2017年2月3日金曜日

大成抗議:1月24日報告@大成本社前

東京での1月24日の抗議行動には50名を超える参加がありました。ありがとうございました。さまざまなコール・歌・ヤンバルクイナの鳴き声等にぎやかに抗議しました。


以下、当日の様子が見れますhttp://twitcasting.tv/chikapin1/movie/341479448

https://www.youtube.com/watch?v=Dx15pj7Vk1k

https://www.youtube.com/watch?v=5XqzVCAPT14


当日に読み上げた抗議要請文は、翌日ファクスしました。

2017124
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン

大成建設株式会社
取締役社長 村田誉之殿

抗 議 要 請 書

辺野古新基地建設・本体工事受注を撤回し
投入したコンクリートブロックの撤去を求める

 私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンをはじめとする各地のグループは、201412月来2年以上に渡って、貴社に辺野古での米軍基地建設への加担を止めるよう求めてきました。それに対し、当初、貴社は「回答する立場にない」、20154月からは「抗議文は受け取らない」と私たちの抗議に耳を傾けることさえ拒否してきました。

 この間、辺野古への基地建設に反対する沖縄の島ぐるみ・オール沖縄の県民の声は、ますます大きくなっています。北部訓練場の東村・高江での工事は、本土から機動隊を動員して、工事を強行しなくてはならないほど、基地建設に対する沖縄県民の抵抗は激しいものがあります。貴社もその情報は得ているでしょう。辺野古の工事も、機動隊を導入して強行するつもりですか。沖縄県知事は、最高裁での判決後、埋め立て承認取り消しの取り消しをしましたが、辺野古新基地建設をさせないために、次に沖縄県知事としてできることを検討しています。大浦湾の海上やシュワブゲート前の現場でも、再び沖縄の人々は非暴力の抗議を始めています。それを現地の作業員はどのように感じているのでしょうか?
 
 貴社は、生物多様性宣言を出して、社長自らあいさつの中で「自然との共生」について触れているにもかかわらず、2015年2月生物多様性に富む大浦湾にコンクリートブロックを投下し、サンゴを損傷しました。そして、今また「汚濁防止膜等工事」として、新たなコンクリートブロックを落とそうとしています。私たちは、私たちの巨額の税金を使って、さらに暴力を用いて造られる辺野古基地建設の暴挙を見逃すわけにはいきません。

 貴社の140年史には、貴社が今までもさまざまな米軍基地の建設に関わってきたことが書かれています。その基地を利用して、米軍がいかに武力で世界を支配してきたか、想像したことはありますか。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争と他国の侵略の歴史です。日本の「安全保障」の名のもと、日本政府と一緒になって戦争で儲ける貴社の在り方に疑問を感じざるを得ません。

 コンクリートブロックは引き上げることができます。辺野古への基地建設を止めるなら今しかありません。辺野古・大浦湾の豊かな海を、子どもたちに残したいという沖縄県民の声に耳を傾けることが、これからの時代の企業に求められていることです。貴社の英断を願います。沈めたコンクリートブロックを引き上げ、工事の受注を撤回するよう求めます。

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