2014年7月4日金曜日

News:政府の動き


 安倍政権は辺野古新基地建設を急ぎ、海底ボーリング調査と埋め立て工事を強行するため、基地建設に反対する人びとを弾圧する警備態勢を異常に強化しています。7・3付沖縄タイムス記事「ブイ設置秒読み 反対派と衝突懸念」から一部を抄出し、「参考記事」に関連情報を列挙します。

 〈名護市辺野古への新基地建設で、キャンプ・シュワブ周辺の漁船などの立ち入りを禁止する水域が拡大され、沖縄防衛局の海上でのブイ(浮標)設置や調査の着手は秒読み段階に入った。政府は手を緩めず作業を進める考えだが、反対派は警戒を強めており、現場での衝突も懸念される。7月下旬にも予定される海底ボーリング調査を政府関係者は「その後の工程を占う試金石」とみる。(政経部・福元大輔、東京支社・比屋根麻里乃) 

 「ブイの設置に関する具体的な事柄は事業の安全かつ円滑な実施を確保する観点から答えを差し控える」

 2日の定例会見で、沖縄防衛局の武田博史局長は、シュワブ周辺の施工区域を示すためにブイの設置を認めたが、具体的な時期や範囲について明言を避けた。反対派の阻止行動を強く意識しているとみられ、関係者は「情報管理がより一層厳しくなってきた」と指摘する。 

 海上での安全対策は、ことし1月ごろから政府内で協議されてきた。常時立ち入り禁止水域の拡大を主張したのは、海上保安庁の警備担当者。「まずは防衛省の予算で可能な限りの警戒や警備に取り組む必要がある。それでも駄目、という状況を、県民に分かりやすい形でつくってほしい」と求めたという。 

 移設工事の事業者である防衛省は、立ち入り禁止範囲の拡大のための日米合意、閣議決定、官報告示の手続きを終え、海上の本格着工を前に環境整備を整えた一つの節目と捉える。 

 すでにブイの設置や汚濁防止膜の実施設計は契約済みで、それを踏まえ1日に閣議決定した関連経費を使い、実際の設置や護岸工事を進める予定だ。〉
 

〔参考記事〕 

ブイ設置秒読み 反対派と衝突懸念 7・3 沖縄タイムス 

 
 
辺野古沖、制限水域拡大が発効 政府、官報に告示 7・3 琉球新報
 

 
辺野古制限水域、入れば逮捕も 海保方針 7・3 沖縄タイムス

 

辺野古制限域、月内にもブイ 官報告示 7・3 沖縄タイムス
 
 

辺野古制限区域、広さセルスタ216個分 7・3 沖縄タイムス
 


辺野古の立ち入り制限水域 正式に拡大 7・2 RBC ・動画あり
 
 

政府、辺野古制限水域拡大を告示 7・2 QAB ・動画あり
 
 

 

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