【移設作業 政府と県とで責任のなすりあい】
●9・9付沖縄タイムス記事「名護市議選の民意 政府淡々「見て見ぬふり」」から。
〈米軍普天間飛行場への名護市辺野古への移設の是非が大きな争点の一つとなった名護市議選。移設に反対する候補者の当選が半数を超えた最新の民意に、政府は今後の名護市との協議など成り行きに与える影響を懸念する一方、表向きは辺野古移設だけが争点ではない-と冷めた見方も示す。仲井真弘多知事の埋め立て承認を理由に、従来通り移設作業を進める姿勢を強調する政府に対し、県側は不快感を隠さない。
政府は知事が埋め立てを承認したから移設作業を進めるのだと主張し、県は埋め立ては政府が責任を負うことだと突っ張る……、要するに責任のなすりあいです。なんとも見苦しい構図というしかありません。
〔参考記事〕
◆知事選へ票読み躍起 統一地方選受け県内各政党 9・9 沖縄タイムス
◆名護市議選の民意 政府淡々「見て見ぬふり」 9・9 沖縄タイムス
◆政府、普天間移設を推進 名護市議選結果と連動せず 9・8 共同
◆選挙:沖縄・名護市議選 政府・与党、辺野古移設を堅持 沖縄知事選に予防線
9・9 毎日
◆統一地方選:仲井真氏・翁長氏、手応えと課題 9・9 沖縄タイムス
◆統一地方選当選者 「辺野古反対」54% 9・9 琉球新報
・記事の冒頭を引用
図版 普天間飛行場の移設先
図版 仲井真知事の県政運営について
2014年の県内統一地方選は8日、竹富町議選が開票され、8月31日告示の5市と今月2日告示の22町村を合わせた総定数382議席が全て確定した。琉球新報社が告示前に実施した候補者アンケートの回答から、当選者の基本姿勢をまとめたところ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する当選者が、過半数の208人(54・45%)に上ることが分かった。辺野古移設容認は46人(12・04%)にとどまる。
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