2014年10月25日土曜日

News:沖縄防衛局が埋め立て本体工事の入札を公告


【編集部から】

 

「金と政治」をめぐる自民党の持病が改めて次々に暴露されています。アベノミクスは社会的弱者を痛めつけるばかりで恩恵を被るのは大企業と富裕層だけという深刻な事態に多くの人びとが気づき始めてきました。

 安倍首相が掲げる「積極的平和主義」が、軍事力をもって世界政治に介入し、見果てぬ夢でしかない「強い日本」をめざす危険な軍事大国志向であることも実感されつつあります。

 安倍政権を打倒する好機であると思います。

                        

【沖縄防衛局が埋め立て本体工事の入札を公告】

 

冒頭の時事と朝日の記事にご注目を。

 辺野古の海ではこれから大型スパッド台船を用いるボーリング調査が水深の深い9地点で実施されることになっています。沖縄防衛局はその調査を今年11月30日までに完了するとしています。しかし地盤調査自体はそれで終るのではなく、先日防衛局は3地点の追加調査をおこなうとし、入札を公告しました。追加調査は来年3月末までに終えるとしています。

 このように調査は来年3月末まで続くのですが、防衛局は驚くべきことに、今日、24日、埋め立て本体工事の入札を公告しました。朝日記事に「年内に業者を募り、来年1~2月に契約する見通し」とありますが、この工事をめぐって「本土」のゼネコンなどが激しい受注合戦を繰り広げると予想されます。

 それにしても防衛局の姿勢は極度に前のめりです。11月16日投開票の知事選の前に新基地建設についてできるだけ進捗の既成事実を積み上げ、「反対しても無駄」と県民のあきらめを誘い、仲井真知事を支持させようとしています。

 菅官房長官は最近、知事選の結果にかかわらず「辺野古移設を粛々と進める」と繰り返し強調しています。それは沖縄の民意を土足で踏みにじるという安倍政権の公的宣言です。

 

〔参考資料〕 ・PDF化されています。

沖縄防衛局  入札・契約情報

平成26年度 工事・業務 発注予定

入札公告等

工事/一般競争入札

 

沖縄防衛局  入札・契約情報

平成26年度 工事・業務 発注予定

入札公告等

工事/一般競争入札

 

 

〔参考記事〕

辺野古埋め立て工事を入札公告=沖縄防衛局 10・24 時事

 

 

辺野古移設、埋め立て本体工事入札を公告 年明けに契約 10・24 朝日

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は24日、埋め立て本体工事の入札を公告した。本体工事の入札手続きは初めてで、年内に業者を募り、来年1~2月に契約する見通し。

 

 

 

 

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