2014年10月9日木曜日

【県広報】県政プラザ 基地問題の解決は新たなステージへ


【県知事選】

◆◆〔編集部解説〕 「沖縄県広報」が露骨な仲井真ヨイショ

 県が5日付の県紙と八重山毎日にカラー刷りの全面広告「県政プラザ 基地問題の解決は新たなステージへ」を掲載しました。中見出しは安倍首相の口ぶりです。いわく「原点は〈普天間飛行場の一日も早い危険性除去〉」「基地負担の軽減は、着実に進んでいます」。

 しかし同時にこういう誘導もなされています。

 

 日米両政府は、普天間飛行場の辺野古移設を唯一の有効な解決策とし、移設には9.5年以上かかるとしている危険性を放置することは許されない平成26年2月を起点として5年以内の運用停止に取り組むことになりました。

 

 ところが、添付された基地返還関連の地図は沖縄島中南部だけの図版で勝連半島から北のヤンバルは切られています。辺野古に新基地が、高江にオスプレイパッドが押し付けられることに触れたくないのです。

 要するに、これは仲井真知事の功績を見せつける大宣伝で、県が県として知事選に実に露骨に介入しているのです。

 しかしこの広告の図版は仲井真選対の戦略を考えるために一見に値します。県庁のホームページでご覧になれます。

 

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