2014年8月12日火曜日

社説:琉球新報と東京新聞の社説が「知事選まで辺野古工事の中止を」と主張

琉球新報と東京新聞が奇しくも同様の社説を掲げました。沖縄の民意を踏みにじる安倍政権を厳しく批判しています。ぜひご一読を。

 

 ◆◆社説・県知事選 審判まで「辺野古」中止を 8・9 琉球新報

 ◆◆社説・沖縄県知事選 辺野古問い直す機会に 8・8 東京

 

 〔参考記事〕

◆◆社説・県知事選 審判まで「辺野古」中止を 8・9 琉球新報

 ・一部を抄出

 

 〈一方、日本政府は辺野古への移設作業を着々と進めている。台風などで延期している海底ボーリング調査の浮具(フロート)、浮標灯(ブイ)の設置に向けた作業を11日以降にも再開する可能性がある。反対行動に対処するため海上保安庁が10隻以上の巡視船を沖縄に集結させるなどしている。国の圧倒的な力で移設反対の声を封じる狙いだとしか思えない。

 政府が作業を急ぐ姿勢には、普天間移設が最大争点となっている知事選の前に、工事を後戻りできないほど進めようとする意図を感じざるを得ない。菅義偉官房長官も「埋め立て承認を受けている。法に基づいて淡々と手続きをし、着手するということだ」と述べている。知事選の結果にかかわらず辺野古移設を進めるとの意思表示にほかならない。沖縄の民意をどう考えているのか。

 沖縄に民主主義が適用されているというのなら、政府は辺野古移設の是非が最大争点の県知事選が終わるまで移設作業を中止すべきだ。県民の審判を見届けるのが筋である。

 

 

◆◆社説・沖縄県知事選 辺野古問い直す機会に 8・8 東京

 ・一部を抄出

 

 〈知事選は、辺野古移設を承認した仲井真氏に、県民が下す初めての審判だ。政府もその結果を重く受け止めるべきであろう。

 自民党は仲井真氏を支援する方向だが、情勢は厳しいとの見方もある。知事選の結果が出る前に、辺野古移設を既成事実化しようとして準備を加速しているのなら、不誠実極まりない。

 政府は少なくとも知事選が終わるまで、着工に向けた準備作業を中止すべきではないか。それが、過重な米軍基地負担を強いられている沖縄県民に対する、せめてもの誠意というものだ。

 

 

 

1 件のコメント:

  1. 知事選挙の結果は完全に仲井間アウトですよ。だから 急いで粛々と作業を進めてるんです。んで・・おながさんが当選して 埋め立てを即 中止し沖縄県警は笑顔で反対派を応援して防衛相と海保はテクテク本土に帰るわけです。んで 怒り心頭の午年 阿部は埋め立て頓挫の賠償金を沖縄からふんだくろうと悪巧みしてるんです。でもでも すでに 国連でも県民の差別は周知してるし 阿部は独り相撲してお腹が痛み出すんです。でもでも反省はしませんね。この人 幼稚ですから・・んで 政権の事はどうでもよくなって自滅するんです。残された道は懺悔だけです。

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