2014年10月13日月曜日

News:辺野古 問われる審査の整合性 変更前説明と矛盾



【編集部から】

 台風19号は高知県に再上陸しましたが、沖縄周辺海域はなお波が高いようです。しかし沖縄防衛局は辺野古沿岸域でのボーリング調査を「14日以降」再開する方針ですから、海上での厳しい闘いがまもなく改めて始まるでしょう。

 辺野古現地での闘いに呼応し「本土」でも安倍政権との闘いを強化しましょう。

 

【辺野古新基地建設関連】

●●埋め立て着工を急ぐ沖縄防衛局は、工事計画に稲嶺名護市長の権限が及ぶ事態を避けるため、9月に県に対し埋め立て工事に関する4件の設計変更を申請しました。県は11月以降に承認の可否を判断する方向で審査します。ただ仲井真知事が知事選立候補とからめ辺野古移設推進を露骨に主張しているので、県が防衛局の申請をそのまま承認する公算は大きいと思われます。

 この件について、10・13付琉球新報が記事「辺野古 問われる審査の整合性 変更前説明と矛盾」を掲載しました。以下は記事のリードです。

 

 〈米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けて沖縄防衛局が9月に提出した埋め立て工事に関する4件の設計変更申請について、県は11月以降に承認の可否を判断する方向で審査している。4件のうち、埋め立て土砂の運搬方法変更や、移設予定地に流れる美謝川の水路切り替えについては、県が「環境保全は不可能」としていた2012年の知事意見や、防衛局が11年末に提出した環境影響評価書などとの整合性が問われそうだ。水路や土砂運搬変更を検証した。(清水柚里)〉

 

 この記事は非常に重要です。記事に添付された図版「沖縄防衛局の設計変更申請」を参照しつつぜひ全文を精読してください。

 

 

〔参考記事〕

辺野古 問われる審査の整合性 変更前説明と矛盾 10・13 琉球新報

図版 沖縄防衛局の設計変更申請 ・記事の理解のために必見 編集部

 

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