ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2018年5月15日火曜日

大成抗議:4月17日(火)報告@九州支社

2018.4.17大成建設要請行動報告 
参加人数7人。 久し振りの人も参加してくれてとてもうれしかった。 今回は大成建設九州支店が、住吉神社の向かい側に移転したので、 戸惑ったが、人通りも多く、ビラの受け取りもよかった。 今の政治情勢の影響ももあって、 自分から受け取りに来る人もいた。 パネルは雨のため少ししか出せなかったが、 じーと見ていく人もいた。横断幕は濡れるので出せなかった。 警備員は相変わらず、対応を拒否したが、 マイクの音はビルに近いので、 大成建設の事務所まで良く聞こえたと思う。 しばらくご無沙汰している人も、久し振りに参加してみませんか。

(1)要請書による訴え(Yさん)
要請書
「辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し、 工事の即時中止を要請します」
私たちは、沖縄県名護市・ 辺野古に米軍新基地は作らせないことを選挙で示し、 平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する市民 の集まりです。
私たちは20146月に貴社が国から受注した辺野古への米軍新 基地建設工事の中止と撤退を求めます。
大浦湾の工事予定地は軟弱地盤で、
いずれ工事は頓挫することになるだろう
公開された「シュワブ(H25)地質調査(その2)」によると、 大浦湾海底部に、「当初想定されていないような特徴的な地形・ 地質」が確認され、層厚40mもの「非常に緩い・柔らかい地層」 があるとして、「構造物の安定、地盤の圧密沈下、 地盤の液状化の詳細検討を行うことが必須である」 とされています。
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地点、26地点、36地点、41地点等にもN値ゼロという地 層があることが判明しています。それは、試験杭を1回も打ち込ま ない状態、 すなわち試験杭やおもりをセットしただけで試験杭がずぶずぶと沈 んでしまう、 まるで豆腐のようなとんでもない超軟弱地盤なのです。
新基地建設工事は、厚さ40mの豆腐の上に大型ケーソンを設置し ようという無謀なものです。少なくとも、 基礎地盤の支持力強化のために下の硬い岩盤まで支持杭を撃つか、 基礎地盤の改良が不可避です。しかし、水深30mの海底地盤を厚 さ40mにもわたって地盤改良することは不可能に近い難工事です 。もし実施するとしても、膨大な費用と時間を要し、 さらに環境への致命的な影響を与えることになります。
さらに、設計概要変更申請を知事に提出し、 承認を受けなければならないことになりますが、 知事が承認しない限り、工事は頓挫します。
活断層の問題も重要ですが、 この超軟弱地盤の問題はそれ以上に深刻な問題です。 このように大浦湾の工事がいずれ頓挫することは、あきらかです。
大成建設は工事の容易な辺野古側の護岸造成をすすめ、 いかにも工事が進んでいるように見せかけて県民を諦めさせようと しています。
失われた自然は2度と回復することができません。 大成建設はこれ以上、いたずらに自然破壊を進めながら、 展望のない新基地建設を続けることをやめてください。
大浦湾はホットスポット(保護重点地域)です
大浦湾はジュゴンの生息地であり、2007年には大規模な青サン ゴ群衆が発見されました。調査の結果、 大浦湾はサンゴ礁と大きな湾という異なるタイプの環境が隣接する 、沖縄県内でも特異な海域であり、豊かな生物多様性を保ち、 保護すべき重点地域(ホットスポット) であることが改めて確認されました。
サンゴ、干潟、マングローブ林、海藻藻場は、 サンゴ礁生態系を支える貴重な自然です。
その貴重な自然が、大成建設の基地建設のための土砂埋め立てと、 赤土流出で、破壊されようとしています。
 
岩ズリの特定外来生物の駆除は困難
洗浄できないため、高熱処理の実験が始まった
今回の辺野古新基地建設事業では、埋立に必要な「岩ズリ」( 砕石採取後に屑として残る小さな石の混ざった土砂)1,644万 ㎥を県内外9地区から調達し、 6月から大浦湾に投入するといわれています。
土砂のなかにはアルゼンチンアリ、 セアカゴケグモなどの外来生物が混入しています。 しかし岩ズリを洗浄すれば、土砂分はほとんど流れてしまうので、 洗浄することはできません。 いったいどのような駆除策をとるのかということが、 大きな問題となっています。
大量の土砂を高熱処理・燻蒸処理、海水処理するのは、費用・ 所要時間の面でもほぼ不可能です。
では大成建設はどういう駆除策を考えているのですか。 明らかにして下さい。
駆除策がない以上、 沖縄県知事はその採石場からの土砂搬入の中止を指示することとな ります。
土砂条例では、事業者は、 公有水面埋立事業に伴い特定外来生物が付着又は混入している埋立 用材を県内に搬入してはならない、ときめられています。
大成建設はこの土砂条例を守り、 大浦湾に本土から持ち込んだ石材や土砂を投入するのをやめてくだ さい。土砂(岩ズリ)は洗浄不可能なのですから、埋め立て工事、 土砂投入をあきらめてください。
 
 失われた自然は2度と回復することができません。
 大成建設は自然破壊の埋め立て工事を今すぐやめてください。

(2)個人の訴え
Fさん:
辺野古の海岸に沿って進められていた仮設道路の工事が31日か ら止まっていましたが、4月9日に始まりました。
216日に沖縄県翁長知事は、 防衛局が提出していたオキナワハマサンゴの移植のための「 特別採捕許可申請」を許可していましたが、期限は31日までで した。
ところが、「食害」の跡が見つかった事から、防衛局は「 許可期限の延長」を申請しましたが、翁長知事はその「延長」 を不許可としたのです。そのため一旦出された「採捕許可」 は無効となりました。
 さらに防衛局は、1月24日にヒメサンゴ1件、32日にヒメサ ンゴ1件、オキナワハマサンゴ9件の「移植」を申請しましたが、 翁長知事は、39日にこれらの申請を「不許可」にしました。
この翁長知事の「英断」によって、 この仮設道路建設工事はストップしたままだったのです。 サンゴにとって、一番幸せなことは、「移植」ではなく、 その場所で住み続けることなのです。 工事が止められることなのです。この知事の「英断」 を評価します。ところが防衛局は410日、 この知事の権限を無視して工事を再開したのです。 工事の遅れによほど焦っているのか、 防衛局のでたらめさが極まっています。
また、防衛局は最初、大浦湾側から工事を進めるという「 設計概要」を申請していましたが、 その大浦湾の工事が難工事で困難だと分かると、 急遽辺野古側の簡単な工事から始めようと変更してきました。
これだけ大幅な施工順序の変更は、埋立承認願書の「設計概要」 の変更となり、知事の承認が必要となります。しかし、 政府は知事の承認を得るのが難しいと考え、 知事権限を封じるため、産経新聞に「 設計概要の変更申請をしない方針」と報道し、 手続きを無視して工事を強行したのです。 このような国の強権的脱法行為を許すことはできません。 大成建設はこのように、 法律も何も侵して進むめちゃくちゃな工事をやっているのです。 このような工事はきっと行き詰まるでしょう。
また、先程の要請書でも述べられましたが、 大浦湾の海底に厚さ40mもの「非常に柔らかい地層がある」 といわれていましたが、「公文書公開請求」により、 ようやくその地質調査の具体的なデーターが開示され、 明らかになりました。
 昨年秋、海上ヤード造成計画の「取止め」が報道されました。( 実際は一昨年の2016年の年末から20173月末に「 取止め」になっていたのですが、 隠していて昨年秋に報道されたのです。)
「取止め」になったということは、「ケーソン護岸」 工法が大幅変更を強いられたからではないかと考えられます。 この「ケーソン護岸」こそ、琉球石灰岩の厚さ40mの「 非常に柔らかい地層」の上にあり、 しかも活断層の延長線上にあるのです。「ケーソン」とは、 幅22m、長さ52m、深さ24m、重量4700tのコンクリートの箱型で、この箱の中に土砂を詰め込むというものです。これを38個、辺野古新基地の北東の縁に護岸として据え付けるという「ケーソン工法」です。
この地点は活断層の延長線上にあり、 深い所では60mもあるので、「埋立工法」 による護岸は作ることは出来ず、「ケーソン護岸工法」 しか考えられなかったのです。がその「ケーソン工法」も困難で、4700tのケーソンを豆腐のように柔らかい地層の上に置けば、24mの深さしかないケーソンは、40mの柔らかい地層の中にずぶずぶと沈み込んでしまうので、 ケーソン護岸工法も頓挫してしまったのです。 では他にどんな方法があるのでしょう。
この「ケーソン」は本土の工場で製作し船で運び、「作業ヤード」 で溜め置くと言う計画でした。その「作業ヤード」は、 工事業者との契約を破棄したのですから、この「ケーソン工法」 が失敗に終わったと考えるのが順当だと思います。そして、 この活断層に沿って、「非常に柔らかい地層」があるのは、 断層が出来るときに琉球石灰岩が液状化現象を起こしたのだと思い ます。しかし、防衛局は「活断層の認識はない」「 安全性に問題ない」と言い張っていますが、 いまだにスパット台船による、海底ボーリング調査が3月末まで続 けられたのは何故でしょう。この海底ボーリング調査は2014年 開始以来、4年も続けられました。しかも、「活断層調査」 に不可欠な音波探査も14000mも行っているのです。
 実は,防衛局は2014年、海底ボーリング調査を開始したとき、 このボーリング調査を早々に終わり、大浦湾の「作業ヤード」 を一番に作ると威勢良く言っていました。つまり、 大浦湾側のケーソン護岸から工事を始める計画でした。 そのころ反対住民は、 海底ボーリング調査をやっているスパット台船に向かって抗議して いました。しかし、その時、 そのボーリング調査には大変な問題が持ち上がっていたのです。 それをひた隠しにし、 工事が順調に進んでいるかのように見せかけ、県民を欺くために、 20174月、K9護岸工事の着工を華々しいセレモニーで開始したのです。 しかし、このK9護岸工事も230mで頓挫しました。 防衛局は大浦湾の工事を後回しにし、埋立承認願書の「設計概要」 の変更申請をしない方針を強行し、知事の承諾もなく、 辺野古側からの工事を始めたのです。
しかし、 その国のまやかしはこの海底の地層の豆腐のように柔らかい地層を 隠ぺいするためにやっていたのです。 国がどんなに目先で県民を欺き誤魔化しても、 この辺野古新基地建設は完成することはありません。 それは薩摩の侵略、明治政府の軍隊による琉球処分、 本土の捨て石とされた沖縄戦、そして、500人の本土機動隊や海上保安官の暴力と逮捕による工事の強行 、に対する沖縄住民の長年に渡る恨みと怒り、そして、 何億年と生き続けてきた、 大浦湾と辺野古の海に棲息する生きものたちの生き続けようとする 執念が,この工事を阻止しているからです。 戦争のための基地作りに正義があるのでしょうか。本土住民も、「 戦争のために使う土砂は一粒もない」と反対しています。 会社の利益のためには、延命のためには、 何をやっても良いんだとする、企業の在り方は、沖縄住民、 そして今や本土住民の反対の声の広がりによって頓挫しつつありま す。大成建設は辺野古だけでなく、リニアモーターカーの談合問題、識名トンネルの工事費水増し問題、福岡の地下鉄陥没問題等々、あちこちで問題を起こしています。企業の利益主義を根底から反省し、今すぐ辺野古から撤退して下さい。
それから、410に,辺野古崎近くのN3護岸造成工事が始まり ました。これは埋立工事のための護岸工事です。11月の選挙に向 けて県民を諦めさせるために急いでいるのです。しかし、 これも実施計画及び環境保全対策の事前協議もなくサンゴ類の移植 も行っていません。埋立承認の留意事項の完全な違反です。 そのため知事は49N3護岸の工事を中止し、 留意事項を順守するよう行政指導を行いました。しかし、 防衛局はそれを無視したまま工事を続けているのです。 許せません。
それから防衛局は6月にも辺野古側の土砂投入埋立を開始しようと 言っています。許されません。
この埋立も、サンゴ類の特別採捕許可の問題もあり、西側の1工区 からの計画を変更し、文化財調査が終わった辺野古側の②-1工区から始めようと変更しました。しかし、これもまた埋立工事着手には、事前に沖縄県との協議と知事の承認が必要です。防衛局は,住民の意志を代表する知事の承認をすっ飛ばし工事を強行することは許されません。防衛局は、大浦湾の活断層、軟弱地盤の問題に対する対応策を明らかにせよ。11月の県知事選を見据えた県民騙しの辺野古埋立工事を許すな。
 大成建設は、会社の利益のために自然を破壊し、ジュゴンやサンゴを殺し、戦争のための・人殺しのための基地作りをすることをやめて、 今すぐ撤退して下さい。 
Yさん:
大成建設、この博多渡辺ビルの3階から上、 大成建設が入っています。私達が大成建設を問題にしているのは、 沖縄の綺麗な辺野古の海を埋め立てているからです。 埋め立てて米軍基地を作っているのです。 米軍基地は戦争のための施設であり、今、 企業では武器輸出などが問題になっていますけれど、それ以上の戦争の拠点となる米軍基地・辺野古新基地を作っているのがこの大成建設なのです。 沖縄の人達は大成建設が米軍基地を作って更に沖縄に基地を増やし て行くことに反対しています。 私達も日本が戦争に打って出るその拠点になっていくであろうこの辺野古新基地建設に反対しています。 一回基地が作られてしまえば、200年位は持つと言われています 。200年も使われるその様な基地を作ってこれ以上の戦争の犠牲 者を増やして、そして日本を戦争の先兵として自衛隊を派兵してい くような事態になるかもしれません。私達が大成建設に対して、 この間ずっと申し入れ説明なんかを求めて会社に来て、 要請文を出したりしていますけれども、 一切そのことに対応してくれません。 大成建設は要請文を受け取りすらしてくれません。 もし自然を守るということが本当に会社の理念であれば、 どうして自然破壊を行う方針をやっていて、 それを問題にしている市民に対して, 回答をしてくれないのでしょうか。私達のこの要請行動ももはや、 4年位経っていますけれども、 一貫して大成建設が工事の強行を住民無視の態度で続けているので す。対話や説明やそういうことも全くせずに、 自然破壊を続けて行くことが,果たしていいことなのでしょうか。 全国の米軍基地や自衛隊基地、 そういったものを大成建設はずーと作り続けてきた会社です。 まさに戦争の準備をする巨大企業であり、私達の税金を使って、 軍事基地を作り続けてきたのがこの大成建設なんです。 それは昨日や今日決まったことではなくて、 明治の時代から一貫しています。 大成建設のこの兵器産業というか、 基地建設の仕事は多くの人達の命を奪ってしまった。 今大成建設が建設をしている辺野古の新建設は、 沖縄の普天間基地に無い新しい機能がたくさん備わっています。 飛行場の大浦湾に整備する予定である護岸は271mもあって、 強襲揚陸艦が接岸できます。 強襲揚陸艦は米軍の海軍の基地のような巨大な戦艦です。 戦争のある中に強襲揚陸艦で乗り込んで行けば、 そこからミサイルや爆撃機を発射させて、 戦争の端緒を切り開くことができます。 戦争次付く点として正に大浦湾が建設され、200年も耐久する基 地が作られようとしています。 それは戦争に反対する多くの人達の願いを踏みにじっています。 対話なき説明もなきのこの大成建設の一貫した横柄な態度に私達は ずーとここに来て要請を行い続けています。 米軍基地の墜落は去年から今年にかけて続いていました。 沖縄では復帰後45年の間に47件も米軍機が墜落し、事故は70 0件以上にのぼります。昨年の29日も伊計島のビーチにオスプ レイの部品が漂着しています。 また普天間小学校に米軍のヘリコプターの部品の窓枠が墜落して, もう少しで生徒の遊んでいる近くに落下してぶつかるところでした 。また数年前には沖縄国際大学に米軍機が追突し、 本館をめちゃくちゃに壊しました。2016年には名護市の安部の海岸でオスプレイが墜落し大破しまし た。こうゆう相次ぐ米軍機の事故によって、 その下に住んでいる人達の生活や命が脅かされているのです。 そうした米軍機の危険な飛行に対して, 日本政府も飛行の差し止めを米軍に申し入れるわけではなく、 事件のすぐ後にまた同じ飛行を強行するという、 正に人の命をどうゆう風に考えているのかと思っています。 住民を危険に巻き込むような米軍基地の建設、 大成建設が建設している辺野古新基地は正に人殺しの道具と言って いいと思います。 住民を危険に巻き込む米軍基地の建設を担う請け負うその一番大き な割合をしめているのが,他の建設会社を凌いでこの3階から上に ある大成建設なのです。 大成建設は基地建設を今すぐやめてそして、 真っ当な正しい会社になってもらいたいと思います。 その基地建設の費用は私達が納めている税金で賄われています。 米軍基地を作るのになぜ日本の税金が圧倒的に使われていくのか全 く理解に苦しみます。 今辺野古のゲート前や浜では大成建設の機材搬入をやめさせるため に沖縄の人々が坐り込み、 そしてトラックが入らないようにゲート前を塞いだり、 道路に坐り込んだりして抵抗しています。 こうゆう事態を引き起こしているのが大成建設の工事のようです。 人の意見も聞かずに工事を強行することはやめてください。 私達は大成建設の基地建設に反対してこの間一貫して米軍基地は米 軍の戦争に加担する基地であり、 それに自衛隊も共同使用して米軍の手先となって戦争に打って出る ことだということで建設に反対してきました。 大成建設はいまだに工事を強行し人々の願いを踏みにじり、平和の願いを踏みにじり、 会社の利益のためだけに基地建設に邁進しています。 その結果大浦湾では赤土が流出しています。 そして外来生物が入り込むような危険な土砂の埋立が始まろうとし ているのです。 一度自然が破壊されたら二度と取り返すことはできません。 多くの自然の学者たちが大浦湾は貴重な地域であり、 他の地域にない生物多様性に富んだ海であると言う事が、 ホットスポットであるということが証明されていて、 それを守るのがとても大切だと言われています。 自然環境を守ることが大切だと言う事が大成建設はわからないので しょうか。会社の理念にはそういうことが書かれているようです。 しかし、それと全然違うことを、 反対のことをやっているのではありませんか。 大成建設のそういう自然破壊の会社としての態度をどう説明するの か、私達の前に是非説明してもらいたいと思います。
Tさん:
大成建設で働く従業員のみなさん、今あなた達がしている仕事、 沖縄において辺野古の新基地建設を進めている仕事、 その仕事に誇りをもってみなさん方は従事しているのでしょうか。 米軍の新基地建設を作る仕事というものは、 アメリカのトランプ政権のもとに自衛隊を派遣し、 米軍と自衛隊が協力して世界の民衆を虐殺するための戦争基地を新 たに作ろうとしていることに他なりません。 トランプ大統領は正に戦争好きのとんでもない男です。今、 シリアに対する爆撃をしています。 そして安倍総理は何の検証も無しに米軍がトランプがやった独自の 軍事行動を国連の決議を経ることもなく、単独で実施した軍事行動を無条件に賛意を示しています。 正にアメリカがイラクに大量兵器があるから先制攻撃をしたのだ、 と言うあの言い訳と全く同じ先制攻撃を今実施しました。 しかしながらイラクに大量兵器がなかったことは、 事後的に歴史的に明らかになっている。 アメリカ政府は大量兵器の大量破壊兵器の存在を理由にイラクに侵 略攻撃を掛けましたが、何らそのことを総括しないままに、 今度もまたイランに対して爆撃を行っています。 今日の国連の決議に関しては、 国連が決議を上げたわけではありません。 アメリカの一方的な判断、「違いない、サリンを使ったに違いない」 という勝手な憶測に基づいてイランの民衆を虐殺したその様なトラ ンプに対して、世界中に避難が集まっています。しかし、 このような中で日本の安倍政権はトランプを支持し、 その単独破壊攻撃を容認しているのです。 このように安倍政権はトランプと共に全世界を相手にして、 またぞろ第3次世界大戦が引き起こされるかもしれない状態を喜ん で作り出そうとしています。 戦争好きの首相であると言っても過言ではないと思います。 北朝鮮の関係に関してもそうです。 北朝鮮のミサイル開発の危機を煽りに煽って、 あたかも北朝鮮のミサイルが日本に飛んで来るかのような、 世論操作を行い、Jアラート訓練を全国の地方自治体に差し上げて Jアラート訓練をし、正にこの福岡市は安倍政権・ トランプと仲を通じる戦争好きとしか言いようがありません。 しかし、 このような戦争好きの政権は決して世の中から受け入れられること はありません。世界中の世論はトランプに対して、 安倍政権に対して戦争するのはおかしい、 基本的に外交問題は対話で解決すべきであるという、 国際世論が高まってその世論に押されて、あのトランプさえ? そうであるにも関わらず安倍政権は今なお「対話でなく圧力だ」 なんていう世界の情勢を無視した発言を続けています。 そうした安倍政権のトランプ追随の戦争政策に真っ向から賛成し、 諸手を挙げて加担しているのがここ大成建設。 大成建設は正に戦前から戦争政策を一点で担う企業として、 戦争企業として成り立って来ました。 この戦争企業の元で働く従業員のみなさんは、 一体この大成建設の姿勢をどのように考え、 どのように子どもに説明しているのでしょうか。 日々働いていることについて、 このことを誇りを持って子どもに語れるのでしょうか。「 お父さんは世界で人殺しをするための仕事をしているんだ。 お父さんの仕事は立派なんだ」そのように言えるでしょうか。 みなさん方がしている仕事は日本の安倍政権の戦争政策を助ける仕 事であり、また、アメリカのトランプ政権が全世界に対して正に、 侵略の拠点としての軍事基地を沖縄に作るための仕事をしています 。 私達はそのようなところで働く従業員のみなさんの与えられた仕事 を役務を放棄することを呼びかけたいと思います。 何人も己の良心に反する仕事を押しつけられることはない。 今日は従業員に対してその従業員の思想信条に反する仕事を強制し てはならない。強制することを、もしくは採用期間、 そして思想に関しては、厳しい倫理規定が作られています。 全世界の倫理協定が東西、 己の倫理が己の知識が倫理に関する法令については拒否出来る、 そういう当たり前のことをみなさんも還付していこうではありませ んか。みなさん方は、みなさんがやっている大成建設の仕事、 アメリカのための人殺しのための基地を作る仕事をボイコットする・拒否することを私達は歓迎します。 従業員のみなさんの職務に対するボイコット、 ストライキに対しては断固たる支援を行っていきたいと考えていま す。全ての大成建設の従業員のみなさん、共に嫌な仕事、 人殺しの米軍基地を作る仕事をボイコットして私達市民に合流しよ うではありませんか。 私達は諸君が諸君の仕事を放棄することボイコットすることを呼び かけたいと思います。

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