約40名の参加でした。 今回も要請書は受け取りを拒否していますが、私たちの集まりが大きくなっていることに気にかけていました。
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2021年3月23日
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
日本工営株式会社
代表取締役社長 有元 龍一殿
要 請 書
「辺野古の基地建設は無理だ」と防衛省に助言し、
土木設計の受注契約を破棄することを求めます。
私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンは、2013年末の仲井真沖縄県知事(当時)の埋め立て承認直後から、辺野古・大浦湾の埋め立てを許さず、米軍基地建設を進めさせないために、主に辺野古の工事を受注する企業へ抗議する活動をしてきました。
貴社は、現在、日本港湾コンサルタント・中電技術コンサルタント・大日本コンサルタント・中央開発とともに、8億5800万円で、土木設計業務を受注しています。沖縄県の辺野古の埋め立て変更申請の審査結果がまだ出ていないにもかかわらずの設計受注は、行政手続きを無視し、さらに沖縄県民の意思を無視する暴挙です。貴社が「誠意をもってことにあたり、技術を軸に社会に貢献する(貴社HPトップ画面)」を掲げるならば、「大浦湾の埋め立ては不可能、辞めるべきだ」と防衛省にアドバイスするのが、No1の建設コンサルタントとしての貴社のあるべき姿ではないでしょうか。深度90mにも及ぶ軟弱地盤の上に、震度1でも崩壊すると専門家が指摘する工事は、まさに破綻しています。
沖縄の民意は、「辺野古基地建設反対」で一貫しています。選挙でも、辺野古の是非を問うた県民投票でも、「辺野古反対」の声が大勢を占めました。
なぜなら、沖縄は過去の沖縄戦で県民の4人に一人18万人という人が亡くなるという非常に悲しくつらい経験をしているからです。そんな体験を持つ沖縄の人々は、ベトナム戦争では爆撃機が沖縄の基地から飛び立つという経験もしています。辺野古のキャンプシュワブ前で座り込んで、トラックの進入を止めようとする抗議、海上でカヌーによって阻止しようとする行動は「これ以上、被害者にも加害者にもなりたくない」という痛切な思いによっているのです。
沖縄戦で焦土と化した戦後直後、沖縄の人は海の恵みによって命を繋いできました。だからただ美しいからだけではなく、命を守ってくれた海を埋めてほしくないのです
米兵による事故・事件が多発していることもご存じでしょうか。基地があるがゆえの、女性が殺されたり、米兵によってひき逃げされたりといった事故が絶えません。玉城デニー沖縄県知事は、現在沖縄に70%ある基地を50%まで減らすことを目指すと言っています。これ以上、沖縄に基地を押し付けないでください。
「安全・安心な社会基盤と豊かな生活空間づくりに価値あるサービスを提供し未来を拓く」というビジョンに基づくならば、直ちに貴社が行っている戦争につながる基地建設に加担するのを辞め、受注契約を破棄して下さい。貴社の英断を求めます。
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