2014年6月18日水曜日

News:沖縄防衛局の詭弁 漁業制限水域の拡大は米軍の運用を妨げないため?


6・16付QAB報道がこう伝えています。
 

 〈沖縄防衛局の幹部が16日、県議会の百条委員会に呼ばれました。辺野古への基地建設に伴うボーリング調査を前に政府が漁業制限水域の拡大を進めていることについて沖縄防衛局は、工事用船舶の往来がアメリカ軍の運用の妨げにならないようにとった措置との考えを示しました。

 これは県議会の百条委員会で沖縄防衛局企画部の田中利則部長が答弁したものです。この中では現在政府が進めている辺野古沿岸部での漁業制限水域の拡大の理由について、田中企画部長は工事関係船舶が水域に入ることで衝突など不測の事態が起こりアメリカ軍の運用が妨げられることを懸念したと述べました。〉

 漁業制限水域の拡大が新基地建設反対派を埋め立て海域に近づけないことを目的としていることは火をみるより明らかですが、さすがにそうは言えないので米軍の運用への配慮を持ち出したのです。米軍の下僕たる沖縄防衛局の浅ましい心性がみごとに露出しました。

 
〔参考記事〕

百条委員会 米軍の運用の妨げ懸念 6・16 QAB
 

 

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