沖縄防衛局は辺野古漁港の使用許可について名護市が求める再申請をおこなわないまま、今度は名護市に岩礁破砕許可申請について意見照会しました。
岩礁破砕について防衛局は市が求める申請書類を提出していません。それゆえ市は意見を「期限内に出しようがない」としました。さらに5・29付沖縄タイムスがこう報じています。
〈また、防衛省がキャンプ・シュワブ周辺の米軍提供水域の立ち入り制限範囲拡大のため、防衛相から農林水産相を経て県が名護市などに意見照会した件で、市は「拡大によって漁業やレジャー業などに影響が出るだろう」として、支障が出る業種などをまとめ、意見を提出する予定だとした。〉
防衛局は行政機関として当然なすべきことをなさず、うわべを取り繕う「手続き」を一方的に強行していますが、実質的な進展はありません。他方、名護市は行政としてなすべき原則的な対応を堅持しています。
〔参考記事〕
◆名護市、防衛局申請書整わず「回答は無理」 5・29 沖縄タイムス
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