2014年10月3日金曜日

News:キャンプ・シュワブ、アスベスト問題

【アスベスト問題に不透明さを残したままシュワブ内で解体工事を急ぐ防衛局】

10・2付琉球新報記事「シュワブ2施設、石綿除去確認 県「問題なし」、解体へ」にご注目を。記事の一部を紹介します。

 

 〈【辺野古問題取材班】米軍キャンプ・シュワブ内陸上部分の解体施設に飛散性アスベスト(石綿)が含有していた問題で、県と労働基準監督署、名護市は1日、シュワブ内でアスベスト除去作業の対策の状況を確認した。確認したのはアスベストを含有する6施設のうちの2施設。県は確認後、除去対策について「問題はなかった」と回答した。沖縄防衛局は2施設のアスベストを除去次第、両施設の解体工事に着手するとしている。

 キャンプ・シュワブ内の対策作業確認の連絡を受け、平和市民連絡会の北上田毅氏は「県は防衛局からの情報をうのみにしている。防衛局が情報を隠す可能性もあり、厳しく作業を監視すべきだ」と指摘した。

 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の建物で、1日、アスベストの飛散防止作業が行われたことについて、シュワブゲート前で新基地建設に反対する市民らは「解体工事を強行しようとしている」と強く抗議した。

 最大で約40人集まった市民らは「説明責任果たせ」などと訴えてゲート前を行進したり約15分間ゲート前に座り込んだりし、抗議の意思を示した。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長は「県民全体への説明もなく解体工事を強行し作業ヤード建設を進めようとしている。決して許されない」と怒りを示した。ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は「生命や健康に関わる問題にもかかわらず、突き進む暴挙を許してはいけない」と批判した。〉

 

〔参考記事〕

シュワブ2施設、石綿除去確認 県「問題なし」、解体へ 10・2 琉球新報

写真 ゲート前に座り込み抗議する市民ら=1日、名護市辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前

 

 

50人が座り込み 辺野古のシュワブゲート前 10・2 琉球新報

 ・記事の一部を引用

写真 新基地建設に反対し、座り込みを続ける市民ら=2日午前、名護市辺野古 

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で2日午前、米軍普天間飛行場の移設に反対する市民ら約70人が座り込み、抗議の声を上げた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「9日には県庁包囲行動も予定されている。新基地建設阻止のために県民総意の声を上げよう」とあいさつした。

 

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