ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2022年5月17日火曜日

大成抗議報告:5月11日@福岡九州支社

 2022.5.11大成建設要請行動報告

1)要請書(Yさん)

要請書

訴えた防衛省と結託して「不承認」処分を取消した国土交通省

防衛省が作った辺野古新基地建設の設計概要変更申請を、玉城沖縄県知事は不承認にしました。問題が多い計画だからです。

これに対して国土交通大臣は、不承認にした沖縄県の処分を取り消す決定をしてしまいました。そして知事に4月20日までに設計変更申請を承認するように勧告してきたのです。・・・・・・・・・・・①変更変更

そもそも裁決する国土交通省と訴えた防衛省とは同じ自民党内閣が組閣した閣僚なので、辺野古新基地建設推進の方針で一致しています。なので国土交通省も防衛省と一体になって沖縄県が出した設計概要変更申請の不承認決定をなきものにしようとするのです。

こんな国家権力の横暴なやり方を許すことはできません。

もともと辺野古新基地建設工事は問題が山積みです

辺野古新基地建設を玉城知事が不承認にしたのは、工事に合理性がないからです。

・軟弱地盤があって77000本もの砂ぐいを打たなければいけないこと

B27地点にあるといわれる水深90mの軟弱地盤は深すぎて実績がない。

・活断層もあって地震で危険な基地になる、

・莫大な建設費がかかり、最初は3600億円の計画だったのがいまでは政府も9300億円に修正している。    軟弱地盤の改良工事も入れると2兆6500億円ともいわれています

・航空法違反で、米軍基準の高度制限に引っかかる国立高専などがある

・建設期間が13年と長すぎて、普天間の危険性を放置する

・サンゴの自然破壊

これほど問題が山積みな基地は他にありません。知事が不承認にするのはあたりまえです。

大成建設は税金の無駄遣いにしかならない辺野古新基地建設工事から撤退してください。

深度90m地点のボーリング調査をやらない防衛局

工事が不可能だといわれている軟弱地盤についていえば、沖縄県が再三にわたって、海面下90mまで軟弱地盤が続いているB27地点のボーリング調査を実施するよう要請しても、防衛局がやろうとしません。今までに軟弱地盤改良工事は深度70mまでの実績しかなく、とくに90m地点は前代未聞の難工事が予想されています。そこの調査をやらない理由は、難工事ということを隠しておきたいからなのでしょうか。大成建設は防衛局が調査しない理由を知っていますか。防衛局から聞いているなら教えてください。

M8級の巨大地震が予想されるのにレベル1の耐震設計でいいのか

地震についていえば、3月に国の地質調査委員会が南西諸島北西沖でも,マグニチュード7.5以上の地震が起きる確率が50年以内に80%程度あると評価しました。辺野古新基地はレベル1の耐震性能で設計されています。当然レベル2で設計し直さなければいけないでしょう。大成建設は、米軍がいいといっているからこれでいいんだといって済まそうとしていませんか。その点について大成建設はどう考えているのか聞かせてください。

防衛局は通知書も出さないで違法な工事をしている

工事の手続きのいい加減さも問題です。米軍基地の中に美謝川が流れていますが、大浦湾を埋め立ててしまうと川を海にながすことができなくなってしまいます。そのため川を切り替えて水路を変更するために道路を拡張し、森林伐採がはじまっています。

しかし伐採地は名護市と国との間で賃貸借契約が交わされている場所なので防衛局は手続きとして事前に通知書を名護市に出さなければいけません。防衛局はそれもせずに、樹木の伐採をやってしまい、市民に見つかって問題になっています。しかもこんないい加減なやり方を名護市の渡具知市長は黙認していたのです。

渡具知市長は自民党が推薦する候補なので、名護市長選挙では、当選したら再編交付金が出る約束をしています。その金で市民には医療費や保育料を無料にするといって当選しています。しかしこれは税金を使った贈収賄ではないのでしょうか。そんな渡具知市長だからこそ防衛局がやっている違法行為も見逃すのです。

戦没者の遺骨交じりの土砂を採取して埋め立てに使うな

辺野古新基地建設工事の大浦湾の埋立に遺骨混じりの沖縄南部地区の土砂を使用しようとしていることに対し、具志堅隆松さん達のハンストの訴えを初め、全国150自治体から「人道上許されない」という声が沸き上がっています。沖縄県は、熊野鉱山の開発業者に、「遺骨の確認」や「事前に県と協議すること」等の「措置命令」を出しました。

しかし、開発業者は、「県の措置命令の取り消し」を求めて公害等調整委員会に不服申立をしました。

公害等調査委員会は第2回審理では、「戦跡公園としての風景の場合、単なる外観ではなく、そこでの悲惨な戦争が行われたという記憶と結びつくことにより、外観が持つ意味が対象となることについては、当委員会としても理解することができました」と述べました。5月には、委員会が現地視察を行うことも決まりました。一歩前進ですが審理は進行中で注目されています。・・・・・・・・・・・③4行上 委員会委員会

大成建設は戦没者の遺骨が混ざった土砂を採取して埋め立てにつかうことについて、どういう見解をお持ちですか。実際に埋め立てる業者としてのご意見を聞かせてください。

戦争では基地が標的になり、島の住民の命は守られない

辺野古新基地は米軍と自衛隊の基地として共同使用する予定です。。

沖縄県民は50年前の沖縄復帰の際に建議書を政府に出しました。自衛隊の配備はするな、2度と沖縄を戦場にするな、戦争につながるものは一切認めないという意見も入っていました。復帰すれば平和憲法があるから米軍基地は撤退するはずだという沖縄の人々の願いは裏切られ、日本政府は米軍基地をそのまま沖縄に置き続けるつもりだということがわかったからです。米軍基地は撤去しなければならないという県民の願いを大成建設は受け止め、工事から撤退してください。

許しがたいことに防衛省は沖縄本島と南西諸島に自衛隊基地をどんどん配備しています。・・・・・④本島

第一列島線である南西諸島、与那国、石垣島、宮古島、奄美大島、瀬戸内町、馬毛島に自衛隊基地を作り、地対艦、地対空ミサイル部隊を配備しています。・・・・⑤1行上 戦→線 ⑥1行上の島の名を南から並べた方が。

戦時には20ある民間空港は全部挑発され、馬毛島は航空輸送の拠点、奄美大島は海上輸送の拠点になります。

一方で国民保護計画はなく、島民の避難計画は作られていません。沖縄と南西諸島の住民が攻撃の標的にされてしまいます。

安倍元総理は台湾有事は日本の有事だといって中国と戦争をやる気でいるようです。沖縄と南西諸島が爆撃され、住民が虐殺されたら一体だれがどう責任をどうとるのでしょうか。無責任極まりないです。安倍や自民党は戦争をやることに前のめりですが、戦争を起こさないようにするのが政治の役割です。戦争の準備をすることにも、戦争をやることにも基地建設にも絶対反対です。

 明治以来過去の戦争で日本軍と一緒に中国大陸に侵略していった大成建設は、同じ過ちを繰り返さないで下さい。中国大陸侵略のための、辺野古新基地建設や宮古島や石垣島のミサイル基地が作られていますが、戦場になったら島民は逃げ場を失い、命を落とします。大成建設は、基地建設をやめて沖縄・辺野古から撤退してください。金儲けと命ではどちらが大切ですか。命どぅ宝です。

(2)個人の意見

Fさん

要請書でも述べられましたが、国土交通省は県の「不承認」処分を、取り消す裁決を下しました。許せません。そして、420までに、防衛省が出した設計変更申請を承認するよう勧告してきましたが、沖縄県は断固として、「変更なし」の判断を下しました。すると、国土交通省は428日のサンフランシスコ講和条約発行の日である、日本国が沖縄を売り渡した屈辱の日を選んで、「不承認の是正支持」を勧告したのです。屈辱の日を選んだその悪質さは断じて許されません。

 公有水面の埋立は、地方自治体=沖縄県に全ての権限があるのです。これがすべてです。

政府・防衛省はそれに従い工事は中止・断念すべきです。沖縄県は防衛局の変更申請が不適切であり間違っているから不承認にしたのです。

 しかも、行政不服審査制度は私人の権利救済を目的とした制度です。それを国家権力が私人の権利を利用し振りかざすなど許せません。それも同じ内閣が裁決するというのです。許せるはずないでしょう。

そして、国土交通省は、知床観光船の運行許可を出して、沈没させ、沢山の観光客が死に至っています。その反省もなく、まったく同じ杜撰なやり方で「辺野古の設計変更申請を許可せよ」と迫っているのです、許せません。

防衛局は、大浦湾の軟弱地盤90m60mの砂杭を打ち込むことでよしとすると言っているのです。しかも、沖縄県が最深90mのB27地点の再調査を要請しても応ぜず、他の3地点の値から類推すればいいなどと、いい加減なものです。軟弱地盤の一番難工事で調査データーが一番必要な箇所なのです。それを他地点の類推で済ますなどあり得ないでしょう。

だから、沖縄県は不承認にしたのです。不承認にした、ちゃんとした正当な理由があるのです。それに対して、防衛局は沖縄県の支持には従わず、国家権力の力でもって押し切ろうとしているのです。行政不服審査請求制度を国家権力の弾圧の道具として使うなど許すことは出来ません。 

昨年秋、陸上自衛隊は実践さながらの14万軍事演習を展開しました。

「自衛隊だけでは国は守れない。この訓練で民間の方が有事の協力のあり方を考える機会になればいい」と言っているのです。この大演習で国民の意識を変え、戦争への協力体制を作っていくというのがこの軍事演習の大きな目的なのです。国民を総動員して国家総動員体制を作ろうとしているのです。許せません。

大分県日出生台で、沖縄米海兵隊の大規模演習が行われました。

 今回参加した海兵隊員は320人、瑠弾砲10門、車両60台で、過去最大規模です。ハイマース最新鋭のロケット砲や偵察用ドローンなども始めて持ち込まれました。

今回、米軍は住民向け説明会もすっぽ抜かし、公開訓練も中止しました。夜8時までの訓練の約束が連日9時頃まで、砲弾が鳴り響いていました。この米軍の変容は、中国侵略に向けた情勢の変容なのです。許すことは出来ません。

 沖縄の県道104号線越え訓練を軽減するための、本土への訓練移転だったのが、沖縄の負担は軽減されぬまま、全国に負担が広がりつつあるのです。

米軍伊江島での戦闘機の離発着訓練や米軍那覇軍港でのオスプレイを使った訓練を行うなど、「新構想」に沿った訓練が着実にふえているのです。

「自衛隊基地もこの『新構想』に組み込まれていくだろう」と、言われています。

今、沖縄、そして本土で繰り返される軍事訓練は、正に中国への侵略のための軍事訓練です。そしてこの侵略に国民が賛同し協力し、国民を総動員して行こうとする軍事訓練なのです。今この戦争への動きに反対しなければ、ウクライナのように人民は虐殺され逃げ惑わなければならなくなります。私達はこのウクライナ戦争を止めるための闘争反対に立ち上がることです。アメリカは330億ドルという多額のウクライナ追加支援をし、このウクライナ戦争を長引かせ、中国侵略戦争へ発展させ、第3次世界大戦に持ち込もうとしています。私達は今、本気でこの戦争反対の闘いに立ち上がらなければなりません。二度と沖縄を戦場にしてはなりません。「ノーモア沖縄戦!ヌチドウ宝」の会と連帯して立ち上がりましょう。「ロシア兵士母の会」と連帯して立ち上がりましょう。

大成建設!この辺野古新基地は、確実に人殺しのための戦争に使われる基地です。あなた達はその人殺しのための基地を造っているのです。ご通行中のみなさん、このような基地建設を許せますか。大成建設、基地建設から撤退して下さい.ウクライナのような、人殺しのために使われるのです。そして、この侵略のための辺野古新基地は、逆に狙われるのです。沖縄人民はかっての沖縄戦でアメリカ軍の侵略により、人民が逃げ惑い沢山の人々がウクライナのように虐殺されていきました。4人に一人が殺され、49万人の人口の内12万人がころされたのです。そして、南部の激戦地では、4町村が全滅し、それが合併し1つの市や町になったそうです。それが南城市であり、八重瀬町です。南の海からの艦砲射撃で逃げ場を失った人々は、避難していく場所もなく島の中を逃げ惑い、ガマと言われる洞穴に逃げ込めば、火炎放射器で焼き尽くされ。虐殺されたのです。今でもそれらの地区を歩くと、一家全滅した屋敷が、点々とそのまま残っているのです。二度とあの過ちを繰り返してはなりません。

大成建設!基地建設をやめて下さい。何のための基地建設かはっきりしています。人殺しのための軍事基地建設です。今すぐ建設をやめて撤退して下さい。

Y2さん、

通行中の福岡市民のみなさん、闘う市民のみなさん、今私達はこのビルの前で沖縄における辺野古における埋立工事に反対しています。沖縄の北部にある大浦湾、そこで新たな基地造りが行われています。米軍と自衛隊が使用する基地を造るために、沖縄の人々がずっと反対している埋め立て工事が強行されています。その工事を担っているのが、このビルの中にある大成建設です。私達は毎月1回、このビルの前で大成建設に対して、直ちに沖縄から埋め立て工事を止め、撤退するよう求めています。こうして街頭で訴えております。この街頭行動は全国でも行われております。

そして、今、首相官邸前では、若い大学院生の元山仁士郎さんがハンガーストライキの座り込みを行っています。どうぞ私達の訴えを聞いて下さい。この首相官邸前でハンガーストライキを行っている元山さんは、5月の9日から辺野古の埋め立てをやめるよう首相官邸に向かって坐り込んでいます。この若い青年の声を是非とも私達と共に皆さんに届けたいと思います。この元山さんの訴える声だけでなく、11月沖縄の玉城知事は大浦湾における埋め立て工事を「不承認」にしました。防衛省が新たな工事計画を申請したことに対して、全国から18千の意見が届き、そういった全国、沖縄の人々の埋め立て工事に反対するそうした声を受けて、玉城知事は防衛省が出した埋め立て工事の設計変更申請をこれは承認することが出来ない、という風に、玉城知事はそういう決定をおこないました。そうです。防衛省が出した工事計画は如何に杜撰であるか、ということが明らかだったからです。大浦湾に生息するジュゴンやサンゴ礁、そういった生きものの命を奪う、埋め立て工事が、何ら関係なく、そういったことについても行われていない工事が行われれば、強行されれば、サンゴ礁が生息する、或いはまた、ウミガメ或いはまた、ジュゴンが生息する海が破壊されるそういったことが明らかになったからです。私達はそういった承認決定が実は工事計画の杜撰さを明らかにしている、その他に既に防衛省の受け入れている大浦湾の活断層があり、或いはまた、軟弱地盤がある、そういった日本の工事会社が経験したことがないような、軟弱地盤が大浦湾にあり、そのための工事が実は経験したことがない工事計画自体の砂杭を打ち込む、或いはまた、海底70mしか経験したことの無いような軟弱地盤が、更に90mに及んでいる、そういったことが明らかになったのです。玉城知事はこの軟弱地盤が何ら工事計画として明らかにされていない、そういった事実も明らかにしながら、防衛省の工事計画を新たな工事計画を「不承認」にしました。いつ工事計画が終わるかも知れない、9300億円といわれるような予算がどぶに捨てるようなものになってしまう、そうした事態も明らかにして、玉城知事は「不承認」決定をしたんです。

通行中の福岡市民のみなさん、そして、高校生の皆さん、学校で沖縄のことを勉強してますか?今、私達のこの社会で、特に沖縄では、本土復帰70年といわれる中で米軍基地が、或いはまた様々な米軍と自衛隊の沖縄を戦場にした訓練が住民の  行われています。この大浦湾における新基地建設が、今進めている政府の米軍と自衛隊が台湾有事をにして沖縄を含む南西諸島一帯の軍備要塞化を進めるとして、進行していることについて私達は反対しています。大浦湾における、辺野古基地建設のそういった、日本における軍備強化この流れの中にあります。そういった戦争のための基地造りにこの大成建設は協力をしているのです。沖縄の人々が県民投票或いはまた様々な選挙での辺野古新基地反対の圧倒的な投票結果にも関わらず、政府防衛省は埋め立て工事を進めています。その防衛省の工事計画を真正面から支え協力し、加担しているのが大成建設です。私達が大成建設のこの許し難い基地建設を断じて許すことができません。通行中の福岡市民の皆さん。私達は毎月1回このビルの前で、全国の人々と共に沖縄における辺野古の埋め立て工事に反対しています。この一部の埋立土砂の投入によって、埋立が強行されていますが、しかし、沖縄の人々は海にボートを出し、そして、工事車両に対し、時には座り込みをしながら反対の声を上げています。また、29日から大学院生の元山仁士郎さんが、首相官邸前で座り込みを続けて辺野古の埋め立て工事を一方で新たな戦争への道に繋がっている。そういったことについて私達は強く反対しています。

今年沖縄では、復帰70年ということで、今度、東京と沖縄で、この5・15に合わせて政府は式典を行なおうとしています。戦後1945年沖縄戦が終結し、そして敗戦を通じて、少なくとも平和憲法の下に復帰するんだ、そうした願いを踏みにじって、基地建設を、或いはまた、米軍の沖縄における地主法を認めてきた、そうした契機と向き合う、一括し、新たな沖縄における安全保障にとって、沖縄が重要である、そのような国の式典を強行するというのです。そして、コインを発行して70年式典を祝う等、断じて許すことはできません。

(3)ギターと歌(Gさん)

訴え:通行中のみなさん、私達が立っているこのビルの中に、大成建設という日本でも有数なゼネコンが入っています。この大成建設は戦前から戦争に協力をしてしこたま儲けてきている会社です。そして、今また、沖縄のジュゴンやウミガメが暮らすきれいな辺野古の海を埋め立てて、基地をこしらえる。戦争のための人殺しのための、そしてまた、戦争になればその標的となる基地をこしらえているのが、このビルデイングの中に入っている大成建設です。私達は大成建設に対して、今すぐ辺野古の新基地建設をやめろ、こういった訴えをしてます。

皆さんは、あのウクライナの戦争で基地が真っ先にその戦争の戦闘目標、爆撃等々の目標にされるんだと言うことは、ご存知だろうと思います。今、日本政府は、この沖縄辺野古の新基地建設をはじめとして、南西諸島の島々に様々な基地を新たに建設しています。正に南西諸島を戦場として中国との戦争を構える。そして、島々の人達にその犠牲を押しつける。あの沖縄戦に於いて20万人の人達が亡くなっています。こういった沖縄戦の再来とも言うべき戦争を再び沖縄中心とした南の島々で行いそこに暮らす人々を死に追いやる、このようなことを日本政府は進めています。ウクライナの事態を皆さんは見て戦争はどういうものかご存知だろうと思います。あれは決して他人事ではありません。アメリカもこれまで散々戦争をやってきてます。そして、また新たに中国との戦争をこの沖縄そして、南西諸島の島々を犠牲にして戦争を始めようとしています。私達は戦争に断固反対です。NO WARです。

歌:憎しみよりもアイラブユウ

1)不吉な時代がおおいかぶさってくる  浮かれて暮らしているうちに  戦争の足音が高まってくる

物も言えない時代がやってくる  本当のことを歌うとパクラレテしまう  

2)沢山の人が犠牲になる  それがあんたかもしれない  とっくのとうに目を付けられている  

やっぱりおいらかもしれない  物言えば唇寒し  ああ秋の風  

3)どうせこの世は豚箱の中  だまってしまえば食われるだけさ  美味しいお肉がうかれならひで

  体中の毒で棘だらけ  「侮辱罪」で侮辱する  

4)誰の物でもないこの世界を  独り占めしようとする奴らがいる  大地を切り分け空気を買い占め

  みんなの命を奪い取っていく  この日常が戦争に直結だ  

5)立ち上がるときは今だ  声を上げるときは今だ  基地も軍隊もぶっつぶせ

分かち合って生きていけるぜ  憎しみよりもアイラブユウ

6)不吉な時代がおおいかぶさってくる  浮かれて暮らしているうちに  戦争の足音が高まってくる

物も言えない時代がやってくる  本当のことを歌うとパクラレテしまう  

訴え:そんな時代を迎えないために、基地に戦争に反対する声を、今私達一人一人が上げないといけないと思います。政府は「侮辱罪」、例えば安倍は100何回と嘘をついてる鉛切に反対です。訳なんですよね。モリカケ問題等々で。それに対して「安倍は嘘つきだ」と言ったら逮捕されてしまう。「侮辱罪」の重罰化、このようなことを、今、国会で成立させようとしています。あらゆる法律が戦争のための下地作りとして踏み固められています。戦争に反対の声を上げましょう。そして、この私達が立ってるビルデイングの中に入っている大成建設が推し進めている、沖縄辺野古の新基地建設。正に中国を見据え、台湾における戦争をおっ始めようという、そのために沖縄、そして南西諸島で、島々で戦争を始める。そして、この辺野古の基地を初めとした軍事基地は、正に戦争になればその標的になる。そういったことは、今回のウクライナ戦争でも明らかになってることだろうと思います。みなさん戦争と軍事基地、そして軍隊に反対しましょう。軍隊は要らない。戦争はやめろ。軍事基地は今すぐなくそう。こういったことを止めなければ、本当に今、政府は一挙に戦争へともっていこうとしています。資本主義の世の中が世界恐慌という形でもってその根底から拭い去るその経済基盤が崩れ去るこういった時代を迎えようとしています。だけども私達から更に搾り取り食い物にするこういったことのために、資本家の連中は戦争によって生き残りをかけています。そのために、この大成建設が基地建設をしています。私達は戦争に絶対反対です。基地建設に反対です。沖縄の辺野古という綺麗なウミガメやジュゴンが暮らす海を埋め立てて、戦争のための、人殺しのための基地を造るこのようなことを絶対に許してしまってはならないだろうと思います。どうぞみなさん、私達といっしょにこの辺野古の新基地建設に反対の声を是非とも上げてください。宜しくお願いします。

歌:あの空の向こうへ

あの空の向こうへ  ウクライナの空の下へ  届いておくれと  大きく息を吸って  

風となって歌うよ  何のために殺し合っているのかと  僕らはこの星の  繋がる命さ  

国境なんかで  隔てられるいわれはない  金のために血を流して  誰が喜ぶというのか  

あの空の向こうから  ウクライナの空の下から  届けて送れよ  本当の気持ちを  

風となって歌ってよ  殺し合いの愚かさを  

僕らはこの星の  繋がりの星だから  国境なんかをとっぱらってしまえば  

憎しみ会うより  愛し合う喜びになるのさ  

 あの空の向こうへ  ウクライナの空の下へ  届いておくれ  大きく息を吸って

風となって歌うよ  何のために殺し合っているのかと

訴え:通行中の全ての皆さん、私達が今、立ってるこのビルの中に大成建設という日本優秀のゼネコンが入っています。この大成建設は戦争でもって散散儲けてきてる会社です。そして、今回もまた沖縄辺野古のジュゴンやウミガメが暮らす綺麗な海を埋め立てて戦争のための、即ち人殺しのための、あのウクライナの事態のような人殺しのための戦争の基地を造っています。私達はこの戦争のための基地建設に反対をして訴えています。大成建設に訴えています。

(4)シュプレヒコール

シュプレヒコール  シュプレヒコール

大成建設は辺野古の基地建設をやめろ   土砂投入をやめろ

辺野古の海を埋め立てるな   ジュゴンの海を壊すな   ウミガメの海を壊すな  サンゴの海を壊すな

ジュゴンを殺すな   人殺しのための基地建設をやめろ   戦争のための基地建設反対

辺野古の新基地建設反対   大成建設は沖縄から手を引け   戦争のための基地建設をやめろ

人殺しの基地建設をやめろ   サンゴの海を守れ   ウミガメの海を守れ   ジュゴンを殺すな

大成建設は沖縄から手を引け   戦争のための基地建設をやめろ   人殺しに手を染めるな

闘うぞ   闘うぞ   闘うぞ


Stop! 沖縄新基地建設・福岡

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