2014年7月30日水曜日

News:台風11号に続き12号が発生し、先送りされるブイ設置─海底ボーリング調査



台風11号に続き12号が発生しました。沖縄島は夜から海上がしけになる見込みです。

7・30付琉球新報がこう報じています。 

 〈沖縄防衛局は29日正午ごろ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画で、キャンプ・シュワブ沿岸部の海底ボーリング調査に向けた浮標灯(ブイ)を海上に運ぶための浮桟橋を撤去した。沖縄に接近する台風やフィリピン沖にある熱帯低気圧の影響などで波が高くなり、海上での作業が困難と判断したとみられる。浮桟橋は設置から2日目で撤去された。

  防衛局は波が落ち着くのを待って海上の作業を再開する予定だが、当初予定していた月内のブイ設置はほぼ不可能な状況となり、8月中旬以降の作業開始に向け再調整する方針。一方、シュワブのゲート前に設置された鉄柵や鉄板の撤去をめぐって代替施設建設に反対する市民らと警官隊がもみ合うなど混乱が続いた。

  防衛局は当初、今週にもブイ設置とボーリング調査を開始する予定だったが、桟橋や鉄柵の設置作業などが遅れた上、熱帯低気圧が沖縄に接近しているため、大幅に延期する方針。〉 

 「作業開始は8月中旬以降」という点は沖縄タイムスの報道と一致しています。台風の発生は自然現象でどうあがいても止められるものではありませんが、安倍首相は埋め立て着工がどんどん遅れることにいらだっているでしょう。首相官邸で机を叩いて怒鳴りまくってもどうなるものでもありません。
 

〔参考記事〕 

辺野古 ブイ設置、中旬以降 波高く浮桟橋撤去 7・30 琉球新報
 
 

台風12号、フィリピン沖で発生 本島はきょう夜から強い風 7・30 琉球新報

 

台風12号発生 沖縄本島は夜からしけ 7・30 沖縄タイムス
 
 
 

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