2014年8月18日月曜日

社説:沖縄県民に敵対する産経の社説

辺野古新基地建設に反対する沖縄県民への敵意を隠さない産経の社説にこうあります。

 〈中国の海空軍は東シナ海で軍事活動をますます活発化させる。沖縄が国の守りの最前線になっていることにも留意すべきだ。

 移設が滞れば、民主党政権当時のように日米同盟関係はぎくしゃくし、日本を守る抑止力が損なわれかねない。そうなって喜ぶのはどの国なのかを、反対派住民も考えてほしい。〉

 

 戦前歌われた「蛍の光」の第4番の前半が「千島のおくも、沖縄も、八洲のうちの、守りなり」であったように、沖縄を「防人の島」と位置付ける日本政府の発想は戦前・戦後を通じて変わりません。

 沖縄を「国の守りの最前線」と位置付けているのは日本政府であり、沖縄県民ではありません。沖縄県民は「基地のない平和な島」を求めています。

 

〔参考記事・社説〕

 

◆◆社説・辺野古調査 移設実現へ大きな一歩だ 8・17 産経

 
 

 

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