2014年12月4日木曜日

大成建設への抗議キャンペーン

12月2日大成建設(株)社長あて、抗議要請書を送付しました。12日までの回答を待って、面会要請に大成建設を訪問します。


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2014122

大成建設株式会社

代表取締役 山内隆司様

 

要 請 書

 

 私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンは、首都圏で沖縄の辺野古新基地建設反対運動に連帯して活動する個人が作ったグループです。私たちは、御社が60億円もの金額で仮設工事を請け負った辺野古キャンプシュワブの埋め立て工事に反対し、御社に工事の中止を求めます。

 

沖縄県民は1116日の県知事選挙で、昨年末辺野古埋め立て承認をした仲井真県知事にNoを突き付け、辺野古埋め立て反対を訴える翁長雄志氏を新しい県知事に選びました。10万票の差をつけての圧勝です。県知事選に先んじた、今年1月の名護市長選では「海にも陸にも基地はいらない」とした稲嶺進市長が再選を果たし、9月の市議選では基地建設反対の市議が過半数を占めました。さらに県内の世論調査では、「新基地建設反対」の声が8割を超えています。この沖縄の民意をどのように考えますか。県民の声を無視し、安倍首相率いる日本政府の意向のみを受けて、工事を強行することは許されません。

 

辺野古現地では、埋め立てのためのボーリング調査が始まろうとした7月以来、陸上・海上での激しい阻止行動、抗議行動が続いています。沖縄県民をはじめとする日本全国の人々、世界中の人々が「人殺しの基地を作らせない」「辺野古・大浦湾の豊かな海を守りたい」と結集しています。日本政府はその人々を力ずくで排除し、御社は実質的に基地建設を進めようとしています。それは「人がいきいきとする環境を創造する」という企業理念のもと、安全で快適な生活環境の整備を通じて社会の持続的発展に貢献することを企業活動の大きな目標としている御社の姿勢と相反するものではないでしょうか。

辺野古大浦の海は、代々沖縄の人々の生活を支えてきた生物多様性豊かな海です。希少生物のジュゴンが餌を食み、数千年の年月をかけてできたサンゴをはじめとした様々な生物が息づいている沖縄でも少なくなった自然の海岸が残るところです。HP上で、社長自ら、今の建設業には「人と自然の共生」が求められていると語られています。巨大な米軍基地の新設を進め戦争政策に加担していくことは、御社にとってマイナスです。再考を求めます。

 

この要請に対する回答を求めます。1212日までの回答をいただきたいと思います。その上で面接願えればと思います。

 

                                                     Stop!辺野古埋め立てキャンペーン

                                                     共同代表:加藤宣子 芦澤礼子 井上澄夫

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