2014年10月5日日曜日

News:ペルシャ湾でオスプレイが出力喪失

10・4付沖縄タイムス記事「「まれではない」オスプレイ失速でリボロ氏」にこうあります。

 〈【平安名純代・米国特約記者】ペルシャ湾で1日、訓練中の米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが強襲揚陸艦から離艦直後に失速し、乗員2人が脱出した事故について、米国防分析研究所(IDA)の元主任分析官レックス・リボロ氏は2日、本紙の取材に対し、「回転翼航空機が揚陸艦からの離艦の際に出力を失うのはまれではない。たいていは船のタンクの中の燃料が汚れているのが原因」と述べた。〉

 

 オスプレイについては機体の構造上の問題などがあまた指摘されてきました。操縦士の誤操作も問題にされてきましたが、リボロ氏が言うように燃料の汚染が原因ならほとんど防ぎようがありません。

 オスプレイが実戦に頻繁に出動するなら機体整備がおろそかになることは必至です。米軍は最近「イスラム国」空爆を開始しましたが、オスプレイの事故はなお起きるのではないでしょうか。

 

〔参考記事〕

「まれではない」オスプレイ失速でリボロ氏 10・4 沖縄タイムス

 

 

米兵、空爆作戦で初の犠牲か オスプレイから脱出 10・4 琉球新報

 ・記事から

 【ワシントン共同】米海軍は3日、過激派「イスラム国」への軍事作戦に参加していた米新型輸送機オスプレイがペルシャ湾上で出力を失った事故で、脱出後に行方不明となっていた搭乗員1人が死亡したと発表した。イスラム国への空爆作戦をめぐり、米兵の犠牲が確認されたのは初めてとみられる。

 

 

ペルシャ湾・オスプレイ事故・1人不明 10・3 QAB

 

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