2014年9月24日水曜日

News:国連総会でも訴える沖縄の意思、10月には県庁包囲行動へ

※当ブログは9月23日付から記事のURLリンクが復活しました。20~22日付もリンクが回復しています。

【辺野古新基地建設阻止 噴出する県民の意思】

9・23付共同記事「辺野古移設に「ノー」 国連本部前で沖縄出身者ら」がこう伝えています。

 〈【ニューヨーク共同】各国の首脳らが演説する国連総会の一般討論が24日から始まるのを前に、ニューヨークの国連本部前で22日、沖縄の過重な米軍基地負担を知ってもらおうと、沖縄出身の在留邦人ら十数人が集会を開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対を訴えた。

 この日は、世界の先住民族や各国代表が集まり、先住民族の権利保護、拡大について話し合う初めての「先住民族世界会議」が国連本部で開幕。分科会で米軍基地問題などについて発言した沖縄選出の参院議員、糸数慶子さんも、沖縄伝統の紅型衣装に身を包んで参加した。〉

 県民の8・239・20決起の高揚が在米沖縄出身者に及び、反撃の翼を伸び伸びと広げました。弾けるような行動力の発揮です。

 

9・23付琉球新報・社説「辺野古集会再び 民意の地殻変動に向き合え」から抄出します。

 〈1956年に米海兵隊基地キャンプ・シュワブの建設が始まって以来、隣接する名護市辺野古の美しい浜を基地建設に反対する人波が埋め尽くしたのは初めてだ。

 沖縄戦後史に刻まれる県民行動となったことは間違いない。

  米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する2度目の集会が開かれ、目標の3千人を大幅に超える約5500人(主催者発表)が結集した。

  登壇した弁士から「沖縄の尊厳と誇り」「アイデンティティー」といった言葉と不退転の決意が繰り出され、新基地建設の不条理を鋭く突いた。この日の集会の熱気は強固な県民世論を見せつけた。

  安倍政権は沖縄の民意に真摯(しんし)に向き合い、海上でのボーリング調査を直ちに中止すべきだ。

  辺野古でのボーリング調査の強行、反対する市民を力ずくで排除し続けている海上保安庁の警備が県民の反発を強めている。さらに、仲井真弘多知事による埋め立て承認を挙げて「辺野古は過去の問題」と言い放ち、11月の県知事選の争点外しに躍起となっている菅義偉官房長官らの民意無視の姿勢が反発の火に油を注いでいる。

  一部の在京メディアや辺野古移設を推進する永田町・霞が関の政治家や官僚から「反対行動を取っているのは県外のプロ市民だ」などと、事実をねじ曲げた印象操作が繰り出されている。この日の辺野古の光景はこうした見方が誤りであることを証明していた。

  辺野古移設の是非は県知事選の明白な争点である。日本は民主主義国家として機能しているのか。沖縄はそれを厳しく問い続ける。〉

 

9・22付QABの動画ルポ「新基地建設に反対する人々の訴え」には、うまんちゅの思いがあらわれています。ぜひご覧ください。

 〔参考記事〕

 

辺野古移設に「ノー」 国連本部前で沖縄出身者ら 9・23 共同

 ・記事から

 【ニューヨーク共同】各国の首脳らが演説する国連総会の一般討論が24日から始まるのを前に、ニューヨークの国連本部前で22日、沖縄の過重な米軍基地負担を知ってもらおうと、沖縄出身の在留邦人ら十数人が集会を開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対を訴えた。

 

 

国連で先住民族世界会議が開幕 アイヌ代表、沖縄団体も 9・23 共同

 

 

◆◆<社説>辺野古集会再び 民意の地殻変動に向き合え 9・23 琉球新報

 

 

〔第3波県民行動〕

◆◆10月中旬に県庁包囲 新基地反対で 9・23 沖縄タイムス

 ・記事の冒頭を引用

 沖縄県関係野党国会議員や県議会野党4会派、平和運動センターなどでつくる名護市辺野古への新基地建設に反対する県民集会の実行委員会は22日までに、10月中旬をめどに県庁包囲行動を実施する方針を決めた。同実行委員会は20日、同市の米軍キャンプ・シュワブに隣接する辺野古の浜で5500人(主催者発表)の集会を開いている。

 

 

〔9・20県民大行動 動画ルポ〕ぜひご覧ください。編集部

 

新基地建設に反対する人々の訴え 9・22 QAB ・動画あり

 

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