普天間のKC130空中給油機部隊の岩国基地移駐が15日、始まりました。安倍首相らは移駐を「負担軽減」と沖縄県民に宣伝していますが、移駐しても同部隊の訓練は沖縄県内で続けるのですから少しも「負担軽減」になりません。
また同日、オスプレイ1機が厚木基地を経てキャンプ富士に飛行しましたが、普天間のオスプレイ部隊は県内での訓練を激化させており、数機が短期間「本土」に出張したところで県民が「負担軽減」を実感することにはなりません。
7・16付沖縄タイムス記事「海兵隊給油機の岩国移駐始まる」から抄出します。
〈【宜野湾】米軍普天間飛行場第152海兵空中給油輸送中隊に所属するKC130空中給油機の岩国基地(山口県)への移駐が15日に始まり、2機が移動した。8月末までに全15機の移駐が完了する予定。沖縄の基地負担軽減を目的に在日米軍再編計画に基づき、沖縄に駐留する部隊が本土に移転するのは初めて。移駐に伴い、兵士や家族、約800人も岩国へ拠点を移す。
一方で、米海兵隊は地上部隊との連携の必要性から移駐後も沖縄で訓練することを明言しており、実際に負担軽減につながるかは不透明だ。〉
〔参考記事〕
◆海兵隊給油機の岩国移駐始まる 7・16 沖縄タイムス
◆普天間の空中給油機、岩国へ 移駐後も県内訓練 7・16 琉球新報
◆普天間からKC130移転開始 7・16 NHK沖縄
◆KC-130空中給油機 岩国へ移転開始 7・15 RBC
◆KC130空中給油機が移駐を開始 7・16 QAB
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