2014年9月13日土曜日

News:辺野古に軍港機能付与 日本政府、09年把握



【政府は辺野古新基地建設計画の全容をまだ隠す】

9・12付琉球新報記事「辺野古に軍港機能付与 日本政府、09年把握」は重要です。しかしここまで暴露されても政府は新基地が飛行場だけでなく軍港を併せ持つことを認めません。しかも基地内に米軍住宅が建設されるという指摘も無視しています。

 海底ボーリング調査を強行する現段階に及んでも、辺野古新米軍基地計画の全容は秘匿されたままです。まだまだ隠されていることがあると考えるべきでしょう。

 

 

〔参考記事〕

 

辺野古に軍港機能付与 日本政府、09年把握 9・12 琉球新報

 ・記事の前半を引用

写真 ウィキリークスが公開した米大使館発公電。高見沢防政局長が代替基地建設の妥当性を示す説明を米側に求め、赤線の部分に高速輸送船やオスプレイ配備の記述がある

 

 日米両政府が名護市辺野古に建設を計画する米軍普天間飛行場の代替基地に軍港機能が付与されると指摘されている件で、日本政府が遅くとも2009年には、新たな基地に米軍の高速輸送船が配備される計画を把握していたことが分かった。日本政府は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの県内配備についても、米政府からの正式な通告である「接受国通報」を12年6月に受けるまで「未定」と説明してきたが、同じく09年段階で把握していた。内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した米公電に示されている。

  ウィキリークスが公開した09年10月15日付の在日米大使館発の公電によると、同月12日にキャンベル米国務次官補(当時)らと日本の外務、防衛両省幹部が普天間問題をめぐり会談した。

  公電は防衛省の高見沢将林防衛政策局長(同)が米側に対し、辺野古の新基地建設の「妥当性」を米政府が説明する際は「(在日米軍再編を合意した)06年以降の米軍の能力や戦争計画に関する変更を反映すべきだ」と勧めたと記録しており、例として「高速輸送船やMV22の配備」を挙げたとしている。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿