12月に大林組抗議が出来なかったので、10月以来の抗議となります。新しいチラシもできました。抗議を続けましょう。よろしくご参集ください。マスク、防寒ご用意ください。
2023年1月28日土曜日
2023年1月15日日曜日
大成抗議：１月１７日（火）１７：３０～＠新宿センタービル本社前＆新宿西口地下スタンディング
今年初の大成建設工事を行います。辺野古の工事がストップするまで、あきらめずに声を上げ続けよう。コロナがまた増えています。マスクの着用をお願いします。
大成抗議報告：１月１１日＠福岡九州支社
（１）要請書（Sさん）
要請書
自衛隊が敵地攻撃を行うために使う辺野古新基地建設を中止せよ
2022年12月16日、岸田政権は安保三文書、すなわち『国家安全保障戦略（NSS）』、『国家防衛戦略』、『防衛力整備計画』を改訂する閣議決定を行った。
改訂された『国家安全保障戦略』は、中国や朝鮮民主主義人民共和国、ロシアを日本の脅威だと決めつけた。そして実際に相手が攻撃していなくても、攻撃に「着手」している段階で自衛隊が反撃能力＝敵基地攻撃能力を行使できると書いた。「着手」の認定を誤れば、国際法違反の先制攻撃になりかねない。だが、判断基準は設定していない。攻撃対象も明示していないことから、歯止めがかからない恐れがあると言われている（2022年12月17日付け朝日新聞）
『国家安全保障戦略』は、2027年度の防衛予算が現在の国内総生産額（GDP）の2％に達するよう所要の措置を講ずるとした。
『防衛力整備計画』は、2023年度から5年間の防衛費の総額を「43億円程度」とした。防衛費増額は、終わっていない東日本大震災と福島第一原発事故の復興と収束、新型コロナウイルス感染拡大、貧困、教育、年金、子育て支援、物価高対策など私たちの生活を支えるために必要な予算を削減させるのは明らかだ。
岸田首相は、自衛隊の敵地攻撃能力付与を合憲だと言う。とんでもない。憲法9条違反は明らかだ。
辺野古新基地は、自衛隊も使用する予定だ。この基地は、敵基地攻撃の拠点になるだろう。それは、辺野古がミサイルなどの攻撃目標になることを意味する。
77年前の沖縄戦の際、辺野古周辺には南部から避難者が逃れた。戦後米軍は、避難者と住民を追い出して辺野古に広大なキャンプ・シュワブを建設した。今は、大浦湾を奪って新基地を建設しようとしている。
大成建設は、二度にわたる米軍の強奪行為に、埋め立て工事で加担している。許されないことだ。
昨年9月11日に投票が行われた沖縄県知事選挙で、辺野古新基地建設反対を公約にした玉城デニー候補が、基地建設容認を表明した佐喜真候補に約6万5千票の差を付けて当選した。沖縄県民の民意は示された。また大浦湾の軟弱地盤を埋め立てる技術の問題が解決されていないことも、私達は知っている。
私達は、辺野古埋め立て工事の即時中止を要請する。
（２）個人の意見
●Fさん：土砂の沖縄・辺野古新基地建設の埋め立て工事の土砂の採取が問題になっています。今、特に問題になっているのが、沖縄戦の激戦地であった糸満市の土砂採取です。たくさんの沖縄の亡くなった人々の遺骨が眠っている土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使おうというのです。しかし、このことについて、全国の212の自治体から反対の意見書が提出されています。先日は150自治体と言っておりましたが、今は212自治体が意見書を提出しております。
福岡市議会も全会一致で土砂採取反対の決議を上げております。大成建設はこれら212の自治体から出された反対の意見書をどう思いますか。それでも防衛局が言うように、遺骨の入った土砂を埋め立てますか。戦没者は二度殺されるのです。弔う人もなく、海底に沈んでいくのです。こういうことが許されますか。許されないでしょう。そしてまた、アジア人民を虐殺するための基地づくりをしているんです。本当にふざけ切っています。許されません。
それから、沖縄南部の糸満市の土砂採取について。沖縄県の自然保護課長は、熊野鉱山から出された土砂採取の開発届について、12月28日に提出されたにもかかわらず、12月1日に受け取ったようにして、それから１月後の、1月4日から作業始めていいと、認めてしまいました。
何故遡って受理したのか。自然公園法33条に、届出書提出後30日は事業に着手できないとなっているそうです。だから12月28日に出されたら、1月前に遡って受理したことにして、1月4日から作業始めていいと言ってるんですね。本当にでたらめです。これは沖縄だから許されるんでしょうか。
地元の糸満市はこれらのことに対し、非常に憤慨しています。「沖縄戦跡国定公園は、平和の尊さを認識し、20万人あまりの御霊を慰めるために場所です」と言っています。亡くなった人が20万人いるということですね。「この糸満市は、その方たちの御霊を慰める場所なんだ」と。そういうところに、こういう土砂採取したりしてほしくない。掘れば沖縄戦で亡くなった人々の遺骨がたくさん出てくるんです。このような場所の土砂を採取することは許されない。強く反対しています。
もう一つ。同じく糸満市が反対しているのが、「鉱山道路」の問題です。この地下にはシーガーアブ（石灰岩の自然の洞窟・ガマ）があり、ここをダンプが鉱山道路として通ります。採取した土砂を積んで何度も何度も通るんです。このシーガーアブが崩壊する恐れがある、と言っているんですね。しかも、このシーガーアブの中には、たくさんの遺骨があるそうです。
その当時、現地の方々はこういう洞窟に皆 隠れて難を逃れようとしました。ところが米兵が火炎放射器で焼き殺したり、そういうことが起こっております。だから遺骨がここにあるんです。
そういうシーガーアブがこの鉱山道路の下にあるものですから、壊されるんじゃないか、崩壊するんじゃないか、と糸満市は心配しているのです。そういう意味でも、こういうところの土砂を採取することに反対すると強くいっております。
それからもう一つ。海上行動のメンバーでカヌーに乗ってらっしゃる千葉さんの問題があります。警察権力である海上保安官の殺人的暴力による辺野古基地建設という問題です。
2014年安倍政権によって、辺野古新基地建設が再開されました。そのとき安倍政権が何をしたかというと、東京の警視庁の機動隊100人をはじめから導入したんですね。そして、抗う住民を弾圧して工事を再開したんですね。
私が今日作ったパネルです。ここに写真がありますが、機動隊から首を絞められて入院させられたとか、そういう記事も載っています。そういった暴力を振るう警察機動隊。それから海上においても首を絞めたり。これも問題になったことがあります。大きく新聞のトップの写真に、首を絞めている海上保安官の写真を見たことがあります。
それから頭を海中に沈められ、窒息させられて、救急車で運ばれたり…そういう事件がたくさん起こっております。一番ひどいのは、船を転覆させたということがあります。船の片側に海上保安官が乗り込んだことによって船が傾き、ラブ子号という抗議船が沈んでしまいました。裁判にもなっています。非常に暴力的です。
そういう国家権力を使ってこの辺野古基地建設を進めている。ということで、絶対これを反対していかなければならない。しかも、この辺野古新基地建設は、いざ戦争となれば、アジアの人々を虐殺するための基地なのです。そのために基地を建設しているわけで、絶対にこの基地建設には反対していかなければいけないですし、こういった基地があるために沖縄の方々の生活の場は戦場となり、また、逃げなければならなくなっていきます。そういう意味でも、沖縄の方たちは、新たな基地がつくられることにものすごく反対しています。
一番言いたいことは、千葉和夫さんという海上行動メンバーの方についてです。千葉さんはカヌーの技術が高く、海上保安官のゴムボートより早く追い越していったら、それに頭にきた海上保安官が、千葉さんの体目掛けて2隻のゴムボートをぶつけ、千葉さんは入院するようなことになったのです。これは今、裁判になっています。
ところが昨年の11月、千葉さんはフロートの外にいたにもかかわらず、海上保安官は再び千葉さん目掛けてゴムボートをぶつけてるのです。千葉さんは失神するほどの衝撃を受け、今度は刑事事件として、特別公務員暴行陸虐致死傷罪で訴えました。
ここにいる大成建設は、このような暴力を使って、この基地を何が何でもつくろうとしています。このような基地建設をやめてください。人殺しのための基地建設で、金儲けをするようなことはしないでほしいと思います。今すぐこの辺野古から撤退してほしいと思います。撤退するまでここで頑張っていきたいと思います。
●Y2さん：通行中の福岡市民のみなさん。私たちは、今、このビルの中に大成建設というゼネコン会社に対して、直ちに沖縄県名護市の東海岸にある辺野古の基地建設のための埋め立て工事をやめるよう要請しております。
2015年以来、私達は大成建設に対して、この九州支店だけでなく、東京をはじめ、全国各地のこのような埋め立て工事をやる会社に、沖縄から撤退するよう訴えています。この沖縄における基地建設のための埋め立て工事をめぐる問題は、今、私たちにとって、決して他人事ではありません。しっかりと、沖縄の人々を挙げて、共に沖縄における基地建設をやめるよう、訴えています。
この埋め立て工事は、10数年、計画では13年、いや、いつ完成するかもわかっていません。様々な軟弱地盤があり、基地が崩壊するかもしれない。そのような指摘を受けています。大浦湾における埋め立て工事は決して完成することはできません。
この埋め立て工事は、アメリカのため、あるいは自衛隊のための、戦争のための基地建設です。沖縄の人々は、「戦争のための基地はいらない」、「2度と沖縄戦を繰り返さない」、そうした沖縄戦の体験から、一貫して沖縄を戦場の島にしないと訴えています。毎日ダンプカーを使って土砂を搬入し、機材を搬入し、そして工事する沖縄の人々に対して、海にボートやカヌーで繰り出して、工事をやめるよう直接 訴えています。20年に及ぶ辺野古における基地建設に対し、私たちは沖縄の人々と心を共にしながら、このような街頭情宣を行っています。この沖縄における基地建設は、自衛隊基地と共に中国を敵とした中国包囲網の中で強行され続けています。
沖縄の人々の県知事選挙や衆議員選挙においても、辺野古の新基地建設が争点とされてきました。皆さん、よく考えてください。住民が圧倒的な反対の意思を示しているにも関わらず、新基地建設反対の意思を踏みにじるような工事を進めていいのでしょうか。少なくとも憲法において、地方議選の地方自治、あるいは憲法を無視したやり方ではないでしょうか。
さらに今、沖縄を含めた南西諸島、鹿児島馬毛島から奄美諸島～宮古八重山諸島～与那国島と連なる琉球弧において、自衛隊配備が進められています。昨年12月、日本政府は「国家安全保障戦略」を明らかにしました。近射程のミサイルを配備する。沖縄本島にもミサイルを配備する。自衛隊を与那国においても配備していく。そのような計画が次々に明らかにされています。これは、私たちが社会保障や様々なレベルの予算をやめることを意味するのではないでしょうか。そうした予算を削って防衛費に回す、そんなことを、日本政府はぬけぬけとやっているのです。私たちはこのような軍事力強化を図る岸田政権を、断じて許すことはできません。
通行中の福岡市民の皆さん。私たちはこのビルの中のゼネコン、大成建設に、直ちに沖縄辺野古における基地建設のための工事を直ちにやめるよう訴えています。チラシも配っています。どうぞチラシを手に取って、大成建設に対して声を上げていきましょう。
この埋め立て工事によって、大浦湾にいるウミガメやジュゴンやサンゴなどのいきものの環境が破壊されていっています。そんな工事を行っているのが大成建設なのです。国策を通じて会社を大きくしてきたのが、この大成建設です。
「大成建設に問題ない」そんなことをいう人もいます。そうでしょうか。どんなに工事を進めても、政府から依頼されてるのだから請負会社には責任がない。本当にそうでしょうか。
沖縄の人々の基本的人権を軽視し、選挙で示された意思を無視し、機動隊警察の暴力を投じて基地建設を進めているのが大成建設です。戦前から国の国策に合わせて肥え太り、そして更にいつ終わるかもしれない基地建設を進めている大成建設に対し、私たちは強く抗議をしたいと思います。
通行中の福岡市民の皆さん。私たちは大浦湾の美しい海を埋め立て、米軍と自衛隊が使用する新しい基地の建設に対して講義の声を上げています。埋め立て工事を進めているのは、このビルの中にいる大成建設です。私たちは毎月一回、大成建設に対して工事をやめるよう訴えています。美しいサンゴやウミガメ、ジュゴンがいる大浦湾の埋め立て工事を進めている大成建設に対して、沖縄から撤退するよう求めています。
2015年に大手門から住吉に会社が移転した後もずっと私たちは、大成建設に対して要請行動をしています。大成建設は、私たちの前にガードマンを立て、私たちの要請行動を監視しています。大成建設はガードマンを立て私たちの申し入れに対しむしろ敵対的な対応をすすめています。 このような大成建設に対して、皆さんどのように思われますか。
●Y1さん：大成建設がやっている沖縄辺野古の米軍基地建設について、考えてみました。基地は戦争のために使われます。そして沖縄に基地があるということは、その基地を目掛けて爆弾が飛んでくるということです。沖縄に暮らす人々は、島の外に逃げることができません。沖縄本島はじめ、石垣、宮古、そして40以上の島々が琉球列島というもので成り立っていますが、それらの島々に自衛隊も基地建設を進めています。
その基地の使い方については、アメリカの戦略に則った形で使う方法が決められています。アメリカが台湾と戦争を始めるとき、その拠点となるのが南西諸島の琉球列島の島々なのです。しかもそこに米軍が主力となって戦争をやるつもりはありません。日本の自衛隊が米軍の代わりに琉球列島で戦うというアメリカのシナリオが作られています。そのシナリオに則り、毎年何十回も日米の共同訓練が行われています。
米軍はむしろ沖縄の島々からどんどん撤退しています。戦場になるようなところにいたら、危ないからです。ハワイやグアム、そして米国本土から指揮を執り、日本の自衛隊を絶対に負けることが分かっている戦争に駆り出し、米軍の覇権を確立しようというのがこのシナリオです。
アジアはアジア人の手で戦わせるというこの恐ろしいシナリオに、なぜ日本の政府は唯々諾々と従って、「軍事基地の拡大」とか、「戦費の拡大」、「自衛隊の強化」などの方針を出すのでしょうか。日本が自らたたかう国にしたい、と、安倍政権以降、着々と軍事強化が進められてきて、岸田政権はこれに輪をかけたスピードで戦争の準備をしています。
私たちは戦争に絶対になってほしくありません。怖いと思うからこそ「軍備の強化も仕方がない」などという意見に流されてしまうのかもしれません。しかし、戦争というものは止めることができます。平和のために外交努力を重ねれば、戦争になんてならないのです。日本は戦後一度も戦争をしてこなかったではないですか。それに引き換えアメリカは、戦後、戦争をしなかった期間はわずか2年ほどしかありません。
アメリカは、世界中で戦争を繰り返してきた非常に危険な国です。好戦的な国です。そんなアメリカの指示どおりに日本が動いていくとしたら、これほど恐ろしいことはありません。
自衛隊や日本政府は、若い自衛隊を使って強行しようとしています。そしてこの大成建設は、その先兵となって基地建設に邁進しています。私たちは「戦争になってほしくない」という思いで、金のために基地建設をする大成建設に対し、抗議の声を上げ続けていきたいと思います。
（３）ギターと歌（Gさん）
訴え：通行中の全ての皆さん。私たちが立っているこのビルの中に、大成建設という、日本でも有数のゼネコン、建設大手の会社が入ってます。この会社が何をしてるかというと、沖縄の辺野古という、ウミガメやジュゴンが暮らす海を埋め立て、戦争のための基地をつくっているのです。
人殺しのための基地です。しかもあろうことか、前の戦争で亡くなった人たちの遺骨混じりの土砂を使って、埋め立てをしようとしているのです。これに積極的に手を貸しているのが、このビルの中に入っている大成建設です。私たちは この大成建設に向かって、直ちに戦争のための基地づくりをやめるよう、このような抗議行動で訴えを続けています。
歌： 太陽の光を浴びて
太陽の光を浴びて 踊ってみる
とろけてしまそうだ
太陽に向かって 歌ってみる
あったかいな やさしいな
ぼくらは太陽の子ども
地球という星に生まれて来た
裸で出逢う為に
命をつなげるために
ぼくらは生まれて来た
訴え：皆さん、ビラを受け取って読んでみてください。
私たちが今 立っている目の前のビルの中に、大成建設というゼネコンが入っています。沖縄の辺野古という、とてもとてもきれいな、ウミガメやジュゴンが棲みついている、広い海を埋め立てて、戦争のための、人殺しのための基地を いまつくっています。
歌：世界が変わる夢
世界が変わる夢
金持ちも 貧乏人も いなくなる
泥棒も 人殺しも いない
警察なんか必要ない
軍隊なんか いらない
戦争も 飢え死にも 消える
東京なんか どこにもない
お互いがかけがいのない 命になる
誰もが幸せになる
つながる喜びで生きる
世界が変わる夢
みんなが変わる夢
皆の夢が変わる夢
金じゃ変えない夢に生きる夢
世界が変わる夢
（４）シュプレヒコール
大成建設は沖縄から手を引け
ジュゴンの海を壊すな
ウミガメの海を壊すな
サンゴの海を壊すな
人殺しの基地建設反対
辺野古の新基地建設をやめろ
沖縄の人達と共にたたかうぞ
戦争反対
新たな沖縄戦の基地は許さないぞ
岸田政権を打倒するぞ
たたかうぞ たたかうぞ たたかうぞ
Stop! 沖縄新基地建設・福岡
2023年1月8日日曜日
登録:
投稿 (Atom)