2014年8月1日金曜日

News:辺野古新基地の軍港機能鮮明に

政府・防衛省は辺野古新基地が飛行場に軍港を併設するものであることを認めませんが、米軍が新軍港への高速輸送船配備を検討していることを沖縄タイムスが報じました。

 高速輸送船はすでに岩国基地の埠頭に接岸しています。普天間のKC130空中給油機9機をウエストパック・エクスプレスが運んだのです。岩国基地の軍港はあまり注目されないうちにドサクサ紛れに併設されました。同じことが辺野古新基地建設でも強行されようとしています。
 

〔参考記事〕 

米軍、辺野古に高速輸送船配備検討 7・31 沖縄タイムス

 ・記事の一部引用 

 〈【平安名純代・米国特約記者】米軍が名護市辺野古の新基地に高速輸送船(HSV)を配備する可能性を検討していることが29日、分かった。沖縄で前方展開している第31海兵遠征部隊(31MEU)を辺野古から乗艦させることで機動力を高め、アジア太平洋地域への即応展開能力を拡大するのが目的。複数の米政府筋が沖縄タイムスの取材に明らかにした。

 在沖米海兵隊は現在、勝連町のホワイトビーチに寄港する米軍佐世保基地(長崎県佐世保市)配備の揚陸艦で人員や物資などを訓練地へ輸送している。米国務省筋は本紙に対し、「辺野古の軍港機能を整備して運用の一体化を図ることで時間やコストの削減が可能となり輸送能力も向上する」と検討の理由を説明。国防総省筋は「海兵隊の輸送経費が削減対象となるなど、予算面がアジア重視戦略に支障を来していたが、日本の協力で計画が前進できる」と述べ、日本が費用分担している可能性を示唆した。〉 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿