2014年7月20日日曜日

News:米海兵隊、F35を辺野古で運用



7・19付沖縄タイムス記事「米海兵隊、辺野古でF35運用想定」も非常に重要です。 

 〈【平安名純代・米国特約記者】米軍普天間飛行場の移設先の名護市辺野古の新基地で、米海兵隊がステルス最新鋭戦闘機F35の運用を想定していることが18日までに分かった。米国防総省は、2017年に岩国基地(山口県)にF35を16機配備する方針をすでに表明しているが、沖縄での同機運用については明らかにしていない。米国内では、空軍による同機の訓練拡大計画が住民の反対で中止されており、沖縄県内で訓練が導入された場合、生活環境への影響が懸念される。

 米海兵隊は、アジア太平洋地域における訓練や基地運用方針を示した計画書「2025戦略展望」の中で、「責任区域(AOR)における次世代主力戦闘機の導入に向け、日本政府が提供する特別使用空域の利用拡大へ向けて取り組む」と説明。キャンプ・シュワブ(名護市)とキャンプ・ハンセン(金武町、宜野座村など)にまたがる中部訓練場上空の飛行訓練空域の制限を見直し、特別空域を再設計する方針を示している。

 米国防総省筋は本紙の取材に対し、「域内でのF35の運用性を高めるために、訓練区域を利用可能な状態に整備する必要がある」と指摘。「日米間の協議はすでに始まっている」と明らかにしたうえで、「辺野古の新基地も運用対象だ」と明言した。〉 

 米海兵隊にとってキャンプ・シュワブ=キャンプ・ハンセン=普天間飛行場はもともと一体運用されてきました。上述のように新基地建設はキャンプ・シュワブの拡大・機能強化ですから、中部訓練場上空の飛行訓練空域の制限見直しは、辺野古新基地でのF35運用は〈キャンプ・シュワブキャンプ・ハンセン一体体制〉に伴う措置と見るべきと思います。米軍再編の内実、真の姿が浮かび上がってきたといえるのではないでしょうか。


〔参考記事〕 

米海兵隊、辺野古でF35運用想定 7・19 沖縄タイムス
 


◆F35辺野古運用:住環境権は形骸化 7・19 沖縄タイムス
 
 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿