拡散歓迎
「大成建設は辺野古への工事をやめろ」
1月14日16:30集合 大成建設本社前 新宿センタービル前路上
60億もの基地建設工事を請け負いながら、沖縄の民意を無視し、市民の要請に対しては「回答する立場にない」と社会的責任を果たそうとしない大成建設に、辺野古新基地建設工事の中止を求め、抗議行動を行います。
年明け、工事が始まるころの行動になるかもしれません。皆さん集まってください。
行動に関するアイディア・提案などありましたら、ぜひ。
in_terra_pax0215@yahoo.co.jp
希望の海を埋め立てないで! 12月は10日(火)17:30~大林組、17日(火)17:30~大成建設、24日(火)17:30~五洋建設抗議です。それぞれ社前30分、駅前30分の抗議となります。 大浦湾側を埋め立てる新たな受注契約が進められています。私たちは屈しません。
ブログ開設にあたって
【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨
沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。
ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。
主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。
ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。
辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。 本ブログ編集部 2014年2月20日
2014年12月20日土曜日
大成建設への抗議キャンペーン:12月19日大成建設と面接をしました
12月2日付の要請書に対し、***以下の回答が来ました。「回答する立場にない」という回答に対し、社会的責任があるだろうということで、Stop!辺野古埋め立てキャンペーンのメンバー6名で12月19日大成建設に面接を求めて、本社に行ってきました。
本社のある新宿センタービルに着いて、「ロビーで会う」との電話約束だったため、ロビーに向かうと、見覚えのある顔から「辺野古の人は外だよ」と言われて見渡すとビルの外にメンバーが。聞くとビル管理会社の警備員に「外で待っているように」と言われたそうだ。外には20名以上だろうか?の公安がすでに私たちを待っていた。警備員は4名。警備員が「中に入れるのは2名だけと聞いている」という。しばらく警備員と問答するが、意味がないので、大成建設に電話を入れた。「6名できているので入れてほしい」と交渉するも、返答は「下に行きます」とのこと。約束の4時の数分前。
大成建設の社員2名が降りてきた。「2名に絞らせていただく」と繰り返すので、「ならばここ(本社ビル前の路上)でいい」ということで、寒空の下、話を続ける。対応している相手は「総務部総務課の前田」さん。やっと名乗る。「10分だけ対応する」とのこと。
こちらからは「『回答する立場にはない』という回答は理解できない、こちらの要請事項は要請書の通りだ」「沖縄の選挙で出た民意をどう思うのか。」と問いかけても「回答する立場にありません」と繰り返す。
「公共工事を請け負っている以上、社会的責任、説明責任があるだろう」「地元の漁民とかが来たらきちんと対応するのか」「60億の受注をしているのに回答する立場にはないというのはどういうことか理解できない」に対し、「意見としては承りますが、回答する立場にはありません」
最後の方は、少し表情を変えるような感じもあったが、ここまででタイムアップ。とりあえず最初のアクションとしてはここまでにして引き上げ、コーヒー屋でミーティングして終わりにしました。
本社のある新宿センタービルに着いて、「ロビーで会う」との電話約束だったため、ロビーに向かうと、見覚えのある顔から「辺野古の人は外だよ」と言われて見渡すとビルの外にメンバーが。聞くとビル管理会社の警備員に「外で待っているように」と言われたそうだ。外には20名以上だろうか?の公安がすでに私たちを待っていた。警備員は4名。警備員が「中に入れるのは2名だけと聞いている」という。しばらく警備員と問答するが、意味がないので、大成建設に電話を入れた。「6名できているので入れてほしい」と交渉するも、返答は「下に行きます」とのこと。約束の4時の数分前。
大成建設の社員2名が降りてきた。「2名に絞らせていただく」と繰り返すので、「ならばここ(本社ビル前の路上)でいい」ということで、寒空の下、話を続ける。対応している相手は「総務部総務課の前田」さん。やっと名乗る。「10分だけ対応する」とのこと。
こちらからは「『回答する立場にはない』という回答は理解できない、こちらの要請事項は要請書の通りだ」「沖縄の選挙で出た民意をどう思うのか。」と問いかけても「回答する立場にありません」と繰り返す。
「公共工事を請け負っている以上、社会的責任、説明責任があるだろう」「地元の漁民とかが来たらきちんと対応するのか」「60億の受注をしているのに回答する立場にはないというのはどういうことか理解できない」に対し、「意見としては承りますが、回答する立場にはありません」
最後の方は、少し表情を変えるような感じもあったが、ここまででタイムアップ。とりあえず最初のアクションとしてはここまでにして引き上げ、コーヒー屋でミーティングして終わりにしました。
*******
平成26年12月9日
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
共同代表 加 藤 宣 子 様
回 答 書
弊社は、加藤様より2014年12月2日付「要請書」を受領いたしま
した。
なお、書面に記載されておりますご要請に対し、ご意見としては
承りましたが、弊社はそれ以上の回答をする立場にはございません。
ご理解頂きますようお願い致します。
以上
東京都新宿区西新宿1-25-1
大成建設株式会社
総務部総務室
連絡先@@@@@@@@
2014年12月4日木曜日
大成建設への抗議キャンペーン:辺野古の闘いに連帯する全国の皆さんへ
Stop!辺野古埋め立てキャンペーンより ◆ 辺野古の闘いに連帯する全国の皆さんへ
―大成建設㈱への抗議キャンペーンへの協力のお願い―
私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンは、首都圏で沖縄の辺野古新基地建設反対運動に連帯して活動する個人が作ったグループです。主に防衛省と契約した受注企業(実質的に埋め立て・建設を行う)に対して、抗議の声を届ける活動をしています。今年の6月からは、ボーリング調査を行う中央開発㈱に対して、ファクスキャンペーンを皮切りに、調査中止の抗議要請をしてきました。
これから、約60億円もの金額で、仮設工事(仮設桟橋建設を含むと思われる、15年3月末までの履行期限)を請け負った大成建設㈱に対して抗議要請をします。12月2日付で工事中止の要請文を送り、年内に面談ないしは訪問抗議する予定です。大成建設の支店は日本各地にあります。このキャンペーンを本社のある首都圏だけで行うのではなくて全国で展開したく、皆さんに呼びかけます。沖縄の声を届けると同時に、全国で辺野古の闘いに連帯する皆さんの声を届けて下さい。抗議に関する様々なアイディアも募集します。
社長のメッセージで「自然との共生」「人がいきいきとする環境を創造する」という企業理念をうたっています。
- 本社 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
- 東京支店 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号 新宿オークタワー
- 千葉支店 千葉県千葉市中央区新町1000
- 関東支店 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目10番地16
- 横浜支店 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル
- 関西支店 大阪府大阪市中央区南船場1-14-10
- 名古屋支店 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 JRセントラルタワーズ
- 九州支店 福岡県福岡市中央区大手門1-1-7
- 札幌支店 札幌市中央区南1条西1丁目4番地 大成札幌ビル
- 京都支店 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町79 ヤサカ四条烏丸ビル
- 東北支店 宮城県仙台市青葉区一番町3-1-1仙台ファーストタワー
- 中国支店 広島県広島市中区小町2番37号 海雲ビル
- 北信越支店 新潟県新潟市中央区八千代一丁目4番16号
- 四国支店 香川県高松市サンポート2番1号 高松シンボルタワー
- 神戸支店 兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目12番1号 トア山手プラザ
- (支店以外に営業所も各地にあります。HPを参照してください)
このキャンペーンについての問い合わせ
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン:共同代表:加藤宣子 芦澤礼子 井上澄夫
連絡先:加藤宣子(E-,mail:in_terra_pax0215@yahoo.co.jp)
最新の情報はブログにアップします: http://stop-henoko-umetate.blogspot.jp/
大成建設への抗議キャンペーン
12月2日大成建設(株)社長あて、抗議要請書を送付しました。12日までの回答を待って、面会要請に大成建設を訪問します。
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****
2014年12月2日
大成建設株式会社
代表取締役 山内隆司様
要 請 書
私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンは、首都圏で沖縄の辺野古新基地建設反対運動に連帯して活動する個人が作ったグループです。私たちは、御社が60億円もの金額で仮設工事を請け負った辺野古キャンプシュワブの埋め立て工事に反対し、御社に工事の中止を求めます。
沖縄県民は11月16日の県知事選挙で、昨年末辺野古埋め立て承認をした仲井真県知事にNoを突き付け、辺野古埋め立て反対を訴える翁長雄志氏を新しい県知事に選びました。10万票の差をつけての圧勝です。県知事選に先んじた、今年1月の名護市長選では「海にも陸にも基地はいらない」とした稲嶺進市長が再選を果たし、9月の市議選では基地建設反対の市議が過半数を占めました。さらに県内の世論調査では、「新基地建設反対」の声が8割を超えています。この沖縄の民意をどのように考えますか。県民の声を無視し、安倍首相率いる日本政府の意向のみを受けて、工事を強行することは許されません。
辺野古現地では、埋め立てのためのボーリング調査が始まろうとした7月以来、陸上・海上での激しい阻止行動、抗議行動が続いています。沖縄県民をはじめとする日本全国の人々、世界中の人々が「人殺しの基地を作らせない」「辺野古・大浦湾の豊かな海を守りたい」と結集しています。日本政府はその人々を力ずくで排除し、御社は実質的に基地建設を進めようとしています。それは「人がいきいきとする環境を創造する」という企業理念のもと、安全で快適な生活環境の整備を通じて社会の持続的発展に貢献することを企業活動の大きな目標としている御社の姿勢と相反するものではないでしょうか。
辺野古大浦の海は、代々沖縄の人々の生活を支えてきた生物多様性豊かな海です。希少生物のジュゴンが餌を食み、数千年の年月をかけてできたサンゴをはじめとした様々な生物が息づいている沖縄でも少なくなった自然の海岸が残るところです。HP上で、社長自ら、今の建設業には「人と自然の共生」が求められていると語られています。巨大な米軍基地の新設を進め戦争政策に加担していくことは、御社にとってマイナスです。再考を求めます。
この要請に対する回答を求めます。12月12日までの回答をいただきたいと思います。その上で面接願えればと思います。
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
共同代表:加藤宣子 芦澤礼子 井上澄夫
編集部よりお知らせ
圧倒的勝利をした沖縄県知事選の前まででNewsが止まっています。Newsの編集者が体調不調のため、継続できなくなりました。たくさんのアクセスをいただいていましたが、今後復活できるか分かりません。
ブログでは引き続き、入札&契約情報、キャンペーンの呼びかけ等を行っていきます。アクセスをお願いします。
ブログでは引き続き、入札&契約情報、キャンペーンの呼びかけ等を行っていきます。アクセスをお願いします。
2014年11月15日土曜日
News:知事選あす投開票
〔参考記事〕
県内最大の政治決戦となる第12回県知事選は15日、選挙戦の最終日を迎える。無所属新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、無所属新人で元参院議員の喜納昌吉氏(66)、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)、無所属現職で3選を目指す仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦=の4候補は14日、早朝から街頭に繰り出して有権者に支持を訴えた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234549-storytopic-122.html
県内最大の政治決戦となる第12回県知事選は15日、選挙戦の最終日を迎える。無所属新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、無所属新人で元参院議員の喜納昌吉氏(66)、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)、無所属現職で3選を目指す仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦=の4候補は14日、早朝から街頭に繰り出して有権者に支持を訴えた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234549-storytopic-122.html
2014年11月11日火曜日
入札情報:シュワブ(H26)傾斜堤護岸新設工事
工事名 | シュワブ(H26)傾斜堤護岸新設工事 / 競争参加資格公示 |
---|---|
工事場所 | 名護市キャンプ・シュワブ沿岸域 |
掲載日 | H26.10.24 |
受付期限 | H26.11.17 |
開札予定日 | H27.2.17 |
種別 | 経営事項評価数値 ・単体又はJVの代表者:土木一式工事1000点以上 ・JV代表者以外の構成員:土木一式工事990点以上 |
工事概要 | 本工事は、普天間飛行場代替施設建設事業における以下の施設の整備に係る土木工事一式を行うものである。 1 傾斜堤築造 約320m 2 消波ブロック設置 一式 |
入札情報:シュワブ(H26)ケーソン新設工事(2工区)
工事名 | シュワブ(H26)ケーソン新設工事(2工区) / 競争参加資格公示 |
---|---|
工事場所 | 名護市キャンプ・シュワブ沿岸域 |
掲載日 | H26.10.24 |
受付期限 | H26.11.17 |
開札予定日 | H27.2.6 |
種別 | 経営事項評価数値 ・単体又はJVの代表者:しゅんせつ工事1100点以上 ・JV代表者以外の構成員:しゅんせつ工事870点以上又は土木一式工事1000点以上 |
工事概要 | 本工事は、普天間飛行場代替施設移設事業における以下の施設の整備に係る土木工事一式を行うものである。 1 RCケーソン 本体工(製作・運搬・仮置・据付まで) 2函 RCケーソン 本体工(製作・運搬・仮置まで) 2函 2 基礎工、根固工、被覆工、裏込工 一式 |
入札情報:①シュワブ(H26)中仕切岸壁新設工事(一括審査方式)②シュワブ(H26)二重締切護岸新設工事(一括審査方式)
工事名 | ①シュワブ(H26)中仕切岸壁新設工事(一括審査方式) ②シュワブ(H26)二重締切護岸新設工事(一括審査方式) / 競争参加資格公示 |
---|---|
工事場所 | ①②名護市キャンプ・シュワブ沿岸域 |
掲載日 | ①②H26.10.24 |
受付期限 | ①②H26.11.17 |
開札予定日 | ①②H27.1.23 |
種別 | 経営事項評価数値 ・単体又はJVの代表者:土木一式工事1200点以上 ・JV代表者以外の構成員:土木一式工事1000点以上 |
工事概要 | ①本工事は、普天間飛行場代替施設建設事業における以下の施設の整備に係る土木工事一式を行うものである。 1 二重鋼管矢板打設(φ1,500、φ1,400) 約770m 2 浚渫 一式 3 汚濁防止膜工事 一式 4 海上ヤード工事 一式 ②本工事は、普天間飛行場代替施設建設事業における以下の施設の整備に係る土木工事一式を行うものである。 ・二重鋼管矢板打設(φ1,400) 約550m |
入札情報:シュワブ(H26)ケーソン新設工事(1工区)
工事名 | シュワブ(H26)ケーソン新設工事(1工区) / 競争参加資格公示 |
---|---|
工事場所 | 名護市キャンプ・シュワブ沿岸域 |
掲載日 | H26.10.24 |
受付期限 | H26.11.13 |
開札予定日 | H27.1.9 |
種別 | 経営事項評価数値 ・単体又はJVの代表者:しゅんせつ工事1100点以上 ・JV代表者以外の構成員:しゅんせつ工事1100点以上又は土木一式工事1200点以上 |
工事概要 | 本工事は、普天間飛行場代替施設建設事業における以下の施設の整備に係る土木工事一式を行うものである。 1 ハイブリッドケーソン 本体工(製作・運搬・仮置・据付まで) 2函 ハイブリッドケーソン 本体工(製作・運搬・仮置まで) 4函 2 基礎工、被覆工、根固工、裏込工 一式 |
ブログ編集者の最近稿
・転載自由・拡散希望
反乱・考
井上澄夫
本年1月19日投開票の名護市長選で稲嶺進前町長が再選された事態を、以前筆者は〈名護の反乱〉と表現した。一票の権利を行使した名護市民はなにか物理的な実力行使を行なったのではない。しかし彼女ら・彼らはまちがいなく日本政府に対し反乱を起こしたのである。それは圧倒的な組織力と金力との闘いだったが、名護市民は一人ひとりの人間としての尊厳を賭け、静かに自己決定権、自決権を行使した。
反乱(叛乱)というと、武器をもって蜂起し権力に立ち向かうというイメージが強いが、反乱とは「体制側の意向・命令に逆らって、独自の行動をとること」である(新明解国語辞典、三省堂)。あの名護市長選で政権与党・自民党は「体制側の意向」を貫こうとし、それはカネの力で可能であると考えた。だから石破茂自民党幹事長(当時)は「500億円の名護振興基金」というニンジンを名護市民の鼻先にぶらさげた。しかし名護市民はそんなものには目もくれず「体制側の意向」に逆らって名護市への新基地建設押しつけを拒否した。だからあれは〈名護の叛乱〉であり、その反乱は稲嶺市長を先頭に今も続いている。
昨年の11月6日、宮古島で歴史を画する非暴力の抵抗が起きた。防衛省・自衛隊が陸海空統合演習のために、地対艦ミサイルを平良港下崎埠頭に陸揚げし、島の航空自衛隊基地に運び込もうとした。それを4人の市民が非暴力の座り込みによって2時間半阻止したのである。座り込んだのは清水早子さん、佛原行夫さんを含む4人の住民である。
彼らは労働組合の人びととともに「ミサイル搬入反対」を叫んだあと、ミサイルを積んだトラックの前に並んで座った。労組員はともに座ろうと呼びかけられたが誰ひとり座らなかった。
前代未聞の事態に宮古島市警は対処の仕方がわからず、ついに宮古島では初めて制服警官が出動し、4人の両手両足をつかんで排除したのだが、それまでに4人は実に2時間半もトラックを止めたのである。筆者自身、座り込み(シットイン)の体験は何度もあるが、4人だけでそれほどの時間座り込みを続けることがどれほど大変な精神力を要するかはよくわかる。筆者はこの抵抗を〈宮古の反乱〉と呼んでいるが、この抵抗は沖縄と日本の反戦運動史に深く刻まれるべき快挙であると思う。
もう一つ、余り知られていない見事な抵抗を記したい。名護市西海岸の名護湾に面する世冨慶(よふけ)に東江(あがりえ)という海岸がある。それは小さな入り江だが、そこはサンゴ礁が発達しクマノミなど諸種の魚類が集まる豊かな生態系の小宇宙だった。ところが自然海岸をコンクリートの人工海浜に変えるという愚昧極まる「開発」計画を進めてきた沖縄県が、その貴重な自然海岸を埋め立てようとした。
それを阻止するために地元住民が2010年の暮れから座り込みや要請行動を繰り返し、2011年の2月に「名護の自然を守り、次世代に伝えたい市民の会」を結成した。同会に結集したのは地元の5人とヤマト出身の定住者5人である。彼女ら・彼らは来る日も来る日もブルドーザーなど重機の前に座って抵抗した。頭の上を重機のクレーンが動き回るのだから危険なことこの上ないが、彼女ら・彼らは抵抗の場から動こうとしなかった。
これは辺野古の新基地建設阻止運動に連なる重要で見事な直接行動だが、メディアではほとんど紹介されなかった。だが〈東江の反乱〉に参加した鈴木雅子さんや浦島悦子さんたちが今もジュゴンの生息環境調査を続けていることをここに記しておきたい。
反乱は投票行為によっても、非暴力直接行動によってもできる。辺野古の海ではカヌー隊(筆者は「平和船団」と呼んでいる)が海底ボーリング調査を阻止しようと果敢に抗議行動を続けている。キャンプ・シュワブのゲート前は絶えることなく県内外から人びとが集まって声をあげデモをしているが、そのそばで高齢者が静かに座り込みを行なっている。
〈基地はいらんよ、絶対に許さんよ〉
※ 〈宮古の反乱〉をになった佛原行夫さんは今春亡くなりました。深い哀悼の意を表します。
いのうえすみお 北限のジュゴンを見守る会
News:「世界は新冷戦の瀬戸際」 ゴルバチョフのアピール
●11・9付時事記事「「世界は新冷戦の瀬戸際」=ゴルバチョフ氏」は看過できないアピールです。
〈【ベルリン時事】冷戦終結の立役者、ゴルバチョフ旧ソ連大統領は8日、「ベルリンの壁」崩壊25年に合わせて訪問中のベルリンで催しに出席し、「世界は新冷戦の瀬戸際にある。既に新冷戦が始まっているという見方さえ出ている」と危機感を表明した。ドイツのDPA通信が報じた。〉
先にローマ法王が「第3次世界大戦」という言葉に触れました。ウクライナ問題、中東での再度の戦火の拡大、東アジアの緊張などを俯瞰するとき、彼らの言葉は強い切実感をもって心に響きます。
〔参考記事〕
◆「世界は新冷戦の瀬戸際」=ゴルバチョフ氏 11・9 時事
社説:11・10付2県紙・社説
●11・10付2県紙社説は内外情勢の焦点に対応しています。ご一読を。
◆◆社説[安倍首相訪中]対話の再開に期待する 11・10 沖縄タイムス
◆◆<社説>川内原発再稼働へ 見切り発車は禍根を残す 11・10 琉球新報
※ 東京新聞の時事川柳欄に載った編集者の作品
再稼動 のど元過ぎぬに 熱さを忘れ
〔参考記事〕
◆◆社説[安倍首相訪中]対話の再開に期待する 11・10 沖縄タイムス
◆◆<社説>川内原発再稼働へ 見切り発車は禍根を残す 11・10 琉球新報
News:那覇市長選
◆那覇市長選告示 城間、与世田氏が激突 行革、基地争点 11・10 琉球新報
写真 (左から)「沖縄の未来に新基地はいらない」と訴える城間幹子候補=9日午前9時23分ごろ、那覇市壺川の事務所前、「国際観光都市那覇をつくる」と訴える与世田兼稔候補=9日午前9時7分、那覇市牧志の選挙事務所前
◆那覇市長選が告示 11・9 NHK沖縄
◆城間・与世田氏の争い 那覇市長選告示 11・10 沖縄タイムス
◆那覇市長選告示 城間・与世田氏第一声 11・10 沖縄タイムス
◆那覇市長選:政策チェック! 候補者アンケート(中) 11・10 沖縄タイムス
◆那覇市長選に2人立候補 16日投開票、知事選と同日 11・9 産経
◆那覇市長選が告示、2氏立候補 16日に知事と同日選 11・9 朝日
News:知事選
●知事選については諸報道を参照してください。那覇市長選についてですが、沖縄タイムスの候補者アンケートに与世田兼稔元副知事がこうのべています。
〈普天間飛行場の飛行ルートの真下にある那覇市は、一日も早い危険性除去を求める必要がある。しかるに辺野古移設反対の意思表明は那覇市民を危険にさらし続けることになる。よって那覇市長としては宜野湾市長と同様、普天間飛行場の危険性除去を訴え続けることしかない。名護市民の反対には共感しているが、那覇市長選の争点ではないと考える。〉
これはもう話にならない弁明です。与世田は那覇市民を危険にさらすことは憂慮しても新基地建設で大きな危険にさらされることになる名護市民は眼中にないようです。「名護市民の反対には共感しているが、那覇市長選の争点ではないと考える」とはなんと卑劣な逃げ口上でしょうか。
〔参考記事〕
◆県知事選情勢調査 翁長氏先行、仲井真氏激しく追う 11・10 RBC
・動画あり ・記事の一部を引用
琉球放送が県知事選挙の情勢調査を行ったところ、前那覇市長の翁長雄志さんが先行し、現職の仲井真弘多さんが激しく追う展開となっています。
琉球放送は、9日、10日の2日間、県知事選挙の情勢調査を電話による聞き取り方式で行い、県内全域の900人から回答を得ました。
今回の知事選に「投票に行った」と答えた人は9%、「必ず行く」と答えた人はおよそ75%、「できれば行く」と答えた人を合わせると97%で関心の高さを示しています。
◆知事選情勢調査 翁長氏優位 仲井眞氏追う 11・9 QAB ・動画あり
・記事から
今月16日の県知事選挙についてQABと朝日新聞、沖縄タイムスが情勢調査を行った結果、翁長さんが優位に立ち、仲井眞さんが追う展開で、下地さんと喜納さんは厳しい情勢となっています。
◆世論調査「基地問題」一番重視45% 11・10 QAB ・動画あり
・記事から
11月16日投票の県知事選挙について、QABと朝日新聞、沖縄タイムスが世論調査を行った結果、何を一番重視して投票するかとの問いに、「基地問題」と答えた人が前回の調査より多くなっています。
世論調査は11月7日と8日の2日間、ごらんの方法で実施しました。その結果、知事選で何を一番重視して投票する人を選ぶかについては、「基地問題」と答えた人が、45%と最も多く、前回の36%より9ポイント増えました。
◆県知事選・期日前投票 前回を上回るペース 11・10 RBC
・記事から
県知事選挙は、これまでに5万4000人あまりが期日前投票を済ませていて、前回の同じ時期を上回っています。
◆知事選期日前投票中間状況 11・10 QAB ・動画
・記事から
16日に投票日を迎える県知事選挙で9日までに期日前投票をした人は、前回の知事選挙の同じ時期に比べ増えていることがわかりました。
◆県知事選ラストサンデー 4候補、県内各地を奔走 11・10 琉球新報
◆知事選、最後の日曜選挙戦 11・9 NHK沖縄 ・動画あり
◆沖縄知事選公約くらべ読み:「消費税10%」 11・10 沖縄タイムス
News:嘉手納にF35駐機場計画 岩国と一体運用
●11・10付沖縄タイムス記事「嘉手納にF35駐機場計画 岩国と一体運用」は今後の米軍による空軍力運用構想を明らかにしています。
〈【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊が2017年から岩国基地(山口県)に配備予定のステルス最新鋭戦闘機F35の駐機場を嘉手納基地内に整備する計画を立てていることが9日までに分かった。日米両政府は沖縄での同機の運用について明らかにしていないが、岩国への配備とともに県内での一体運用を想定した計画が進められていることが示された形だ。
米海兵隊が公表した「2015年海兵航空計画」によると、16米会計年度(15年10月~16年9月)に嘉手納基地内でF35配備用の駐機場整備が実施される予定となっている。〉
知事選で仲井真候補を勝たせるために政府は盛んに「負担軽減」の努力を宣伝していますが、上の記事は米軍が岩国─辺野古新基地─嘉手納を一体運用する構想を明らかにしています。KC130空中給油機部隊は岩国に移駐しましたが、訓練はこれまで通り沖縄でやっています。それと同様、F35戦闘機は岩国に配備されはしても、嘉手納に専用駐機場を設け、かつ辺野古新基地も使用して中部訓練場上空で訓練します。「フタンケイゲン」はまったくの絵空事です。
〔参考記事〕
◆嘉手納にF35駐機場計画 岩国と一体運用 11・10 沖縄タイムス
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