2014年11月11日火曜日

News:沖縄防衛局への批判と要求

沖縄防衛局による埋め立て工法の変更に含まれる美謝川の水路切り替え工事への批判と、同局が実施したアセスメントの再調査を自然研究学術団体が求める動きについての次の2記事は重要です。
 
 ◆美謝川代替 国、地下水路に照明 識者「環境保全できぬ」 11・9 琉球新報
 ◆自然学術団体「大浦湾保全で再調査を」 国、県要請へ 11・9 琉球新報
 
 
〔参考記事〕
 
 
美謝川代替 国、地下水路に照明 識者「環境保全できぬ」 11・9 琉球新報
 ・記事から
 
 沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けて提出した埋め立てに関する工法の変更申請で、県の承認可否判断に関して焦点となっている美謝川の水路切り替え工事について、防衛局が暗渠(あんきょ)(地下水路)内に太陽光の代わりとして照明や発光性光ファイバーの設置を検討している。一方、有識者は「自然環境に代わる効果は期待できない」として照明の有効性を疑問視している。
 
 
 
自然学術団体「大浦湾保全で再調査を」 国、県要請へ 11・9 琉球新報
 ・記事から
 
 4千人の専門家を有する日本生態学会など自然の研究に関わる国内複数の学術団体が、名護市辺野古への新基地建設に伴う埋め立て予定地、大浦湾の自然環境の保全や沖縄防衛局が実施した環境影響評価(アセスメント)の再調査を求め、県や防衛省、環境省に連名で要請する。11日には同学会の代表者らが来県し仲井真弘多知事宛ての要請書を県環境政策課に手渡す予定。
 要望書では、大浦湾について「著しく高い生物多様性が維持されている点で大変貴重な場所」と評価し、環境影響評価については「海域の重要性、特性がきちんと評価されていない」と指摘。その上で次世代に引き継ぐ環境と生態系の保全のため、「不十分な環境影響評価のままで埋め立て工事に着手せず、環境影響評価で欠落していることを再調査し、万全の評価をしてほしい」と求めている。
 
 
 

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