2016年4月25日月曜日

大成抗議:4月19日報告@福岡九州支店

2016419日大成建設抗議行動報告

参加者12

175分に大成建設に到着したが、玄関に警備員の姿なし。17時の勤務時間が過ぎて引き上げたようだ。中でいつも警備員に指示している男性があわてて電話連絡しているようだったが、警備員は現れなかった。どうやら私達の行動はキャッチできていなかったようだ。合同労組の車も到着し、横断幕やパネル配り、チラシを小分けし、会社の裏口と表口、通りの向こう側とに別れて体制を取った。社内では、いつもの上司が、裏口からの退社を止めて、横出口へ誘導していた。1735分に行動開始。

「辺野古新基地工事は、今中断してるけど、中断ではなく中止してください。大成スピリッツで環境を大切にといっているけれど、コンクリートブロックを投げ入れてサンゴを破壊したり、環境を破壊し大成スピリッツと正反対の行動をしている。私達の税金を使って破壊しないでください。」

「大成建設の140年史を読んではっきりしたことは、鉄砲店から始まり、戦争関係の事業で金儲けをしてきた大手ゼネコン。辺野古新基地建設は、安倍政権から頼まれてやっているのではなく、大成建設の意志でやっているのだ。ブルジョアジーの意志として率先してやっているのだということがわかりました。大成建設は、私達の要請に対して、「答える立場にありません。」といつも答えていましたが、実は自分達の意志で建設しているのです。答える立場にあるのです。むしろ、安倍政権に対し、やれやれとけしかけているのではないでしょうか。」

「辺野古で、安倍政権は海も陸も暴力をふるい、不当逮捕者を出したにもかかわらず、今回の和解に追い込まれ工事が止まった。大成建設は、権力を傘に弾圧すれば、住民は屈服すると思っているのでしょうか?泣き寝入りするとでも思っているのでしょうか? 安倍政権は和解せざるを得なかった。この和解案でこの苦境をなんとか乗り切ろうとしているのです。しかし、これからも暴力をふるうしか手がないのです。暴力をふるっても機材は遅々として搬入できないし、海底ボーリング調査は2年も遅れており、工事完成の見込みすらありません。その工事が頓挫している最大の理由は、沖縄の人々の非暴力による抵抗闘争なのです。この闘いが2年も工事を遅らせ、いまだ始まってすらいないのです。いくら和解にもちこんでも、この住民の闘いは続きます。それはそうでしょう。沖縄住民の99%は反対なんですから。いくら大手ゼネコンであろうとも、安倍政権の反動政治であろうとも完成することはできないのです。なぜならば、住民の側に正義があるからです。」

~「熊本の震災・・・原発の心配・・・」そして、ギターとハーモニカーの伴奏で歌を披露~

「大成建設は、戦争の原動力。このような組織の中には良心は存在しません。良心は一人一人の心の中にしか存在しません。その一人一人が声を挙げることによって闘いとるしかない。技術者倫理の不服従を企業は尊重しないとならない。個人は勇気を持って不道徳な命令に従わないことは重要だ。
ナチスドイツ、ドイツ市民は何もしなかった。米軍が解放したとき市民は「知らなかった」と言ったが、ユダヤ人は「知っていた」と言っていた。
大成建設の仕事は、新しい戦争の準備行為だ。私達はやめるように要請している。市民も注目してプレッシャーをかけてください。大成建設九州支店が辺野古工事をしています。市民も注目しないといけない。みなさんも要請してください。」

●可視化義務法案・・あまりにも問題が大きい。
●盗聴法案・・・・・「第三者の立ち会いを必要としない」に変わろうとしている。市民が警察の監視下に置かれ、市民運動が弾圧の対象になる。
●被疑者、被告に対する利益誘導。他人を売り渡す。→冤罪被害が増える。
●刑事訴訟法の改悪 等々の訴え

そして
大成建設の辺野古の新基地建設に反対する月一回の抗議行動を行っている。大成建設は、市民の反対の声を聞こうともせず、やむなく郵送しても受け取り拒否などの不誠実を繰り返している。断固として「辺野古の海を壊すな」の声を毎月あげ続けます。今後も続けていきます!

 次回は、5月24日(火曜)17:30~18:30 で、要請文を渡す人は、17時に警備員に渡す。次次回 は、6月21日(火曜)17:30~18:30で、要請文を渡すのは5月と同じ 。

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