大林組
安藤ハザマ
不動テトラ
東洋建設
五洋建設
日本工営
東亜建設工業
大成建設
許すな!辺野古新基地建設受注企業への抗議1日アクション2026 報告
今回の1日アクションは、一昨年、昨年に続いて3回目となる。
今回の要請書は、日本政府が防衛費を大幅に増額し、軍事力の強化を進めるなか、建設業も防衛関連事業への関与を深め、利益を得ることに企業としての責任はないのか問う内容とした。各社の受注や社長の発言に触れ、辺野古・大浦湾の現場で行われている工事を、現在、国際的に議論されている「エコサイド(生態系の破壊)」の観点から問うた。
地上戦を経験した沖縄の人々は「軍隊は住民を守らない」ことを教訓としていること、琉球弧の要塞化にも触れた。
また、要請書の受け取りさえ拒む企業には、公共事業を受注する企業には説明責任があるはずだと誠実な回答を、すべての会社に辺野古の工事から撤退することを求めるものとした。受け取らなかった会社には、賛同団体一覧とともに直接送付した。
天気予報が芳しくない中、スタッフは8:30集合。大林組最寄りの品川駅港南口に集まり、簡単な打ち合わせをして、大林組前に移動。9時前には着くと、複数の社員と警備員がしっかり待機していた。抗議を担当のスタッフに任せて、Stop!のメンバー2人と記録を担当してくれる若者とで社内に入る。総務の担当者2人と3階のロビーで話をした。警備員が一人、ずっと控えている。
大林組は、社長が「仮に90mを超える杭でも、新しい技術に我々は挑戦していく。技術的に不可能はない」という発言があったという話があり、それに対し、「大浦湾は建設会社の技術挑戦の実験場ではないこと、沖縄の人は再び戦場になるのではないかと不安に思っていること、私たちの活動は日本全国の118の団体賛同とともに交渉に来ている」ことなどを訴えた。外に出ると、13名の仲間が待っていてくれ、報告をし、コールをして、終了。
安藤ハザマに移動すると社員が4~5人と警備員1人がこちらを警戒していた。要請書を受け取らないという連絡が2回ほど来ていたので、要請書を読み上げた後で、一人ひとりが思い思いの沖縄に対する気持ち、企業への社会的責任を認めて辺野古から撤退せよという要請を語った。19名の参加。
不動テトラも、昨年同様、がたいのいい社員が二人ドアの外で、社員複数名がドアの中で警戒している。ここも要請書は受け取らないという返答が来ていたが、要請書を受け取ってほしいと強気で押すと、「敷地内から出てください」「要請書を受け取らない自由がある、受け取る義務はない」などという。公共事業とは私たちの税金で行っている事業だから、要請を受け取れ!ともみあいになる。時間の都合もあるので、仕方なく引き下がる。参加者も少しづつ増え22名。
東洋建設に移動。警備員が複数名立っていたが、はじめは社員はいない様子。昨年2025年10月に大成建設の完全子会社となった海洋土木会社で、今年に入ってからのJV(共同企業体)の組み方が今までとは変わってきている。要請書を読み上げた後、警備員にビル10階の東洋建設に要請書を受け取ってもらいたい旨話しながら、ビル入り口近くまで行くとトランシーバーらしきもので会社と連絡をとっている様子。もちろん入れないということであるが、押し切ってビルに入り10階に行こうとすると、「警察を呼びます」とのこと。警察はきたものの「ビルの中のことはビル管理会社の管轄」と言うので、エレベーターで10階まで上がる。すると総務の社員一名が出てきていた。
警備員の肩越しに「海洋土木の技術を命と自然を守るために生かしてください」という要請書を受け取ってほしいとのことを繰り返し伝える。最後まで受け取りを拒んだが、書いたことは一応伝わったようなので、「送ります」と言って終了した。次の五洋建設もそうだが、今まで顔の見えない人に向かって呼びかけていたが、ようやく顔が見える状況を作り出せたと思う。ずっと一緒に語りかけてくれた、若者の高瀬くんに感謝。
降りていくと27名の仲間が待っていてくれた。心強い。社員が数名外に出てきていた。
神保町、飯田橋界隈でそれぞれ食事休憩。それぞれ担っている役割を確認しつつ、一息。
五洋建設前は冷たい雨が降り始めてきたが、なんとか28名の参加。社前の歩道が狭いので横に広がる形で並ぶ。定期的にひと月に1回抗議行動を行っている企業だが、普段は警備員が鼻で笑うこともありきわめて悪質だが、東洋建設で社員と話せたのが力になって、ここも粘り続けた。すると中にいた社員(ここも総務だろう)が2名出てきて話を聞いた。五洋建設は社長が堂々と「軍需関連工事の需要が非常に高い」「国の防衛力への投資が株価を押し上げている」と言っている。
五洋建設は、もともと明治時代に呉軍港を造る際に起業した企業で軍(今は防衛省)との関係が深い企業だ。強く申し入れしたい企業の一つである。そして辺野古の工事のC1工事(ケーソン工事)の一番深い90メートル地点の工事を今年554億1800万という今までで最高額の金額で請け負っている。
東洋建設および五洋建設の2社は、直接は受け取りを拒否する会社の社員と会話ができ、私たちの「きちんと社会的責任を認め、誠実に応答せよ」という要請を直接伝えられたことは大きな成果であったと思う。
日本工営の抗議は、記録しているだけで今回24回目だ。若者たちのサイレントアクションなども行っている。警備員のところで止められて、会社の人とも話せたのは最初の頃の1回きりだ。警備員が変わるのは4回目で、新しくなるたびに沖縄や辺野古で日本工営がどんな仕事をしているのかから語りかける。6名ほどの中までビル内に入り、沖縄の人が反対していること、軍事要塞化が進む中で、共同訓練が行われ、不安に思っていること。日本工営が現在の戦争とどうかかわっているか。そして、それが私たち(警備員の人も含めて)の税金でされていること。日本工営は設計から統括事業監理事業を請け負っている企業である。力を入れない訳にもいかない。雨の中、外でのコールにも力が入っていた。参加者34名。
四谷から新宿まで移動し、南口から15分ほど歩く東亜建設。ここも辺野古で様々な工事を請け負う海洋土木企業(マリコン)だ。事前の連絡で電話をかけた時すでに「新宿署から抗議行動のことを聞いています。受け取りません」と言ってきた。
本社前で要請文を読み上げた後、ここも社員の人たちと話せないかトライしてみた。物陰に何人もの人が立ってみているので、近くまで行き、「東亜建設の方ですか」と声をかけると違うという。ここでも警備員の人たちに阻止され、下まで来ているので要請書を受け取ってもらえないか、代表電話に電話してみるが「担当者はいない」とのこと。既にかなり疲れがたまっていたので、ここはあきらめた。参加者35名。
そして、最後の大成建設。ここは最初から「答えることはしないが、要請書を受け取る」と言っているので、スムーズに進行した。総務の社員が2名、一昨年昨年とは違う社員だ。雨足が強まる中、要請書を読み上げた。賛同団体118団体からの声だということも伝えた。
大成建設も辺野古の工事の主要な工事を担っている企業だ。社会的責任をしっかり考えてほしい。沖縄の人々のことを考えてほしい、自然を壊さないでほしい。基地で平和は作れない、そういう思いを込めた。参加者43名。
雨の中、積極的に語りたいという方がいなかったので、ケーソンを作っているJFEエンジニアリングへの抗議を11月10日に予定していることを告げて、早めに一通り終わりにしたが、これから来る人がいるかもということで数人残り18時にすべて終了した。
参加者は延べ人数で250人。雨のせいで昨年よりは人数は減ったが、去年から一歩前進できたように思う。若者たちの参加は去年より少なかったが、参加してくれた若者たちは進んでUDトークや記録、思い思いのプラカードの準備などいろいろな役割を担ってくれた。そのおかげで、私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンのメンバーも安心して抗議に集中できた。
一日参加してくださった皆さん、部分参加してくださった皆さん、お疲れさまでした。今回チラシを見て初めて参加してくださった方も結構いました。要請の方に集中していて、皆さんのトークにじっくりとは耳を傾けられませんでしたが、皆さんの思いが届くと思っています。
辺野古新基地建設が止まるまで、続けていくしかないと気持ちを新たにしました。
加藤宣子記
賛同団体は118件でした。賛同してくださった団体の方、ありがとうございました。ともに辺野古の工事を止めるまで、頑張りましょう。
賛同団体:あつまれ辺野古@関東 日韓民衆連帯全国ネットワーク 福岡地区合同労働組合 東京・水俣病を告発する会 チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会 小さな水俣の会 日本山妙法寺 平和をつくり出す宗教者ネット 基地のない沖縄をめざす宗教者の集い 戦争協力にNO!葛飾ネットワーク 研究所テオリア 立川自衛隊監視テント村 沖縄意見広告運動 沖縄を考える市民の会 人権平和・浜松 市民の意見30の会・東京 市民意見広告運動 平和を考え行動する会
労働運動活動者評議会 戦争に協力しない!させない!練馬アクション ふぇみん婦人民主クラブ 沖縄と東京北部を結ぶ集い実行委員会有志 ピース・ニュース うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会 横田行動実行委員会 アジア連帯講座 茨城不安定労働組合 バスストップから基地ストップの会 スペース21 反安保実行委員会 「反天ジャーナル」編集委員会 天皇問題情報交換会 大軍拡と基地強化にNO!アクション2026 平和を実現するキリスト者ネット アダンの会 全関東単一労働組合 日本音楽協議会東京都支部 島じまスタンディング 辺野古土砂搬出反対!首都圏グループ ジュゴン保護キャンペーンセンター 沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会 沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会 LandBack沖縄プロテスト 大林組のピンクウォッシュに抗議するクィア・ウチナーンチュの会 Okinawa Environmental Justice Project AWC関東準備委員会 「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会 市民と政治をつなぐ江東市民連合 深川9条の会 下町亀戸9条の会 沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会 経産省前テントひろば 沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志 横田・基地被害をなくす会 パレスチナに自由を平和を!立川アクション ZENKO千葉 (平和と民主主義をめざす全国交歓会・千葉) イスラエルはガザ攻撃をやめろ!吉祥寺スタンディング 安保法制の廃止をめざす中野アピール 語やびら沖縄もあい練馬 あつまれ辺野古 安和•塩川土砂搬出現場抗議行動有志 追悼碑撤去NO! むさしのから差別をなくす連絡会 在日朝鮮人作家を読む会 辺野古とともに国会前に座りこむ会(へのこっかい) 辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク 北部労働者共同闘争会議 西部地区労働者共闘会議 連帯労働者組合 辺野古新基地問題を考える川越の会 あいち沖縄会議 不戦へのネットワーク うるま市島ぐるみ会議 奥間川流域保護基金 武器取引反対ネットワーク(NAJAT) STOP大軍拡アクション 市民のひろば・憲法の会 いーなぐ会 沖縄とつながる東京たまほく会 那覇軍港の圏内移設で沖縄への基地上乗せやめたい実行委員会 辺野古問題を考える小平市民の会 民族浄化に文学で抗う有志の会 ATTAC Japan(首都圏) 青梅9条の会 府中緊急派遣村労働組合 (一社)きぼう・未来・水俣 水俣病胎児性小児性患者・家族・支援者の会 部落解放同盟東京都連合会国立支部 沖縄の映画を観よう!かわさき 道標 地域共闘交流会、三多摩労組争議団連絡会議、中部地区労働者交流会 小松基地問題研究会 ピ一スボ一ト 米国の原爆投下の責任を問う会 すべての基地に「NO!」を・ファイト神奈川 差別・排外主義に反対する連絡会 沖縄・基地軍隊による性暴力を許さない関東の会 本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール(HOWS) Liberation for All-L4A 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会 「人権の21世紀をつくる文化のつどい」実行委員会 安保をなくす広島の会 沖縄の基地を考える会・札幌 沖縄に応答する会@山形 憲法と平和を守る広島共同センター 平和・民主・革新の日本をめざす広島の会(ヒロシマ革新懇) 沖縄に応答する会@あきた 南部地区労働者交流会 沖縄の自由と平等を求める行動@新潟 島ぐるみ会議大宜味 ピースリンク広島・呉・岩国 広島と沖縄をむすぶドゥシグヮー 沖縄の基地を引き取る会・首都圏ネットワーク 本部町島ぐるみ会議 木を植える会 郵政シルバーユニオン 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック (118団体/11月1日現在)