☆次回 大成建設申し入れ行動予定☆
11月17日 16時50分 場所 大成建設九州支店
10月19日申し入れ行動報告
いつもよりチラシの受け取りがよかった。
通行中の沖縄の3人の青年ががんばってくださいと声をかけてくれました。
申し入れ書
沖縄県民の民意を無視する辺野古埋め立て工事を中止せよ
佐賀空港の陸自佐賀駐屯地建設工事をやめろ
1995年に在日アメリカ軍兵士が沖縄県で起こした少女集団暴行事件と同じ日の今年9月4日、最高裁判所は、防衛省が提出した沖縄県名護市辺野古沖の埋め立て工事の設計変更の届け出を承認するよう国が玉城デニー知事に「是正指示」を出したのは違法であるとした沖縄県の訴えに対する棄却判決を下した。断じて許すことができない不当判決だ。
裁判の経緯は辺野古新基地建設工事の途中で広い範囲で軟弱地盤があることが分かった。これまでの設計では立ち行かなくなった防衛局は設計変更を行い、知事に承認を求めた。しかしそれが最も肝心な一番深い90mの軟弱地盤の調査すら行われていない設計だった。軟弱地盤の改良工事で砂杭を打ち込む工法は世界でも70mまでの実績があるだけだ。90mの軟弱地盤に70mの砂杭を打ち込んでも、さらに20m下まで深い軟弱地盤まで届かない。その上に滑走路を建設したらずぶずぶと沈んでいくであろう。これでは工事が完成するかどうかも不確実なため知事は不承認とした。すると国土交通相が不承認を取り消す「採決」をし、同時に知事に対して承認をするよう「是正指示」を行った。これは沖縄防衛局が私人のふりをして身内の国土交通省に「採決」を求めるという常軌を逸したやり方で、地方自治を圧殺するために国が関与した違法行為だ。知事は福岡高裁那覇支部に提訴した。しかし高裁は知事の意見陳述を1回聞いただけで実質審理をおこなわず判決を下した。「採決」については「提訴の対象となる国の関与にはあたらない」と門前払い。「是正指示」については政府の強引な手法を追認し、「考慮すべきではない事項を過剰に考慮した」などと、県に「裁量権の逸脱又は乱用がある」と一方的に決めつけたのだ。最高裁の判決はこれを追認し、行政不服審査法を悪用して「私人」になりすました沖縄防衛局の違法性を擁護し、国交省の「採決」「是正指示」にお墨付きを与えた。軟弱地盤の設計変更の是非については一切触れていない。民主主義も地方自治も裁判の独立、三権分立もすべてを破壊する最悪の判決だ。断じて許すことはできない元総務省官僚の弁護士も、以下のコメントをした。
「国と地方自治体は対等である、とする地方分権推進に反するとの疑念が生じる最高裁の判断だ。沖縄県民は、県民投票や国政、県知事選挙で在日米軍普天間飛行場の基地機能を辺野古に移設することを拒否する意思表示をした。最高裁は、沖縄県民が数度に渡って示した意思を見ているのか疑問に思う」と。
9月12日、沖縄県庁の県民広場前で設計変更の不承認を貫くことを玉城知事に求める集会が開催された。 18日にスイスのジュネーブで開催された国連人権理事会に出席した玉城知事は、沖縄の民意が顧みられない日本の現状を訴えた。米国をはじめ世界が注目した。
辺野古新基地建設を認めない、との声を上げ続ける沖縄県民と玉城知事を支持する声は、SNSのX(旧ツイッター)でも上がっている「#沖縄に道理がある」、「#沖縄の問題は日本の問題」などのハッシュタグを付けた多くの投稿が上げられた。
10月7日には『止めよう!辺野古新基地建設 県民大行動』(主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)集会が、900人の参加者を集めてキャンプ・シュワブ前で行われた。他にも、日本各地で同様の行動が行われている。
このように、最高裁判決で沖縄県の敗訴が確定しても、辺野古埋め立て反対の声はしぼむどころか拡大している。
国交相は10月4日までに設計変更を承認するよう玉城知事に勧告していたが、知事は10月11日「承認しない」との態度を明確にした。そのうえで、国土交通相が県に代わって承認する代執行に向けて5日に福岡高裁那覇支部でおこした訴訟について争う意向を示した。玉城知事は、県民投票や選挙、集会で示された沖縄県民の民意を受けて設計変更の不承認を貫いた。私たちは玉城知事の英断を断固支持する。大成建設は工事を即時中止せよ。
大成建設も工事を請け負っている陸上自衛隊佐賀駐屯地建設に反対する声は、止まっていない。
8月23日、オーストラリアで米軍海兵隊のMV-22オスプレイが墜落し多数の死傷者が出た。墜落した機体は、陸上自衛隊が佐賀駐屯地に配備する予定のオスプレイと同型であることを防衛省は認めている。
9月1日、『オスプレイ裁判支援市民の会』は、岸田首相と浜田防衛相(当時)に対してオスプレイ運用即時停止とオスプレイ配備を目的とする陸自駐屯地建設中止を求める下記の要請書を提出した。
10月20日には、佐賀地裁で陸自佐賀駐屯地建設工事差止仮処分の第1回審尋が行われる。
大成建設が行っている辺野古埋め立て工事と陸上自衛隊佐賀駐屯地建設の中止を求める世論の声は強まっている。大成建設は、民意を受け止めて工事を即時中止せよ。
アピール発言
Aさん
玉城知事は不承認の結論を出した。これは沖縄の民意だ。国が代執行をすることは、地方自治と憲法を破壊し、侵略戦争に進もうとすることだ。大成建設は戦争で金儲けし、戦争を呼び寄せている。沖縄から、佐賀から撤退しなさい。
申し入れ書
沖縄県民の民意を無視する辺野古埋め立て工事を中止せよ
佐賀空港の陸自佐賀駐屯地建設工事をやめろ
1995年に在日アメリカ軍兵士が沖縄県で起こした少女集団暴行事件と同じ日の今年9月4日、最高裁判所は、防衛省が提出した沖縄県名護市辺野古沖の埋め立て工事の設計変更の届け出を承認するよう国が玉城デニー知事に「是正指示」を出したのは違法であるとした沖縄県の訴えに対する棄却判決を下した。断じて許すことができない不当判決だ。
裁判の経緯は辺野古新基地建設工事の途中で広い範囲で軟弱地盤があることが分かった。これまでの設計では立ち行かなくなった防衛局は設計変更を行い、知事に承認を求めた。しかしそれが最も肝心な一番深い90mの軟弱地盤の調査すら行われていない設計だった。軟弱地盤の改良工事で砂杭を打ち込む工法は世界でも70mまでの実績があるだけだ。90mの軟弱地盤に70mの砂杭を打ち込んでも、さらに20m下まで深い軟弱地盤まで届かない。その上に滑走路を建設したらずぶずぶと沈んでいくであろう。これでは工事が完成するかどうかも不確実なため知事は不承認とした。すると国土交通相が不承認を取り消す「採決」をし、同時に知事に対して承認をするよう「是正指示」を行った。これは沖縄防衛局が私人のふりをして身内の国土交通省に「採決」を求めるという常軌を逸したやり方で、地方自治を圧殺するために国が関与した違法行為だ。知事は福岡高裁那覇支部に提訴した。しかし高裁は知事の意見陳述を1回聞いただけで実質審理をおこなわず判決を下した。「採決」については「提訴の対象となる国の関与にはあたらない」と門前払い。「是正指示」については政府の強引な手法を追認し、「考慮すべきではない事項を過剰に考慮した」などと、県に「裁量権の逸脱又は乱用がある」と一方的に決めつけたのだ。最高裁の判決はこれを追認し、行政不服審査法を悪用して「私人」になりすました沖縄防衛局の違法性を擁護し、国交省の「採決」「是正指示」にお墨付きを与えた。軟弱地盤の設計変更の是非については一切触れていない。民主主義も地方自治も裁判の独立、三権分立もすべてを破壊する最悪の判決だ。断じて許すことはできない元総務省官僚の弁護士も、以下のコメントをした。
「国と地方自治体は対等である、とする地方分権推進に反するとの疑念が生じる最高裁の判断だ。沖縄県民は、県民投票や国政、県知事選挙で在日米軍普天間飛行場の基地機能を辺野古に移設することを拒否する意思表示をした。最高裁は、沖縄県民が数度に渡って示した意思を見ているのか疑問に思う」と。
9月12日、沖縄県庁の県民広場前で設計変更の不承認を貫くことを玉城知事に求める集会が開催された。 18日にスイスのジュネーブで開催された国連人権理事会に出席した玉城知事は、沖縄の民意が顧みられない日本の現状を訴えた。米国をはじめ世界が注目した。
辺野古新基地建設を認めない、との声を上げ続ける沖縄県民と玉城知事を支持する声は、SNSのX(旧ツイッター)でも上がっている「#沖縄に道理がある」、「#沖縄の問題は日本の問題」などのハッシュタグを付けた多くの投稿が上げられた。
10月7日には『止めよう!辺野古新基地建設 県民大行動』(主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)集会が、900人の参加者を集めてキャンプ・シュワブ前で行われた。他にも、日本各地で同様の行動が行われている。
このように、最高裁判決で沖縄県の敗訴が確定しても、辺野古埋め立て反対の声はしぼむどころか拡大している。
国交相は10月4日までに設計変更を承認するよう玉城知事に勧告していたが、知事は10月11日「承認しない」との態度を明確にした。そのうえで、国土交通相が県に代わって承認する代執行に向けて5日に福岡高裁那覇支部でおこした訴訟について争う意向を示した。玉城知事は、県民投票や選挙、集会で示された沖縄県民の民意を受けて設計変更の不承認を貫いた。私たちは玉城知事の英断を断固支持する。大成建設は工事を即時中止せよ。
大成建設も工事を請け負っている陸上自衛隊佐賀駐屯地建設に反対する声は、止まっていない。
8月23日、オーストラリアで米軍海兵隊のMV-22オスプレイが墜落し多数の死傷者が出た。墜落した機体は、陸上自衛隊が佐賀駐屯地に配備する予定のオスプレイと同型であることを防衛省は認めている。
9月1日、『オスプレイ裁判支援市民の会』は、岸田首相と浜田防衛相(当時)に対してオスプレイ運用即時停止とオスプレイ配備を目的とする陸自駐屯地建設中止を求める下記の要請書を提出した。
10月20日には、佐賀地裁で陸自佐賀駐屯地建設工事差止仮処分の第1回審尋が行われる。
大成建設が行っている辺野古埋め立て工事と陸上自衛隊佐賀駐屯地建設の中止を求める世論の声は強まっている。大成建設は、民意を受け止めて工事を即時中止せよ。
アピール発言
Aさん
玉城知事は不承認の結論を出した。これは沖縄の民意だ。国が代執行をすることは、地方自治と憲法を破壊し、侵略戦争に進もうとすることだ。大成建設は戦争で金儲けし、戦争を呼び寄せている。沖縄から、佐賀から撤退しなさい。
Bさん
大成建設がいかに基地建設で金儲けをしてきたか、戦争をビジネスとする会社といえる。南西諸島から九州に避難させる計画を政府は練っている。しかしそんな大量の人を避難させるのは不可能だ。台湾で戦争をやる決意を述べた麻生太郎も、戦争で莫大な利益を得てきた麻生財閥の一人だ。沖縄に基地を押し付け戦争の犠牲をおしつけててはいけない。沖縄の平和な生活を守り辺野古新基地建設に反対しよう。
Cさん
大成建設は辺野古・大浦湾埋め立て工事で玉城知事の指示にしたがわず違法な工事を続けている。玉城知事が承認もしていない大浦湾の埋め立て工事契約を行っている。最高裁の不当な判決があっても、工事をすることはできない。最高裁の判決は、福岡高裁沖縄支部の不当判決を追認するもの。政府の代執行訴訟を許さない。玉城知事の不承認を支持する。辺野古新基地建設や佐賀オスプレイ駐屯地建設を止めるために大成建設のあるビルの前で訴えていく。
Dさんの歌
いま日米大軍事演習が行われていることを知っていますか。
ウクライナやイスラエルで戦争がおきています。私たちはパレスチナの人たちの闘いを支持します。
どれだけ原発が動いたら明るい未来が来るの どれだけ国境を越えたら自由に出会えるの どれだけ基地ができたら平和な日が来るの その答えは風のなかさ風が知ってるだけさ
Stop! 沖縄新基地建設・福岡
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