【オスプレイ状況】
●８・２３付共同記事によれば、防衛省が２０１５年度予算の概算要求で離島防衛専門部隊「水陸機動団」や上陸作戦に使う水陸両用車の運用部隊の拠点整備費、新型輸送機オスプレイの佐賀空港配備に向けた用地取得費を合わせて１９０億円を計上しました。
８・２２付時事記事には「防衛省は２２日、陸上自衛隊が２０１５年度から導入する新型輸送機ＭＶ２２オスプレイを佐賀空港（佐賀市）に配備するための用地取得費２０億円を含む関連経費１００億円を、１５年度予算の概算要求に盛り込むことを決めた」とあります。
佐賀県側は誰も陸自導入オスプレイ１７機の佐賀空港配備を承認していないにもかかわらず、防衛省は配備を「既定事実」として佐賀県に配備を強要しようとしています。政府が決めたのだから知事が受け入れを表明するのは当然という傲慢きわまりない姿勢です。
小野寺防衛相は２５日、佐賀県を訪問します。
●なお、２２日の武田防衛副大臣とワーク米国防副長官との会談では、普天間所属オスプレイの佐賀空港暫定移駐については合意しなかった模様です。予想されたことですが。
〔参考記事〕 ・すでに紹介した記事も含まれます。
◆防衛省、過去最大５兆円超要求 離島強化に重点 ８・２３ 共同
◆１５年度概算要求でオスプレイ配備に１００億円＝小野寺防衛相、佐賀知事に説明へ
８・２２ 時事
◆防衛相２５日来佐決定 オスプレイ配備 知事らと面談 ８・２３ 佐賀
◆米軍、オスプレイ訓練移転 佐賀空港案意見交換 ８・２３ 佐賀
◆＜オスプレイ＞佐賀空港配備 先行き不明 農漁業者に不安 ８・２２ 毎日
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