2014年7月26日土曜日

News:へのこ状況


辺野古現地で新基地建設に反対する人びとが昼夜を問わず奮闘しています。情勢の緊迫は頂点に達しつつあります。7・25付琉球新報記事「辺野古新基地 28日にもブイ設置」は重要です。一部を抄出しますが、ぜひ全文を読んでください。 

 〈米軍普天間飛行場の名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設計画で、防衛省は海底ボーリング調査に向けた浮標灯(ブイ)や浮具(フロート)の設置作業を28日にも開始する方向で最終調整に入った。一方、関係者によると作業時の警戒準備のため海上保安庁の職員らが沖縄入りした。基地内には新たに仮設事務所が設置され、関係者がゲート前の抗議集会を監視するなど、海上での作業開始の「Xデー」に向け、警戒態勢が強化されている。市民らは24日も新基地建設に反対の声を上げるなど、緊迫が続いている。

  台風の影響などで作業は当初予定より遅れているが、ブイを海上に運ぶための桟橋整備など陸上部分での関連作業を急いでいる。24日もクレーンなど重機を使って沿岸部の作業を継続した。27日ごろまでに桟橋を完成させ、28日以降に海上での作業を本格的に開始する方針。海上保安庁の巡視船や民間の警戒船なども28日から現場海域で警戒に当たらせる方向で調整しているが、作業着手は最終的に気象状況などを見極めて判断する。

  ボーリング調査は月内にも開始する方向で調整しているが、作業の進捗(しんちょく)状況や抗議行動などで8月にずれ込む可能性もある。〉

 〈ボーリング調査の作業期間は11月30日まで。辺野古沖の21地点を掘削する海底地質調査に11日間、船を使った磁気探査に40日間、潜水での磁気探査に140日間を予定。海上の9地点に単管足場、水深の深い12地点にはスパット台船を配置する。

  調査業務委託の特記仕様書によると、スパット台船3隻を福岡から中城港まで運搬する。中城港内岸壁で装備品などを設置する艤装(ぎそう)作業を行い、辺野古沖のボーリング調査地点に向かうことを予定しているが、防衛局は移設計画に反対する市民らの阻止行動などを考慮し、艤装場所の変更も検討している。単管足場は予備2基を含む計8基、ボーリングマシン6台はすでにキャンプ・シュワブに搬入されたとみられる。〉
 

〔参考記事〕

辺野古新基地 28日にもブイ設置 7・25 琉球新報
 
 

「横暴許さない」 シュワブゲート前、市民らスクラム 7・25 琉球新報
 
 

市民と警察官にらみ合い キャンプ・シュワブ第1ゲート 7・25 琉球新報
 
 

追加搬入で騒然 シュワブゲート前 7・25 琉球新報
 
 

辺野古 防衛局が機材などを次々に基地内に搬入 7・25 RBC ・動画あり
 
 

反対派カヌー隊が警戒 名護・辺野古沖 7・25 沖縄タイムス
 
 

ボーリング調査へ桟橋工事進む 7・24 RBC
 
 

基地建物の解体で申し入れ 7・25 NHK沖縄
 
 

撤去予定建物にアスベスト・市民団体「適正措置を」 7・24 QAB
 
 

事実上の立ち入り禁止か 辺野古・長島に看板設置 7・24 QAB ・動画あり
 
 

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