2014年7月29日火曜日

News:へのこ現況


7月27日夜、沖縄防衛局はまたもや抜き打ちでキャンプ・シュワブ第一ゲートと新ゲートに新たな柵(仮設ゲート)などを設置しました。それに抗議し28日にはこれまでで最多の150人の市民(沖縄タイムス、琉球新報は120人)がブイ設置阻止のために非暴力直接行動をもって工事車両の前に立ちはだかりました。

 その果敢な抵抗に対し県警は一人ひとりを2、3人がかりでごぼう抜きするなど暴力的弾圧をエスカレートさせました。一方海上ではカヌー隊がキャンプ・シュワブ内の工事を監視する行動を継続し、海・陸呼応する激闘が続けられました。その結果、28日にはブイ設置は行なわれませんでした。
しかしシュワブ内の海岸では浮桟橋(後掲資料参照)の一つが完成しています。7・28付琉球新報記事「辺野古 海上作業行われず」がこう報じています。
 〈作業は当初、同日午前にも始まる予定だったが、浮具などを海上に運ぶための桟橋設置や、環境保全対策などが全体的に遅れたことから、海上での作業開始もずれ込んでいるとみられる。
  ブイ設置などが順調に進めば、ボーリング調査は31日ごろの開始を予定しているもようだ。調査は安全性の確保を優先して、波の高さが1・5メートル以下の日の午前中に開始する方向で調整しているが、フィリピン東側の海上に熱帯低気圧が発生していることなどの影響で辺野古の海域でも波が高くなっており、開始時期は流動的な状況となっている。〉
海上保安庁の弾圧はいよいよ陰湿になってきました。7・28付琉球新報記事「定員超過疑いで出頭要請 中城海保」にご注目を。  

〔参考記事〕 
辺野古新基地:ゲート前で抗議の市民、最多 7・28 沖縄タイムス 
写真 ゲート前に新たに設置された鉄板の前で、スクラムを組み、工事の中止を求める市民ら=28日午前11時20分ごろ、名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブ

最多の120人抗議 キャンプ・シュワブ第1ゲート前 7・28 琉球新報
 
写真 県警に車道から歩道へ引きずられる市民ら=28日午前8時49分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブの第一ゲート前
 
 

ゲート前 新たな柵設置で衝突 7・28 QAB ・動画あり


定員超過疑いで出頭要請 中城海保 7・28 琉球新報
 

辺野古 海上作業行われず 7・28 琉球新報 
写真 キャンプ・シュワブ前の浜辺に設置された浮桟橋に近づく住民らと海上保安庁の職員ら=28日午前9時、名護市辺野古

辺野古 海岸に浮き桟橋のひとつが完成 7・28 RBC ・動画あり

【辺野古緊迫】ゲート前に鉄柵 移設に向け沖縄防衛局が設置 7・28 琉球新報
 
写真 柵を設置する作業員ら=27日午後10時半ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ
 
 
 
シュワブに臨時ゲート設置 7・28 NHK沖縄 ・動画あり
 

【辺野古緊迫】桟橋、沖合50メートルまで延びる 7・28 琉球新報
 
写真 新らしくできた桟橋に接岸する海上保安庁のボート=27日午後3時25分、名護市辺野古

辺野古新基地:シュワブ旧ゲートに工事用の柵を設置 7・27 沖縄タイムス
 
写真 重機を近い、柵や鉄板などの設置作業が進む旧ゲート=27日午後9時20分ごろ、名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブ前 
海上でも強制排除 辺野古新基地 海保が異例の警戒 7・28 赤旗 

辺野古 浮桟橋を設置 ブイなど きょうにも強行 7・28 赤旗
辺野古新基地:70メートル浮桟橋1本完成 海保船係留 7・27 沖縄タイムス
写真 米軍キャンプ・シュワブ北側の砂浜に浮桟橋を設置、海上保安庁の小型船やゴムボートを係留した=27日、午後3時25分ごろ、名護市辺野古崎北側
辺野古の海で市民2人一時拘束 7・27 QAB

〈参考資料〉 出典 ウィキペディア
浮桟橋
浮桟橋(うきさんばし、英: Floating Pier)は、港湾において、水上に箱状の浮体を浮かべ陸域と連結した係留施設をいう。
・構造[編集]
浮桟橋は、箱状の浮体(ポンツーン)を水上に浮かべてアンカー(錨)などで固定し、陸岸と渡り橋で連結した施設である。ポンツーンは、木製のものもあれば、耐久性の高い鋼製やコンクリート製のものもある。また、ポンツーン部分には他の係留施設(岸壁・桟橋など)と同様、船舶を係留するための係船柱や船舶着岸時の衝撃を和らげるための防舷材が設置されている。
・特徴
浮桟橋の利点は、潮位差の大きい水域や軟弱地盤の場所や大水深の場所でも容易に設置できることである。特に浮桟橋は潮位の干満に合わせて上下するため、常に水面から一定の高さを保持しうることが最大の利点である。そのため、例えば潮位差の大きい瀬戸内海沿岸部では浮桟橋がフェリー係船岸として多用されている。
一方で、大型船舶の係留・荷役に向いていないこと、大きな波浪による被害を受けやすいことなどの欠点もある。日本では特に台風時にポンツーン部分が破損するケースが多い。
                              ・資料はここまで。

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