2014年10月13日月曜日

News:米海軍、新型揚陸艦を導入 アジア太平洋に優先配備

10・12付琉球新報記事「米海軍、新型揚陸艦を導入 アジア太平洋に優先配備」は重要です。記事から引用します。

 

 〈【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米海軍は11日、新型の「アメリカ級」強襲揚陸艦の運用を始める。海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイと最新鋭ステルス戦闘機F35B(垂直離着陸仕様)の運用を想定して導入したもので、計12隻を建造する計画。強襲揚陸艦を用いた海兵隊の運用も、オスプレイとF35Bの組み合わせを前提に構築される。海軍はリバランス政策の下、アジア太平洋に優先的に配備する方針。

  海兵隊は中国や北朝鮮などの対艦ミサイル技術の向上を背景に、航続距離が長いオスプレイやF35を搭載する強襲揚陸艦を導入し、沿岸部から離れた場所から作戦を遂行する態勢づくりを急いでいる。米軍基地へのミサイル攻撃に対する脆弱(ぜいじゃく)性が増していることの裏返しとも言える。〉

 

 在沖米軍基地は中国沿岸部に配備された大量のミサイルの射程に入っています。嘉手納や普天間の滑走路はそれらのミサイルで穴を開けられればたちまち使えなくなります。軍事用語で縦深性の問題というのですが、要するに沖縄は中国に近すぎて防衛しにくいということです。それで航続距離が長いオスプレイや戦闘機を強襲揚陸艦に搭載して遠方から作戦を遂行するというわけです。

 それなら、沖縄に米空軍力を張り付けることは軍事的にかえってマイナスになります。

 

〔参考記事〕

米海軍、新型揚陸艦を導入 アジア太平洋に優先配備 10・12 琉球新報

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿