ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2019年12月22日日曜日

大成抗議報告:12月17日(火)@福岡九州支社

2019.12.17大成建設要請行動報告
 今日は、雨模様だったが、pm5時頃には、雨も何とか上がり、パネルも剥がれることもなく、何とか要請行動を貫徹できた。参加人数は7人。久し振りにT先生が来られて、発言もしていただいた。チラシの受け取りは良く、150枚位無くなったようだ。
(1)要請書(Yさん)

要請書

辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し,工事の即時中止を要請します
 私達は、沖縄県名護市·辺野古に米軍基地は作らせないと平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する市民の集まりです。
  私達は、2014年6月に御社が国から受注した辺野古への米軍新基地建設工事の中止と撤退を求めます。
 安和桟橋を利用して土砂を積み込むことは違法です
12月3日に名護市安和の琉球セメント桟橋で海上大行動が取り組まれました。安和桟橋を利用した土砂の積み込みから1年たつことに抗議するものです。カヌー66艇と抗議船2隻、マスコミ船1隻、ゴムボート2隻が参加し、ゲート前で抗議している人たちも海岸から参加して、抗議の声を上げました。この日の行動で土砂の積み込み荷」「石炭の荷揚げ」「セメント副原料」等々とされています。現在は辺野古埋立のための土砂搬送に使用されているが、これは明らかに目的外使用です。大成建設は今すぐ違法な工事を中止しは阻止することができました。午前11時から海岸で開かれた集会では、ヘリ基地反対協代表や県議、各島ぐるみ会議の方が発言して、辺野古新基地建設を止める意思を確認しました。
毎日、シュワブのゲート前でも資材搬入に対する抗議行動が行われており、安和桟橋では車を使った抗議行動も取り組まれ、海ではカヌーを出して土砂搬出を阻止しています。
安和の新桟橋を利用して土砂を積み込むことは違法です。「公共用財産使用許可書」の許可条件に違反しています。「施設の目的」は「セメントの出てください。
米軍基地の存在が住民を危険に巻き込んでいます
11月5日、6日に照明弾が3個キャンプ·ハンセンから沖縄自動車道を飛び越えて民間地に落下しました。 照明弾は長さ約9センチ、直径約5·5センチの円筒状でパラシュートが付いています。高温に達し、人体に触れると危険です。火事の原因にもなります。住宅地や沖縄自動車道を走行する車両、通行人を直撃していたら大惨事になる事故です。
5日午後、金武町伊芸区の田んぼで米軍の照明弾が見つかったのに続き、6日午前、近くで新たに2個の照明弾が発見されました。米軍は3個とも訓練中に使用した照明弾であることを認めました。米軍は「原因を調査中」と言っていますが、照明弾が伊芸区に落下した訓練内容や経緯は明らかにしておらず、うやむやにしたままで射撃訓練を続行しています。危険な事故を何とも思っていない米軍と、それを問題にしない日本政府のもとで、住民の生活は危険にさらされているのです。米軍基地の撤去が住民の願いです。大成建設は危険な辺野古新基地建設を、やめてください。
米軍基地は迷惑施設です。大成建設は新基地建設を中止せよ
沖縄には、多くの米軍基地があります。
特に、米軍だけが使っている基地(米軍専用施設)は、日本にあるもののうち、その面積の約70%が沖縄に集中しています。
米軍基地の多くは、街の真ん中や近くにあるので、ショッピングセンターや公園、道路をつくることなど、沖縄の人たちにとって暮らしやすい街をつくることが難しくなっています。
米軍の飛行機やヘリコプターの事故が起きたり、戦闘機(せんとうき)などの大きな音が原因で夜眠れなかったり、学校の授業での先生の声が聞きづらくなったりもします。
また、米軍基地から飛行機などの燃料油がもれて川や海を汚し、沖縄の豊かな自然環境を壊してしまうなど、いろいろな問題が起きています。
沖縄に負担と犠牲を押し付けてきた日本政府
これらの問題は、沖縄の人たちの生活や自然環境に悪い影響を与えています。
太平洋戦争中の1945年4月に沖縄本島に上陸した米軍は、基地をつくり始めました。アメリカは、戦争が終わった後も占領を続ける中、中華人民共和国が成立し、また、朝鮮戦争が起きると、基地建設をさらに進めました。そのとき、沖縄の人たちの家や畑などの土地が強制的に取り上げられました。米軍の占領統治下で沖縄では人権が踏みにじられてきたのです。
1952年、日本は、主権を回復しますが、沖縄は、その後もアメリカが統治することになったため、1972年に日本に復帰するまでの27年間、アメリカに占領され、統治される状態が続きました。沖縄を戦争の出撃基地にしてアメリカは戦争をしてきました。日本では非核三原則が国是なのにもかかわらず、1969年に佐藤首相が沖縄核密約を結んで米軍は核兵器も沖縄に持ち込んでいました。
沖縄では知事も市町村も住民も米軍基地の撤去を求めています
日本に復帰した後も、多くの米軍基地が日本とアメリカの約束(日米安全保障条約)にもとづく基地として引き継がれ、沖縄には今でも変わらず多くの基地が置かれています。
多くの基地があることで、いろいろな問題に苦しんでいる沖縄の人たちは、米軍基地を可能なかぎり減らしていくことを、日本政府やアメリカ政府に求めてきました。
1996年に、米兵3人による少女暴行事件が起き、沖縄の怒りは燃え上がりました。基地があることによるこれ以上の犠牲は許さないという怒りで大きな運動が始まりました。そのため日本政府とアメリカ政府は話し合い、街の真ん中にあり、世界一危険と言われている普天間飛行場をはじめとする11カ所の米軍基地を日本に返すことが約束されました。SACO合意といいます。しかしこの約束は期限(7年)を過ぎても23年過ぎた今でも果たされていません。なぜなら米軍は基地をただで返すつもりはさらさらないからです。普天間基地の返還について日本政府は辺野古に新基地建設をするのが条件だと工事を強行しているのですが、沖縄県は県外移設を求めています。
大成建設は、あなたたちがやっている工事が沖縄の発展を阻害していることを自覚してください。
また、2006年には約8,000人、(2012年には約9,000人に改められました。)の海兵隊を国外に移し、嘉手納飛行場より南にある6カ所の米軍基地を返すことなどが約束されました。
2013年4月には、この約束を果たすための計画が発表されましたが、6カ所の米軍基地の大部分は、県内の他の基地に機能を移し、そのほとんどが2022年以降に返されるとされています。6か所の返還がされても基地が2パーセント縮小するだけで、沖縄の基地負担が大きく軽減されるわけではありません。米軍は、もっといい、もっと最新鋭の施設と設備を手に入れるのです。老朽化した施設をすてて、別の場所に思いやり予算を使って最新鋭の設備に更新して手に入れる、同じ沖縄県内の辺野古に新基地建設をすることにすぎません。そのため、知事と市町村長が協力して、日本政府とアメリカ政府に対し、米軍基地をできるだけ早く、そして少しでも減らしていくよう、求めているのです。
大成建設は、沖縄の発展を阻害し、住民を危険にさらし、自然を破壊する、辺野古新基地建設をやめてください

(2)個人の意見
●Fさん
海砂採取による環境破壊・自然破壊を許すな!
大浦湾の軟弱地盤の地盤改良工事に使われる海砂は、800万m3必要となります。これは沖縄の海砂採取量の4~5年分にもなるのです。このままでは沖縄沿岸部の環境は壊滅的に破壊されてしまいます。
沖縄沿岸部で行われている海砂採取は、海底の泥を根こそぎポンプで汲み上げ、砂だけを取り出して、礫、泥を濁水とともに海に戻すという方法が取られています。そのため地形の変化や、自然破壊が急速に進んでいるのです。
また、本土の海砂は川から流れてきた砂だが、沖縄はサンゴ由来の砂であり、埋蔵量に限界があるのです。
また、もう一つ危惧されるのが、ジュゴンの棲息地であり、ジュゴンが食する海草藻場がある、大浦湾入り口の安部や嘉陽沖や、西海岸の古宇利島沖での海砂の採取は許されません。規制すべきです。
本土においては、広島、徳島、香川、愛媛、熊本県は海砂採取は全面禁止されています。また、山口、高知、福岡、佐賀、長崎、鹿児島県は総量規制がなされているのです。沖縄でも総量規制や全面禁止すべきです。ましてや、軍事基地建設のために大量の海砂を採取し、このサンゴの島を破壊し、生物を殺傷することは許されません。
この基地建設を強行し沖縄の自然を破壊しているのは、この目の前の会社の大成建設です。大成建設は今すぐ辺野古から撤退して下さい!
辺野古埋立の土砂は、沖縄県内だけで調達される可能性がある
辺野古埋立土砂の7割が西日本各地から購入されるといわれています。しかし、この間の動きを見ると、殆どが、本部、名護の採石場から持ち込まれているのです。
県外からの土砂搬入には、特定外来生物の侵入を阻止するための、土砂条例の規制があります。90日前までの届出や、県の現地調査、特定外来生物の駆除策など、手間暇のかかることが多いのです。
さらに、現在の琉球セメント安和鉱山から持ち込まれている岩ズリの単価は、普通は二束三文なのだが、5370円/m3というとんでもない高額が払われているのです。この岩ズリはセメントの原料の石灰岩を掘り出すときに出てくる邪魔者ですが、それを高額で国が買ってくれるのです。(私たちの税金で) こんな虫のいい話しを企業が手放すはずがない。もっと大量に購入するよう圧力を掛ける可能性もあります。
この安和鉱山の石灰岩の埋蔵量は7億トンと言われています。そして岩ズリの埋蔵量はもっと多いでしょう。
沖縄自民党県議の照屋守之氏は、土砂条例が制定された際の特別委員会で「那覇空港も辺野古も、量はかなりあるにしても、埋立の土砂や石材も含めて沖縄県内で調達できると思っています。出来ると言う事業者もいます」と言っているのです。
あの本部半島の山々が切り崩されて、ヤンバルの自然が破壊されようとしているのです。人殺しのための辺野古新基地建設によって、沖縄の海も山も自然が破壊され、動植物が殺されていくのです。許されることではありません。大成建設は今すぐ、工事を止めて沖縄から撤退して下さい!

抗告訴訟の第一回口頭弁論での、玉城デニー知事の意見陳述
11月26日に、沖縄県が提訴した、埋立承認撤回を政府が「行政不服審査法」を濫用して取り消してしまったことに対する抗告訴訟の第一回口頭弁論がありました。デニー知事は陳述の最後に次のように述べました。
「辺野古埋立工事は正に今、この瞬間も進められております。辺野古埋立を正当化する理由が既に失われている現状において、県民投票で明確に示された民意を無視し、工事を強行することは、法令に違反し、民主主義を踏みにじり、地方自治を破壊するものであります。・・・県民は様々な思いを抱えながら、この問題を乗り越えようとしております。
本件訴訟は、苦難と対立の連鎖を断ち切り、前に進もうとする沖縄の意志を示す意義をもつものです。
裁判所におかれましては、県民の民意と本気で向き合い、県民投票で示された未来への願いを正面から受けとめていただくとともに、法の番人として、憲法が掲げた地方自治の理念を実現するために埋立承認を巡る、一連の問題について、実体的な審理を行い、正しい判断を示して頂くことを希望致します」と述べました。
前にも言ったように、「行政不服審査法」は、支配者から受けた不合理に対し、一般市民が法に訴える唯一の法律です。それを支配する側が、弾圧するために使うことが許されるはずはありません。
デニー知事は、沖縄に対する政府の非情な差別的仕打ちに対し、「苦難と対立の連鎖を断ち切り」と訴えています。そして若者を先頭に示した沖縄の民意に対して、司法こそが立ち向かうべきだと訴えています。
私も山川裁判長が、政府に忖度することなく、沖縄の人々の民意を正しく受けとめ、正しい判断を下されることを切に願います。
政府の非情な仕打ちについて、海鳴りの島では、イージス・アショアの秋田県への配慮について、地元の反対を理由に政府が見直す方針であることが報じられている。秋田と沖縄のこの違いは何なのか。と問うています。どれだけ反対の民意を示しても、沖縄は簡単に踏みにじられる。沖縄差別という怒りが沸き上がるのも当たり前だ。日本全体の利益のために沖縄は犠牲にしてもかまわない。この構造に泣き寝入りし、国のやることには勝てないと諦めたらおしまいだ。と訴えています。佐賀空港のオスプレイ配備もそうです。沖縄では4度の民意を示したにもかかわらず、辺野古の工事は止まりません。この非情な差別的仕打ちを許すことは出来ません。

大浦湾の埋立に発砲スチロールが使われる!
大浦湾の地盤改良工事の「技術検討会」で、護岸の背後に「軽量盛土」を使用すると提案されました。大浦湾には深さ90mにも達する軟弱地盤が広がっています。防衛局はサンドコンパクション工法やサンドトレーン工法で地盤改良工事をするとしていましたが、さらに今回「軽量盛土」を使用するというのです。護岸の背後110mの範囲に厚さ8mの「軽量盛土」を行うというのです。
「軽量盛土」とは、発砲スチロールやウレタン等を使用し、軟弱地盤の沈下を押さえ、護岸の土圧を軽減する工法です。薬液を使ったり、大がかりなプラントが必要となり、環境への影響が危惧され、大浦湾では採用できるものではありません。
そしてなにより、荷重のかかる滑走路が発泡スチロールで盛り土して大丈夫なのでしょうか。オスプレイやステレス戦闘機の高熱に耐えられるのか。また、飛行場では、ガソリンや重油が使用されるが、発泡スチロールはこうした有機溶剤で溶解してしまう。何らかの事故でガソリンや重油が漏出(ろうしゅつ)した場合、火災となったり、大きな被害となり、大浦湾の環境が破壊されてしまいます。また、土砂に比べ設置費用も大幅に増えるでしょう。
安倍首相は国会で「一般的で施工実績が豊富な工法で地盤改良工事が可能」と言ったが、実際、地盤改良工事は極めて難工事なのです。大浦湾の環境破壊は目に見えています。人殺しのための軍事空港建設のために、貴重な生物の殺傷を許すことはできません。

米軍が軟弱地盤改良工事を直接指導するほど焦っている
「シュアブ土木基本設計」の特記仕様書によれば、監督官との協議の他に、米軍との協議を行うこととされているのです。また、「設計段階における米軍レビューコメントの翻訳を実施し提出する」「監督官が指示する文書の和訳・英訳を行う」「設計業務に関わる米側設計基準の翻訳」等も指示されているのです。
国会での安倍政権の対応があまりにも出鱈目だったため、米軍が任せてはおれないと出て来たのではないか。それ程工事が難工事でもあるということなのです。「有識者」による「技術検討会」のいい加減な対応を見てもその出鱈目さを裏付けています。

3月14日、日下部治東京工業大学名誉教授が、国土交通省審理員からの依頼に応じて、「鑑定書」を提出しました
「鑑定書」は国の「報告書」に対し、「概略設計としては適切」としたものの、追加の地質調査・土質試験の必要性を再三にわたって指摘したものでした。
ところが、今回の「有識者会議」の「技術検討会」では、地質調査について、「やり方としては王道的で、非常に結構なことです。本数的にも一般の工事ではこれだけ多点で実施することはない。しっかりとデータの密度は担保されている。
調査としてはしっかりとされている」「調査箇所につきましては、結構綿密にやられている。十分な個所数がある」という意見が出され、日下部名誉教授が指摘した追加の地質調査・土質試験の必要性は完全に無視されているのです。何故無視するのかというと、地質調査をやればやるほど、難工事であることが暴露されるのを恐れているのだと思います。もともと辺野古新基地建設は難しいのです。米軍が一度手掛けようとして諦めた工事です。だから米軍が協議に出てきたのです。大成建設は今なら間に合う、早く辺野古から撤退しなさい。

辺野古の土砂投入はまだ1%というが、環境破壊は凄まじい!
 「この1年で投入された土砂の量は、全体から見れば、1%にすぎない」と報道されています。それはまだ工事はそれ程進んでいないと印象付けたいのだろうが、しかし、辺野古の海で起こっている現象はそんな生やさしいものではない。護岸で囲まれた範囲はすでに死の海となり、周辺の海域も海草藻場が荒れて、生態系にも影響を及ぼしている。ウミガメが産卵に訪れていた砂浜も失われた。護岸工事の捨て石投下や赤土土砂の投入で、どれだけの生きものが押し潰され、生き埋めされたか。私たちは想像しないといけない。と毎日海に出て抗議をし、工事の進捗状態を見ている人達は訴えているのです。
この辺野古の海を破壊し、生物を殺傷しているのは、この目の前にいる大成建設です。今すぐ工事を止めて辺野古から撤退して下さい。

●K1さん
 さて、この辺野古の埋立地・・・地下の軟弱地盤が深さ90mかそれ以上のところにある。このようなところに・・・造られています。この90mというもの、この辺に立っているビルの高さの倍以上の深さがあります。そして、軟弱地盤と言えば大変聞こえがいいですが、要するにどろどろの沼地です。これが地上にあれば、所謂、底なし沼とそう言われるものです。その底なし沼の上に砂が被さっている。それがこの辺野古の地層の埋立地の現実です。この底なし沼、どうやってできたか。この形状を見てわかるように、辺野古の海はほとんど、90m以上の深さまで沈んちゃうでしょう。要するに断崖絶壁がサンゴの砂で埋まり、その砂が砕けて泥になった、それるわけありません。この泥を掘ってるのは、周りの海水です。海水を押し上げてそれで完成するならまだ分かりますか。それで杭など打ったら中の内容以上の泥がその穴から吹き出してきて、一気に崩れ出すか、そうゆう風に考えるのはこの大成建設しかいません。まだ1%の埋立しか作っていないのに、コンクリートブロックを集める動きです。隙間から中の土が漏れだしています。1%でこの有様です。10%になれば、あちこちで浮いたり沈んだり、ずれたりして、中がはみ出し、補修工事を始めるでしょう。その工事の費用は全て私たちの税金から成り立っています。政府は国債で支払うと言っていますが、この国債の支払も結局私たちの税金です。そもそも、底なし沼です。私たちの税金を投げ込んで、そしてこの軍事増強をさせようとする安倍政権、そしてこの安倍政権に取り付いて金儲けをしようとする大成建設、今の政権の一端が垣間見えます。みなさんこの辺野古の埋立地はまだ1%です。こうした無駄遣い、そして、それを遂行するために、消費税を8%から10%に引き上げ、更に、福祉を切り捨て、年金も切り捨て、このようなことを企む現政権に対し、大きな声を上げましょう。
 大体、軍事に頼るようになった国は、既に行き詰まっています。どの国でも経済が行き詰まってくると、軍事に頼っていました。大成建設という会社は、ちょうどそういうこともあって、そこにある、しくことを、ぎのわんしが出て来るときに警報灯がなるものですが、これもさっきから見てますが、一度も付いてません。あれは飾りです。これについては、ぼくとしても、安全に飾りかけを、予算をぎりぎりに取得しています。つまり本気度が、自転車注意事情が出て来ますが、一台も外灯を付けていません。福岡市では子ども自転車に外灯電灯を指示していますが、これも守っていません。こういういい加減な会社は、博多駅前4丁目の渡辺ビル福岡支社が、大変福岡市民として恥ずかしい限りであります。ここに来たのも、多分、この大成建設は昔は裁判所の傍にありましたが、裁判所が移転するとき、合わせるように、ここに引っ越して来ました。もともと、地下鉄の工事を受けるのが目的だったのでしょうが、この博多駅前のすぐ傍に引っ越してきたのは、やはり博多駅前の再開発、特に博多駅南の再開発を狙ってこちらに移動してきたのでしょう。そして、更に、福岡で金儲けをしようと考えているのでしょう。こうして私たちの生活の中から、更に、いろいろな仕事をしようとしている大成建設、公共事業というのは、そもそも、私たちの役に立つものでなければなりません。しかし、辺野古の海の埋立は軍事基地の建設は私たちの役のは立ちません。だいたい中国が攻めて来るとか何とか言ってますが、日本は曲がりなりにも、世界ナンバー2の経済大国です。その国をどうやって世界でいきなり経済大国になるような国は、世界が許しません。かって湾岸戦争というのがありました。世界で2番目の産油国を、世界で3番目か4番目の産油国が、軍事侵略して、世界1の産油国になろうとしましたが、世界がそれを許さずに、結局その国は、今やぽつダムの東にある  今でも立ち上がれません。そうゆう日本でありながら、軍事侵略しようとするそういう国があるでしょうか。政府は危機感を煽って、私たちから弓を取ろうとしてます。更にそのために、そのための解決策として、現状強化を図っています。
今やこの辺野古の埋立地、この海を埋め立てるという儀式を一刻も早く終わらせるために、私たち福岡市民が声を上げましょう。基地が無くても町は栄えます。この福岡にも70年近く前に米軍基地がありました。朝鮮戦争の時でも、この基地がなくなっても福岡市は栄えました。沖縄から基地を撤去し、沖縄が第二の福岡になったといわれるように、協力することが私たち福岡市民の勤めです。皆さん声をあげましょう。

●Tさん
ご通行中の皆さん、私たちは、辺野古の基地建設に反対し、基地建設を止めるように、目の前のビルの大成建設に止めるように要請している市民グループです。ご存知のように、昨日が辺野古の土砂投入から1年ということで昨日はニュースとかで言っていましたけども、私も何度も行きましたけども、辺野古のきれいな海がですね、埋め立てられ、そしてこともあろうに、言論の自由ですこれは。基地建設を止めるように要請をしております。この大成建設のホームページには、こういうことが書いてあります。「地域社会との良好な関係を構築し、良き企業市民として社会との対話と強調を図る」と書いてあります。果たして地域社会と協調を図るとしているのか。辺野古の新基地建設は、知事と沖縄県民は全部反対しております。その様な米軍基地建設が辺野古に集中することが地域社会との良好な関係を構築することになるのでしょうか。また、こうも書いてあります。「広く社会とのコミュニケエーションを行い、正確な企業情報を適宜適切に開示する」と書いてありますけども、地域社会とのコミュニケーションといいながら、私たちは何度も何度もこの辺野古基地問題で話し合いを求めていますが、全くこのビルの中にさえ入れません。このように自らの規約に反したことを行っている大成建設前で、こんなものでいいだろうかと、地元の市民としても大変憤慨し、思っております。
この辺野古の基地と言うのは、アメリカ軍の基地でありまして、アメリカ軍がどれだけ辺野古で迷惑なことをやってるかということは、皆さんもご存知だと思いますけども、最近のといっても10年以上になりますが、イラク戦争、イラクに大量破壊物があるといいがかりをつけて、滅茶苦茶な攻撃をしてですね、たくさんな人を殺した、そういう戦争犯罪を行っているアメリカ、そのアメリカ軍の基地をですね沖縄に新しく造ろうといってるのがこの辺野古の基地であり、そしてそこに私たちの税金、なんと2兆5500億円とこれだけの税金をですね、私たちの懐から出てる税金ですよ。先日消費税が値上げされて、私たちの懐から抜き取られることになりましたが、それに匹敵するような、2兆5500億円という私たちの税金を、アメリカ軍の基地のためにアメリカ軍の基地つまりかくしんぎょうちたい?のために、遂行というとんでもない計画が進んでおりますが、その建設を請け負っているのが目の前のビルに入っている大成建設です。これを私たち市民としてもですね、見過ごすことはできないと思います。沈黙することは黙認することになると思います。如何でしょうか、福岡市民のみなさん。   土砂の投入は1%と言いながら、面積ではかなりの見たところ2割位の面積位と大変な状況になっております。一刻も早く、大成建設は自然を破壊する工事を止めてもらう、そのような声をあげてもらうのは市民の義務ではないでしょうか。沈黙することはそれを黙認することではないでしょうか。実際2兆5500億円の私たちの税金が使われて、このようなことを一刻も早く止めて、税金は私たちの福祉のために使うようにしてもらわないと困ると思います。
こちらは大成建設の辺野古の工事を中止するよう求めている市民のグループです。ご通行中の市民の皆さん、目の前のビルに大成建設が入っております。この大成建設は辺野古の新しい基地を造る工事を進めている会社です。辺野古の基地はアメリカ軍の基地です。アメリカ軍というのは迷惑なことを世界でやってきたが、今このアメリカ軍の指導者はあのトランプです。このアメリカ軍がかってイラクでどれだけの破壊行為を行ったか、アフガニスタンでどれだけの破壊行為を行ったか、先日亡くなった中村哲さんがですね、水道を作ると言うことで、平和貢献しましたけれど、それを台無しにするようことをやったのがアメリカ軍ではありませんか。そのアメリカがアフガニスタンという貧しい国に爆弾を落とし、そして破壊する。戦争の種を作ったのがアメリカ軍ではありませんか。そのアメリカ軍の基地を私たちの国土である沖縄の辺野古に造っている。それをやっているのがこの目の前の大成建設です。しかも私たちの税金2兆5500億円ですよ。この私たちの税金をここに注ぎ込もうとしてるわけですね。一刻も早くこれを中止して止めてもらわなければいけない。私たちは要請を月一回やっていますけども、私たちは毎回話しをするのですが、毎回この要請文をわざわざ送り返してくるなんて非情に大人げない大成建設だと、辺野古の基地建設をやっている大成建設です。私たちの税金2兆5500億円を動員するプロゼクトが今進行中です。辺野古の自然を破壊し、そして知事も反対する沖縄県民も反対する基地建設を進めている大成建設です。市民としては許されないと毎月1回要請行動を行っています。
大成建設のホーページには地域社会とのコミュニケーションというのが謳ってあります。「地域社会との良好な関係を構築し、良き企業市民として社会との対話と協調を図る」と書いてありますが、果たして沖縄にアメリカ軍の基地を造るということが、これに合致するでしょうか。沖縄県民の大半が反対している。知事も反対している、そのような基地建設反対プロジェクトをを図る」ということになるでしょうか。全く正反対のことをやってるのじゃないでしょうか。また、大成建設のホームページには、こうも書いてあります「広く社会とコミュニケーションを行い、正確な企業情報を適時・適切に開示する」とありますけども、私たちのコミュニケーションは、一切応じておりませんし、手紙を送っていますが、なんとそれを送り返すというそういうことをやる会社です。目の前の会社です。この辺野古の建設のために私たちの税金2兆5500億円もの税金が注ぎ込まれようとしております。同じお金を使ってどれだけの福祉に回せるでしょうか。どれだけ保育所、大学の授業料の無料化そういうことに回せるでしょうか。これだけの2兆5500億円が殺人の道具にされ、米軍基地という殺人の道具のための新基地建設というのが、現在の沖縄の辺野古基地建設です。この建設を請け負っているのが、この目の前のビルに入居している大成建設です。一刻も早くこのような無駄遣いが被害を与える害を与える事業を一刻も早く止めるように、どなたも大成建設に声を上げて頂きたいと思います。沖縄辺野古の基地建設を止めるように要求している市民グループです。

●K2さん
大成建設の前をご通行中のみなさん、約1年前12月の14日ですけれども、辺野古の海を埋め立て、土砂を投入するということを大成建設は始めています。1年前ですね。コンクリートブロックでですね、一直線に海を閉め切ってですね、そしてそこに土砂を投入する、という風なことを行っていますね。これは沖縄の人、国民が賛成をしてやってくださいとこういう風なことであれば、半分は仕方がないかなという風に思います。でも私はですね、もう一つ考えるのは、この海を壊してしまうという、それから山を壊すそういう風なことをそれをどう考えてあるかなと。私も何度か辺野古の海に行ったことがあります。ほんとにですねきれいです。しかしもうコンクリートブロックで閉めきられたあの海はですね、元には戻らないです。例えばあのブロックを元に戻して何十年何百年置いたとしてもですね、なかなか元には戻らない。V字型の1800mの滑走路ここを福岡で例えればですね、博多駅がそこにありますね。天神があります。ここを直線で結ぶと1500mを越えるぐらいです。その天神から博多駅まで、ほぼ同じ距離。そして2本の滑走路をもつと言われてますから、ほぼ天神から博多駅まで滑走路だと言う風に考えることができます。こんなに広いんだとゆう風に考えるべきです。その滑走路を造ろうとしている海はその配ってあるチラシに書いてある生物多様性の本当に優れた海です。この海を閉めきって土砂を投入している、土砂を投入し始めて1年です。沖縄の人々はその間にいろんな選挙を行い、県知事も勝利、議員でも全て勝利、参議院の選挙でも勝利、そして県民投票でも72%の県民が辺野古基地建設反対です。にもかかわらず、海を埋め立てて、工事をしているということでしょうね。ですから、例えば大成建設が作りつつある七隈線の延長工事これを福岡市に県民が反対しているという風に仮定して下さい。県民投票をしても70%の県民が反対しているにもかかわらず、七隈線の延伸をするとゆう風なことが起こったら皆さん、皆さんはどう思いますか。私はそういう沖縄の人々の考えを踏みにじる地方自治を踏みにじるそういうことを今行っているのが、自民党、公明党、安倍政権だという風に思います。「桜を見る会」をよくみなさんはニュースでみ見ていらしゃいますね。あの菅官房長官も答えるのに困っている、どうしようかと、こんな状況になっている。安倍政権の内閣の改造で2人の大臣が辞めました。なんか問題があったら直ぐ辞めて、そして国会に来ていません。全然来ていません。何か問題がある大臣を直ぐ辞めさせるというのが、第2次安倍政権のやり方です。そしたら次は安倍さんが辞めなければいけないですよね。政治資金規正法、公職選挙法違反です。安倍さんはあの「桜を見る会」の主催者。そして、前日の後援会の開いた主催者の責任者です。ホテルニューオオタニが招待状を出せば話しは直ぐ終わります。シュレッターに掛けた名簿をパソコンの中から、コンピューターの中から名簿を復活させれば直ぐに終わりです。こんな首相が進めているのが、沖縄新基地建設です。私は3月まで学校の教員をしておりました。道徳の特別教科化を勧めたのが安倍さんです。現場は大変混乱をしております。教科になれば道徳を授業して評価をしなければならない。1つの問題に対して、様々な意見があるのが道徳の授業です。それを1つの価値観に則って評価をしなければならない。そういう風になります。なっています。その道徳を勧めた安倍首相が、道徳に反する政治資金法に反する公職選挙法に反することをしています。その安倍政権が沖縄基地建設を進めています。沖縄県民の意志に反して県知事も反対だと言ってるのに進めています。こういう日本の政治の在り方を絶対変えなければならないと思いますが、みなさん如何ですか。少なくとも安倍さんが首相を辞めて、できれば議員も辞める、それが私は一番道徳的だという風に思います。嘘や改ざんや不正や書類を消してしまうこういう風な在り方これは本当に子どもに良くないです。教育に良くないです。え、みなさん。こんなことをしている首相、そしてそれをかばっている自民党、公明党。その政権が子どもの教育にいいはずがありません。そのうち真似する子ども達が出て来ますよ。本当に政治がもっとまともに野党も論議をし国民に、こうこうこういう理由でこうするんだとゆう風なことを、説得をしてそして納得をさせていろんなことをするのであれば少しは許せる。
 大学入試の共通テストを見て下さい。英語の民間テスト、記述式のテストの方針が打ち出されました。
あの方針を立てた「教育再生実行委員会」。みなさんホームページで調べれば、議事録が残っています。英語の民間テスト、記述式、討議をされずに決まっています。この共通テストの問題も安倍政権の政策の柱です。頓挫してしまいました.次は沖縄辺野古の新基地建設を止めましょう。それは民主主義のしっかりと学びつつそういう闘いになります。香港で100万の人々が立ち上がっています。ヨーロッパのフランスで年金法改悪に対して150万人のストライキが打たれています。デモではなくストライキです。150万人の労働者が参加して年金改悪反対のストライキをフランスで労働者が起こしています。街頭にはフランスでもパリでも80万人の人々が出て来て抗議をしているそうです。日本でもこの最悪な政権、東京とそして辺野古基地建設を止めましょう。

2019年12月15日日曜日

大成抗議:12月17日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&新宿西口地下スタンディング

今回の大成建設抗議は、2014年12月に抗議を始めてちょうど5年になる抗議です。ぜひたくさんの方に集まっていただきたいです。夕方から寒くなりますので、防寒をお忘れなく。

2019年11月23日土曜日

2019年11月12日火曜日

大成抗議報告:10月15日@福岡支社

2019.10.15大成建設要請行動報告
今日は参加者6人。ビラの受け取りはとてもいい。用意していたビラが殆ど捌けてしまった。受け取り拒否した人がビラを見て受け取ってくれた。ビラの体裁も大切だな~!ガンバロ~!写真の方を見せたのが功を奏したのかも知れない。外国人の人も受け取ってくれた。読めるのかな~と心配したが。また、受け取って読んでた人が、「国がひどい、国がひどい」と何度もつぶやいてる人もいた。辺野古は安倍政権の問題を凝縮して指し示している。また、受け取り拒否をした人が、演説を聞いていて、ビラを欲しそうにしているので、渡したら受け取ってくれた。もっともっと訴えて行こう!みんな頑張ろうね!読者の方々も時にはご参加お願いします!

(1)要請書(Yさん)

要請書

辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し,工事の即時中止を要請します

  私達は、沖縄県名護市・辺野古に米軍基地は作らせない平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する市民の集まりです。
  私達は、20146月に御社が国から受注した辺野古への米軍新基地建設工事の中止と撤退を求めます。
米軍が軟弱地盤改良工事を直接指揮監督するほどに焦っている
 開示された公文書によると、軟弱地盤の工事は「当初、30%、90%、完成時に米軍との協議を行う」となっています。防衛局を差し置いて米軍が監督の前面に立つというのです。監督官(防衛局)との協議についても書かれているますが、30%、60%、90%の時点にすぎません。契約後、最初に協議するのは防衛局ではなく、米軍なのです。そして委託業務終了時にも米軍との協議が義務づけられています。これはもう、防衛局の発注した業務ではなく、米軍直轄の業務だと言わざるを得ません
 米軍がいかに軟弱地盤問題を危惧しているか、工事の困難さが深刻であることがわかります

水面下90mまで軟弱地盤が続いていて工事が難しい
 
 軟弱地盤は大浦湾全体に広がっていて、大浦湾側の新基地面積115haのうちの6割の範囲で地盤改良工事が必要なのです。 軟弱地盤の深さは深いところで90mまであります。
 90mもの軟弱地盤が存在している場所での工事は他に例がありません。
 地盤工学が専門の鎌尾彰司日本大学准教授によると、国内の地盤改良工事で実績があるのは深さ50程度まで。国内の作業船も深度70までしか対応できない。90という深さの工事は難度が非常に高く、「地盤改良が可能かどうかも想像すらできない」との見解を示しています。
 沖縄防衛局の報告書にも、国内のサンドコンパクション・サンドドレーンの作業船一覧が掲載されています。それによるとサンドコンパクション工法の作業船は国内に16隻あるが、うち2隻が最大打込深度70mほどとされているだけで、ほとんどは50mほどまでしか改良できない。また、サンドドレーン工法の作業船は8隻あるが打設深さは5060mとされています
 工事を始めるとしても、いづれ行き詰まることは明白です。

当初予算の10倍に膨れ上がる建設費
 
 盤改良の工法は強く締め固めた砂杭を77000地盤に打ち込んで密度を高めるが、沖縄県の試算でも13年以上も工期が伸び、工費が約2兆5500億円かかる難工事です。当初の基地建設建設予算2310億円の10倍にも膨れ上がっているのです。
 血税を注ぎ込んで無理な工事に突き進み、貴重な宝の海を死滅させ環境破壊をすることは許されません。
 埋め立てに適さない海域に、大型構造物の建設を強行するのは、どだい無理なのです。
   大成建設は工事の工費と工期を明らかにしてください。
  これだけ広範囲の地盤改良の必要があること自体、県が埋立承認撤回の理由としたように、基地建設の立地条件が整っていないということを示しています
 民意に反する上に工事自体が困難な辺野古新基地建設工事は税金の無駄遣いです。
 大成建設は工事の工費と工期を明らかにしてください。
埋立の海砂採取は沖縄周辺海域の環境を破壊
 辺野古新基地建設事業では、大浦湾の軟弱地盤の地盤改良工事のために650万㎥もの砂が必要となります。これは沖縄の海砂採取量の3年~5年分にもなる膨大な量であり、このままでは沖縄周辺海域の深刻な環境破壊が危惧されます。瀬戸内海沿岸の5県はそもそも海砂採取は全面禁止されており、九州等の7県も海砂採取の総量規制が定められています
 沖縄平和市民連絡会本年3月議会に、海砂採取の総量規制を求める陳情を出し、継続審議となっています。大成建設は今すぐ工事を中止してください。
防衛局が3倍の価格で岩ズリを購入している
 さらに土砂採取は環境汚染を引き起こすばかりでなく防衛局と癒着業者の談合にも発展しています。
辺野古埋立のために必要な土砂は総量2062万㎥という膨大な量です。海砂が58万㎥、キャンプ・シュワブ内の山土が360万㎥使われるが、それ以外の1644万㎥が岩ズリ(購入土)で
防衛局が埋立承認願書に添付した「埋立に用いる土砂等の採取場所及び採取量を記載した図書」(以下「土砂に関する図書」)では、岩ズリのストック量の約75%が西日本各地の採石場にあるとしており、土砂採取地としては、沖縄島以外では、徳之島、奄美大島、佐多岬、天草、五島、門司(北九州・山口)、瀬戸内(小豆島)の7地区が示されています
現在、進められている辺野古の埋立工事で使われている岩ズリ(土砂)の価格1立方メートル当た5,370/㎥という高値で購入されています。防衛局が3年前に発注した辺野古の工事では1,870/㎥だったので、なんと3倍にもなっているのです。この5,370/㎥という単価決定にあたって、防衛局は形だけの見積りを徴収しています。見積は13社に依頼したが、12社が見積りを辞退し、1社しか回答がありませんでした。公共工事では見積りは原則として3社からとされているが、今回は1社だけの見積りで単価を決定してしまったのですこんなことは通常ありえない、談合というべきではないでしょうか。
5370円という価格も、防衛局が17年11月に作成した「設計図書」で、価格の調査前にもかかわらず、岩ズリの単価を業者の回答と同じ5370円と記載しています
事前に防衛局が高い価格を決め、後から調査をしたというアリバイをつくった官製談合ではないかと国会でも指摘されています。この価格だと埋立土砂の費用だけでも859億円にも跳ね上がり、差額の    560億円もの金が、請負業者に利権として渡されることになります。
このように業者と防衛局が癒着し、業者に不当な利益をえるやり方は、許すことができません。
県知事も工事を視察し、中止を求めている
 玉城デニー知事は911日、知事就任後初となる名護市の辺野古新基地建設の海上工事現場視察を実施しました。玉城知事は県の漁業取締船はやてに乗り、臨時制限区域外から、区域内の工事現場を視察したほか、移植されたサンゴや、軟弱地盤の存在が明らかになっている大浦湾側の海底などを確認しました。
 視察を終えた玉城知事は記者団の取材に応じ「広大な大浦湾側に相当量の土砂を投入する工事が際限のない予算を投下するということと、生物多様性の豊かな海に、どれだけ大きな影響を与えるか計り知れないことを実感した」と視察の意義を強調しました。「辺野古新基地建設断念を求め、これからも政府に根気強く対話を求めていきたい」と話しました。

 沖縄県知事までが辺野古の海の埋立中止を求めているような工事を大成建設は強行するのですか。沖縄県は住民投票で7割の人が辺野古新基地建設反対の民意を示したのです。大成建設は聞く耳を持たないのですか?基地があるところは標的になり、住民が危険にさらされるのです。金もうけのためならば、住民を危険にさらす基地も造るのですか?大成建設は、今すぐ沖縄から撤退して下さ

(2)個人の意見 
Fさん
大成建設のみなさん、そして村田誉之代表と相川善郎九州支店長!
なぜ、沖縄住民は辺野古新基地建設に反対するとお思いですか!沖縄住民の思いはなんでしょう!
①先日917日午前7時、米軍の大型ゴムボートを牽引する米軍車両が沖縄の本部港にやってきました。
米軍は,伊江島で行われる米軍の落下傘の救助訓練のため、本部港から伊江島に運行している民間のフェリーを使用しようとしているのです。
本部港に侵入しようとする米軍と反対する本部町民や市民団体や全港湾組合員の総勢100人とのにらみ合いが10時間にわたって続きました。勿論、沖縄県警機動隊と防衛局員も会わせて100人も駆けつけ、米軍を支援しました。10時間という長い膠着状態の末、米軍は何とか侵入しようと試みましたが,果たせず、午後5時前に米軍車両は撤退しました。
全港湾委員長は「港湾労働者である我々まで機動隊が排除しようとするのであれば、全港湾業務は麻痺するであろう」そして「本部港が米軍によって使用されれば、沖縄の港は全て軍用となる」と米軍に対し怒りもあらわにしました。全港湾労働者がストライキに入れば,沖縄経済は麻痺してしまうのです。
また、本部町民は「私達が住む町や港や土が戦争に繋がることに使用されたくない」「未来の子ども達のためにも今止めないと後悔する」と米軍の侵入を阻止したのです。
 これは沖縄の人々が辺野古新基地建設に反対する気持ちに通ずるものです。
194545日、米軍は沖縄北部名護と本部半島へ攻め寄せてきました。この米軍の艦砲射撃で伊江島の中央にそびえるタチュー(グスク山)が真っ赤な血の色で染まったと語りつがれています。
日本軍は、米軍の本土への攻撃を遅らせるために、沖縄人民を盾にした、捨て石作戦に出たのです。伊江島が米軍の集中攻撃にあったのも日本軍が伊江島に飛行場を作り、守るために、沖縄北部周辺から男達を集めていました。その飛行場を米軍が奪還するために猛攻を仕掛け、たくさんの沖縄の男達が虐殺されたための真っ赤な血染めだったのです。それが対岸の本部半島からも見えるほどだったと語りつがれています。
 男達が兵隊に取られたあとは、中学生や女学生や10代の青年が戦場に駆り出され学徒隊や従軍看護婦や御郷隊=スパイ戦士として使われ、たくさんの住民を帝国軍同士の戦場に駆り出し、殺していったのです。勿論女や子どもや年寄りも沖縄島そのものが戦場でしたから,その戦場を逃げ惑い20万という人々が虐殺されていきました。
 それだけではありません、日本軍は沖縄人民をスパイ容疑の汚名をでっち上げて、惨殺していきました。
敗戦後は,アメリカの軍政府のもとでの強権政治がなされ、本土復帰後も75%という米軍基地が撤去されることもなく、基地被害が横行し、基地経済が強制され、戦後74年という長きにわたり米国軍は居座り続けているのです。ベトナム戦争の時は沖縄から毎日米軍機が出撃し、たくさんのベトナム人民を虐殺しました。ベトナムの人々は沖縄を「悪魔の島」と呼びました。だから沖縄の人々は、米軍基地があることによって、攻撃されることにも反対し、また、沖縄に米軍基地が有ることによって、世界の人々を虐殺することにも反対しているのです。だから基地建設に反対しているのです。そして返すつもりもない普天間基地返還を口実に辺野古新基地建設が強行されているのですから、沖縄の人々が基地建設に反対するのは当然でしょう。
本部港の10時間のにらみ合いの末米軍車両を追い返した沖縄の人々は、本土の捨て石にされ,住民を巻き込み20万人が虐殺された戦争を、再び起こしたくはないのです。未来の子ども達のためにも、沖縄を再び戦場にすることにも、そして辺野古新基地により世界の人々を虐殺することにも反対しているのです。
③国民投票や選挙で72%の人々が反対していることを無視して、新基地建設工事を強行するやり方は,正に帝国主義国の植民地支配そのものです。
沖縄ではかって、日本に馴染ませるために,小学校教育の中で、日本語を強制していきました。うちなん語を喋ったら、首から反省板をぶらさげて、廊下に立たせたりして、大和言葉を強制していったのです。
これぞ正しく帝国主義国の植民地支配ではありませんか。
 今、大成建設などの大和の大企業が沖縄人民の何度も示された反対の民意を全く聞こうともせず、海保や沖縄県警や、本土機動隊の権力を導入して、高江や辺野古の米軍基地建設を強行し、ヤンバルの森を破壊し、辺野古の海を破壊していくことは、正に琉球王国の植民地支配そのものだと思います。
 10時間かけて米軍車両を止めた。これが沖縄人民の支配に対する怒りです。
若し辺野古新基地が出来たら、いざ戦争というときこれらの基地の存在によって、沖縄人民は守られるのか。いや守られるのではなくて、一番に狙われるのです。その時、沖縄はまた再び本土人民の盾となり捨て石となり戦場となるのです。そのことは沖縄人民はだれよりも骨身にしみて知っています。あの74年前の沖縄戦がそうでした。沖縄は日本軍によって守られたのではなく、日本本土を守るための捨て石、盾となり、20万人の人々が米軍戦火の中で焼き殺されていったのです。そして日本軍は米軍から沖縄人民を守ったのではなく,沖縄人民を盾として使い、若い少年少女たちまで戦場に駆り出されて、使い、殺していったのです。ガマに避難している人々を弾が飛び交う戦場に追い出し、日本兵が隠れたり、乳飲み子が泣くからとだまらせ殺していったり、スパイ容疑を着せて惨殺していったりされた記憶が消えるはずがありません。

大成建設はそういった沖縄人民の怒りを知るがいい。それでも基地建設を続けるというのですか。
ならば、沖縄人民は,反対を続けるのみ、本土人民も支援を続けます。
沖縄人民はついに企業が根を上げて撤退するまで、闘い続けるでしょう。
今では本土からの支援者もどんどん増え続けています。
基地建設費用も軟弱地盤の地盤改良工事で兆を超えて増え続けるばかりです。建設日数も予想が立たず未知数となっています。軟弱地盤の地盤改良工法は困難を来たし、おそらく解決不可能です。
どう考えてもあなた達が撤退するしかないでしょう。それは沖縄人民は決してあきらめず、撤退することがないからです。
大成建設は,諦めて早急に辺野古から撤退しなさい!
K1さん
 さて、この大成建設が無理矢理に行っている、辺野古埋め立て工事ですが、みなさんも放送で知っているように、辺野古という土地を埋め立て、滑走路と港を造ろうとしています。この滑走路は、昨年の台風で被害にあった関西国際空港。洋上夢の橋を造り造られた国際空港ですが、なんと台風の浸水によってはじめて、凸凹であることが、判明しました。出来た当初は建物は例え沈下があっても大丈夫だと言ってましたが、滑走路までが凸凹であることが判明しました。辺野古の新基地建設でも、すでに軟弱地盤により滑走路が沈下するであろうと目に見えています。例え、無事に完成したとしても、その後の補修工事は永遠と恐らくは未来永劫続くという、とんでもない代物が出来上がります。終わることのない公共事業。それも米軍のためだといえば、幾らでも予算が付くとそう考えて造り上げられるとんでもない無駄遣い。それこそ文字通り札束の上で造られるような公共工事です。そして、この公共工事という名前で使われるのは、私たち国民の税金です。私たちだけではありません。私たちの将来の子ども達子孫が永遠と国債という名前で借金を背負わされます。赤字国債1000兆円というとんでもない金額に膨れあがっています。その赤字を子々孫々まで背負わせ、終わることのない公共工事がなされようとしている。それだけではありません。
先日テレビ番組を見ていたら、この辺野古の新基地。実は以前アメリカが計画してそれを取り止めたと言う事を聞きました。だいたいそれくらいの広さの基地を日本政府がわざわざ造ろうなんて考えるのが、おかしいなと思っていたのですが、実は米軍の予定していたシュワブ基地ですね、この基地の広さは現在埋め立て地の2倍以上とそういう風にテレビでやっていました。ということは、この日本政府と大成建設が画策していることは、今の2倍以上の工事をまた始めるのではないでしょうか。そうすると、2倍以上取っていくから、22倍と4倍、文字通り日本の今の予算を注ぎ込んでもとても足りるものではありません。大成建設はそのことを十二分に理解しています。公共工事で潤ってきた会社です。そしてそのことを十二分に理解していると思います。
え~今、関西電力があれやこれやで揉めていますが、この関電がやってきた公共工事があります。石原裕次郎がやっていました「黒部の太陽」。大勢の犠牲者を出しながら成し遂げた。しかしこの公共工事をうまいことやったという成功が今の大成建設を造っていると思います。大勢そこの成功の裏に一体どれだけの人々が泣いているか、どれだけの金を注ぎ込んでいるか、大成建設はこの基地を造ることでどれだけの利益を上げようとしているのか、それによって如何に儲けているか、会社の方で論議をしているのもいいでしょう。何も知らずにただただのほほんと働いているといずれは誰かに叱られます。自分の子ども達孫達が自分の政府を恨むようなそういう事態になり兼ねません。
みなさん今から70年ちょっと前、この博多の町も戦争により焼け野原になりました。それなのにその焼け野原を見たことがないと言う事で、この戦争生活に語らせるような戦争できるように戦争ビル(基地のこと)を建てようとするそういうことがあっていいのでしょうか。みなさん、この辺野古埋め立て基地建設、戦争を知らない私たちでも反省する必要があります。以上終わります。
K2さん
大成建設のみなさん、要請書が読まれました。私があまりよく知らないような内容が書かれていますね。放送されているようなテレビとか放送されているような場合もありますけれども、ここでは聞いて欲しいなということがありますので、辺野古の新基地建設に必要なのは、先ずは周辺を囲って、その中に土砂を入れる。その周辺を取り囲んでいるのはコンクリートのブロックです。そしてそれに砂利を敷いていくという風な工事をしています。ですからですね、映像を見てみると何となくコンクリートで綺麗に取り囲まれてしまって、全部コンクリートで固まってるのかな~と、例えばこの道路を見たら分かるようにね、こういった感じで固められてるのかな~と思ったらそうではないんですね。ドローンで撮影をすると、嵐の時とか台風が来るそういうことがあると、土砂が完全に固められていないので、土砂が崩れてその中に含まれている小さな砂とか土とかが周辺に漏れていくそういう風な状況になっているんですね。それが今辺野古で行われている工事です。ですから工事が行われているところでは周辺に土砂が広がっていかないように、オイルフェンスみたいな膜を張って、必ず土砂が外に漏れていかないようにという風なことで行うんですね。ところがやはり台風が来たりすると、外に漏れてしまって、だからですねドローンで撮影することを禁止しています。「沖縄ドローンプロゼクト」という、ドローンで工事を監視している人達がいるんですけど、そのドローンで工事をするそれを撮影することを禁止する法律を条令をつくっています。そういうようなことを政府は行っているんですね。そういうことが起こってることが、先ずおかしいな~って言う風にみなさん思いませんか。監視をする人がいてもいいじゃないですか。工事をしている人がいて、それに反対する人がいて、そしてその工事がちゃんと行われているかな~ということで、ドローンで撮影する、そういうことをする人がいてもいいじゃないですか。だけどね、国はこの基地の周辺、工事をしている周辺、ドローンを飛ばしたらいかんという法律を作ったんですよ。みなさんどう思います。これはね、やっぱりね、やってることが不当だから、おかしいことをしているから、見られたくないという風に思ってるからだろうと思います。
沖縄のこの辺野古の新基地建設、やっぱりねおかしい。沖縄県民が県民投票で7割を超える人々が反対だという風に言ってるんですね。だけど工事を続ける、沖縄防衛局は工事を続けるてなことをしている。やっていることも赤土が砂利の中に含まれていてはいけないという風になっているのに、トラックとか船に乗せられている土砂を見て見るとやっぱりね赤土が含まれているんですよね。それで周辺の珊瑚は死んでしまう。更にジュゴン死んじゃったですね。辺野古の周辺、沖縄の北部の周辺にジュゴンが3頭いたそうです。その死んだ1頭が今帰仁村で解剖されて、この工事のせいで死んだという風に言われています。そのジュゴンの解剖についても、国が行うんじゃなくて、今帰仁村の村が急遽解剖のための予算を村議会で可決をしてそして行ってるんですよ。これどう思います。工事をしているからそのためにジュゴンは死んだんじゃないか、それを調べるのはやっている沖縄防衛局がしないといけないんじゃないですか。それがね、今帰仁村という村が臨時に予算を組んでやってるんですよ。おかしいですよね。
そして、今日要請書として配られている文章を見てみると、岩ズリの価格が3倍になっている。予算よりも3倍になっている。1m3当たり、3年前に発注した金額は1870円。しかし、今は5370円1m3当たりね。約3倍。そして、その53703倍のやつがどれだけ使われるか、1m3当たり1870円ね。それが使われるのが2062万m33倍になったらどれだけになりますか。1m3あたり5370円。約2000円位だったのが3倍になった。何千億円の儲かり。
それから辺野古新基地建設の当初予算も要請書に書いています。約2310億円ですね。だけど、もう既にその金額を遙かに超えて、沖縄県の計算によると、25500億円。10倍です。こんな工事あります。みなさんよくご存知だと思いますけど、東京オリンピックの会場が高くなりすぎて、設計変更しました。当初予算よりも高くなると、23倍になるということで、設計変更になりました。安くて出来ると。で、国内を中心にしたそういう設計に変わりました。だけどね、この辺野古新基地建設、10倍にもなるのに設計変更しないんですよ。担当の業者が安い予算を出す、そういう業者に代わるといったことが、東京オリンピックの国立競技場の時は、行われました。だけど辺野古の新基地建設は10倍にもなろうとするのに安く造るよという会社が現れないからかも知れないけど、報道するという事すらない。そしてボロ儲けをするのがここの会社ですね。みなさん大成建設です。一応みなさんは働いてるかも知れない。しかし、どんどんどんどん予算を上げていって、辺野古の基地を造るのに2兆円を超えるのではないかというにも関わらず、やすい業者が損をして、他の建設会社はありませんかという風にしないのが、日本の自民党・公明党の政権です。オリンピックのための国立競技場の場合は予算が高くなりすぎて、変更になりました。それが辺野古の基地の場合は行われません。25500億円どこから来るんでしょうか。国民の私たちの税金です。
沖縄の人々はこの基地建設しないでくれという風に言っています。玉城デニー知事も沖縄の県知事ですね。県知事も日本全国をキャラバンで回って「建設を止めてくれ」という風に言っています。しかし、安くするとかそういうこともせずに国民の税金をジャブジャブと使う。予定よりも10倍にもなるんじゃないかというお金をどんどん使うそして工期はいつか、いつまでに出来るのか、それすら公表されていません。こんなことあっていいですかみなさん!お金はジャブジャブ、いくらでも使う。完成するのはいつになるのか分からない。こんなのあり。おかしいよね。少なくとも大成建設、「私達はこれだけに予算を止めます。これ以上使いません。いくらにします。そして、いつまでに変えます」。期間は公表しなさいよ大成建設。私たちの税金を奪って金儲けをしていったり、少なくとも「工期がいつまで、これ以上お金を使わないようにするためにどうするか」、これぐらいは公表した方がいいじゃないか。こんど沖縄以外から土砂が流れます。1000いくらが、5000いくらになります。スタートにそれをやります。こんなことを許されない。
担当する業者である大成建設は岩ズリの3倍になることを止めなさい。何で私が言えるか、税金を払っているからです。少なくとも岩ズリの値段は当初の予定の1870円に納めなさい。大成建設できますか。我々はそういう会社に工事をして欲しくない。お金を堂々と使って、工期はいつになっても構わない、そんな会社に辺野古新基地建設を任せることは出来ません。
本土から土砂を運ぶことを徹底的に私たちは阻止します。ここに来てからでたらめになってから、土砂が運ばれます。高い税金を使って、予算よりも3倍の予算で土砂を購入し埋立をしようとしています。許されません。いま土砂で埋め立てが行われていますが、もう予定の終了の時期はとっくに終了しています。こういうやり方も、大成建設よくないと思いますよ。どんどん埋立の期日を遅らせ、このままやって予算はどんどん増えていく、間違いない。工期が遅れているのは、沖縄の人々がゲート前で反対をしているからです。だけどその件で遅れたから工期が間に合わなくなってきた。その件で遅れて量が足りなくなってきた、そんなことは許されません。なぜかそれは私たちの税金がその工事に使われているからです。大成建設、次の工事で、「もう基地建設はしない」、そういう風なことを明らかにしなさい。沖縄県人、県知事も含め、衆議院議員、参議院議員の人も反対。私たちは絶対に工事を許すことは出来ない。ジャブジャブと税金を使って工事をするそんな会社は、今すぐ辺野古新基地建設から手を引きなさい。以上です。

2019年10月16日水曜日

五洋抗議:10月29日(火)17:30~@飯田橋駅東口本社最寄

第3火曜日定例の五洋建設抗議ですが、22日は祝日のため、29日に変更します。お間違えのないようお願いします。17:30~スタンディングとチラシまきです。よろしくご参集ください。

学習会をしますー「ゼネコンと国策ー辺野古受注企業の知られざる歴史」

再度のお知らせです。

「ゼネコンと国策ー辺野古受注企業の知られざる歴史」
沖縄・辺野古では安倍政権が県民の民意を無視して、米軍新基地建設を強行しています。
工事を進めているのは日本を代表する大手ゼネコンです。
こうした大手ゼネコン企業の歴史(社史)は日本国家(権力)とともに歩んだ国策の歴史でもあります。
そうした大手ゼネコンの歴史を振り返り、その中から辺野古の工事を止める手立てがないのか皆さんと共に考えたいと思います。

報告:加藤宣子(Stop!辺野古埋め立てキャンペーン)

日時:10月26日(土)18:30~
会場:東京ボランティア・市民活動センター(A会議室)*飯田橋セントラルプラザ10階
資料代:500円

主催●Stop!辺野古埋め立てキャンペーン

2019年10月4日金曜日

大林組抗議:10月8日(火)17:30~@品川駅港南口ぺデストリアンデッキ本社最寄

足早に帰宅する人に対して、大林組が辺野古の工事をしていることを訴えています。できるだけたくさんの方に集まっていただきたく、8日(火)17:30~1時間スタンディングとチラシまきをしています。よろしくご参集ください。

2019年9月16日月曜日

大成抗議:9月17日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&新宿西口地下スタンディング

埋め立て工事を進めている大成建設の退社する社員に向けて抗議をします。6時過ぎからは新宿駅西口地下にてスタンディングをします。このところ人数が少なめです。よろしくお集まりください。

2019年9月9日月曜日

2019年8月30日金曜日

学習会をしますー「ゼネコンと国策ー辺野古受注企業の知られざる歴史」

「ゼネコンと国策ー辺野古受注企業の知られざる歴史」
沖縄・辺野古では安倍政権が県民の民意を無視して、米軍新基地建設を強行しています。
工事を進めているのは日本を代表する大手ゼネコンです。
こうした大手ゼネコン企業の歴史(社史)は日本国家(権力)とともに歩んだ国策の歴史でもあります。
そうした大手ゼネコンの歴史を振り返り、その中から辺野古の工事を止める手立てがないのか皆さんと共に考えたいと思います。

報告:加藤宣子(Stop!辺野古埋め立てキャンペーン)

日時:10月26日(土)18:30~
会場:東京ボランティア・市民活動センター(A会議室)*飯田橋セントラルプラザ10階
資料代:500円

主催●Stop!辺野古埋め立てキャンペーン

大成抗議報告:8月20日@福岡九州支社

 今日も参加者が少なく5人だった。Y1さんはお孫さんのことで来られず、Y2さんが代わりに来てくれた。ビラと録音テープを完全に忘れていた。が、ビラはY1さんがちゃんと用意してくれていて、Y2さんが持って来てくれていた。本当にありがとうございます。録音は携帯でやったのでこれも何とかなったと思っていたら、録音は失敗していた。ビラ配りをしていると、今日もまた、自転車の男性が「がんばって!」と励ましてくれた。本当に嬉しい。ビラも受け取ってくれた。ところが、Kさんの発言の終わりがけに、いきなり集中豪雨襲来。5枚のパネルと横断幕はびしょ濡れ。パネルはビニールで覆っているから中は大丈夫だと高をくくっていたが、中までびしょ濡れ。今まで雨に何度か会ったが、外が濡れるぐらいで,拭けば済んでいたが、こんなのは初めてだ。シュプレヒコールを省略して終わった。
(1)要請書(Y2さん)
要請書
辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し,工事の即時中止を要請します

  私達は、沖縄県名護市・辺野古に米軍基地は作らせないことを5度の選挙で示し平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する市民の集まりです。
  
私達は、20146月に御社が国から受注した辺野古への米軍新基地建設工事の中止と撤退を求めます。
大成建設は違法工事を中止してください
防衛省、沖縄防衛局は611日、辺野古埋め立てのために建設したK8護岸から、船に積み込んだ土砂の陸揚げを始めました。桟橋ではない護岸からの土砂陸揚げは違法であるため、玉城デニー知事は「暴挙だ」として、工事中止の行政指導文書を出しました。それ以前からもK9護岸を桟橋として使用し、土砂を海上から陸揚げしています。これも知事の認可も受けない違法工事なため、知事が公有水面埋め立て承認を撤回した経緯があります。公有水面埋立法の解釈と運用にかかわる権限と責任は、県知事にあります。
玉城デニー知事の正当な権限行使を妨げて、大成建設は辺野古埋め立て工事を違法に強行しているのです。
大成建設は法律を遵守し、知事の勧告にしたがって、違法工事を中止し、すでに投入された土砂を速やかに撤去してください。
基地建設は戦争のため。人殺しの基地建設をやめろ
政府は辺野古新基地建設ができれば普天間基地が撤去されると言いますが、そうはなりません。日米安全保障協議委員会の計画では普天間飛行場の返還条件は8項目もあり、辺野古新基地建設はその中の1つにすぎないからです。返還の条件には他にも航空自衛隊新田原基地と築城基地を米軍が使用するための施設として建設をすることだとか、那覇空港などの民間空港にある長い滑走路(2800m)を米軍機が使えるようにすることだとか、KC130飛行隊による岩国飛行場の本拠地化をすることだとか、ほかにもいろいろあって、米軍の使い勝手よく沖縄九州山口地方の空港や自衛隊基地や米軍基地が整備できなければ、普天間基地は移転しないというのです。
あたかも辺野古新基地建設をすれば普天間基地が返還になるかのように言って人々をだましながら辺野古新基地建設を納得させようとするのが安倍政権のやり方です。なんと狡猾なやり方でしょうか。
その工事のためには新田原基地に115億円、築城に120億円もの税金が使われます。駐機場、燃料タンク、弾薬庫、庁舎、倉庫、誘導路の改修、さらに築城基地には宿舎、滑走路の300m延長です。自衛隊基地を米軍が使用するために建設されるのです。戦争になったときにそれぞれの自衛隊基地に米軍人200人、戦闘機12機、輸送機1機をうけ入れるための工事です。
戦争になる前の現在でも、2007年から共同訓練のロードマップを作成して訓練移転が頻繁に行われています。
米軍の嘉手納飛行場、三沢飛行場、岩国飛行場の米軍機が、自衛隊の千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原基地で、将来の戦争準備のための移転訓練をしているのです。日米安全保障協議会が戦争をやろうと決めた場合に、戦争がはじまり米軍と自衛隊が全国の基地を共同使用しながら、米軍指揮下で自衛隊も参戦する体制ができているのです。辺野古新基地建設はそのための工事なのです。
大成建設は平和よりも戦争を望んでいるのですか。莫大な税金が使われる辺野古新基地建設は会社の売り上げになるのでやりたい、目的が戦争の準備ための工事でも構わないと考えますか?
大成建設は良心がないのですか?人の命よりも売り上げが大事ですか?
いくら難工事で工期が長期化するようになるとしても、その分だけ儲けが増えるので大歓迎ということですか?大成建設は今すぐ工事を中止し、これまで埋め立てた土砂を撤去してください。
大成建設は貴重な自然を破壊するな
辺野古・大浦湾は、かつて琉球王朝時代にはやんばる船が寄港していました。それだけ深い湾ということがわかります。この地形的な特徴が、特異な生態系を育んでいます。大浦湾には、大浦川と汀間川が流れ込んでおり、河口には干潟やマングローブが広がっています。浅場のイノー(サンゴ礁に囲まれた池:礁池)には海草藻場、深場には砂泥地、サンゴ礁、長島には鍾乳洞と、さまざまな自然環境があります。 
辺野古の海草藻場は、現在では沖縄島最大の規模で、海草の多様性が高いのが特徴です。海草(うみくさ)は、陸上に進化し再び海に適用した植物です。海の中で花を咲かせ種子をつくります。モズクのような海藻(かいそう)とは違います。これをジュゴンやウミガメは餌にしています。工事が始まる前は、ジュゴンの採食跡があちこちで見られました。辺野古の周辺の瀬嵩、嘉陽などにも海草藻場があります。大浦湾の少し深い所を調べたところ砂泥地の海草にもジュゴンの食み跡がありました(工事が始まって、浅瀬の藻場は食べられなくなり、ジュゴンが苦手な深いところの藻場に食み跡が見られて、みんな心を痛めていたが、その後西海岸で死体となって見つかった)
深場はあまり調査が行われていませんでしたが2000年代に砂泥地にくらす底生生物を調べると貝や甲殻類の多くの新種が見つかりました。 大浦湾には、ユビエダハマサンゴ、パラオハマサンゴなどさまざまなサンゴ群集がみられます
チリビシでは、2007年にアオサンゴ群集が発見されました。そそり立つ小山のような群集で、カニやナマコなど、多くの生き物のすみかにもなっています。表面はく、折れたところを見ると断面が青いサンゴです。チリビシのチリは切れている、ビシはサンゴ礁という意味です。離れたサンゴ礁で陸から歩いていけないため知られていませんでした
最新の研究で石垣島白保のアオサンゴと遺伝的に異なることがわかりました
 長島はエリグロアジサシの繁殖地が知られていましたが、最近になってサンゴが付着した鍾乳洞が発見されました。これは日本では他に見つかっておらず、学術的価値を持つものです。 辺野古・大浦湾は、多様で特異な環境であり保全していかなければなりません。工事が始まってからジュゴンの姿は見られなくなってしまいました。
大成建設は貴重な自然を破壊する辺野古新基地建設の工事を中止しなさい
(2)個人の意見
Fさん
大成建設に私個人の意見を言います。大成建設に働くみなさん、そして道を通るみなさんも聞いて下さい。今沖縄辺野古新基地工事がどういう状況にあるのか、沖縄がどういう状況にあるのか、沖縄の民意が全く通らない、憲法も民主主義もない状況にあること、そして、この目の前に有る大成建設がその辺野古新基地建設を推し進めているのです。沖縄は沖縄の中に基地が有るんじゃなくて、基地の中に沖縄があるんです。行けども行けども基地が有るんです。米兵の家族は一番いいところに、広々としたところに住んでいます。水不足の時も芝生にじゃんじゃん水を撒いています。沖縄の人は基地の外に追いやられ、基地の中にある墓参りにも自由に行けません。
その沖縄に安倍首相は、さらに「普天間基地の代替基地を造る」と言っています。普天間基地の周辺の人の為に辺野古新基地を造ると言っています。しかし元稲田防衛大臣は「辺野古新基地は出来ても滑走路が短いので、普天間基地は返せない」と言いました。そして今、普天間の改修工事がなされています。本当に返す気はないのです。先程の要請書でも言われたように、普天間基地返還の8項目が満たされなければ返さないと言っているのです。辺野古が出来ても返す気はないのです。安倍首相が「辺野古は普天間の代替基地」というのは、辺野古新基地建設を強行するための口実なのです。沖縄人民、日本人民を騙すための口実なのです。沖縄の人が「これ以上基地を押しつけないで下さい。辺野古新基地建設を止めて下さい」というのは至極当然の訴えなのです。みなさんも沖縄に関心を持ち反対の意志を示して下さい。沖縄では選挙や県民投票で72%の人が辺野古新基地建設工事に反対の意志を示しています。しかし安倍政権は沖縄の民意を受けとめず工事を強行しています。それは何故か?それは本土の民意です。私達本土の民意を示す必要があるのです。私達本土人民が許しているから強行できるのです。私達本土人民が辺野古新基地建設反対の意志を表明しようではありませんか。今私達が配っているビラを受け取り読んでください。そして辺野古新基地建設に反対の意志表明をしようではありませんか。

(1)辺野古新基地建設において、国がどのような無法行為を働いているか、その一部を紹介します。
①本部町の琉球セメント安和鉱山は総面積255haもの広大な採石場ですが、当然環境面での問題が危惧され、「安全で良好な地域環境の確保」「無秩序な開発防止」のための「県土保全条例」の手続きが必要です。ところが琉球セメント安和鉱山は開発許可を受けないまま工事を施行しているのです。
 このように辺野古新基地建設工事はあらゆる所で違法工事をやっているのです。この目の前にいる大成建設もそうです。許すことは出来ません。
②本部の塩川港の臨港道路で防衛局がネットを使った違法な囲い込みや柵の設置や300人ほどの人員の配置により通行を制限するなどの違法な港湾使用問題が起こっています。これに対し712日に県により「臨港道路上への柵の設置、もしくは臨港道路内への人員の配置により港湾道路の通行を制限しないこと」という行政指導の文書が出されました。臨港道路は一般の用に供されていて、不自由なく通行できなければなりません。一般の利用者を排除するような形で規制することは出来ません。県は再三に渡って指導していますが、防衛局は柵を設置したり、ネットで囲い込んだり、300人近くの人員を配置したり、片側車線の専用使用がなされるなど、他の港湾使用者の利用が制限されるなど、港湾管理上の支障が生じています。また、離島への荷物の搬出もあるが、これらにも支障が出ているようです。これらに対して県の土建部長は行政指導をしているのです。特定の利用者が我が物顔で独り占めするような事態になっていていることは許されません。そうやって辺野古に土砂をドンドン運んで、埋立を強行しているのです。
港湾管理条例では「公益上やむをえない理由が生じた場合は許可を取り消すことが出来る」とされています。防衛局が港湾を独り占めしていることは、公益を侵害しているのであり、「公益上やむを得ない」理由により、港湾使用許可を取り消すべきです。塩川港の無法状態を許すことはできません。
③安和桟橋内の赤土堆積問題
赤土条例は届け出制度です。偉業開始前に届出しなければなりません。そして届出から45日経てば,事業者は事業ができます。しかし、45日間は事業ができません。ところが防衛局は届出を出した時点で事業行為をおこなっているのです。そして、赤土等を仮置きする場合は、仮表土保全装置を施すこととされています。それはシート、マルチング、アスファルト、乳剤散布のいずれかとなっていますが、全くなにもなされていないのです。県の担当者はブルーシートを掛けるよう指導をしているが、掛けられていないと言っていました。
それに赤土防止対策として小堤工で囲むこと斜面の下に浸透池を設置することとなっていますが、これもなされていないのです。だから、雨の時に周辺の海域が赤く濁っているのです。これによりサンゴが死滅し、白化現象を起こしかねません。許せません。また、この赤土を辺野古の②工区と②-1工区に投入しているのです。台風などで護岸からあふれ出て、辺野古や大浦湾のサンゴに影響を与える恐れがあります。これを許してはなりません。大成建設は今すぐ工事を止めて下さい。そして沖縄から撤退して下さい。
④土砂の性状にも問題があります。県は6月11日に土砂の性状について文書を出しましたが、防衛局は、未だ県の立入検査を認めていません。昨年の12月から5回ほど行政指導をしていますが、防衛局は全く応じていないのです。
以上4点に渡って、違法行為を紹介しましたが、今までにもたくさんの違法行為を弾劾してきましたが、沖縄人民、日本人民を舐めきった政府と企業の行為を許すことは出来ません。大成建設は今すぐ工事を中止して下さい。
(2)国が行政不服審査法を濫用して、沖縄県の埋め立て承認撤回を取り消してしまったことに対して、辺野古周辺住民ら15名が抗告訴訟を行っています。
この裁判は国が行政不服審査請求ができるかどうかについて、裁判所が初めて判決を下すわけですが、今後、国が同じような手法をとることができるかを左右する重要な訴訟となるのです。まもなく県も同様の裁判を提訴するそうです。前にも何度も述べてきましたが、行政不服審査法は住民の側が国や行政に対し不服を申し立てる制度で、これを支配権力が使うことが認められるはずはありません。この抗告訴訟で司法が如何なる判決を下すのかしっかり見守って行かねばなりません。
もう一つ、717日に県は国地方係争処理委員会の採決に対して提訴しました。3つの裁判での闘いが始まります。ご通行中の市民のみなさんも、しっかり支援していきましょう。

(3)普天間基地の返還問題は、先程の要請書でも普天間返還合意の8項目が述べられましたが、これは西日本の空港や自衛隊基地や米軍基地を使い勝手よく整備し、米軍指揮下で自衛隊も参戦できる体制づくりだと述べられました。普天間基地を返すつもりはないんだと述べられました。許せません。
 そしてもう一つ付け加えたいのが、みなさんもすでにご存知のアメリカ政府が、少女暴行事件以前から辺野古大浦湾の軍事基地建設を考えていたことです。沖縄返還密約の一部を暴き,機密漏洩に問われた西山太吉監修の「検証:米秘密指定報告書『ケーススタデイ沖縄返還』」では辺野古新基地は決して普天間撤去から派生した物ではないと指摘しています。西山氏が言うには「米国政府は1966年に『大浦湾プロジェクト』という辺野古総合基地建設の青写真を策定していた。海軍の桟橋建設をも構想する総合的機能をもつ巨大基地であった。この計画はベトナム戦争の敗北で見送られたが、沖縄返還が日程に上り日本政府の協力に期待したのだ」と言っています。なのに安倍政権は「普天間の代替施設」だと強調していますが、普天間にない強襲揚陸艦が接岸可能な護岸や弾薬庫エリアを装備した、「新基地建設」なのです。何度も言いますが「代替基地」ではないのです。
 そして防衛省は、軟弱地盤の土地改良に砂杭6万本を水深70mまで打ち込む。工期は埋め立てに5年、地盤改良に5年、施設整備に3年の計13年を要すると言っています(実際はもっとかかるでしょう)。そして防衛省は当初の資金計画2400億円の10倍に当たる2兆5500億円に膨らむとの試算を示し(実際はもっと膨らむでしょう)、あくまでも「1日も早い米軍普天間飛行場の危険除去」と言い続けているのです。しかし計画通り行ったとしても、あと13年待てと言っているのです。しかも普天間を返す気はさらさらないのです。どこまで沖縄人民を日本人民を愚弄するつもりなんでしょう。もうだまされません。大成建設、安倍政権そしてアメリカ政府は今すぐ辺野古から撤退して下さい。

(4)ある人に「軟弱地盤の地盤改良がなされたら、このサンゴは絶滅するでしょう」と尋ねたら、「そうです」と暗い返事が返ってきました。「大浦湾は昔の原風景です」と言われました。「世界のどこにもない原風景です」「沖縄はどこも昔はこのような原風景だった」そうです。「西海岸は今は全滅」「西海岸も昔は大浦湾のようだった」そうです。大浦湾には5000種の生物がいるそうです。唯一大浦湾にだけに残された世界のどこにもない原風景だそうです。これは何としても守らなければならない世界の遺産です。辺野古工事に絶対に反対しなければならない。日本中でいや世界中で反対しなければならない遺産なのだ。
大成建設よ、一旦破壊したら取り戻すことはできない。この大浦湾が死の海になるなんて想像出来ますか。恐ろしいことです。「軟弱地盤と活断層」のために、大浦湾の工事は後回しになっています。これは大浦湾が自らを守るための、この原風景を守る為の「自然の力」が働いているのではないですか。いや「神の力」だと言っていいかもしれません。愚かにも企業の利益しか考えられない大成建設、そして人殺しの基地建設しか考えられない安倍政権とアメリカ政府、今すぐ工事を中止しましょう。

(5)先程の要請書でも、大成建設は平和より戦争を望んでいるのですか。と述べられましたが、武器商人から成り上がってきた大成建設は最後まで戦争で儲かろうとする死の商人なんですね。
「軟弱地盤で工事が行き詰まるだろう」という人もいるが、「そんなことはない工事が長引けば大成建設は喜んでるよ」という人もいる。識名トンネル工事で大成建設は「水が出た」といって沖縄県に予算追加を国に請求させたが、ばれて,県が国に弁償させられた。市民が何で市民の税金で弁償しないといけないのかと訴訟を起こし勝利した事件があるが、でっち上げてでも工事を長引かせ、市民の税金を貪り取ろうとするのですね。だから軟弱地盤はそれだけ国民の税金を吸い上げることが出来るので、完成しなくても工事は続けようとするのでしょう。福岡の地下鉄工事だってそうです。地盤沈下で工事が手間取り長引いていますが,企業は痛くもかゆくもないのです。これが資本主義社会の在り方です。だから辺野古の海のサンゴが絶滅しても,大浦湾の稀少生物が絶滅しても構わないのです。ジュゴンが死んだ。きっとあなた達が殺したのです。これ以上自然を破壊しないうちに工事を止めなさい。そして人殺しのための戦争のための基地建設を止めて沖縄から出て行きなさい。許せません。