2014年10月13日月曜日

News:知事選・那覇市長選 10月12日

10・12付沖縄タイムス・社説「[那覇市長選]有権者の関心喚起せよ」にこうあります。

 〈今回の市長選は知事選の流れを受けて、保守革新で争われてきた長年の対立パターンが変わる。今後の市政運営や、沖縄の政治の枠組みに大きな影響を与える節目の選挙となるだろう。〉

 

 「保守革新で争われてきた長年の対立パターン」の崩壊は今回の知事選でも顕著です。ところが保守も革新も足元の変質をみつめていないのではないかと編集者は感じます。両陣営の従来の基盤は液状化しており、とりわけ女性と若者を中心に政治意識の流動化が起きているのではないでしょうか。

 今回の知事選で経済界では金秀・かりゆしグループが翁長氏を支持し、さらに自民党県連に党を除名された那覇市議団も同氏支持に回っていますが、そういう事態の背景には県民の政治意識の変化があるのだろうと感じます。

 両陣営の決起集会に参加しない有権者も情勢を静かに見つめながら一票を行使します。1・19名護市長選は〈一票の行使による市民の反乱〉でした。その重い意味を安倍政権は直視せず、意図的に軽視していますが、そのような奢った姿勢はこれから高いツケを支払うことになるのではないか、しきりにそんな気がします。

 

〔参考記事〕

〔那覇市長選〕

◆◆社説[那覇市長選]有権者の関心喚起せよ 沖縄タイムス 10・12
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=86281&f=m

 

〔知事選〕

沖縄知事選:経済界の候補者支援、新枠組み 10・12 沖縄タイムス

 ・記事の冒頭を引用

図版 知事選での6社会の対応

 

 11月16日投開票の沖縄県知事選で、2006年知事選から仲井真弘多知事を支援してきた企業グループ「6社会」の構図が崩れている。金秀、かりゆしグループが翁長雄志氏支援に回った上、大城組の大扇会は経営上の理由などで休会しており、残るは3グループ。ただ、仲井真陣営は新たに支援を表明した企業でつくる「11社会」の構築に取り組んでおり、「企業の勢いは前回よりも増している」と強調している。(知事選取材班・照屋剛志) 

 

 

週末台風 沖縄知事選PR作戦狂わす 10・12 沖縄タイムス

 

 

知事選、自主投票で臨む 民主県連新代表 10・12 沖縄タイムス

 ・記事から

写真 民主党県連の立て直しの必要性を訴える花城正樹新代表=10日、那覇市内

 民主党沖縄県連の新代表に10日、那覇市議の花城正樹氏が就任した。退潮傾向にある党勢の拡大に向けた抱負や県連運営の考え、代表交代のきっかけとなった11月16日投開票の知事選、同日選挙となる那覇市長選の対応などを聞いた。(聞き手=政経部・銘苅一哲)

 

 

「喜納氏の乱」民主沖縄県連分裂 10・11 沖縄タイムス

 

 

民主が喜納氏除籍へ、沖縄知事選出馬巡り 10・11 読売/九州

 

 

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