防衛省はキャンプ・シュワブ周辺の漁業制限水域を大幅に拡大します。その様子は下の5・30付琉球新報記事に添付された図版でよくわかります。同記事にはまたこうあります。
〈政府は操業禁止区域の拡充と併せて、在沖米軍基地の提供・使用条件などを定めた日米間の合意文書「5・15メモ」に基づく米軍キャンプ・シュワブ提供水域についても、同様の範囲に拡大する方向で米側と調整している。〉
これらの動きが辺野古新基地建設反対運動を封じ込める弾圧態勢の強化であることはいうまでもありません。立ち入り制限水域に「進入」する者には刑特法を適用するというのが安倍政権のかまえです。
●下記2記事に関連して、すでに紹介した28日付沖縄タイムスの2記事を参考のため添付します。
◆◆シュワブ周辺制限水域 大幅に拡大 5・30 沖縄タイムス
◆◆辺野古移設工事 漁業制限水域を2キロ沖まで拡大 5・30 琉球新報
・記事を一部抄出。
〈米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、政府が進めている移設予定地周辺での漁業制限水域の拡大の概要が分かった。制限水域は漁船操業制限法に基づいており、現在は常時操業を禁止する第1種区域は沿岸から50メートル沖までだが、沿岸から最大約2キロまでと大幅に拡大する。7月に予定する海底ボーリング調査開始に向け、立ち入り制限区域を広げることで移設に反対する住民らの調査現場への進入を防ぐ狙いがあるとみられる。〉
〔参考記事〕
◆シュワブ沖、立入禁止水域拡大へ 防衛省手続き 5・28 沖縄タイムス
◆[解説]辺野古反対住民ら締め出す狙いか 5・28 沖縄タイムス
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