隊は日本政府とともに特別空域を再設計し、制限見直しに取り組む」と明記。見直しにより米軍には「さらなる空域が提供される」とした上で、小火器を使った訓練がより効果的に行えると強調した。

  日米両政府は現在、シュワブ上空は高度608メートルまで、ハンセン上空は高度912メートルまで米軍訓練による制限空域と定めている。

  計画書では、名護市辺野古での普天間飛行場代替基地建設のほか、岩国基地の拡張、ハワイのカネオヘ基地の近代化、グアムでの基地整備を通して、海兵隊の「航空・船舶による輸送能力が高まる」とも強調した。〉

 
〔参考記事〕

米軍中部訓練場上空の高度を拡大 基地運用計画に明記 7・17 琉球新報

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-228647-storytopic-3.html

 

 

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