2014年9月13日土曜日

社説・News:海保の暴力に負けない、市民の抗議行動


●● 辺野古現地の状況

 

9・12付琉球新報が社説「海保の暴力警備 常軌逸した排除やめよ」を掲載し、辺野古の海での海上保安庁・第11管区海上保安部の暴力行使を糾弾し、こうのべています。

 

 〈男性の喉元を手で押さえて恫喝(どうかつ)し、女性の腕をねじり上げる。こんな暴力が名護市辺野古沖で日常化している。しかも市民に暴力を振るっているのは国家公務員の海上保安官である。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民の抗議行動を暴力で抑え付けることは、断じて許すことはできない。

 海保はいつから暴力的組織に成り下がってしまったのか。〉

 〈海上保安官3人に羽交い締めにされて後頭部を船底に打ち付けられ、全治10日の頸椎捻挫を負ったという男性の刑事告訴を那覇地検が受理した。

  海上保安官が3人も特別公務員暴行陵虐致傷容疑で告訴され、地検が受理したことを海保は重く受け止めるべきである。暴力警備を続けるのは理解できない。

 海保は無抵抗な市民に暴力を振るう異常さに気付き、警備活動から手を引くべきだ。〉

 

 

キャンプ・シュワブゲート前では多様な表現による抗議行動が続いています。

 

〔参考記事・社説〕

◆◆<社説>海保の暴力警備 常軌逸した排除やめよ 9・12 琉球新報

 

 

 

辺野古新基地:ゲート前、カチャーシーで抗議 9・12 沖縄タイムス

 ・記事の一部を引用

写真 市民らは「生コンを持ち込むな」「工事を止めろ」と抗議の声を上げた=キャンプ・シュワブゲート前

 名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは12日も、キャンプ・シュワブのゲート前で抗議集会を開いた。午後の集会には40人が参加し、基地に向かい「基地の強化反対」「美ら海を守ろう」とシュプレヒコールを上げた。「辺野古新基地や作らちやならん」から始まる唐船ドーイの替え歌に乗って、カチャーシーをしながら抗議をした。

 

 

ゴスペルで新基地建設に抗議 辺野古 9・12 琉球新報

 ・記事の一部を引用*

写真 ゴスペルなどを歌い基地に抗議する市民=12日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前

 

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に向けた海上作業に反対するため座り込みが続いている名護市辺野古に12日午前、「普天間基地ゲート前でゴスペルを歌う会」が訪れた。同会は毎週月曜に米軍普天間飛行場のゲート前でゴスペルを歌い、基地に抗議している。12日は米軍キャンプ・シュワブのゲート前で約70人の市民が賛美歌や「沖縄を返せ」を歌い、基地建設に抗議した。

 沖合ではオレンジ、青の両スパット台船に人影が確認できたが、掘削作業は行われていないとみられる。

  市民らは船4隻やカヌー10隻を海に出した。フロートに近づいて「ボーリング調査を即刻止めよ」のプラカードを掲げるなどして抗議した。 【琉球新報電子版】

 

 

 

シャボン玉、替え歌訴えの形 多様 辺野古「新基地NO」 9・12 琉球新報

 ・記事の一部を引用

写真 「いのちはたから」と自分で作ったプラカードを持って辺野古を訪れた喜久里波美ちゃん(左下)と家族=名護市辺野古の浜

 

写真 「楽しい集会にしたい」とシャボン玉で遊ぶ大学生ら=名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 

 「闘いの場ではなく楽しい場にしたい」「若者を参加させたい」普天間飛行場の移設に伴う新基地建設に反対する座り込みの抗議活動が続く名護市辺野古。基地建設に反対する怒りの声が飛び交う時もあれば、音楽が聞こえ笑い声があふれる時もある。県内だけでなく日本各地から集まった一人一人がさまざまな思いを抱いて辺野古を訪れる。その声はシャボン玉や三線、手作りのプラカードなど、多様なスタイルで届けられようとしている。

  那覇市から来た喜久里波美ちゃん(5)は海が好きだ。テレビで辺野古の映像が流れると「波美も行く。『許さんぞー』って言うー」とつぶやく。母の真寿美さん(30)は波美ちゃんに海や戦争の話をよくする。「こんなこと起こってるんだよ。この人たち海をなくしちゃうよ」と言うと、波美ちゃんは「どんなことしたらいいかな」と問い掛けてくるという。

  波美ちゃんは「いのちはたから」と書いたプラカードを作り虹やハート、海を描いた。「海がなくなったらいや。海好きだもん」

 

 

 

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