ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2024年8月26日月曜日

五洋抗議:8月27日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 大成建設、國場組とともにA護岸工事を始めた五洋建設への抗議を行います。よろしくご参集ください。

2024年7月18日木曜日

報告:許すな!代執行による大浦湾の埋め立て 受注ゼネコンへの抗議1日アクション












 ゼネコン抗議アクションは大林組25人、安藤ハザマ26人、東洋建設20人、五洋建設36人、日本工営38人、東亜建設37人、大成建設及び総括集会51人、延べ人数233人の参加でした。要請書を100部印刷したのが数枚残っているので、参加者は全体で100名弱だと思います。賛同団体は94団体でした。




 

朝一番で訪れた大林組は、電話連絡した際から、「要請書を受け取る、十分程度だが面談に応じる」とのことだった。沖縄の仲間から、「安和桟橋で起きた警備員と私たちの仲間の死傷事故の謝罪と補償について」話してほしいと連絡が来ていた。三人で社内の小部屋に入り、総務課長・副課長に対応してもらった。大林組には以前にも面談してもらったこともあった。「現場統括が、大林組に代わったこと」は認め、「事故に関しては、報告を待って対応する」とのこと。「そもそも工事を行うことに反対している」と話すと「施工業者として、しっかり工事を行う」と繰り返した。

「『地球に優しい』リーディングカンパニー」にふさわしい会社にとの要請書を手渡し面談を終えて外に出ると二五人もの仲間が、「大林組は辺野古の工事をやめろ!」と書いたプラカードとバナーを持ってスタンディングをして私たちを待っていてくれた。面談の報告をし、コールをして終了。物足りないと言われるかもしれないが、面談をしてくれるとの対応に、紳士的に応じたつもりだ。

 

安藤ハザマ・東洋建設・五洋建設は、事前の電話で「要請書は受けとらない」とのことだった。だが、この日どの会社も社前に社員が出てきていたので、要請書を読み上げ、それぞれ私たちの仲間から、「これ以上、沖縄は被害者にも加害者にもなりたくない」という沖縄人の思い、「沖縄に足を運び、ヤマトで沖縄に関わり続ける」思いをリレートークした。建設会社が「いかに戦争や自然破壊と深いかかわりがあったか」を語る仲間もいた。

 

麹町に本社のある日本工営は、今まで一四回抗議に通っても一度も要請書を受け取らなかった。しかし今回、警備員がではあるが、初めて「上に渡す」と約束した上で要請書を受け取った。一緒にビル内に入ってくれた仲間からの強い発言を聞いて、受け取ってくれた。日本工営は、現在、建設コンサルタント八社とともに統括事業監理業務を請け負っている、辺野古の基地建設の中核的コンサルタント会社である。本社ビルを出て、路上で抗議を続けていてくれた仲間に、思わず手で「◎」を作った。警備員の判断で受け取ることはないだろう。何度も要請文を受け取るように電話したので、何らかの指示が出ていたのかもしれない。

 

大成建設も、何度も総務の方と電話で話し、「回答はしない」との上で、要請書を受け取りに出てきてもらえることになっていた。できるだけ私たちの近くまで出てきてもらって要請書を受け取ってもらいたいと話していたら、総務の社員が二名、私たちのいるところまで歩み寄ってきた。五〇名以上集まった私たちの目の前で、要請書を読み上げるのに耳を傾けた。大成建設の社員の近くで要請書を読み上げるのを見ていた仲間が後で「要請文を読み上げるのを聞いていた社員の顔つきが途中で変わったよ」と声をかけてくれた。

 

順序が逆になるが、社員が二名ほどしか出てこなかった東亜建設前では、通りすがりの高校生のグループが、私たちの話に耳を傾けてくれ、そのうちの一人が即席スピーチをしてくれたそうだ。私は担当外だったので現場にはいなかったが、話を聞いて感動した。

「僕たちは若いです。戦争になって闘わなければならないのは僕たちです。僕たちを守ってください。

僕らは少ないお小遣いから消費税を払っています。その税金が基地に使われるのは許せません。どうかお願いします。」


主催:Stop!辺野古埋め立てキャンペーン 辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会

賛同団体:戦争に協力しない!させない!練馬アクション 平和を実現するキリスト者ネット へのこっかい(辺野古とともに国会前に座りこむ会) アジア連帯講座 アダンの会 沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志 スペース21 島ぐるみ会議と神奈川を結ぶ会 沖縄の自立解放闘争に連帯し反安保を闘う連続講座 沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会 ジュゴン保護キャンペーンセンター 日本山妙法寺 平和をつくり出す宗教者ネット 基地のない沖縄をめざす宗教者の集い 日韓民衆連帯委員会 集まれ辺野古@関東 Okinawa Environmental Justice Project 研究所テオリア 労働運動活動者評議会 在日朝鮮人作家を読む会 平和を考え行動する会 沖縄の映画を観よう!かわさき 労働者共闘 辺野古土砂搬出反対!首都圏グループ 相模補給廠監視団 市民の意見30の会・東京 反安保実行委員会 反天ジャーナル編集委員会 天皇制問題情報交換会 沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会 沖縄と東京北部を結ぶ集い実行委員会 日本カトリック正義と平和協議会 立川自衛隊監視テント村 STOP大軍拡アクション 大軍拡と基地強化にNO!アクション2024 小松基地問題研究会 NPO法人練馬人権センター 日本音楽協議会東京都支部 「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会 沖縄平和市民連絡会 資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会 沖縄文化講座 島ぐるみ会議と埼玉を結ぶ会 思てぃ通らな辺野古会 ピース・ニュース 不戦へのネットワーク あいち沖縄会議 沖縄意見広告運動 辺野古問題を考える小平市民の会  アジア共同行動首都圏 平和を学ぶ会・台東 ≪語やびら沖縄≫もあい練馬 東京・地域ネットワーク 辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク 日本基督教団神奈川教区沖縄交流委員会 市民のひろば・憲法の会 本郷文化フォーラム・ワーカーズスクー(HOWS) うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会 三多摩労組争議団連絡会議 中部地区労働者会議 南部地区労働者交流会 北部労働者共同闘争会議 西部地区労働者共闘会議 バスストップから基地ストップの会 9条改憲阻止の会 日韓民衆連帯全国ネットワーク 戦争協力にNO!葛飾ネットワーク 日本基督教団神奈川教区青年委員会 横田行動実行委員会 日野市の今と未来を考える会 横田基地公害訴訟原告団 横田・基地被害をなくす会 公共事業改革市民会議 NPO法人ラムサール・ネットワーク日本 水源開発問題全国連絡会 スーパー堤防問題を考える会 美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会 日本基督教団神奈川教区社会委員会基地・自衛隊問題小委員会 日本基督教団神奈川教区社会委員会 I女性会議 ふぇみん婦人民主クラブ 沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会 全関東単一労働組合 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会 島じまスタンディング あつまれ辺野古 辺野古への基地建設を許さない実行委員会 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック 辺野古ぶるー 海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会(ヘリ基地反対協議会)713日現在94団体)

2024年6月21日金曜日

許すな!代執行による大浦湾の埋め立て 受注ゼネコンへの抗議1日アクション(スケジュール)

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.   許すな!代執行による大浦湾の埋め立て 受注ゼネコンへの抗議1日アクション

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●7 月17 日の予定(一か所だいたい20~30分程度の滞在予定です)
 
9 時 大林組(品川駅港南口徒歩7分):港区港南2-15-2 品川インターシティB棟2F入口集合*港南口を出て右方向へ
 
↓(移動約30分:品川駅~新橋~(ゆりかもめor徒歩)汐留)
10 時 安藤ハザマ(ゆりかもめ汐留駅1Aまたは大江戸線出口9):港区東新橋一丁目9番1号 Pedi汐留(2F)前
 
↓(移動約40分:汐留~(大江戸線)青山一丁目~(半蔵門線)神保町or汐留~徒歩20分で内幸町~(三田線)神保町)
11 時30分 東洋建設(神保町A7出口5分):千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング11階
   *白山通りを南に行き、「まいばすけっと」を左へ。

↓(移動約20分:神保町~(半蔵門線)九段下~(東西線)飯田橋)
12 時30分 五洋建設(飯田橋JR東口徒歩5分):文京区後楽2-2-8
 
≪食事休憩 飯田橋or四谷で自由行動≫
↓(移動約15分:飯田橋~(JR総武線)四ッ谷)
15 時日本工営(四谷JR麹町口徒歩5分):千代田区麹町5-4 *麹町口を出て新宿通りを麹町方面へ
 
↓(移動約40分:四谷~(JR中央線)新宿~徒歩)
16 時東亜建設(新宿JR南口徒歩15分):新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー31階
 *新宿駅南口を出て甲州街道を西へ 高速高架下の信号を渡った先
 
↓(移動約20分:東亜建設~徒歩)
17 時大成建設(新宿(東亜建設より徒歩15分 ):新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル
 
17時30分 まとめ集会:大成建設前
18 時解散

●社名入りのプラカードは用意しますが、各自「辺野古NO」などのプラカードを持参ください
 
●暑さ対策など
・帽子・水筒など暑さ対策は各自お願いします。移動の途中にコンビニはあります。
・かなり歩きます。歩きやすい靴でお願いします。
 

 政府防衛省は、沖縄県との事前協議を打ち切って、8月から大浦湾
側の本格着工、くい打ち工事を始めることを発表しました。問答無用
の埋め立て強行は許せません!
 辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会は、今まで受注企業へ
の抗議行動を続けてきたStop!辺野古埋め立てキャンペーンと共催で
2024年7月17日(水)に、大浦湾埋め立て契約企業を回って申し入れ行
動を行います。ご参加お待ちしています。部分参加可。

★抗議要請への団体賛同も募ります(7/10迄)★
 詳細は下記のブログを参照。
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共  催◇Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
.           https://stop-henoko-umetate.blogspot.com
     辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会
.           https://henokoumeruna2018.exblog.jp
問合せ先〇辺野古への基地建設を許さない実行委員会
.    TEL:090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
.    〇平和を実現するキリスト者ネット
.    TEL&FAX:03-3813-2885
.   〇辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク
.    Emale:henokotakaengo@gmail.com
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大成抗議報告:5月15日@福岡九州支社

 大成建設申し入れ行動次回予定

2024年 6 月 20 日(木)16:50
大成建設九州支店前(住吉神社の向かい)福岡市博多区住吉 4 丁目 1 番 27 号
JS博多渡辺ビル

5 月行動の報告(5 月 15 日)
今回もたびたび参加してくださっている女性のKさんが駆けつけてくれました。ありがとうございます。横断幕を張っていると通りかかった小学生が紐を結んでくれました。
きょうは日程を変更したので、ガードマンが配置されていませんでした。
72年の沖縄「復帰」から52年目の5.15です。

要請書

(1) うるま市民は、陸自訓練場計画を断念に追い込んだ!
木原防衛大臣は「うるま市のゴルフ場跡地に計画していた陸上自衛隊の訓練場計画を断念する。」と表明しました。跡地が住宅街に近接しているため、住民の反対闘争が巻き起こり、今年の県議会で「住民の生活環境に影響を与えかねない」として白紙撤回を求める意見書を全会一致で可決したのです。
政府は中国を念頭に、南西諸島で自衛隊のミサイル基地建設を着々と進めてきましたが、今回は、市長や議員も含めた住民の強い反発の声に、異例の方針転換を迫られたのです。
防衛省・自衛隊はうるま市の勝連分屯地に「第7地対艦ミサイル連隊」を新たに配備し、ゴルフ場跡地に新たな訓練場計画を立てたのです。しかし住宅街に近いため反対運動が巻き起こりました。しかも住民達には、事前の説明もありませんでした。予定地の近くにある宮森小学校は、米軍統治下の1959年に、米軍機が墜落し、児童ら17人が死亡したのです。ちょうど給食時間で特に2年生の被害が大きく、火だるまになった子ども達が息絶えたり、泣きながら我が子を探す親がいたりしました。市街地の中に基地を造り、軍事訓練を行うことは住民を巻き込む重大事故が起きかねな
いのです。うるま市でこの計画への反対集会があり、中村正人うるま市長も出席して「政府に粘り強く反対の意志を伝える」と述べました。

また、玉城デニー知事は記者会見で「いろいろな計画をすべて隠密裏に進めている所に、非常に住民の不信感が強い。このような計画の進め方はあってはならない。」「県内で新たな施設を検討するのであれば、県としては、軍基地の閉鎖、返還を同時に考えたい」と述べ、防衛省の今後の動きに対し、住民の闘いに押されながら、強くけん制しました。
また、県議や市議や自治会関係者らで作る「断念を求める会」で共同代表を務める伊波常洋さんは「住環境がよく自然豊かな土地を守りたいと反対してきた。住民が団結すれば、政府より強い力を発揮するとつくづく思った。防衛省は他の土地で計画を進めるかもしれない。その土地の人達が反対するなら、支援したい。」と語気を強めた。
ついに沖縄から闘いの火の手が上がったのです。大成建設はこの住民の怒りの声を受け止め、人殺しのための基地建設を止めてください。そして、沖縄・佐賀から撤退しなさい。
また再びのアジア侵略戦争、中国侵略戦争に反対です。沖縄・日本全土を戦場にするな。

(2)衆議院3補選は自民全廃、裏金問題が直撃。
「保守王国」島根は、立民の亀井亜紀子が無党派層の多くを取り込み、2位の自民新人錦織氏を2万5千票の大差で引き離した。東京15区と長崎3区は、自民の独自候補を擁立できず、異例の不戦敗に追い込まれ、立
民が3選挙区全てを制したのです。
投票率は、島根1区は 54.6%、東京 15 区は 40.7%、長崎3区は 35.4%で、いずれも過去最低だったが、今までは投票率が下がると、自民が有利になり勝っていたが、今回はそうはならなかった。「裏金問題」に対する国民の怒りはただごとではないようだ。「裏金事件」を受けた自民への逆風はすさまじく、「お仕置きするぞ」という逆風を感じたと選挙人はこぼしていた。「政治と金」の問題に正面から向き合わない自民の姿勢に、有権者が「ノー」を突き付けたのです。裏金を懐に入れた自民は、この厳しい国民の審判を正面から受け止めなかった。「裏金事件」で浮き彫りになった自民の体質は、自民がもともと持っていた体質なのです。
「政治倫理審査会」に出席した安倍派幹部は「資金還流」の関与をみんな否定しました。だから裏金の実態はいまだに明らかになっていません。これを国民が許すはずありません。

そして、党執行部は、安倍派や二階派の議員ら 39 人を処分し、しかも岸田首相と二階氏は不問にしたのです。国民が納得するはずないでしょう。「政治資金規制法」を抜本的に改正すべきところを適当に終わらせ、野党から突き上げられ「自民党の独自案」を出したが、改革には程遠く、「企業団体献金の禁止」には何も触れず、使った金の公開義務も認めず、何の縛りもなく、政治資金の透明化に踏み込む気はないのです。ふざけるな!どこま
で国民をなめているのだ。岸田首相は「火の玉となって、信頼回復に取り組む」と言っているが、自民政治への不満は高まるばかりで、それがこの選挙結果にあらわれたのです。
毎日新聞の世論調査は「政権交代をしてほしい」の解答が 6 割に達したそうです。岸田首相はこの補選について、「私の政治への姿勢も評価に入っている」と言ってるが、そうであるならば、この有権者の怒りを直視し、「政権交代」を考えるべきです。

しかし岸田氏は何とか生き伸びようともがいているのです。島根、長崎、東京の人々が勝利を収めたのです。岸田政権は我々労働者の力で打ち倒そうではありませんか。大成建設は、沖縄のうるま市民の闘いの勝利と今回の 3 補選の人民の勝利を直視し、企業の利益だけを追い求める姿勢を改め、辺野古、佐賀の基地建設をやめて、撤退しなさい。

A さんのアピール
52年前に沖縄は日本に復帰した。米軍による犯罪被害や、施政権を奪われ政治も圧殺された沖縄は、日本国憲法のもとで平和な沖縄にしたいという願いで沖縄返還運動をたたかった。
しかし日米政府は返還後も相変わらず基地の米軍の自由使用とベトナム戦争の基地使用、基地強化拡大を図ってきた。今年3月には二度と沖縄戦を繰り返すなの思いを一つにして、うるま市の自衛隊訓練場建設計画について、島ぐるみで反対運動を巻き起こし防衛局の目論見をはねかえし勝利した。沖縄と連帯しよう。

Stop! 沖縄新基地建設・福岡

五洋抗議:6月25日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 定例の五洋建設抗議を行います。護岸のための砂杭を打つ工事も8月から始まるようです。抗議の声を大きくしましょう。7月17日の一日アクションもあります。どうかご参加ください。

2024年6月15日土曜日

7月17日 許すな!代執行による大浦湾の埋め立て受注ゼネコンへの抗議1日アクション への賛同お願い

 ≪辺野古新基地建設受注企業に対する抗議要請への団体賛同のお願い≫

 

昨年12月、岸田政権は、辺野古新基地建設の大幅設計変更申請を承認する権限を玉城デニー知事から剥奪し、代執行によって国土交通相が承認するという暴挙を行いました。これは、国と地方は「対等・協力」の関係にあるという地方分権一括法を踏みにじる行為です。

しかも、この埋め立て工事は、完成の見込みのない、巨額の税金を湯水のごとくゼネコンに注ぎ込む無謀な公共工事です。大浦湾には水深90mに及ぶマヨネーズ並みの軟弱地盤が広がっており、地盤改良が難しいと言われています。2本の活断層も走っており、震度1-2程度の地震で滑走路が崩壊する可能性も指摘されています。また、同海域は日本初の「ホープスポット」に指定された生物多様性の豊かな海です。取り返しのつかない自然破壊は許されません。

大浦湾では、本年1月からケーソンの仮置き場として海上ヤードの建設・埋め立て工事が始まっています。また外周護岸工事の契約については、3月までに全ての受注企業が決まりました。これ迄も辺野古側の工事を受注してきた大成建設や五洋建設、大林組、安藤・ハザマ、東洋建設、東亜建設工業など日本の大手ゼネコンや日本工営など建設コンサルタントが名前を連ねています。軍事で儲けさせてはいけません。418日には、日米合同委員会で中仕切り護岸工事の着工が合意されました。着工時期は明らかになっていませんが、本年度着工する可能性が大きいと思われます。

私たちは、これ以上軍事基地はいらない、埋め立ては反対だという沖縄の多数の民意を無視した工事を受注しない、既に受注した契約を廃棄する、始めた工事を中止することをゼネコン各社に求めていきます。また、税金を使って巨大な公共工事を受注するゼネコン各社は、市民への説明責任を果たす義務があります。こうした声を各社に届け、誠意ある回答を引き出すために、多くの皆さんの賛同、協力をお願いします。

                                     Stop!辺野古埋め立てキャンペーン

                                     辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会

 

賛同申込(Stop!辺野古埋め立てキャンペーンまで 〆切710日)

・団体名と連絡先(メールアドレス)を明記の上、メールにて賛同ください

件名を「団体賛同―(団体名)」としてください

stop.henoko.umetate@gmail.com

(今回は個人ではなく、団体賛同でお願いします。)

Stop!辺野古埋め立てキャンペーン について

 2013年末の仲井眞沖縄県知事が埋め立て申請を承認した直後の20141月から、受注するであろうゼネコンへのチラシ撒きを始め、実際に受注契約がなされたゼネコンへの抗議要請行動をしています。首都圏でできる活動として、東京に本社のある大成建設や五洋建設・東洋建設・大林組・不動テトラなどと面談し、沖縄現地の声を届けてきました。大成建設前の抗議行動は201412月から、月1回の抗議行動を10年休むことなく続けてきました。その他、五洋建設・大林組前でも抗議をしています。この3年ほどは設計受注や監理業務受注をしている建設コンサルタント日本工営への抗議を強く行ってきました。

 

辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(埋めるな!連)」

20184月、沖縄・辺野古の海に土砂がいよいよ投入されようとしていた動きを前に、首都圏で活動する団体、個人が結集して423日に発足しました。「辺野古の海に土砂を投入するな!」を共通の課題とし、写真を多用したリーフレット、見栄えのするバナー・プラカードなどを作成し、地域の市民、労働者にこの問題を分かりやすく宣伝することに力を入れて沖縄の声を届けてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年6月12日水曜日

許すな!代執行による大浦湾埋め立て 受注ゼネコンへの抗議1日アクション:7月17日(水)9:00~18:00

 Stop!辺野古埋め立てキャンペーンと、辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会共催で、7月17日(水)「許すな!代執行による大浦湾埋め立て 受注ゼネコンへの抗議1日アクション」を行うことにしました。

訪問企業は、大林組、安藤ハザマ、東洋建設、五洋建設、日本工営、東亜建設工業、大成建設の7社を予定しています。

詳しい時間などは、後ほどお知らせしますが、この日を予定しておいていただけると助かります。

大成抗議:6月18日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&新宿西口地下スタンディング

 定例の大成建設前抗議を行います。いよいよ大浦湾の工事の受注が決まりました。命の海を埋め立てさせてはいけません。どうか皆さんご参集ください。

2024年5月12日日曜日

日本工営抗議:5月14日(火)17:30~@四谷日本工営本社

 日本工営を筆頭とした企業体JVが、大浦湾側工事の統括事業監理事業を2024年3月~28年3月の工期、48億370万で受注していることが分かりました。緊急で抗議を行います。お集まりください。

2024年4月8日月曜日

大成抗議報告:3月21日(火)@福岡九州支店前

 大成建設申し入れ行動次回予定

2024年4月18日(木)16:50〜
@大成建設九州支店前(住吉神社の向かい)
福岡市博多区住吉4丁目1番27号 JS博多渡辺ビル

3月行動の報告(3月21日)
 今回はたびたび参加してくださっている女性のEさんが駆けつけてくれました。ありがとうございます。比較的チラシの受け取りもよかったです。

要請書
地方自治を踏みにじる最高裁決定に市民の怒り
 大成建設が名護市辺野古で進めている辺野古新基地建設は、全国の人々から建設を中止せよという声が上がっています。3月2日には辺野古新基地建設の断念を目指す県民集会「県民大行動」(主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)が名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で開かれました。市内外から1021人が参加し、新基地建設工事を中止するよう日本政府に求めました。

 国が埋め立てを進めるための代執行訴訟で、県の上告を最高裁が受理しなかったことが、この日までに明らかになり、参加者は「門前払いは許されない」と声をそろえました。
 稲嶺進共同代表は、主催者あいさつで「我々の訴えを受け付けもしないということはどういうことか。我々は心一つにし、新基地建設を認めないということを確認したい」と述べました。最高裁は実質審理をしなかったのです。
 沖縄県はこの裁判で沖縄にだけ基地が集中している差別性を訴え、軟弱地盤に無理やり基地を作ることの不合理性や、大浦湾の自然環境破壊の深刻さを訴えるはずだったのです。
沖縄県としては公共性のない工事は承認できないという理由を説明するはずだったのです。それを最高裁は審理もせずに門前払いにしたのです。地方公共団体の地方自治権をないがしろにし、基地建設を押し付ける国と、追従する裁判所の姿が白日の下にさらされました。沖縄県には手続きの不当性を訴える機会も与えない最高裁の不当性判決でした。

 市民の怒りが巻き起こり、1021人もの人々が大成建設の工事に反対して抗議集会を開きました。このことを大成建設は重く受け止めてほしい、そして今すぐ工事を中止してください。

与野党が、うるま市の自衛隊基地建設に反対表明
 防衛省は、沖縄県民の基地をなくしてほしいという要求を踏みにじり、うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊訓練場を新設する計画をしています。こ
れには沖縄では与野党を超え自民党も反対、さらには現職議員だけでなく、石川市の議員OBもが反対しています。与野党を問わずオール沖縄でこれ以上の基地負担を許さないという意思表明がされています。住民自治を無視した国のやり方に大きな反対運動が巻き起こっています。予定地の周辺は区画整理された閑静な住宅地で、しかも隣接する県立石川青少年の家は年間4万人以上が訪れる自然体験スポットです。そんなところに自衛隊の訓練場ができれば、周辺の生活環境はどうなるのか。
 市内の宮森小学校は1959年に米軍機が墜落して、小学生16人が亡くなった場所です。1959年6月30日午前10時40分頃に、 アメリカ空軍 の飛行機が操縦不能となりました。 パイロット は空中で脱出、機体は民家35棟をなぎ倒した後、宮森小学校の トタン 屋根校舎に衝突、さらに隣の コンクリート 校舎を直撃し、炎上しました。
 事故による火災は1時間後に鎮火しましたが、死者17人、重軽傷者210人、校舎3棟を始め民家27棟、公民館1棟が全焼、校舎2棟と民家8棟が半焼しました。また、やけどによる後遺症で事故の17年後に1人が23歳で亡くなっており、死者の合計は18人となりました(慰霊碑には2010年になって名前が追加された)

 事故当時、学校には児童・教職員ら約1000人がいました。当時は2時間目終了後の ミルク給食 の時間で、ほぼ全児童が校舎内にいました。特に直撃を受けた2年生の教室の被害が最も大きく、火だるまになった子供たちは水飲み場まで走り、そのまま次々と息絶えたと伝えられています。また、校舎から離れた場所には苦しみながらうずくまる児童や、負傷して横たわる人、泣きながらわが子を探す親もいました。
 市街地の中に基地を作り軍事訓練を行うことは、住民を巻き込む重大事故が起きかねないのです。軍事訓練中の事故や、基地自体が標的として狙われる恐怖を2度と繰り返したくない思いで、与野党問わずオール沖縄で反対の意思を表明しているのです。

 地方自治体の意見を聞かないで基地建設を決め、強行するやり方は、辺野古新基地建設のやり方と同じで市民の怒りが高まっています。大成建設は怒りの声を受け止め、基地建設をやめてください。

マイクリレー
Aさん:自民党が出した新たな安全保障戦略とは、安全を戦争と読み替えてください。とくに精神面では国家としての力の発揮は国民の決意から始まる、自主的主体的に参加できる環境を整えると言っています。戦前の国家総動員体制です。この政府のたくらみをつぶそう。
 若い高校生に聞くと、みな戦争反対と言っています。ゼネコンと、関係する政治家は金儲けのために戦争をやりたがる。基地建設や武器輸出は許さない。

Bさん:大成建設の創設者大倉喜八郎は幕末に武器商売で成り上がった人。台湾侵略のための兵員輸送船も出した血塗られた歴史だ。佐賀のオスプレイ基地も辺野古新基地建設も行っている。能登半島地震や福島の原発災害の対処にそのお金を使うべきだ。

Cさん:本日佐賀空港の工事差し止めた裁判が不当にも棄却されたことに抗議します。戦争のための基地はいらないと、沖縄県うるま市でミサイル配備と、陸自訓練場建設に反対する集会が開かれた。大成建設は戦争政策に加担する基地づくりをやめよ。
 自民党は政治資金パーティーで裏金作りをして違法に金を集め、防衛費の暴騰は大成建設のもうけになっている。一方で住民に対しては、重要土地規制法が反対運動を取りしまる監視を強化している。屋久島で昨年オスプレイが墜落して8人死亡したが、毎年のように墜落している。福岡や佐賀の上空を飛ぶ予定で、ますます危険が増す。辺野古新基地建設は軟弱地盤で完成不可能であり、遺骨の混じった土砂を大浦湾に投入するなど言語道断だ。

Dさん:大成建設は戦前から戦争の工事で太ってきた。きれいな海を埋め立て、人殺しの工事をやるのが辺野古新基地建設を進める大成建設だ。私たちがもしこれを許したら、人殺しに手を貸す立場に立たされることです。黙っていたら私たちが加害者になってしまう、そうならないために戦争に反対しよう。大成建設みたいな会社を儲けさせるために政府は戦争をしようとしている。

歌:『路上に目をやってごらん』

大林組抗議:4月9日(火)17:30~@品川駅港南口本社最寄り

 17:30~定例の大林組抗議を行います。雨も上がる予想ですので、ぜひご参集ください。

2024年3月18日月曜日

大成抗議:3月19日(火)17:30~@新宿センタービル本社前

 定例の大成建設抗議を行います。辺野古では海上ヤード建設にも大成建設が関わっています。

寒の戻りで寒くなりそうですが、ご参集ください。

2024年2月24日土曜日

大成抗議報告:2月15日@福岡九州支社

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大成建設申し入れ行動 次回予定
日時:2024年 3 月 21 日(木)16:50
場所:大成建設九州支店前(住吉神社の向かい)
   福岡市博多区住吉 4 丁目 1 番 27 号JS博多渡辺ビル
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2 月行動の報告(2月15日)
情宣の途中から雨が降りだしましたが、ときおり強い雨にびしょ濡れになりながらもやり切りました。ギターが濡れるので演奏はなしでアピールをしました。
Fさんが外国人に説明するとき、オスプレイが通じず、英語らしい発音で何度か言ったら通じて、説明をしたあとチラシをたたんで持ちかえり、わかってくれたようでした。
大きい立て看板はイスラエルがパレスチナを攻撃している写真をたくさん展示したので、見ていく人がいました。 

要請書
(1)「安保三文書」の改訂を許すな!
 日本政府は、昨年12月16日「安保三文書」の改訂を閣議決定しました。この「安保三文書」は、「戦後の安保防衛政策を大転換させ」「平和憲法体系」を破壊し、「戦争国家」へ「国家総動員体制」へ大転換する、とんでもない国家文書です。「安保三文書」を改訂し、また再びアジア侵略戦争へ突き進もうとしているのです。日本が軍事大国、戦争国家であることを「安保三文書」に書いて、世界に知らしめたのです。岸田政権は、閣議で決定した「安保三文書」でもって中国侵略戦争を宣言したのです。私たち国民は認めていないぞ!そうやって、国家は勝手に戦争をはじめるのです。許せません。日本政府は「安保三文書」に、「戦後の安保保障政策の大転換」と書いて、こっそりアジア侵略戦争へ、また再び突き進まんとしているのです。

 日本政府は、明治以来、アジアを植民地支配し、侵略戦争の連続でした。大成建設などの企業は、その日本政府と共に、アジア侵略の先頭に立ってきました。このアジア太平洋戦争で、アジア人民2000万人を虐殺し、アジア人民、沖縄人民に対し、謝罪と反省の一言もないのです。そして、安倍元首相は、先の戦争の反省である「憲法条項」は吹き飛ばし、2013年9月に、「国家安全保障戦略」を策定しました。
「国家安全保障会議」は、外務大臣、防衛大臣、首相、官房長官で運営され、実質の政治委員会として政治を取り仕切り、強権的で独裁的な政治運営をしてきたのです。とても許すことはできません。
 そして、中国との間で、グレーゾーン協定を結んでいた尖閣列島を勝手に国有化し、中国への戦争挑発を開始したのです。尖閣列島の国境を越えて中国船が入ってくると非難しているが、国境は日本政府が勝手に作ったものだ。日本政府に問題があるのです。そして、日本政府は「国際安全保障環境の急激な変化」等と言っているが、その原因を作ったのは日本政府ではないか。第二次世界大戦で、本土の防波堤として沖縄戦を強制した、その総括は?日本は沖縄にどう謝罪し反省したのか。それどころか、日本政府はまた再び沖縄戦を強制しようとしているのです。

 沖縄の人達は沖縄で戦争していいと許可してくれたのですか。
 ミサイル基地を造っていいと沖縄の人達許可してくれたのですか。
 辺野古に新基地を造っていいといってくれたのですか。

 沖縄の人は72%が反対してるのですよ。それなのにまた再び沖縄戦を強制しようとしているのです。ミサイル基地を許可もなく、勝手にあちこちに造って戦争しようとしているのです。日本本土の労働者人民は、これを絶対許してはなりません。命を懸けて止めなければなりません。沖縄の人々と共に闘いましょう!

(2)1945年2月、首相近衛文麿が天皇に終戦を進言した
 天皇は言下に拒否し、戦争を継続し、講和を有利にようとし、ただただ天皇制の延命のため、己の命の延命ため戦争を長引かせたのです。それは、沖縄戦、ヒロシマ・ナガサキ、南洋群島での悲惨な戦いの強制等に繋がっていったのです。 そして、ソ連軍の開戦宣言と南下よって、はじめて戦争終結の決断に至ったです。沖縄は、8月15日の敗戦にも関わらず、沖縄戦は9月2日まで引き延ばされ、更に5000人もの死者をだしました。そして、戦後の米軍による占領と日米同盟が現在まで続いているのです。

 そればかりではない。また再び沖縄を戦場とし、また再び沖縄の島々にミサイル基地を造り、また再びアジア侵略に打って出ようとしています。沖縄をまた再び戦場にするって、沖縄の人々の許可を取ったのか?
何で勝手に沖縄を戦場にするのか。沖縄は日本の植民地か?そして、戦争さながらの軍事演習を強行しているのです。

 しかし、沖縄人民は「また再びの侵略戦争に反対し、沖縄を戦場にするな!」の闘いに立ち上がっています。本土人民・我々も、沖縄の人々と連帯し、アジア侵略戦争、中国侵略戦争を、絶対許さないための闘いに立ち上がりましょう。

 この岸田政権につき従い、辺野古新基地建設や佐賀のオスプレイ基地建設を住民の強い反対にもかかわらず建設を強行し、戦争によって国民の生き血を吸っている企業大成建設は今すぐ建設を止めて、沖縄辺野古、佐賀から撤退しなさい!

(3)「代執行」で辺野古基地建設を強行する政府・大成建設
 政府は、辺野古工事の再開は、2024年1月12日以降と言っていた。ところが、10日にいきなり工事を始めた。政府は正々堂々と工事を始めにくい後ろめたさでもあるのだろうか。沖縄の人々は、72%が辺野古新基地建設に反対している。だから玉城知事は「不承認」を表明してきた。
ところが国交省が沖縄県に代わって工事を承認するという、地方自治の権限を取り上げる「代執行」を強行し、そして10日にこそこそ工事を着工たのです。この「代執行」という卑劣な方法を強行したことが、1月10日にこそこそ後ろめたく工事を始めた理由です。

 沖縄は本土の楯になって沖縄戦を戦い、4人に1人が殺されました。そして、戦後米軍によって、銃剣とブルドーザーで土地を取り上げられ、米軍基地が造られ、今でも沖縄住民はその基地に苦しめられているのです。

 岸田首相「普天間飛行場の固定化は、絶対に避けなければならず、1日も早い全面返還に向けて努力を続けなければならない。」と強調していますが、その普天間基地返還のため代替基地を辺野古に造り、完成しないと普天間基地は返さないというのです。米軍によるあの少女暴行事件が起こったあの瞬間に、普天間基地は全面返還すべきでした。何で辺野古新基地を造らないと普天間は返さないのですか。何で代替基地を沖縄に造るのですか。沖縄は基地だらけなのに。代替基地を造るんなら、東京に造ればいい。しかも、「辺野古ができても、普天間は返さない」と元稲田防衛相は言っていました。どこまで沖縄を差別し、なめきっているのか。大成建設は何故政府の言いなりになり、沖縄で基地建設を強行しているのですか。

 沖縄の島々にミサイル基地を造り、沖縄をまた再び戦場にしていいと沖縄の人々は承諾してくれたのか。どこまで沖縄を植民地あつかいにし、沖縄の人々の思いを踏みにじるのですか。「沖縄に寄り添う」との言葉と裏腹に、平然と工事を強行する日本政府と大成建設。「沖縄に寄り添う」とは、「沖縄に押し付ける」という意味なのです。沖縄は何度も辺野古新基地反対の民意72%を示し続けてきました。しかし、その民意を還
りみられたことは一度たりともないのです。

 玉城知事は「たたみかけるように工事を進めることで、県民の諦め感を醸し出そうという考えであれば、大きな間違いだ。多くの県民は反対の民意を明確に示している。それを軽んじていては、日米安保体制全体にも、大きな影響が及び続ける。」と語気を強めた。今こそ本土人民の闘いが問われている。沖縄人民と共に闘い、戦争反対、戦争のための基地建設反対、ミサイル基地反対の闘いに立ち上がりましょう。岸田政権と一体となって辺野古新基地や、佐賀のオスプレイ基地建設を強行している大成建設は、工事をとめて、沖縄、佐賀から撤退しなさい。

マイクリレー
A さん:大成建設は佐賀のオスプレイ基地、辺野古の新基地建設をしている。基地建設のプロとして全国で戦争の準備を進めている。とくに基地が集中する沖縄で戦争が起これば逃げ場もない。政府は県に対してその時の非難計画を作れというが住民12万人が避難することできるのか、能登半島地震の経験からも不可能だ。先制攻撃をできる閣議決定をした自民党は、憲法を破壊するもので、支持率が16パーセントまで落ち込んでいる。政府は、能登半島地震の対策に向けるべき金を軍事につぎ込み大成建設をもうけさせているが、戦争で失われる命と金もうけのどちらが大事なのか大成建設に聞きたい。

B さん:辺野古新基地はどんなに莫大な予算をつぎ込んでも、大浦湾の軟弱地盤のために完成の見込みがないし、環境を大きく破壊する。自民党の裏金作りのパーティー券問題が明らかになったが、検察は責任を末端の会計責任者に取らせるだけだ。沖縄のミサイル基地の強化、軍事要塞化に反対しよう。政府は全国38の港湾と空港を軍事利用できるように自治体に求めている。戦争を繰り返してはいけない。

C さん:大成建設は戦前から戦争の工事で太ってきた。きれいな海を埋め立て、人殺しの工事をやるのが辺野古新基地建設を進める大成建設だ。これを許したら人殺しに手を貸す立場に立たされることです。福岡でも博多港は軍港化が進んでおり、福岡空港は以前から軍事空港として利用されてきた。戦争反対の声をあげましょう。
沖縄の離島の歌を一曲歌います。

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五洋抗議:2月27日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 定例の五洋建設抗議を行います。現在の海上ヤードのぐり石投入を行っているのも五洋建設・大成建設・國場組JV(共同企業体)です。命のゆりかごである大浦湾の埋め立てはなんとしても止めさせたい。どうぞご参集ください。

2024年2月6日火曜日

2024年1月23日火曜日

五洋抗議:1月23日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 今日も寒そうですが、定例の五洋建設抗議をします。新たな受注も決まっています。どうかご参集ください。

2024年1月9日火曜日

大成抗議報告:12月21日@福岡九州支店前

大成建設申し入れ行動次回予定
2024年1月18日(木)16:50 
大成建設九州支店前(住吉神社の向かい)福岡市博多区住吉4丁目1番27号JS博多渡辺ビル


12月行動の報告(12月21日)
 この日はこの冬一番の寒さと雪と強風の中での情宣で、おいているハンドマイク拡声器が吹き飛ばされて音がしなくなったり、チラシ類が入ったカバンが大通りの反対側に飛ばされて探しに行ったりでした。
街頭宣伝が中断したり、マイクも途切れ途切れになりながらでしたが、全員が12月20日の代執行反動判決に対する抗議を叩きつけ、熱く訴えました。代執行判決の悪質性は、原告資格がないという形式論で県の
訴えを門前払いをしておきながら、県民の思いも理解できるなどとポーズをとり、国と県が話し合いで解決をするのが望ましいといいながら、国がこれまで県との話し合いに応じなかった、その国の主張を忠実
に認めている点です。
 もう一点は11月29日屋久島沖で米空軍オスプレイの墜落事故で兵士8人が死亡し、米国がオスプレイの飛行停止と生産中止を発表した直後でもあり、この危険性についても訴えました。佐賀空港に自衛隊がオス
プレイを配備する駐屯地の工事を大成建設が請け負っていることも訴えました。テレビ・新聞などで報道され、通行人はポケットから手を出してチラシを受け取る方もいつもよりも多く、自転車の通行人から頑
張ってと声もかけられました。今年最後の12月行動でした。

大成建設に対する要請書
(1)「訴訟を起こす資格がない」と却下した反動判決を許すな!
 11月15日、那覇地裁で辺野古抗告訴訟判決が行われました。藤井秀樹裁判長は「沖縄県は訴訟を起こす資格がない」「県の訴えは不適法」として却下したのです。この不当判決を許すことはできません。
こんな裁判、許せますか!
 沖縄県が、防衛局の設計変更申請を「不承認」にしたことを国交省が取り消したことは、違法だとして、沖縄県が国を相手取り、国交省の裁決の取り消しを求めた裁判です。その判決が、「訴訟を起こす資格
がない」「不適法」として 「却下」したのです。裁判長は設計変更申請への対応は、国が県に事務を委ねた「法定受託事務」だから、県は訴訟を起こす「資格がない」と判断したのです。
 しかし、1999年の地方自治法改正で、国と地方の関係は、「上下」から「対等」へ変化したはずです。地方も国と対等の権限を持っているはずです。この裁判長の態度は、岸田政権のように、世の中をま
た再び戦前に引き戻そうとする意図を感じます。司法のこの態度を決して許してはなりません。
 沖縄県は「地方公共団体の判断を国が覆すのは、地方自治の本旨に反する」と言っていますが、裁判長は「公有水面」は国が所有するもの、地方公共団体の「固有の自治権」に含まれているとは言えないと退
けたのです。
 裁判長はあくまで国の権限を振りかざし、地方を切り捨て、何が何でも理屈抜きで設計変更を承認させようとしたのです。
この戦前への回帰を断じて許してはなりません。知事は「地方公共団体の自主性や自立性を脅かしかねないものだ」と反撃しました。このように、国と司法が一体となり地方公共団体の自主性や自立性を奪い、
国の言いなり にさせられて行き、侵略戦争へと突き進んで行くのです。この藤井裁判長を絶対に許してはなりません。
国民や地方自治の弱い立場の権利を守るべき裁判長が、国の言いなりになり、国の利益を守ろうとする。
そして、国、司法、企業一体になって侵略戦争に突き進んでいくのです。

 今こそ労働者人民が団結して闘うときです。
知事の「不承認」処分を守り抜こう!辺野古新基地建設反対!侵略戦争反対!
 国と歩みを共にする大成建設、戦争で金儲けしようとする考えをやめなさい。あなた達「死の商人」が戦争を呼び寄せているのです。人類の破滅ともなる戦争絶対反対です。戦争につながる基地建設をやめな
さい。やめて沖縄・佐賀から撤退せよ!
 
(2)「代執行」を許してはならない!
 辺野古新基地反対の民意を取るか、法に従う行政官の立場を取るか?
 玉城知事は9月最高裁の不当判決から1か月間苦悩した結果「不承認」の結論を出したのです。これこそ沖縄の民意です。
しかし、政府は10月直ちに知事に代わって「代執行」にむけた訴訟に入りました。裁判と言っても結局は裁判官は国の言いなり、政府の為の裁判官なのです。沖縄県は、国交省や高裁の「不承認取り消しは違法だ」と上告しましたが、最高裁は国交省や高裁が「不承認を取り消したことは違法ではない」と「不承認」取り消しを認め、沖縄県に対し「承認せよ」と迫ったのです。この反動を許せますか!

 玉城知事は「専門技術的知見に基づいて審査した上で「不承認」にしたのです。しかし、最高裁は県の主張について何ら判断を示すことなく、訴えを退けたのです。知事は「極めて残念だ」と述べています。
国が県に代わって「代執行」するというが、先ほども言ったように、地方自治法改正で、国と地方の関係は「対等」へ変化したはずです。自治法改正後、司法による「代執行」の例はありません。憲法が保障する地方自治法の精神にも違反しています。この「代執行」は、改正地方自治法を破壊し、憲法を破壊し、また再び侵略戦争に突きき進まんとする岸田政権の動きと機を一にするものです。このような弾圧を許してはなりません。「代執行」絶対反対です。アジア侵略戦争のための辺野古新基地建設絶対反対です。
 10月30日、設計変更を承認しない玉城知事の姿勢は「公益を害する」とする国交省に対し、知事は「承認しないことが、むしろ地域住民の公益になる」と反論し、請求棄却を求めました。国は、日米間の信頼関係や同盟にも悪影響を及ぼしかねないと言っているが、この日米同盟によって、沖縄人民はどれだけ被害を被ってきたか、人殺しのための辺野古新基地が造られないことが、住民の公益になるのです。だから知事は不承認が公益になるといっているのです。国の「代執行」を許すな!地方自治を破壊する「代執行」を許すな!

(3)琉球弧の軍事要塞化を許すな!
 中国を包囲するように、第一列島線上に基地建設がどんどん進められ、軍事演習が行われています。また、ミサイルを全国に配備しようと進められています。これは全国が戦場になることを意味しているので
す。10月14日から31日に、日米軍事演習(りゾリュート・ドラゴン23)が強行されました。沖縄・九州各地を戦場とし、陸上自衛隊・米海兵隊・米空軍の6400人が参加しました。しかし、今や全国で戦争反対、軍事演習反対の闘いが繰り広げられています。
 与那国の多々良島で「有事避難の地元説明会」がありました。国は先島12万人を鹿児島と福岡に輸送する計画だというのです。しかし、集まった30人の住民の抗議の声が巻き起こりました。
「戦争が前提なのか」
「日本は戦争できる国なのか。憲法がある」
「何故島を出ないといけない」「家を捨て、畑を捨て、墓を捨てて島を出るのは納得いかない」
「私は出ない」

 具志堅隆松さんは「戦争を回避するための外交が99%」「残りの1%が最後に考えること」「先に1%を出すのは全く逆転している」と非難し、「沖縄を再び戦場にさせない県民集会」の参加を呼びかけ
ました。 また、佐賀では佐賀オスプレイ基地建設が強行されていて「佐賀駐屯地建設工事差止仮処分」が闘われています。
 戦争政策を何が何でも押進める岸田政権を許すな!そして、岸田政権につき従い基地建設を強行する大成建設を許すことはできません。

アジア人民虐殺のための基地建設を止めよ!

大成建設は基地建設をやめて、沖縄・佐賀から撤退しなさい!

Stop! 沖縄新基地建設・福岡