2014年9月18日木曜日

News:普天間運用停止 19年2月までに 菅氏明言、工程表は示さず


【菅長官が「2019年2月」までの普天間運用停止を記者団に明言】

 

菅官房長官の訪沖の目的は仲井真三選に向けたテコ入れですが、普天間の「5年以内の運用停止」について5年の起点を今年2月と明言したこと以外に手土産はなく、もっぱら

「沖縄基地負担軽減担当」としての顔見世に終始したようです。

 

しかし「5年以内の普天間運用停止」について菅が2月を起点と言い切ったことは自ら退路を断ったことです。米側との調整はまったく進んでいないのですから、この菅発言に防衛省・外務省幹部は青ざめているでしょう。

 「2019年2月」を運用停止の期限としても、今のところ、それは何の裏書きもない空手形であり、このリップサービスは米側の反発を喰らい高くつくのではないでしょうか。

 

〔参考記事〕

 

普天間運用停止 19年2月までに 菅氏明言、工程表は示さず 9・18 東京

 ・記事から引用

 

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十七日、沖縄県の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事が求める米軍普天間(ふてんま)飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の二〇一九年二月までの運用停止に向けて、政府としても取り組む考えを明らかにした。この日訪れた那覇市内で、記者団に話した。

 普天間の五年以内の運用停止について、政府はこれまで、江渡聡徳(えとあきのり)防衛相が「起点は決まっていない」と述べるなど、対応を曖昧にしてきた。菅氏は記者団に対し、政府としても今年二月を起点として、五年以内の運用停止を目指す方針を表明。ただ、工程表など具体的な道筋は示さなかった。

 

 

菅氏、普天間19年運用停止目指す 9・18 沖縄タイムス

 ・記事の冒頭を引用 

 菅義偉官房長官は17日、那覇市内で仲井真弘多知事が政府に求める米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止の起点について、「県と国の間で方向性が話し合われた中で、この2月(が起点)と言われている」と述べた。今年2月に開いた同飛行場負担軽減推進会議を指しており、政府として起点を示すのは初めて。

 

 

◆19年2月までに普天間運用停止 官房長官 9・17 沖縄タイムス

 

 

菅官房長官、普天間停止「19年目標」 9・18 琉球新報

 

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