今回の申し入れ書を以下に掲載します。
===========================================================================================================
2015年4月21日
中央開発株式会社 代表取締役社長 瀬古一郎 殿
中央開発株式会社関西支社 束原純 殿
中央開発株式会社関西支社 束原純 殿
申し入れ書
私たちは沖縄県名護市・辺野古における米軍新基地建設工事の強行に対して異議を唱え、工事の即時中止と新基地建設計画の撤廃を求める、関西の16団体の呼びかけによる市民の集まりです。
私たちは貴社が国から受注し進めている海底ボーリング調査について、即時の中止と、この基地建設事業からの完全な撤退を求めます。
まず第一に、沖縄県民は、昨年一月の名護市長選挙以来、沖縄県知事選、衆議院選において辺野古新基地建設に反対する候補を当選させ、民意をこれ以上ないほどに明らかに示しました。いまや世論調査においても地元・沖縄県の「辺野古新基地建設に反対」の声は八割を超えています。この圧倒的な民意を無視して米軍新基地建設工事を強行することは、憲法によって国民主権を定めたわが国においては許されざる暴挙と言えます。
政府は沖縄県の翁長知事との会談を数か月にわたって拒否し続け、対話による解決を怠り、工事を止めようとする非暴力の市民に対して機動隊と海上保安官を使った暴力的な排除によって工事を強引に推し進めています。その排除の際には多くの高齢者や女性を含む怪我人を出しており、法的な根拠をはっきりと示さず不当に身柄を拘束することも度々行われ、人道的にも法的にも非常に問題があります。
また、海底ボーリング調査海域を囲うフロートを固定する巨大なコンクリートブロックは仲井真前知事が公約を破って承認した埋め立て申請の許可外の作業であるとして、翁長知事は作業の停止を求める指示を出しましたが、本来は行政から個人の権利を保護するための法律である「行政不服審査法」を悪用して、国は県の指示を無効にしました。このような国のやり口は手続き的にも正当性を欠くものです。
以上のような事業の一部を貴社が請け負い、大浦湾の貴重な珊瑚やジュゴンの生息地を含む豊かな自然環境の破壊に手を貸すことや、米軍の最新鋭の基地が国内に作られ米国の戦争に巻き込まれることによって引き起こされる、私たちの子ども世代までの平和的生存権や幸福追求権の侵害に加担をすることは、一企業として社会的、倫理的な批判を受けることは免れません。また、この事実は今後数十年にわたって貴社の歴史に汚点を残すことになるに違いありません。
目先の利益に囚われることなく、この非民主的で反社会的な米軍新基地建設から貴社が勇気ある撤退を決断されることを求めます。
Stop!辺野古新基地建設!大阪アクション
■呼びかけ団体
辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動
沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会
「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク
沖縄意見広告運動・関西事務所
ジュゴン保護キャンペーンセンター
日本キリスト教団大阪教区沖縄交流・連帯委員会
日本キリスト教団大阪教区社会委員会
沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会
関大校友連絡会
9条改憲阻止共同行動
釜ヶ崎日雇労働組合
辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会
緑の大阪
岩国・労働者反戦交流集会実行委員会
大阪教育合同労働組合
■呼びかけ団体
辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動
沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会
「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク
沖縄意見広告運動・関西事務所
ジュゴン保護キャンペーンセンター
日本キリスト教団大阪教区沖縄交流・連帯委員会
日本キリスト教団大阪教区社会委員会
沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会
関大校友連絡会
9条改憲阻止共同行動
釜ヶ崎日雇労働組合
辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会
緑の大阪
岩国・労働者反戦交流集会実行委員会
大阪教育合同労働組合
連絡先:大阪市中央区内淡路町1-3-11-402 SORA tel:06-7777-4935
写真・動画はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/stop-henoko-osaka/e/5673a36272e04e9d740c900b834c7bb9
0 件のコメント:
コメントを投稿