2014年10月19日日曜日

News:米戦闘機が宮崎に到着、模擬空中戦など行う


【これも「負担軽減」?】

10・18付産経記事「米戦闘機が宮崎に到着、模擬空中戦など行う」にこうあります。

 

 〈米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の第18航空団に所属するF15戦闘機12機が18日、日米共同訓練のため、宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に到着した。在日米軍再編に伴う訓練の移転で、米軍基地を抱える地域の負担を軽減する狙い。新田原での共同訓練は昨年6月以来7回目で、過去最大規模。〉

 

 この日米共同訓練はもともと沖縄で予定されていたものではありません。ですから「在日米軍再編に伴う訓練の移転で、米軍基地を抱える地域の負担を軽減する狙い」という産経の解説は何でも「沖縄の負担軽減」と強弁したがる安倍政権におもねる牽強付会というほかありません。

 F15戦闘機12機は訓練が終れば嘉手納基地に帰投します。嘉手納基地周辺住民の苦しみはこれまでどおり続きます。

 ちなみに、陸自が導入を予定しているオスプレイ17機の佐賀空港配備計画もその17機を沖縄に配備する話はこれまでなかったのですから、「沖縄の負担軽減」にはなりません。 安倍政権の見え透いた「フタンケイゲン」キャンペーンを打ち砕こうではありませんか。

 

〔参考記事〕

米戦闘機が宮崎に到着、模擬空中戦など行う 日米共同訓練 10・18 産経

 

 

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