2015年12月15日火曜日

大成抗議:12月15日報告@本社西新宿センタービル

今日は新しい顔ぶれが見られ、18人の参加。11月29日のビラまきの効果でしょうか。今回は、「汚濁防止膜設置」工事による新たなコンクリートブロックが落とされるかもしれないとのことで、要請書を持っていきました。大成建設に直接連絡をとっても、受け取らないだろうということで、ビル管理会社の方に、大成建設に渡してもらうこととしました。

トークリレーでは、Stop!辺野古埋め立てキャンペーンのメンバーのほかに、山谷の日雇い労組の方が、5次6次下請けの立場から話をしてくださったり、「大成建設は死の商人と同じではないか」という話があったりしました。

*****以下、要請文を貼り付けます。*****


2015年12月15日
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
共同代表:加藤宣子 芦澤礼子 中村利也
大成建設株式会社
取締役社長 村田誉之殿

要 請 書

新規コンクリートブロックの投入を止め、
投下したコンクリートブロックの撤去を求めます。


 私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンをはじめとする各地のグループは、昨年12月来1年に渡って、貴社に辺野古での米軍基地建設への加担を止めるよう求めてきました。それに対し、貴社は「回答する立場にない」4月からは「抗議文は受け取らない」と私たちの抗議に耳を傾けることさえ拒否してきました。

 この間、辺野古への基地建設に反対する沖縄の島ぐるみの県民の声は、ますます大きくなっています。そして、沖縄県知事は埋め立て承認の取り消しをしました。今、国との間で法廷での審議が始まりましたが、埋め立て工事は違法です。シュワブゲート前の現場では、本土(警視庁)の機動隊まで導入しなくては作業が進まないほどの多くの非暴力の抵抗を、現地の作業員はどのように感じているのでしょうか?
 
 貴社は、生物多様性宣言を出しているにもかかわらず、今年2月コンクリートブロックを投下し、サンゴを損傷しました。そして、さらに「汚濁防止膜等工事」として、新たなコンクリートブロックを落とそうとしています。私たちは、その横暴を見逃すわけにはいきません。

 貴社の140年史には、貴社が今までもさまざまな米軍基地の建設に関わってきたことが書かれています。その基地を利用して、米軍がいかに武力で世界を支配してきたか、想像したことはありますか。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争と他国の侵略の歴史です。日本の「安全保障」の名のもと、日本政府と一緒になって戦争で儲ける貴社の在り方に疑問を感じざるを得ません。

 コンクリートブロックは引き上げることができます。今すぐ、工事を中止して下さい。辺野古・大浦湾の豊かな海を、子どもたちに残したいという沖縄県民の声に耳を傾けることが、これからの時代の企業に求められていることです。貴社の英断を願います。直ちに工事を止め、コンクリートブロックを引き上げるよう求めます。


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