2014年10月8日水曜日

News:集団的自衛権 行使容認の根拠、特定秘密指定も


【【 編集部の特別コメント 】】

  「イスラム国」空爆という形の戦争が世界化しています。アフガン・イラク戦争は終るのではなく新たな装いの戦争に変質して拡大しつつあります。安倍政権はその動きを支持しています。

 辺野古新基地建設を阻止する闘いは反戦そのものです。この闘いは日米共同戦争への道に私たちが立ちふさがることです。

 

【戦争への道は秘密で敷き詰められている!!】

●●10・6付東京記事「集団的自衛権 行使容認の根拠、特定秘密指定も」にこうあります。

 〈安倍晋三首相は六日午前の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使容認に関連し、行使に必要となる武力行使の新三要件を満たしたとの判断に至った根拠となる情報が、特定秘密保護法に基づく特定秘密に指定され、政府の監視機関に提供されない可能性があるとの考えを示した。〉

 

 これはトンデモナイ話です。煮詰めていえば、武力行使に踏み切った際の、つまり戦争を始めたときの開戦の根拠となった情報が政府内部の監視機関にさえ明らかにされないことがあるというのです。

 その肝心の情報は特定秘密に指定されるのですから、その秘密が何であるのかはむろん国民には知らされません。要するに政府は武力行使の理由について説明責任を果たさないのです。「新三要件を満たしたと政府は判断した」としか言わないのです。

 「戦争で最初に犠牲になるのは真実である」といわれますが、何が何だかわからないうちに、ある日、戦争が始まります。

 

〔参考記事〕

集団的自衛権 行使容認の根拠、特定秘密指定も 10・6 東京

 

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