ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2020年12月25日金曜日

日本工営抗議:1月26日(火)17:30~@日本工営ビル

 審査中の埋め立て設計を受注した日本工営(株)本社前抗議スタンディング

沖縄県の設計変更承認審査を待たずに沖縄防衛局は、大浦湾の埋め立て土木の設計を発注し、日本工営・日本港湾コンサルタント・中央開発などからなる共同事業体(JV)が受注していることが明らかになりました。沖縄県が審査中であるにもかかわらず、強引に大浦湾の埋め立てを進めようとする防衛省は許せません。防衛省に抗議するとともに、工事を受注した日本工営(日本最大の建設コンサルタント会社)に対しても抗議の意思を示したいと思います。

「辺野古NO!」の私たちの声を届けましょう!

日時:1月26日(火)17:30~(約1時間)

集合場所:日本工営ビル前*千代田区麹町5丁目4番地(JR・地下鉄四谷駅より新宿通りを半蔵門方向に300mほど。麹町6丁目の信号のすぐ先の左側。

呼びかけ:Stop!辺野古埋め立てキャンペーン 

協力:辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会



2020年12月20日日曜日

大成抗議報告:12月16日@福岡九州支社

 2020.12.16大成建設要請行動報告

 今日は5人。雪がちらちら舞う寒い日でした。横断幕も風に吹かれて、破れそうになり取り外すことになった。通行人のビラ取りも、ポケットから手を出したくないといった感じです。そういう中でも。ビラを取ってくれて、「いつもやってるの」と声を掛けてくれてY1さんが、「第3水曜日」と答えると、要請行動を終わって片付けているとまたやってきて「大成建設はひどいな」といってまた声を掛けてくれた。とてもうれしかった。「こういうことしかできないからね」と励まして立ち去って行かれた。もう少しゆっくり話したかったが、何しろ寒風の中での立ち話でそれもできなかった。

 それから、Sさんから多額のカンパが送られてきました。Sさんは共に闘う仲間です。今は病にふせっておられますが、生活費を切り詰めてカンパを届けてくれました。みなさん元気を出して頑張りましょう。K1さんも病で出てこれませんが、この場に来れなくても共に闘う仲間です。みんな頑張りましょうね。

(1)要請文(Y1さん)

要請書

 

辺野古米軍新基地建設工事の即時中止を要請します

私達は、沖縄県名護市・辺野古に米軍基地は作らせないと平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する 市民の集まりです。
 2014年6月から御社は辺野古への米軍新基地建設工事を国から受注し建設を強行してきました。

私たちは大成建設が辺野古新基地建設から撤退することを求めます。

新基地埋め立て護岸 震度2以下で多くの工区崩壊も

大成建設が請け負っている護岸工事は、工事中にも工事後にも崩壊の危険があることが指摘されています。

大浦湾には軟弱地盤が広がり、深度90mに達する場所もあります。

2019年から新基地建設予定地と海域の地質・地盤と断層問題の現地調査などに取り組んでいる沖縄辺野古調査団(代表・立石雅昭新潟大学名誉教授)が、護岸の安定性を調査しました。調査団は、現状のまま工事が進めば、埋め立て護岸が震度2以下の地震により、一部の工区を除き、多くの工区で崩壊する可能性の高いことを発表しました。

2010年から20年までの名護市豊原では震度1以上が60回、震度2以上が13回、震度3以上が3回観測されています。それぞれの発生頻度からすれば、施工中あるいは完成時に同規模の地震を受ける確率は極めて高い、と指摘しています。

以上から同調査団は、(1)大浦湾の埋め立て工事の期間中に、震度1以上の地震は必ず発生し2以上の地震は非常に高い確率で起こる (2)震度1以上の地震で少なくともC‐1‐1‐1工区は完成時に崩壊する危険がある (3)震度2以上でC‐2工区以外の護岸は完成時に崩壊する危険 (4)震度3以上の地震で少なくともC‐1‐1‐1工区は施工時に崩壊する危険―を指摘しています。

米下院軍事委員会も辺野古新基地の軟弱地盤、活断層問題で、「海底での地震の可能性、不安定性に対する懸念が高まってきた」と指摘し、国防総省に対し軟弱地盤や活断層に関する改善策、環境計画などの報告を指示する条項を可決しています。大成建設は、護岸工事を請け負っていますが、軟弱地盤の上に辺野古新基地を作るという不可能な工事のために大浦湾の自然が毎日破壊されます。

大成建設グループの行動指針は、「環境問題の重要性を認識し、環境の保全と創造に積極的に取り組み、自然と人間との共存を目指します。」ですが、どのようにしたら自然環境を守りながらこの難工事を両立させられるのか答えてください。


遺骨が埋まる南部地区の土砂を米軍基地建設に使うな

沖縄防衛局は設計変更申請の中で、辺野古の埋立に使う土砂を新たに糸満市・八重瀬町等本島南部からも調達する考えを示しています。

遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅代表は「沖縄戦の激戦地となった南部では今も多くの遺骨が残っている」「土砂の需要を満たすために緑地帯が新たに伐採されて採石場になると、遺骨採集しなければいけない場所が遺骨もろとも消失してしまうことになりかねない」と土砂を採取しないよう訴えています。これまで約400柱の遺骨を収集してきた具志堅さんは「辺野古新基地の埋め立てに使うとなると大量の土砂を持ち出すはずです。そうなると、採取した側も気づかないうちに、多くの戦争犠牲者の遺骨が混じる岩や土を持ち出すことは避けられない。」「これは遺骨に対する冒とくだ」と述べています。

戦争当時、多くの県民が犠牲になった南部地区の土砂で、戦争のための軍事基地をつくることは人としてやってはいけないことです。

大成建設は埋め立て事業を行う業者として、民意を尊重する考えはありますか。

大成グループの行動指針には「地域社会との良好な関係を構築し、良き企業市民として社会との対話と協調を図るとともに、社会の発展に貢献するよう努めます。」と書いてあります。とくに土砂採取が予定されている糸満は激戦地で集団自決を強制されたり、戦闘に巻き込まれて犠牲になった住民がたくさんいます。大成建設は住民と対話して、沖縄の人々の思いを理解してください。

子や孫たちの世代に同じ経験をくり返さない

沖縄戦当時、昭和高等女学校の4年生だった吉川初枝氏は、が銃弾に打たれて亡くなり、自身も弾に打たれて背中の肉が半分えぐれる重症を負いつつ、逃げ続けました。

吉川さんは、「沖縄戦では全21校から学徒が動員され、約2000人が亡くなっている。10代半ばの女子も男子もみな戦争へかり出されて亡くなっている。沖縄だけでなく、外国の戦地など戦争へかり出され犠牲になった多くの若者たちが、もし生きていれば今のような日本にはなっていなかったと思う。なぜあれほど死ななければならなかったのかと惜しい思いがしてならない。子や孫たちの世代に同じ経験をくり返さないためにも、沖縄に新たな基地をつくらせてはいけない。」と語っています。

米軍基地があれば「アメリカから守ってもらえる」のではなく、ミサイルやテロの報復を受ける危険が高まります。沖縄の住民が標的になってしまいます。だから大成建設は沖縄にこれ以上の基地を作らないでください。

現在米軍は沖縄の海兵隊の兵員約8000人と家族約9000人のグアム移転を進めています。米軍とその家族だけ沖縄よりずっと朝鮮半島から離れた後方のグアムに移転させ、そのかわりに沖縄配備の自衛隊を日本版海兵隊として訓練し、米本土防衛の戦争に使う計画です。

すでに日本版海兵隊である水陸機動団が創設され、2020年代前半には沖縄本島へも配置する方針があるのです。自衛隊司令部と米軍司令部は統合し、指揮権は米軍にあります。水陸機動団を作ったのは、米軍指揮下で自衛隊の若者を地上戦に投入する計画の総仕上げです。

日本は憲法で戦争をしないと言っています。

しかし自衛隊は地上攻撃が可能な長距離巡航ミサイルの導入も進めています。自民党内では攻撃されるまえに相手の拠点をたたく敵基地攻撃能力の保有を求める声が出ています。専守防衛の名の下で他国に脅威を与える装備を持たないという憲法の考えとは矛盾する戦争体制作りがすすんでいます。辺野古新基地建設は戦争の拠点づくりです。大成建設は辺野古新基地建設をやめてください。

 

大成建設は答えて下さい

1. 7月15日に東京の工事で17人が新型コロナウイルスに感染したことの原因は究明されたのでしょうか。また今後の感染者を出さないための新たな対策について明らかにしてください。

2.今後の工事でジュゴンの生息環境はどうなるのか。その見通しを答えて下さい。

3.サンゴの移植により、環境が保全されるのか。

4. 外周護岸を造る前に「先行盛土」をすれば、土砂で海全体が混濁し大浦湾の生物は壊滅するでしょう。

 工事が完成したら,海の環境がどう変わると予想していますか。。

5.28億円かけて設置した汚濁防止膜は7mしかなく、何の役にも立っていません。意味がないとわかっていながら設置したのか。それとも何かの意味があるのか。

以上の点について、文書で1月20日までに回答してください。

※要請文読んで頂きましたが、最後に詳しい要望を出していますので、次回までに是非回答を宜しくお願いします。

(2)個人の意見

●Fさん

大成建設は沖縄戦の遺骨が眠る土砂を辺野古の海に埋立ようとしています。これは先程も述べられましたように遺骨に対する、沖縄の人々に対する冒涜だと思います。大成建設はこの件に対してどのように考えていますか。次回に是非回答をお願いします。

それから辺野古の軟弱地盤についてですが!

■土木技師の北上田毅さんが、防衛局から入手した、ボーリング調査の値を見て「大変驚いた」と言っておられます。「私達はこれまで軟弱地盤があると指摘してきましたが、まさかこれ程酷い数値とは予想していませんでした」と述べています。先ず工事不可能だと思いますけども、それでも何としてでも工事を強行しようとしている防衛局そして,大成建設等の企業です。軟弱地盤について先程も述べられましたが、24個所のボーリング調査や大成建設があの大きなポセイドンを使って、磁気・音波探査などを長い時間掛けて、緻密丁寧に測定していましたが、あの実施報告がこれなのです。

特に深刻なのは,埋め立て海域で最も深い「C1」と呼ばれるケーソン護岸建設予定地付近にあるB28とB26地点の調査結果です。この海域は谷間地形で、地下約40mの深さまで軟らかい砂や粘土が堆積していて、地盤の強度を示す「N値」が0だったのです。普通「N値」50位が安定して建設できるんですけど、その「N値」が0だったのです。「N値」0の個所が何とB28地点で23個所、B26地点で8個所もあったのです。この「N値」0というのは、63.5Kgのハンマーを置くと、ズブズブと沈んでしまい、測定できないマヨネーズ状態を言います。

しかも、この大浦湾の軟弱地盤の粘土は、関西空港や羽田空港の軟弱地盤の粘土とは違い、サンゴ由来の、つまりサンゴが細かくなった砂粒で出来ていて、ハンマーを置くとつるつる滑って沈んでいくのです。関西空港や羽田空港ではうまくいったかもしれませんけど、辺野古はそうはいかないんですね。あの重たいケーソン護岸も沈んでいくと言われています。だから震度2以下の地震でも、傾いたり、沈んだりすると。ケーソン護岸が一旦傾いたりしたら、もうそれを修正することはできないんですよ。これは要請文にも詳しく述べられています。

■去年の9月に開かれた沖縄防衛局の有識者会議で、出席した委員から「大浦湾の軟弱地盤は関西新空港や羽田空港の軟弱地盤の粘土と違うサンゴ由来の特殊な土でできているので、推定値ではなく、実際の試験結果を活用した設計が必要だ」と述べていたのです。

またある委員は「『C1』地点の駐機場(エプロン)予定地の地盤が谷の形状でそこに軟弱地盤が溜まっていて、多分ここは、地盤改良後にも沈下が起きる可能性があり、しっかり対策を検討しておく必要がある」と述べています。この委員たちの軟弱地盤の意見が幾つも出されていたにも関わらず、防衛局はこれらの発言を隠し、発言者の名前を公表していません。

■沖縄辺野古調査団の代表・立石雅昭新潟大学名誉教授らは、護岸の安定性を調査し、「現状のまま工事が進めば、埋め立て護岸が震度2以下の地震により崩壊する可能性が高い」と発表しました。つまり、この専門委員とか或いは、立石教授とかが言っていることは、”この軟弱地盤の上にこういう構造物を建てることは出来ない” と言うことを言ってるんですよ。これを何十年も掛けて延々と工事を続け失敗したら、また工事を続け大企業が税金をむしり取っていく。そういう工事をしようとしてるんです。絶対に許すことは出来ません。私達税金を払っている一員として、そういう人殺しのための基地建設そのために私達の税金をむしりとっていく、このような企業のやり方は、絶対に認めるわけにはいかないんです。

美謝川のルート変更を許さない!大成建設は土砂埋立を止めよ!

 辺野古ダムから流れ出る美謝川は、辺野古新基地建設工事が行われている大浦湾のど真ん中に流れ出ており、この美謝川のルート変更が問題になっています。この美謝川が運び込む養分によって大浦湾のたくさんの海草藻場を育んでいるのです。絶滅危惧種であるジュゴンの餌となるアマモがたくさん茂り、冬場には7mにもなるマジリモクやコモチハナガササンゴの広大な花畑を育んでいるのです。さらに美謝川は大浦湾の中央に流れ込むことによって、河口に大きなラグーンを形成し、土砂が大浦湾に拡散するのを防ぎ、環境保護に大きな役割を果たしているのです。

しかし、防衛局や大成建設等の企業は、この美謝川のルートを変更し、ラグーンやその沿岸を全て埋め立てて、大浦湾の自然環境を破壊しようとしています。このように美謝川が大浦湾に果たしている役割を考えると美謝川のルート変更と土砂埋立は許されません。それから、昨日の朝日新聞によると、辺野古のサンゴを移植したところ、9群体移植した打ちの4群体が死滅したそうです。だからこのルート変更とか埋立によりサンゴを移植したりとかは大失敗してるわけ何ですけども、大成建設は大浦湾の土砂埋め立てを止めて下さい。今すぐやめてほしいです。

今、美謝川の水路変更に向けたボーリング調査が始まりました。ルート切替のためには、「名護市法定外公共物等条例」に基づいて、防衛局は名護市と「協議」をする必要があります。防衛局は辺野古ダム上部へのベルトコンベアー設置について,名護市に「協議書」を提出しました。また、市民からは、ダムの飲み水が汚されると抗議の声が上がっています。

名護市長渡久地武豊氏は、毅然とした態度で対応しなければなりません。美謝川のルート変更と辺野古ダムの土砂採取は許されません。

大成建設は辺野古の土砂埋立をどの観点から考えても許すことはできません。今すぐ辞めて撤退して下さい。

●K2さん

ご通行中のみなさん、この私が立っている前のビルに大成建設があります。私達はここでずっと「沖縄辺野古新基地建を止めろ」ということを訴えてきています。
この工事を行っている大成建設に対して抗議行動を行っています。チラシに書いていますが、じゃあ大成建設は、この辺野古の基地建設の何をしているのか、ということなんですけども・・・

正にですね、この海を埋め立てる土砂を投入するということを行っています。そしてその土砂投入を開始して2年になります。2年です。2018年の12月14日に護岸工事の一部が出来て土砂投入を初めて2年です。チラシをご覧になって下さい。土砂投入全体で4476万tです。4476m3の土砂を投入することになっています。そしてこの2年間にどれだけ土砂が投入されたかというと、朝日新聞の朝刊によると3.8%、約4%です。というとですね。2年間で土砂投入する4%しか投入できてないんですよ。計算したらどうなりますか。1年間で2%です。100%になるには100÷2=50年です。

あと50年土砂を投入続けるんですか。何で3.8%しか土砂投入できなかったのか。これは、沖縄の人たちが「止めろ」と「土砂投入するな」と、「基地建設するな」と、ゲート前で座り込みをして工事を遅らせるということをしたからです。何にもしなかったらどんどんどんどん工事が行われて,抵抗しなかったら13年でできるそうです。でも抵抗しなくっても13年掛かるんですよ。抵抗したから4%しか土砂投入できずに,あと50年かかるんですよ。大成建設あと50年工事するんですか。あ、あと50年。わけわからんよこれ。

大成建設は国からお金が出るから、50年工事を続けても儲かるやろ。そのお金どっから来たと。我々の税金やない。全部国からの税金ですよ。沖縄県の計算では、2兆2500億円。このお金どうするんだ。沖縄県の計算だと、もう15年以上もこの工事には掛かるそうです。今さっき言ったように土砂の体積で言えば、4%しか投入できてません。単純に計算すれば、あと50年もかかります。みなさんこんな工事をさせていいんですか。だめでしょう。税金の無駄を50年間も続けるんですよ。そのうちお金が足りん、実験費が困る、警備費がかかると、どんどんどんどん経費が上がっていくんですよ。大成建設はそれを要求するんですよ。私達はそういう企業を許せない。沖縄の人たちが苦しい思いをしている。なのに工事を粛々と続けて儲けだけを吸い取っていく。そういう企業があるからこの工事は続いている。これは許されません。チラシを貰ってください。

この土砂はどこから来るのか。沖縄県のたくさんの山を削ります。本土から土砂を運んで来ることがなかなか出来ないから、沖縄の山ははげ山になっております。そして更に埋め立てるためにはその前に海砂をドンドン投入しないといけない。その海砂は沖縄県の海岸から運ぶんです。そしたら沖縄の海岸はどうなりますか。いま沖縄県は海砂の採取の制限をしておりません。だから海砂がどんどんどんどん沖縄の海岸から取り除かれていきます。みなさんどうなると思いますか。観光で沖縄に泳ぎに行く、遊びに行く。その沖縄の海の海砂が無くなりますよ、この工事のせいで。いま高校生がたくさん私達の前を通っております。この高校生たちが大人になって将来沖縄の海に遊びにいこうと思ったら、海岸の砂がないと、いうことになっているかも知れない。どうでしょう。将来この辺野古の新基地建設の土砂を沖縄県の山からどんどん運んでいくことによって、沖縄の海岸の土砂がない海に行ったら海岸の砂が無くて、すぐ深い海になっている。こんな状況を作っていいんでしょうか。

そして更に、チラシにも書いてますが、本土から土砂を運ぶことが出来ず、沖縄本島北部の山を削るだけでは足りないから、本島南部の採石場から土砂を運んでこないといけなくなった。沖縄の南部は、沖縄戦でたくさんの沖縄の人達が犠牲になった場所です。沖縄の南のサンゴ礁が作った鍾乳洞。その豪の中には、沖縄戦で逃げ隠れた沖縄の人々や日本軍たちが隠れ、そして亡くなりました。今なお、遺骨がたくさん発掘されています。南部の採石場はそういうところです。そんなところから土砂を運んで、基地を造るんですか。人道的に許されないでしょう。沖縄戦で壕の中で亡くなった人達の遺骨や遺品が含まれている可能性がある、そういう土砂を基地建設に使うんですか。大成建設さんどう思いますか。もし企業の良心があると言うんであれば、例えば防衛局が又は本土防衛省がそういう土砂を使うと言ったとしても、企業としてね、「そんな土砂は使えないよ」と言ったらどうですか大成建設。「そんな土砂は使えないからちょっと工事をね出来ません」と企業として言えませんか。私達は大成建設にそういうことを求めています。国が例え「こういうことをしろ」という風に言っても、「企業理念として使えないよ」と、「地図に残る仕事がしたい」という風に言ってるのは大成建設でしょう。地図に残る仕事の中に、沖縄戦の時の遺骨が含まれているような土砂を基地に使ったと、そういう歴史が残ったら恥ずかしいにではないでしょうか、大成建設さん。地図に残る仕事をするんでしょう。そこに沖縄戦で亡くなった人達の遺骨が含まれている。それはもうね、悲しいよ。そんな仕事をしたらいかんよ。

少なくとも「この土砂は使えません。この計画は変えて下さい」と企業の方から言って下さいよ。私達は基地建設自体に反対しています。しかし、そうでなくても沖縄の南部の採石場から、土砂を運ぶこれは人道的に許されません。日本政府は沖縄戦で亡くなった人達がいる壕の遺骨採取さえ、積極的には働きかけていません。全部ボランテイアに任せています。そしてそこの土砂を基地の基盤の埋め立て用に使うそうです。だめでしょう。そんなことしたら。ほんとに悲しい。そういう基地建設を大成建設は請け負っている。これは許されないという風に私は思います。ついに大成建設はこういう工事を拒否して下さい。政府に「こんなことしちゃだめだよ」という風に大成建設は言って下さい。本当に私は悲しいです。是非みなさん「こういうことをしないだめだ」と意志表明をしましょう。「こんなことをしたらだめよ」といいましょう。いっしょに行動しましょう。


●Gさん(歌で訴える)

大成の社長をはじめ経営陣のみなさんをはじめ社員のみなさん、よーく聞いてください。大成建設には自然保護を歌ったね,環境を配慮した会社の規則があるみたいですけども、それに反して自然を壊すどころか人間を殺す戦争に加担しているそういうことをしている大成建設のみなさん。あなた方のために歌って上げます。」
 

♪ 嘘は誠の裏返し  誠は嘘の裏返し  なんだか世の中あべこべだ  おいらが出会うには  こんな世の中引っ繰り返しちゃえ  ほんとの誠と出会いたい  おいらの誠を上げるから  ひっくり返ったあべこべの  こんな世の中要らないよ  ほんとの誠が欲しいだけ  大成建設のみなさんほんとの気持ちを出してくれ  いつまでたっても始まらない  こんなことばかりやってていいのかい

嘘と誠がまぜこぜで  誠と嘘がごちゃまぜだ  生きて行くのが辛いから  死にたくなるよな気になって  そんな時こそ  語り合いたいよ  あんたが裸になれるかとおいらが裸になれるかと  辺野古の海が何もかも洗い出しって裸になれる  戦争基地はいらないでーす  

いつまでも大成のみなさん自分を偽らないで、素直になりましょう!

嘘と誠がまぜこぜで  誠と嘘がごちゃまぜだ  生きていても始まらない  戦争の基地はやめようぜ大成のみなさん素直になりなさい!

素直になって頂戴  自分で自分の首を拾うようなことは止めましょう! ♪ 

 

Stop! 沖縄新基地建設・福岡

2020年12月15日火曜日

五洋抗議:12月22日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

今年最後のスタンディング&チラシ撒きをします。大浦湾の埋め立てを必ず止めましょう。思い思いのプラカードもお持ちください。寒くなってきましたので防寒お願いします。マスクもお忘れなく。

2020年12月9日水曜日

大成抗議:12月15日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&新宿駅西口地下スタンディング

 12月15日の大成抗議で、丸6年となります。工事が強行加速する中で、たくさんの方にきていただきたいです。マイクトークもしますので、大成建設にぶつけたいことも用意してきて下さい。防寒・マスクの準備をお願いします。

2020年12月7日月曜日

大林組抗議:12月8日(火)17:30~@品川駅港南口本社最寄り

 今年最後の大林組抗議です。寒くなってきましたので防寒をお願いします。マスクの着用もお願いします。

辺野古の工事を止めないゼネコン各社に、沖縄の民意を伝えましょう。

2020年11月23日月曜日

五洋抗議:11月24日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 辺野古の工事はとどまることなく進んでいます。私たちも東京で、声を上げ続けましょう。コロナ予防のマスクをお忘れなくお願いします。

2020年11月10日火曜日

大成抗議:11月17日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&新宿駅西口地下スタンディング

 定例の大成抗議を行います。12月で、抗議を始めてから6年になります。工事はストップしていませんが、私たちが毎月立ち続けることで、大成建設側も反対の声があることを認識していると思っています。この声を大浦湾側の工事ストップにつなげていきたいと思います。よろしくご参集ください。マスクの着用、防寒をお願いします。

2020年10月24日土曜日

五洋抗議:10月27日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 チラシ撒きとスタンディングを行います。寒くなってきましたので防寒と、マスクの着用お願いします。五洋建設から帰る人たちに、辺野古を埋めるな!とアピールしましょう。思い思いのプラカードもお持ちください。

大成抗議報告:10月21日@福岡九州支社

 


2020.10.21大成建設要請行動報告

  今日は、4人。最初に大成建設に対する質問5項目をもって警備員に連絡を取るように訴えるが、相変わらず「受け取れません」と突っぱねる。大成建設が辺野古基地建設をしている問題点を説明をして、警備の方に理解して貰おうと訴える。

Yさんが「米軍基地があったら安心だと思うかも知れないけど、米軍は守ってくれませんよ。アメリカは中国と戦争すると決めるかも知れないけど、その時は米軍は危ないから日本から引き揚げてグアムやアメリカに撤退するんですよ。実際に中国と闘うのは自衛隊で、それも米軍の指揮下で、南西諸島の自衛隊が、第一列島線で中国の船を出さない闘いを最前線でやらせられる。そういうことは日本政府も了解してる。莫大な米軍関連費はF15が1時間飛ぶだけで200万円かかる。辺野古新基地の建設費でも、博多の全人口を4人家族として計算すると全世帯に3000万円の家を購入出来る金額です。1年間の米軍関連費を米兵の人数で割ると11300万円ですうまき。米軍の給料は米国政府から別に出るから、その他費用は日本が税金で出してる。そんなんでいいと思いますか」Fさんも「沖縄の人が水不足で苦しんでいるときに、米兵の家は芝生に水撒きしてるそうよ。そして、辺野古新基地の米軍基地を私達の税金で造ってる。おかしいと思いませんか。大成建設はそんな工事をしてるんですよ」というが、警備員はだまりこむ。

最後に、「後にいる会社の人に写真を撮るなって言って下さい」っていったら、警備員が「あなた達だってフェイスブックを見たら警備員の顔が写っていた」こちらのフェイスブックを見てるんだなと思いました。そして最後の最後は、いつもの決まり文句。「敷地内から出て下さい。出なければ警察を呼びます」

※要請行動と平行して、ビラ配りをするのですが、コロナ情勢の中でなかなか受け取ってくれなくなったのですが、自分から受け取りに来る人がいる。これは嬉しい。

※立て看や横断幕で訴えているのですが、じーと読んでいく人をたくさん見かけます。

※また発言を聞いてビラを求める人もいます。

 

(1)要請書(Y1さん)

 

辺野古米軍新基地建設工事の即時中止を要請します

 私達は、沖縄県名護市・辺野古に米軍基地は作らせない平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する 市民の集まりです。
 20146から御社辺野古への米軍新基地建設工事を国から受注し建設を強行してきました。

私たちは大成建設が辺野古新基地建設から撤退することを求めます。

沖縄からの土砂採取は、山の自然破壊です

大成建設も請け負っている大浦湾の埋立工事には、全体で約4476万㎥もの膨大な土砂が投入される計画です。その埋立に使われる土砂は、ほとんどが沖縄県内から採取するというのです。しかし、採石場から土砂を採取することは、山をダイナマイトで破砕する自然破壊そのものであり、反対の声が上がっています。

現在沖縄県議会では県内土砂調達に反対する陳情が行なわれています。

すでに辺野古の埋立に使う土砂採取のために、琉球セメント安和鉱山では、森林法に基づく林地開発許可を取らずに違法に砕石され、標高306mの部間山が106mも削り取られ、山が一つなくなってしまいました。すでに土砂採取は沖縄の山を破壊しています。沖縄の山も海も破壊する土砂投入をやめてください。

天然記念物・塩川が真っ赤に濁ってきた!

また、安和鉱山の麓に、塩川という塩水が常に流れ出ているという珍しい川があり、天然記念物に指定されています。この川は世界でも2ケ所しかない非常に珍しい川で、古生代から生息しているムカシエビなどの原始的な動物や、チカヌマエビなど新種の動物も確認されています。

ところが最近、塩川の上部にある広大な採石場の影響でこの塩川が降雨の後などに赤く濁るようになってしまいました。これらの採石場は塩川の水量や水質に影響を及ぼしていると考えられます。

採石場の開発が更に拡大し、地下水の供給量・地下水面の高さ等が変化すると、塩水の湧出も止まってしまう可能性もあるのです。

今回、明らかになった沖縄防衛局の変更計画では、今後、埋立土砂の採取地は、北部地区だけではなく、国頭地区・宮城島地区・南部地区(糸満、八重瀬)、南大東島地区・宮古島地区・石垣島地区等、県内全域に拡大します。さらに海上搬送だけではなく、陸上搬送も併用されます

こうなると県内全域からの土砂採取により各地の山は破壊され、ダンプ公害が全域に広がることが予想されます

·         大成建設が行う埋め立て工事は、大浦湾の希少な自然を破壊するだけでなく、沖縄全土にわたる山や川の自然破壊もすることになるのです。

·         大成グループの行動指針には「環境問題の重要性を認識し、環境の保全と創造に積極的に取り組み、自然と人間との共存を目指します。」と書かれています。「業務の遂行に当たっては、騒音・振動・悪臭等の公害発生防止に努め、近隣住民・地域の生活環境の確保を図ります。」とも書いてあります。

·         大成建設は御社の行動指針を想起し、自然環境を守る社会的責任や、住民の意見を聞く必要があるのではありませんか。それができないなら、大浦湾の埋め立て工事から撤退してください。

遺骨が埋まる南部地区の土砂を米軍基地建設に使うな

土砂採取地の中でもとりわけ南部地区(糸満・八重瀬)からは辺野古埋立に必要な土量の2倍近くもの大量の土砂調達が可能といわれています。しかし、戦争当時、多くの県民が犠牲になった南部地区の土砂で、戦争のための軍事基地をつくることは県民感情が許しません

ここ数年、南部地区の鉱山からは住民や兵士の遺骨が見つかっているのですこれまで400柱の遺骨を収集してきた具志堅さん「辺野古新基地の埋め立てに使うとなると大量の土砂を持ち出すはずです。そうなると、採取した側も気づかないうちに、多くの戦争犠牲者の遺骨が混じる岩や土を持ち出すことは避けられない。」「これは遺骨に対する冒とくだ」と述べています。沖縄平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館の周辺を大型ダンプトラックが走り回るのも問題で

大成建設は埋め立て事業を行う業者として、民意を尊重する考えはありますか。

大成グループの行動指針には「地域社会との良好な関係を構築し、良き企業市民として社会との対話と協調を図るとともに、社会の発展に貢献するよう努めます。

と書いてあります。

とくに土砂採取が予定されている糸満は激戦地で集団自決を強制されたり、戦闘に巻き込まれて犠牲になった住民がたくさんいます。大成建設が住民と対話するならば、沖縄の土砂を基地建設の埋立に使いたくないという人々の願いが理解できるはずです。

辺野古新基地工事に使う岩ズリの単価が3倍の高値

岩ズリの価格は通常「二束三文」の安価なものですが、20183月に防衛局が発注した埋立工事では、1m3当たり5370円というとんでもない高額を支払っていたのです。これは国会でも大きな問題となりました。

辺野古側の埋立の総土量は129万㎥なので辺野古側だけでも差額が45億円にも上ります。ありえない高い金額で積算され、無駄に45億円もの余分な金が使われて、業者に濡れ手に粟の利益を与えていることは、私たち納税者から見ればまったくの無駄遣いです。

これが国会でも問題にされたため、防衛局は今年の3月の埋立追加工事では4360円に下げざるを得なくなったのです。しかし、これでも防衛局が最初発注した、14年の辺野古の護岸建設に用いたときの岩ズリ単価1870円の2.5倍も高いのです。

今後は大浦湾側の埋立にも土砂投入が計画されるにあたり、沖縄の砕石関連業者にこの金額が提示されるのです。沖縄県内では、当初は本部と国頭だけから、岩ズリを購入するとしていたのが、今回の変更計画では宮城島、糸満、宮古島、石垣島、南大東島等と、県内全域から埋立土砂が持ち込まれることになっています。防衛局が普段なら「二束三文」の岩ズリをとんでもない高額で購入する、防衛局が金で人心を操るいつもの構図が透けて見えます。

辺野古新基地建設のために海や山の破壊を進めることは許されないことです。

新基地埋め立て護岸 震度2以下で多くの工区崩壊も

大成建設が請け負っている護岸工事は、工事中にも工事後にも崩壊の危険があることが指摘されています。

 2019年から新基地建設予定地と海域の地質・地盤と断層問題の現地調査などに取り組んでいる沖縄辺野古調査団(代表・立石雅昭新潟大学名誉教授)が埋め立て護岸が、震度2以下の地震により、一部の工区を除き、多くの工区で崩壊する可能性の高いことを発表しました。

調査団は、港湾業務などの構造物設計での斜面のすべり崩壊に対する安全検討のための斜面安定解析ソフトを利用。解析の結果、完成時、施工期間中でも構造物の安定が保てないことが判明しました。

2010年から20年までの名護市豊原では震度1以上が60回、震度2以上が13回、震度3以上が3回観測されています。それぞれの発生頻度からすれば、施工中あるいは完成時に同規模の地震を受ける確率は極めて高い、と指摘しています。

 以上から同調査団は、(1)大浦湾の埋め立て工事の期間中に、震度1以上の地震は必ず発生し2以上の地震は非常に高い確率で起こる(2)震度1以上の地震で少なくともC‐1‐1‐1工区は完成時に崩壊する危険がある(3)震度2以上でC‐2工区以外の護岸は完成時に崩壊する危険(4)震度3以上の地震で少なくともC‐1‐1‐1工区は施工時に崩壊する危険―を指摘しています。

米下院軍事委員会辺野古新基地の軟弱地盤、活断層問題で、「海底での地震の可能性、不安定性に対する懸念が高まってきた」と指摘し、国防総省に対し軟弱地盤や活断層に関する改善策、環境計画などの報告を指示する条項を可決しています。

大成建設は、護岸工事を請け負っていますが、軟弱地盤の上に辺野古新基地を作るという不可能に近い工事は、大浦湾の自然を守ることと両立できるのでしょうか。大成建設グループの行動指針は、環境問題の重要性を認識し、環境の保全と創造に積極的に取り組み、自然と人間との共存を目指します。」ですが、

どのようにしたら自然環境を守りながらこの工事を行えるのか教えてください。


大成建設は答えてください

1. 715日に東京の工事で17人が新型コロナウイルスに感染したことの原因は究明されたのでしょうか。また今後の感染者を出さないための新たな対策について明らかにしてください。

2.今後の工事でジュゴンの生息環境はどうなるのか。その見通しを答えて下さい。

3.サンゴの移植により、環境が保全されるのか。

4. 外周護岸を造る前に「先行盛土」をすれば、土砂で海全体が混濁し大浦湾の生物は壊滅するでしょう。

 工事が完成したら,海の環境がどう変わると予想していますか。

528億円かけて設置した汚濁防止膜は7mしかなく、何の役にも立っていません。意味がないとわかっていながら設置したのか。それとも何かの意味があるのか。

以上の点について、文書で1118日までに回答してください。

(2)個人の意見

●Fさん:

今日の朝日新聞にリニア中央新幹線のリニア談合事件で大成建設、鹿島、大林組、清水建設の4社が独占禁止法違反で問題になっていました。大林と清水は課徴金を減らしたいため、違反を認め自主申告していますが、またやるでしょう。大成建設はやってないといっていますが。辺野古も同じです。大成建設は契約金を低く見積もって契約を取り、工事を始めてから口実を作り金をせしめていきます。識名トンネル工事がそうです。水が出たといって沖縄県に工事費用を国に請求させ、それがばれて、沖縄県が弁償させられています。辺野古の工事も工事の途中で工事を打ち切り、新たに契約をし直して、契約金をぶんどるのです。この金はすべて私達の税金です。辺野古の軟弱地盤は大変といわれていますが、大手ゼネコンにとってはもうけものです、13年も工事が延びて、その間私達の税金が搾り取られていくのです。福岡で起きた地下鉄工事の崩落事故、あれも大成建設です。あれだって、工事が延びれば、延びるだけ私達の税金は搾り取られていくのです。この目の前の大成建設はそういう会社です。ご通行中の皆さん抗議の声を上げていきましょう。私達は関係ないと思っておられるかも知れませんが、わたしたちの税金が大手ゼネコンによってどんどんしぼりとられているのですよ。

沖縄の辺野古ゲート前、そして安和の琉球セメント、塩川港等のダンプトラックに対する住民の抗議行動が、果敢に闘われています。そして、工事変更申請書に対し、建設反対の意見書が沖縄県に対し2万通近く、1万8904通も提出されました。今、この辺野古新基地建設に対して、このように反対の意志表明がなされているのです。そういう中で大成建設は沖縄県民そして日本人民の反対の意志に反して工事を強行しているのです。

 辺野古・大浦湾の海には世界に類を見ない5334種の生物が棲み、沖縄最大の海草藻場が広がり、豊かなサンゴ礁が広がっています。これらの生態系は本来であれば優先的に保護されるべきではないでしょうか。それが今埋め立てられようとしているのです。

(1)しばらく姿を消していたジュゴンの声らしき音が、今年2月から198回に渡り記録されています。ジュゴンの声である可能性が高いと専門家は言っています。しかし、大成建設は工事を強行しているのです。

 また、沖縄県が3度にわたって工事を中止するよう、行政指導を行っているにも係わらず、全く無視し続けているのです。

防衛局は、国際自然保護連合が提案している環境DNAの調査を実施すべきです。このDNA検査は、ジュゴンを捕獲しなくても、水に含まれるDNAを解析することで、個体の種類や数を調べることが出来るのです。生命を大事に思うのであれば、すぐにでもやるべきです。なぜやらないのですか。

大成建設の辺野古新基地建設工事が辺野古・大浦湾や嘉陽からジュゴンを追いだし、沖縄のジュゴンの個体数にすでに多大な影響を与えています。

昨年12月に国際自然保護連合は「南西諸島のジュゴン個体群」が「近絶滅」、つまり危機的状況であるといい、ジュゴンをレッドリストに上げています。ところが防衛局の環境アセスは基地建設工事はジュゴンに「影響なし」といっているのです。許せません。

また防衛局は、軟弱地盤の地盤改良工事の杭打や工事船舶の水中騒音の最大値を算出し、それが以前の環境アセスで予測された最大値より小さいので「影響なし」と結論付けています。環境アセスのいい加減なデータを元に結論づけているのです。「影響なし」と結論付けて工事を強行するためには、いい加減なデータで乗り切るしかないのでしょう。安倍・菅政権と同じ無茶苦茶な論理で押し通し、何が何でも工事を強行しようとするものです。許せません!

(2)美謝川のルート変更は許されない!

 辺野古ダムから流れ出る美謝川は、辺野古新基地工事が行われている大浦湾の中央に流れ出ており、この美謝川のルート変更が問題になっています。この美謝川が運び込む養分によって大浦湾のたくさんの海藻藻場を育てています。絶滅危惧種であるジュゴンの餌となるアマモがたくさん茂り、冬場には7mにもなるマジリモクや、コモチハナガササンゴの広大な花畑を育んでいるのです。さらに河口に大きなラグーンを形成することで土砂が大浦湾に拡散するのを防ぎ、環境保護に大きな役割を果たしていると言えます。しかし防衛局、そして大成建設等の企業は、このラグーンやその沿岸を全て埋め立てようとしています。このような、美謝川が大浦湾に与えている役割を考えると、私たちは美謝川のルート変更は許されないと考えます。
(3)埋立土砂・海砂の調達の問題点

変更計画書で防衛局は、県内にある岩ズリは4476万m3で、事業に必要な岩ズリ量は1690万m3で、3倍近くあるので、「県内で調達可能」といっています。

変更計画書では「沖縄県内又は九州地方」となっており、県外から調達するのかしないのかはっきりしません。

南西諸島といっても沖縄島と奄美大島では生物の種類も自然環境も全く異なります。また沖縄県内でも沖縄島と石垣島では異なるし、また土の性質や生物の生息範囲を見ても沖縄島の北部と南部で違うし、サンゴ類の遺伝子解析でも東海岸と西海岸で異なるそうです。

2016年にIUCNが日本政府に「島嶼生態系への外来種の侵入経路の管理の強化を」と勧告し、「外来種の導入は、国境内であっても外来生物の侵入のリスクとなることを認識すること」とあり、「土砂に混入して運ばれる外来種の早期発見の体制の確立など」が求められているのです。沖縄県内でも、島と島では生態系が違うのです。その生態系が壊れないようにせよと勧告されているのです。

当初計画では、沖縄県内では土砂搬出地は本部・国頭からでした。ところが今回の変更計画書では、他にも宮城島、糸満・八重瀬、南大東島。宮古島、石垣島等県内全域から土砂を調達するとされているのです。沖縄の島々の自然環境に影響を与えることになるのです。同じ沖縄県内でも自然環境に与える影響は大きいのです。

そして先程要請文でも述べられましたが、南部の糸満・八重瀬は沖縄戦の激戦地で、たくさんの沖縄人民が米軍に虐殺されたところで、今も遺骨が眠っていて、その遺骨混じりの土砂を大浦湾に埋立て、米軍基地を造るつもりなのでしょうか。大成建設は遺骨混じりの土砂を埋立てるつもりなのでしょうか。その様なことが許されるのでしょうか。

そして、県内の広い範囲から土砂を調達するのであれば、土砂採取地が沖縄全域に拡大するため、ダンプ公害・粉塵公害等が県内全域に拡大するでしょう。運搬車両の走行による大気汚染物質、振動、騒音等、その被害は甚大なものになるでしょう。きちんとその被害の予測を出すべきです。

糸満・八重瀬から那覇新港に土砂を搬送するには那覇市内をダンプトラックが走り回ることになり、沖縄一の大都会那覇の人々の生活に深刻な影響を与えることになります。防衛局がこういう計画を平然と立てるということは、沖縄人民を植民地人民として扱い、沖縄の人々の生活生命のことを全く考えていないということを表しているのです。全く許すことは出来ません。

かつての沖縄戦で、沖縄人民を大人も子どもも、男も女も、50万人という人々を米軍の鉄の暴風の盾として使い、沖縄人民の4人に1人が殺されていった。あの大和政府の非道さは今も少しも変わっていないのです。沖縄人民が、辺野古新基地建設に反対の意志を知事選で、県民投票で、衆議院選挙で、県議選で何度も何度も示したにもかかわらず、たった1日の工事でさえ止めませんでした。

そして変更計画書では、沖縄全土から土砂を戦争のための基地造りに使うために、大浦湾に搬送し、沖縄の山々は次々に削り取られ、それはかって沖縄戦で米軍の鉄の暴風によって削られ破壊された山々が、今度は日本政府と企業から剥ぎ取られていくのです。沖縄の海と山が、破壊されていくのです。そして人間ばかりでなく、ジュゴンやサンゴや海草や山々の木々が殺され破壊されていくのです。この蛮行を許しておいていいのでしょうか。許しておいてはいけないと思います。沖縄の人々だけでなく、日本全土から抗議の声を上げていきましょう。

(4)100隻以上の船舶が大浦湾に集中すれば、ジュゴンなどの海洋生物は生きていけない!

「海上工事に係わる船舶・建設機械稼働計画」によれば、地盤改良工、A護岸工、浚渫工、埋立工、海上ヤード工等で100隻以上の船舶が大浦湾に集中することになるそうです。他にも警備船やその他の作業船も多く出ているはずです。しかも大浦湾には汚濁防止膜が張り巡らされており、航路も制限されています。100隻以上の船舶が集中して作業することができるのでしょうか。

辺野古・大浦湾の5334種の海洋生物は生きていけるのでしょうか。ジュゴンはウミガメはサンゴは海草は生きていけるのでしょうか?絶滅するのではないですか。大成建設はどう考えているのですか。

防衛局は環境に及ぼす影響は「変更前と同程度かそれ以下」と言い切っていますが、誰が考えても有り得ません。いい加減な環境アセスの非科学的な論法で押し切ろうとしているのです。許せません。

(5)私達の血税を投入し、ゼネコンを肥え太らせる菅政権!

 人殺しのための基地建設、自然を破壊し多大な生物を殺し、大手ゼネコンを肥え太らせるための辺野古新基地建設を許すことはできません。そして、この基地建設によって沖縄が再び戦場になることに反対します。

大成建設はこの沖縄から早急に撤退しなさい!


●Kさん:

 大成建設の前をご通行中のみなさん。沖縄で新しい米軍基地を造ろうということで、辺野古の海が埋め立てられつつあります。そして、沖縄防衛局は辺野古の工事の設計変更をしないといけないという風になってですね、そして、新しく出しています。先程の要請書にも、前の発言者の中にも出て来ましたが、今までは辺野古の基地の埋立をする土砂は北部の鉱山から取ってくるだけと、そして一部は本土からもという風な話しがありました。しかし、土砂を沖縄に運んでいくに当たってはですね、外来生物が入ってはならないという風なそういう条例があるばかりに、九州や本土から運んでくるのはなかなか厳しい。そういう状況になっています。しかし、それは諦めていません。九州からも運んでこようという風に考えていますが、本来の設計変更の中に、南部の鉱山から土砂を運んでくるという風なことが書かれています。高校生の皆さん、中学校や高校の沖縄の修学旅行に行ったことがありますか。高校生じゃなくても大丈夫です。沖縄の修学旅行に行ったことがありますか。そういう風な方もいらっしゃると思います。特に南部は米軍が上陸したあと、北部側にはあばずといったのに?、本部がある南部の方にどんどん米軍が攻めていったために、住民がどんどん南部の海岸の方に追いやられていきます。そして南部の鍾乳洞、沖縄では壕といいます。壕の中に沖縄の人々が隠れるという風なことが沖縄戦の特に最終は1945年の4月1日に沖縄に米軍が上陸したあと、住民は南部に南部にと追いやられて行きます。そして、その南部のガマで、集団自決をしたり米軍に火炎放射機で焼き殺されたり、という風な悲惨なことが起こっています。そして、その南部の糸満の鉱山から、辺野古の埋立のための土砂を取るんだという設計変更がおこなわれています。皆さんどう思いますか。建設に賛成反対そりゃあるでしょう。だけど、南部のですね、沖縄戦で住民達が逃げ込んだ、壕、鍾乳洞。そこから土砂を運んでこようとする。という風に計画を変更しています。実際にですね、去年2019年に旧日本軍ではないかと思われる遺骨がその糸満の鉱山の近くから発見されています。その遺体の遺骨の残されている物を見て見るとどうも本土からやって来た旧日本軍の兵士だったのではないか。ゆう風なことが報道されています。それが去年です。そして2015年にも同じように南部の糸満の近くの鉱山の近くから遺骨が発見されています。ということはですね、南部の鉱山がもしかしたら、昔の戦争で逃げてきた住民の人達が隠れていた。そして、もしかしたら、その工事で土砂を掘り出そうとしたら、また、遺骨が発見されるかも知れない。そういう状況であるはずです。みなさんどう思いますか。基地建設の会社はそういうところから土砂をもってくる。南部からもってくる。それを工事に使う。そういう状況なんです南部は。どこから土砂を運ぶのか、全部はまかないきれない。北部の採石場だけでは難しい。だから南部の鉱山からという風になってるわけですが、そこには沖縄戦で埋められた遺骨や遺品がまだ残っているかも知れません。その沖縄戦の当時遺骨や遺品を回収している具志堅さんという方が2019年に「旧日本軍ではないか」と「沖縄出身ではなくて、本土の人間ではないか」という遺骨を発見しています。これは、MMM系列富士三平グループのニュースで報道されましたから、間違いありません。そういう沖縄戦の中で沖縄の人々が隠れて集団自決や米軍から火炎放射機で焼かれたそういうところからもですね、土砂を運ぶんです。どう思いますか。そんな工事が行われようとしています。まだ沖縄県知事玉城デニーさんはその事に対して許可は出しておりません、ですから南部のひょっとしたら住民が隠れていたかも知れない壕から土砂を運び出すとか今の時点ではありません。しかし、もしかしたらそういうことが現実に行われるかも知れない。南部の鍾乳洞に隠れていたその壕のあたりが、事もあろうに米軍基地を造るための土砂に使われる。そうなってしまうわけです。みなさんどう思いますか。基地建設はどうかなという風に思う人と、こんな沖縄戦の歴史、この壕でなくなった人がいるかもしれない。その壕を壊してそしてそれを基地建設に回す。それは許されないと思います。例えていえば、お墓を基地建設に回す。これは許されないと思います。例えていえばお墓を掘り返して、そしてそれを埋立のための土砂の代わりに使うと、そうしてるのとあまり変わりません。沖縄は本土決戦の場合のせいいきとして持久戦が行われました。本当に本土決戦の前に沖縄で少しでも時間を稼隠れ、日本軍の強制によって集団自決をさせられ、そういうところの土が基地建設に使われるそんなことを許されません。もともと琉球の民族は武器をもたない民族です。ですから空手がずーと伝統的に引き継がれてきている。武器をもたないそういう民族だったわけです。そこに戦争中に基地を造りそして又更にその基地の代替として辺野古に新しい基地を造る。もうこんなことは許してはならないと思います。みなさん是非声を上げましょう。そして、南部の壕から鍾乳洞から砂利をもってくるような工事、少なくともそれは止めなければなりません。是非みなさん、「沖縄に基地は要らない」という声を上げましょう!

Y2さん

 ご通行中の福岡市民のみなさん。私達は沖縄における辺野古新基地建設に反対する県民です。毎月1回私達はその横断幕やパネルの前にある大成建設に対して埋立工事を止めるように訴えています。大成建設は何年前ですか、博多駅前の地下鉄の地盤の工事をやりました。また、今世紀ではあたかも歴史的な仕事や大きな仕事をしているような会社の中身を知っていますが、しかし、実際は何よりも沖縄の人々が反対する沖縄辺野古における基地建設を進めている会社です。私達は先ず何よりもそのことについて私達は大成建設に対して強い抗議の声と訴えを行っています。私達は、首相が代わりました。安倍首相を継承するという形で就任して1ヶ月になりますが、私は安倍政治の何を継承してるのか、私は思います。菅首相は安倍首相の独裁的なやり方です。私達はまた、沖縄における辺野古新基地建設を常に反対者として辺野古新基地建設を進めてきた菅首相に対して大成建設ともども、この工事を止め沖縄から撤退するように私達は求めています。



2020年10月10日土曜日

大林組抗議:10月13日(火)17:30~@品川駅港南口本社最寄り

 定例の大林組抗議抗議を行います。沖縄では工事が進んでいます。寒くなってきましたので、防寒をお忘れなく。人も多いので、マスクも着用お願いします。

2020年9月26日土曜日

大成抗議報告:9月16日(水)@福岡九州支社





 2020.9.16 大成建設要請行動報告


 今日は総勢6人。先ず、先月大成建設に郵送していた要請文5項目についての回答を貰うことにした。警備員は最初から突っぱねてくる。

「対応しないそうです」「敷地内なので一旦外に出て頂いていいですか」「どなたに用事があるんですか」「約束ですか」「お引き取り下さい」「お約束ないんでしたらお引き取り下さい」「対応しないそうです」「お引き取り頂けないんだったら警察の方にお願いしますけども」
こんな押し問答で時間だけが過ぎていく。市民の声に全く耳を傾けようともしない大成建設の対応には、怒りを通り越して呆れてしまう。
結局この日も要請文を渡すことができないため、玄関前で要請書を読み上げ、続いてマイクアピールを行った。

(1)要請書

ご通行中の皆さん、聞いて下さい。今、私たちは大成建設に要請をしようと思って、そこの玄関にまいりましたら、非常に高圧的な態度に出られて、その敷地内に一歩も入れないという最後は警察を呼ぶという非常に権力的な振る舞いをされました。みなさん覚えとって下さい。これが大成建設です。社訓でいろんな環境を大切にするとか近隣の人達と仲良くやっていくとかそういうことを常日頃文章にも書いていますけれども、いざこういう風にやってきますと、すぐに警察権力を呼ぶという弾圧的な行動に出て来ます。これが大成建設です。そして、この大成建設が沖縄の辺野古で米軍の軍事基地を造ろうとしています。この大成建設に対して私たちはこの建設を止めるように要請にきてるわけですが、けんもほろろに私たちの要請を聞こうとしないで、非常に高圧的に出て来ます。今から私達が訴える要請書を読み上げていきたいと思います。


(以下、要請書の読み上げ)

要請書

辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し、工事の即時中止を要請します


  私達は、沖縄県名護市・辺野古に米軍基地は作らせないと平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する市民の集まりです。
 2014年6月から御社は辺野古への米軍新基地建設工事を国から受注し建設を強行してきました。私たちは大成建設が辺野古新基地建設から撤退することを求めます。

A護岸の工期が3年10ヶ月になったのは何故?

 A護岸は、直径1.4m、長さ33mもある巨大な鋼管杭を前後2列にびっしりと800本打ち込み、総延長597mという護岸です。埋立承認計画変更で、造成期間9ヶ月とされていたものが、3年10ヶ月に変更され、5倍にもなりました。 
 この造成工事は2014年度に発注され契約金79.6億円で契約を終えています。ところが今年の3月に未施工のまま契約打ち切りとなりました。その時の鋼管杭の打設方法はバイブロハンマー+油圧ハンマーによる打撃工法でした。ところが今回の変更計画では、ウオータージェット併用バイブロハンマー工法に変更されています。この工法は最も濁りが発生する工法で打撃工期が打撃工法の半分程だとして採用されたのですが、環境への影響を無視し、工期短縮を第一にしたはずのものが、なぜ今回の変更で、工期が5倍にも延びてしまったのでしょうか。 
 建設受注会社として、従来の「工期短縮」の路線を大きく転換した見解をお聞かせ下さい。

世界的にも稀少なジュゴンの命を守ってください

 辺野古ダムから流れ出る美謝川は、辺野古新基地工事が行われている大浦湾の中央に流れ出ており、運び込む養分によってたくさんの海藻藻場を育てています。絶滅危惧種であるジュゴンの餌となるアマモがたくさん茂り、冬場には7mにもなるマジリモクや、コモチハナガササンゴの広大な花畑を育んでいるのです。さらに河口に大きなラグーン(潟湖)を形成することで土砂が大浦湾に拡散するのを防ぎ、環境保護に大きな役割を果たしていると言えます。しかし防衛局、そして大成建設等の企業は、このラグーンやその沿岸を全て埋め立てようとしています。このような、美謝川が大浦湾に与えている役割を考えると、私たちは美謝川のルート変更は許されないと考えます。
 また、ジュゴンの鳴き声に関しては、今年の2月〜3月に42回、4月に74回、5月に70回と、4か月連続で確認されています。そのうち工事が行われたのは4月3日と6日だけで、4月17日から6月11日までは新型コロナウイルスの関係で工事が中断されており、4月、5月の回数がそれまでと比較して約3倍に増加しているのは、おそらくその影響ではないかと考えられます。この事実を受け、日本自然保護協会主任の安倍真理子氏は「記録された音声がジュゴンの鳴き声ならば、日本政府は絶滅危惧種を絶滅に追い込んでいることになる」と、工事中断の必要性を明言しています。ジュゴンの鳴音が確認されたことを受けた沖縄県は、4月17日、6月4日の2回に渡り、「事業によるジュゴンの影響について再評価した後に、ジュゴンの保護策について沖縄県等関係機関との協議が終了するまでの間、事業を再開しないよう強く求めます」と行政指導を繰り返しました。しかし、防衛局と大成建設等工事業者は、これら行政指導を無視して6月11日に工事を再開しています。

 沖縄の海は世界中でジュゴンが見られる最も北限の場所であり、現在生き残っている個体数は50頭以下といわれます。世界的に見ても、ジュゴンは「絶滅危惧種」のうちのVUに指定されています。VUとは「野生絶滅の高い危険性がある種」と定義され、日本に生息する野生のジュゴンの絶滅は時間の問題であると考えられています。大成建設グループのCSRにおけるグループ行動指針には「環境の保全と創造への取り組み」と示されており、SDGsの達成のためには「自然資本への影響の最小化を目指す」と持続可能な環境配慮型社会の実現を謳っています。この指針及び目標を会社として遵守し、ジュゴンの生息環境を破壊する工事を一日でも早く中断して貴重な命を守るようお願いいたします。

沖縄のコロナウイルスの死亡者が45人。辺野古の工事をやめよ

 9月13日、新たに4人のコロナウイルスによる死亡者が出ました。累計の死亡者は45人となっています。経済を回すことを優先し、沖縄県民には自粛を呼びかけ、観光客は受け入れるという中途半端な体制を取った結果沖縄では、全国でも最悪な感染状況となり、死亡者数は留まるところを知らずといった状況です。こういう中で辺野古の工事は続けられているのです。作業員の中からもコロナウイルスの罹患者が出ましたし、米兵の罹患者もたくさん出ています。そういった中で辺野古の工事が強行されているのです。
 大成建設はコロナ患者がたくさん出ている中で、辺野古の工事を続けるのは止めて下さい。

違法に採掘された土砂の大浦湾への投入を止めてください

 いま、辺野古新基地建設用の埋立土砂が、琉球セメント安和鉱山から大浦湾へ運び込まれています。ところがこの安和鉱山で、森林法に基づく林地開発許可を取らずに、土砂が違法に採掘されていたことが判明しています。それにより、標高306mだった山が、今では標高200mの平坦地になっています。私たちは、この違法行為による自然破壊を許すことはできません。
 また、安和鉱山の麓にある塩川は、塩水が常に流れており、世界に2ヶ所しかない非常に珍しい川となっており、1972年には国の天然記念物にも指定されています。この塩川が、最近になり、降雨の後に赤く濁るようになったそうです。筑波大学の山中勤教授によると、塩川は降水・地下水・海水が地下洞穴内で混合し、湧出したものであり、「地下水面と湧出口との高度差や海水と汽水部分の密度差の微妙なバランスで湧出口から塩水が湧いている」とのことで、採石場の開発によって地下水の供給量・地下水面の高さ等に変化が起こり、そのバランスが崩れたのではないかと、私たちは考えます。
 環境のことに配慮するというのであれば、塩川の赤水の原因が究明されるまで土砂の採石を止めるべきではないでしょうか。大成建設は、琉球セメント安和鉱山で違法に採掘された土砂を辺野古に投入することを、直ちに停止して下さい。


 最初に述べたように、私たちは平和を求める市民有志の集まりです。

他国を攻撃するための訓練施設に税金を投入し、沖縄を再び戦場の島とすることを、『地図に残る仕事』と胸を張っていえるのでしょうか。

私たちは大成建設に対し、辺野古の新基地建設を即刻中止することを、強く求めます。


 

《大成建設に対する質問項目》

以下の質問要請に対する返答をまだいただいておりませんので、改めて、質問させていただきます。

1. 7月15日に東京の工事で、大成建設の工事現場作業員の方17名が新型コロナウイルスに感染したことの原因は究明されたのでしょうか。また、今後、感染者を出さないための対策について、具体的に明らかにしてください。

2.今後の工事で、絶滅危惧種であるジュゴンの生息環境はどうなるのでしょうか。工事受注社としての見通しを、お答えください。

3.サンゴの移植の成功例は希少であり、移植できたとしても長期生存率は低いとされており、環境保全策とは言えないのではないのでしょうか。これに対する御社の見解をお聞かせください。

4. 外周護岸を造る前に「先行盛土」をすれば、土砂で海全体が混濁し大浦湾の生物は壊滅すると、私たちは考えます。大成建設は、「先行盛土」で工事を続けても、生態環境が維持できるとお考えなのでしょうか。そうであれば、その根拠を科学的・具体的に教えてください。

5.大浦湾に設置された汚濁防止膜は7mですが、埋め立てする海底の深さは70m〜90mの地点があり、汚濁を防止できるとは到底思えません。このことについて、どのようにお考えなのでしょうか。環境保全の観点からお答えください。

以上、5点の質問に対して、9月15日までに文書での回答を求めます。  

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

(2)個人の意見

◆大成建設は、このビルの上の方に入っていますけども、私達は沖縄の米軍基地建設を行っている大成建設に対して、中止を求める行動をしています。沖縄の米軍基地建設は約5年位前から工事が始まりました。工事の費用は当初の何倍にも膨れあがっています。工事が続けば続くほど大成建設は利益を上げています。しかしその大部分は日本の税金から支払われています。私達が米軍基地建設に対して税金を使って支えているということになります。税金をどういう風に使うのかは、私達が止めることは、今自民党政治の中では出来ません。この基地建設をやるということについては、多くの海外のアメリカの人からも批判の声が上がっています。そもそもこの大浦湾は軟弱地盤が広がる非常に工事が難しい場所です。そんなところに飛行場を海を埋め立てて造るというのです。しかし、この工事が終わったときにどうなるか、日本の科学者達によると毎年沈下沈没をして滑走路が沈み込みます。毎年毎年工事の手直しを続けなければ滑走路として維持できないのです。それ程の軟弱地盤がこの工事の現場です。従ってアメリカの議会でさえもあんな所に米軍基地を造ることは止めた方がいいのではないかという意見が上がっています。理性的に考えれば工事を止める方がいい。それは工事の難しさだけではありません。

この大浦湾には非常に貴重な自然がたくさん残っています。世界の中でも珍しいサンゴの広がりやジュゴンが棲息している地域がそう多くありません。日本の中でも貴重な自然のスポットである大浦湾です。それを埋め立てて潰してしまう工事なのです。大浦湾の殆どに土砂を入れて埋め立ててしまうので、貴重な自然の生物が生きることができなくなります。それも岩ズリという屑のような山から取った岩石の中でも一番使いものにならない、誰も引き取り手がないような岩ズリという土砂の屑みたいなものを、全国や沖縄の各地から集めてきて海に投入するというのです。本当に大成建設は自然環境を破壊する工事を行っています。自然と共生するとか住民との話し合いを参考にするとか、大成建設の企業理念の中にあるみたいですけども、これが一切嘘だということになります。

私達は5年前から毎月一回、大成建設にやってきて、話し合いや申し入れを続けていますけれども、大成建設は初めからこういう事には、耳を貸さない態度です。話し合いの場にも出て来ませんし、申入書も受け取らないというのが大成建設の回答のようです。このような会社が沖縄の民意を無視して権力に守られながら工事を強行しています。そんなことが行われていいのでしょうか。その工事の中でも新型コロナウイルスの感染者が出ています。普通、感染者が確認されたときには一旦工事を中止して様子を見るのが当然のことだと思いますけれども、大成建設は工事現場で新型コロナウイルスの感染者が17人も発生したんですけども、沖縄の工事を中止するどころか、相変わらず工事を続けているのです。沖縄の反対している人達もコロナの感染の蔓延があればいけないということで、座り込みを中止して様子を見ているというのに、コロナの感染を良いことにして、大成建設はこの時とばかりに、工事を強行しています。このようなことが起こるから、沖縄の感染者が増えているのです。私達は大成建設が17人の感染者を出しておきながら、何の感染対策も出来ないまま、沖縄の新基地建設工事を行っていることに対して、抗議をしています。

今年の2月から大浦湾では絶滅危惧種であるジュゴンがまだ生息しているようで、鳴き声を観測しています。しかし、工事を中止してジュゴンの保護のために観察を講じるべきところを、大成建設をはじめ一切工事中止どころか、ジュゴンの保護について、対策を行っていません。これではジュゴンが生息する環境をどんどん無くしていって、遂に絶滅に追い込んでいくようなことになってしまいます。そのことについてとても心配しています。1日も早くジュゴンの生息環境を守るための対策を工事を中止してから行っていただきたい。大成建設にはその責任があります。この間私達が申入書で質問を行って来ていますけれども、このジュゴンの生息環境は工事によってどうなるのかについて、見通しを教えてください。

 
◆ 安倍首相が今日辞職して総理大臣を辞めました。そして、新しい総理大臣が菅さんに代わりました。

私は安倍首相が病気で辞めるので、同情票が入ると言う風なそういう風な状況が出て来ていることに、ちょっと疑問を持っています。そして、安倍首相は道徳教育を進めていたそういう総理大臣でした。「教育基本法」を変えて、そして、道徳を教科化した総理大臣でした。道徳を教科にすることに対し、自民党の中にも問題ではないかという風な人達がいました。そういうことをしたのが安倍総理大臣です。そして、そういう道徳が大事だといっている総理大臣を辞めていく安倍さんに対して、言いたいことがあります。「立つ鳥あとを濁さず」という言葉があります。「立つ鳥あとを濁さず・・・総理大臣は辞めると言ったが、今まで悪いことをしたんだったら、ちょっとは良いことをして、辞めてはどうかと思います。例えばですね、私はこれをやったことがあるんですが。中学3年生を卒業するときにですね、「立つ鳥運動」というのをやります。福岡の中学校ではよくやります。高校でもよくそういうことをしたらと、いう風なことを覚えている人がいるかもしれない。卒業式の前にですね、中学3年生。母校を綺麗にして卒業しようよとそういう風な行事が、中学校卒業するときにあります。私はこれを卒業制作にさせたのを、よく覚えていますが、何度もやりました。時の総理大臣が辞めるときにですね、悪いことをしたなという風に思ったら、少しは反省の弁を述べるとかね、そういうことをするといいんじゃないかなーという風に思うんですよ。みなさん如何でしょうか。例えば今私達はここで大成建設の前で、辺野古の基地建設を止めて下さいという風にいっていますが、沖縄の人々は70%以上の人は辺野古新基地建設反対です。「立つ鳥あとを濁さず」という諺があります。中学3年生を卒業するときに、「立つ鳥運動」とかをやります。総理大臣も是非「立つ鳥あとを濁さず」ということで、総理大臣を辞めると。・・・沖縄の人々は辺野古基地建設に反対しておりますよね。多くの人が反対して、じゃあ辞めるついでにいっしょに「辺野古基地建設も止めようか」という風にいってくれるといいんじゃないかなーと非常に道徳的じゃないかなーという風に思いますが、みなさん如何でしょうか。

そして、隣の国の韓国、大統領が辞めると、その大統領はよく罪に問われる。大統領の権限を使って、また、その大統領の周辺の親族とか仲間とかが逮捕される。朴大統領、朴槿惠さんがお友達のために配慮をしたから、牢獄に入ると、牢屋に入っています。罰を受けて今、槿惠さんは刑を実行されています。悪いことしたらやっぱり、それはだめだと、罰が当たると、罰を受けるとゆうのが本当は、正しいんじゃないかなという風に思います。だから韓国で大統領が辞めるたんびに捕まるということは本当はその国が正常な国、そういう国なんじゃないかなーという風に思います。

安倍首相は、もう辞めましたね。安倍前首相は森友学園の時に、「私はそれに係わっていたら、または妻が係わっていたら大臣も議員も辞める」とゆう風に言ったんですね。私は悪いことしてるのはほぼ間違いないと思います。是非、刑に服して欲しいなと思います。安倍首相はですね。病状はそんなに悪くはないみたいです。回復しているようです。病院の刑務所に入ってその罪を下して欲しいなーと言う風に思っています。そして、いっしょに沖縄の人が反対をしているこの「辺野古新基地建設を止めよう。私も総理大臣を辞めますから辺野古基地建設を止めよう」とゆう風に言って止めたら、おーさすが道徳を言っている総理大臣だなーとゆう風に私は安倍さんを褒めてあげたい。しかし、そういうことはしないです。ほったらかしで、辞めていきますね。高校生の方は「立つ鳥あとを濁す」そんな総理大臣「嘘つきは泥棒の始まり」という風に言ってると思います。「嘘つきは総理大臣の始まり」という風になってしまうのかなという風にも思います。

今、流行っていますコロナ。特に大成建設さんコロナの感染者が20人近くも工事関係者の間に出ている。このことに対して、どういう風に大成建設としては考えているのでしょうかね。工事関係者にコロナの患者が出たから工事は中断という風な時がありました。あの緊急事態宣言下にですね。そして、県議会選挙まで中断しました。県議会選挙が終わったら、また工事が始められました。そして、それ以後沖縄ではパンデミック状態になりました。沖縄で独自のコロナ緊急事態宣言をやらなければならない状態になりました。だから辺野古新基地建設の「設計変更」それを行うための「縦覧」というのがつい最近まで出来ませんでした。9月8日からやっと建設変更の文書を縦覧することを決めました。そう言う状態であったのが沖縄ですが、この間工事が止められていません。オール沖縄の人々は感染が拡大したので、キャンプシュワブ前の抗議行動、座り込み行動を自粛しています。反対者が工事現場の前に坐り込んで、そして、ごぼう抜きされるという風な状態があったわけですね。だけどその反対運動していた方々は本当に悔しかったと思いますが、パンデミックスがおこったために座り込みを中断したんです。しかし、工事は止めていません。みなさんどう思いますか。大成建設は工事を止めてませんよ。沖縄戦を体験して軍隊は住民を守らない。そういうことを体験した沖縄の年配者達が、沖縄に戦争の被害をさせてはならない、そういう風なことをさせてはならないと基地の前に毎日座り込みをしていた。その年配者達が、コロナ感染が拡大したがために、断念しながら座り込みをしなかった。なのに大成建設は工事関係者の中に、コロナ感染者が出たにも係わらず工事を続けた。それは、安倍政権の問題ではありますが、工事をしているこの大成建設この建設会社の問題でもあります。一旦は工事を止めたにも係わらず、沖縄で大変な状況になったときに工事を止めなかった。今も止めていない。これは許されません。みなさんこういう会社が大成建設です。

大成建設、この会社の前身は鉄砲商人です。戦争のための兵器を作るそういう風な会社これが大成建設です。だからこの会社は沖縄でコロナ感染がパンデミックになっても工事を続ける。こういう会社です。私は許せません。沖縄の年配の方々が止めるために座り込みをしようと思っても感染が拡大するからできない。泣く泣く座り込みを止めたにも係わらず、工事事業者の大成建設は止めない。工事は止めない。そんな事情を私達は許してはならないと思います。

あのテニスプレイヤーの大阪なおみさん。素晴らしい行動を行われました。「私はテニスプレーヤーだけどそれよりも先に黒人女性で、テニスよりもやるべきことがあります」こういう風に言って、試合をボイコットするそう言う決意を大阪なおみさんは示してくれました。ネット上では随分避難の声が上がっているそうです。私は大阪なおみさんの行動を素晴らしいと思います。絶対にそう言う人を非難する人を許せません。正しいことを正しい。だめなことをだめとそういう風に言える人間はとても大事です。大成建設、大阪なおみさんの行動をどう思いますか。私は大阪なおみさんの行動をしっかり見て、金儲けのためだろうが、赤字になろうがこの行動がだめだなと思ったら、止めるべきです。是非、大成建設はこの工事から手を引いて下さい。沖縄の人々は基地建設を望んでおりません。ましてや、このコロナ感染下に工事を続けるなんて有り得ません。みなさんこういう会社が大成建設です。是非みなさん、抗議の声をネット上に上げてください。コロナ感染下、反対行動をする人も抗議行動を控えているのに、大成建設は工事を続けている。これがここにある大成建設です。許してはならない。是非みなさん抗議の声をあげて欲しいと思います。以上です。

五洋抗議:9月29日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 定例の五洋建設抗議を行います。よろしくご参集ください。思い思いのプラカードもお持ちください。人出が多いので、マスクの着用をお願いします。

2020年9月18日金曜日

変更承認申請に対する意見書

 Stop!辺野古埋め立てキャンペーンでも意見書を提出しました。


辺野古新基地建設事業・公有水面埋立変更承認申請に係る意見書

 沖縄県知事 玉城デニー様

                                                                                                      2020年 9 月 10 日   

【利害関係の内容】

私たちは、辺野古の基地建設に反対し、本土の責任として、本土の企業(主にゼネコン)が辺野古の埋め立てを請け負い、利益を得ることを明らかにし、抗議してきました。その立場から意見を述べたいと思います。


【意見】

沖縄県知事は、今回の公有水面埋立変更承認申請を不承認としてください。

【理由】 

軟弱地盤や活断層のある大浦湾を埋め立てるには膨大な費用がかかり、それは埋め立てをする企業だけが儲け、(アメリカによる)戦争の新たな火種となるだけです。   

・地盤改良工事を請け負うと予測されるF社に抗議のため訪れた時にも、F社の社員も90mの地盤改良は「未知数」だと言っていました。無謀な計画に戻づく工事は自然破壊をもたらすだけです。沖縄の豊かな自然を守ってほしいです。

・知事は、何度も示されている「辺野古に基地はいらない」という民意を重視し、辺野古ほかで抗議している人たちの声に耳を傾けてください。

・軟弱地盤の存在が2年以上も前から分かっていたのに、今になって埋め立て変更承認申請をしてきた沖縄防衛局に毅然とした態度をとってください。  

     


2020年9月6日日曜日

大林組抗議:9月8日(火)17:30~@品川駅港南口本社最寄り

定例の大林組抗議を行います。品川駅港南口ペデストリアンデッキでチラシ撒きを中心に行います。ぜひご参集ください。人通りが多いところなので、マスクの着用をお願いします。新しいチラシもできました。そちらも配布しようと思います。 

2020年8月24日月曜日

五洋抗議:8月25日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

 定例の五洋建設抗議を行います。コロナと熱中症対策を行いながら行います。飲み物の持ち込みとマスクの着用をお願いします。思い思いのプラカードもお持ちください。よろしくご参集お願いいします。

2020年8月16日日曜日

大成抗議:8月18日(火)17:30~@新宿センタービル本社前&新宿西口地下スタンディング

 定例の大成建設抗議を行います。コロナと熱中症に気を付けて行いたいと思います。よろしくご参集ください。思い思いのプラカードもお持ちください。

2020年8月9日日曜日

大林組抗議:8月11日(火)17:30~@品川駅港南口本社最寄り

定例の大林組抗議を品川駅港南口本社最寄りペデストリアンデッキで行います。スタッフの数が少ないかもしれませんが行いますので、よろしくご参集ください。コロナ感染も収まっていませんので、マスク着用お願いします。思い思いのプラカードもお持ちください。

2020年7月25日土曜日

五洋抗議:7月28日(火)17:30~@飯田橋東口本社最寄り

17:30~定例の五洋建設抗議を行います。コロナの感染が増えています。マスクの着用をお願いします。

2020年7月20日月曜日

大成抗議報告:7月15日@福岡九州支社



2020.7.15大成建設要請行動報告

私たちは、前回の6月17日に大成建設九州支店に対し、以下の4点について質問をし、本日回答をもらうよう要請をしていました。  

1. 今後の工事でジュゴンの生息環境はどうなるのか。その見通しを答えて下さい。

2. サンゴの移植により、環境が保全されるのか。

  工事が完成したら、海の環境がどう変わるのか。

3.  外周護岸を造る前に「先行盛土」をすれば、土砂で海全体が混濁し大浦湾の生物は壊滅するのではないか。工事が完成したら、海の環境がどう変わると予想しているのか。

4.28億円かけて設置した汚濁防止膜は7mしかなく、何の役にも立っていないが、意味がないとわかっていながら設置したのか。それとも何かの意味があるのか。

ー ー ー ー

市民:「前回の要請書に対する回答をもらいに来たので、取り次いでください」

警備員:「お約束がなければ・・・」「関係ない人は入ったら行けないです」と立て看を示して言う。

市民:「あなた達では分からないじゃないですか。取り次いで下さい」と、ビル内に入ろうとする。

警備員:「関係者以外は入らないで下さい」と「立て看」を示して言う。さらに「警察にご連絡させてもらいます」と言い出す。

市民:「何で警察になるの」

警備員:「勝手に入らないで下さいと書いて有るじゃないですか」

市民:「だから、取り次いで下さいと言ってるじゃないですか」

警備員:「そういうことは聞いていない」

市民:「あなた達じゃわからないでしょう」「取り次いでくださいよ」と入ろうとする。

警備員:「入らないで下さい」と阻止してくる。ビルのオーナーに「回答をもらってきて欲しい」と言うと、中に入って行った。

ー そのあと「立て看」について警備員と言い合いになった。

市民:「誰に対して言ってるんです」「これは大成建設の言い分でしょう」「誰でも入って良いのじゃないですか」

警備員:「ここは大成建設のビルですから」

市民:「お客さんが来た時対応するじゃないですか」

警備員:「家に勝手に入ったら、不退去罪になりますからね」「お約束がないのですから」

市民:「その一言をもって、法律であるかの如く言われるわけですか」

警備員:「ビルのオーナーが関係者以外お断りしますと言ってますので・・・」

市民:「何でそんな決まりがあるの」
「大成建設のスピリットなんか見たら、もうちょっと拓けた考え方をしてあるようだけど」
「会社の理念を実行してほしい」
「警察に通報する、それが一番圧力です」
「私たちは毎月来ていますよ」・・・・・・・

ー ビルのオーナーが降りて来るまで時間がかかりそうなので、要請行動を始めることにした。・・・が、待つべきだったと思う。オーナーはいつの間にか戻っていたのだが、知らん振りをして私たちを監視していたようだ。仲間の一人が気づいて抗議すると、オーナーは奥に逃げ去った。次回もう一度、話しを聞くことにしよう。

(1)要請書読み上げ

要請書

辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し、工事の即時中止を要請します
 
 私達は、沖縄県名護市・辺野古に米軍基地は作らせないと平和のために行動し続ける沖縄県民と連帯して福岡で行動する市民の集まりです。私達は、2014年6月に御社が国から受注した辺野古への米軍新基地建設工事の中止と撤退を求めます。

 辺野古では外周護岸の嵩上げ工事が始まりました。この外周護岸は4.0mの下部工と4.1mの上部工に分けて工事がされるようです。

 この下部工は、2017年に発注し33社が応札し、9社が受注し総額259億円の契約金を受け取っています。大成建設等大手ゼネコン9社が現在下部工を請け負って工事をしています。ところが防衛局は今年2020年3月14日にこの下部工の3.1mで工事を打ち切り、残りの0.9mの護岸工事に、また発注を掛けたのです。この応札社は9社、つまり前の契約社と一緒でまた契約金を支払うのです。残りの0.9mつまり90cmの護岸工事の契約金が何と513億円で、最初の契約金の2倍近い金額なのです。何のための打ち切りなのでしょう。ただただ大手ゼネコンを肥え太らせるためなのです。許せません。

 そして、この下部工が終わるとまた残りの4.1mのL型コンクリート擁壁の上部工が始まるのですが、また応札し、私たちの血税を吸い取っていくのです。本当に許すことは出来ません。

イージス・アショアの配備断念、辺野古新基地建設こそ断念を!

 イージス・アショアの配備断念を巡って、河野防衛大臣は想定を超える時間とコストが掛かる、ブースターの修理に4500億円で12年も掛かるというのです。それをいうなら辺野古新基地建設の総工費はその5倍の2兆5500億円(沖縄県の試算)、工期13年もかかるのです。今や辺野古見直しを求める声が強まっています。

沖縄県の玉城デニー知事は、「コストと期間を考えたら辺野古の方がより無駄な工事ではないか。工事を直ちに中止し、真摯に対話して欲しい」と国の姿勢に疑問を呈しました。

 どこに落ちるか分からないブースターの危険性を言うなら、沖縄は米軍のヘリ墜落、米軍の戦闘機の墜落、オスプレイの墜落、パラシュート訓練や低空飛行訓練、ヘリコプターの落下物等々たくさんの事故に巻き込まれ殺されてきました。その米軍基地を増やすことは許されません。沖縄住民の7割が基地建設に反対です。数々の選挙でも反対の意志を示してきました。住民の安全安心のために辺野古新基地建設を中止して下さい。

4月21日の「設計概要変更」申請は、工事不可能な軟弱地盤工事を何が何でもやるんだという無茶苦茶な申請。許されない!

 軟弱地盤の地盤改良工事の砂杭の打込みは7万7000本です。日本には、70mまでしか作業出来ない作業船が1隻。工事は3隻並べて作業しなければならないのですが、後の2隻は55mまでしか作業出来ないのです。それを70mまで作業出来るように改造して使うというのです。無理でしょう。一番深い所で90mあるのですが。「70mより深い所は非常に固い粘土層」と言い逃れをしてきました。それは70m以上の作業船がないからそういってきたのです。今回、河野防衛大臣は「77mより深い所が非常に硬い粘土層だった」といいかえました。77mまで作業出来る作業船が出来たのだろうか?

 良識有る専門家チームはB27地点などは「護岸が崩壊する」「使いものにならない」「崩壊後の修復は深くて出来ない」と指摘しています。防衛局は「やってみないとわからない」と居直っているのです。

 そして、この「設計概要変更」申請書は「工事の遅れを取り戻す」「工期の短縮」「経費の縮小」を目標にした無茶苦茶な計画案なのです。外周護岸を造る前に「先行盛土」をするというのです。これで大浦湾の生物は壊滅するでしょう。外周護岸は軟弱地盤のため造れないのです。

 このように環境への影響が懸念されます。ところが防衛局は「環境への影響は現行計画と同程度又はそれ以下である」と言って、環境アセスをしようとはしていません。環境アセスをやったら、生物が絶滅するという結果が出てしまうのを恐れているのです。全てがでたらめです。工事不可能な軟弱地盤工事を何が何でも強行しようとする「設計概要変更」申請を許せません。

震度1以上で護岸崩壊の恐れ!専門家チームが軟弱地盤を解析

 辺野古の軟弱地盤を独自で調査している立石雅昭新潟大名誉教授を代表とする専門家チームは、震度1以上の地震が発生すれば、護岸崩壊の恐れがあるとの解析結果をまとめて、河野防衛大臣に文書を送付しました。
 チームはB27地点付近で造成する計画の「C1」護岸の安定性を中心に解析。護岸の重みで震度1以上で完成後に崩壊する恐れがある。震度3以上で施工中に崩壊する恐れがあると言っています。「C1」の結果から推定すると、他にも完成後に複数の護岸が震度2以上で崩壊する恐れがあることも判明したと言っています。それはそうでしょう。70mまでしか砂杭を打たないのですから、90mまでの20mは何が支えるのですか。非常に硬い粘土層ですか?そんなものはないでしょう。つまり崩壊するしかないのです。
 震度1で崩壊すると言うことは、地震が無くても崩壊すると言うことではないですか。そんな出来もしない工事に私たちの血税を使わないで下さい。

ジュゴンとサンゴを殺さないで!

 大浦湾の工事施工区域内で、2月、3月の8日間、計42回にわたってジュゴンの鳴音が確認されましたが、3月の2日間以外は全て工事のない日でした。この間2ヶ月近く工事を停止していたのだから、ジュゴンは大浦湾に戻ってきたに違いありません。
 ところが防衛局は4月以降のジュゴンの鳴音調査結果を公表せず、環境監視等委員会も開いていません。「4月のデーターはまだ解析中です」と逃げ回っています。

 沖縄県はジュゴンの鳴音が確認されたことを受け、4月17日、6月4日の2回にわたって、「事業によるジュゴンの影響について再評価した後に、ジュゴンの保護策について沖縄県等関係機関との協議が終了するまでの間、事業を再開しないよう強く求めます」(2020.4,17)と行政指導を繰り返しました。しかし、防衛局はこれらの再三の行政指導を無視して6月11日「行政指導には応じず工事を進める」と回答し、工事を再開しました。大成建設は、ジュゴンの命をどのようにお考えなのでしょうか。


〜「先程からしきりにどこかへ連絡をされているようですが、その後どうなったんでしょうね。回答を持って来られるまでのあいだ、スピーチを続けて行いたいと思います」

(2)参加者のスピーチ
・ 今大成建設に対して質問を行い、その回答期限が今日なので、回答をお待ちしているところです。大成建設は私たちを一歩も中に入れず、話しをしようとしない態度です。

・ ジュゴンの生死がいま大成建設の工事にかかっています。今年に入ってからジュゴンの鳴き声が42回確認されたということでした。まだジュゴンは生きていました。大浦湾に土砂を埋め立てて欲しくありません。

・ 大成建設の社訓なるものは、環境を守り、住民との話し合いを行いと、民主的な会社であるように謳っています。しかし、大成建設の態度は、門を閉ざし、市民を建物内部に入れず対応もしない。一切話を聞かないという、態度ではありませんか。こういう質問に答えたら、自分達のやってることの非道なことがわかってしまうので、答えないのかなとそんな風に思います。

・ 大浦湾にはアオサンゴが分布しています。サンゴというのは卵を産んで増えていく動物だそうです。しかし、大きくなるのが非常に遅く、何十年もかかって数cmしか大きくならない位に、非常に希少な生物なんです。移植をするから大丈夫だといっていますけれども、移植の成功率は僅か20%と言われています。サンゴは移植しても、殆どが死滅してしまうということです。

・ 28億円もかけて大成建設が作った海の汚濁防止膜というものがあります。汚濁防止膜というのは、浮かべたフロートに7mのビニールを垂らす。しかし、海の深さは70m〜90mもあります。「
泥を拡散させない」といって海面からビニールをちょこっと垂らすだけで、何の役にもたたないもので、28億円の収益を上げました。これは大成建設がもうかるための工事ですか?

・ 軟弱地盤のところに滑走路のようなものを建てようというのですから、土台無理な話なんです。これが完成しても、1年間に2cmずつ沈下していくということが、計算されています。ジャッキアップの持ち上げ工事をするしかないのですが、この地盤改良だけでも10年近くかかると言われています。

・ 深さも90mある軟弱地盤。これを工事する船がありません。世界に2隻しかない船でさえ70mの深さまでしか対応できません。アメリカの議会でも辺野古の新基地建設は本当に大丈夫なのか、やれるのだろうか、お金だけ掛かって無駄になるのではないか、止めた方がいいのではないかという、そういう意見が上がっています。

・ 安倍総理は、何が何でも工事を強行するつもりのようですが、かかる費用は2兆5500億円と言われます。一億人の人口を考えたら、一人2万6500円。一家族なら10万円です。10万円と言えば、コロナ給付金です。そのぐらいのお金がこの大成建設の工事に使われていいのでしょうか。コロナで苦しんでいる救済のために使って欲しいと思います。

・ 私たちは辺野古の埋立工事に対する問題点について、回答をするように訴えてきました。ところがビルの前にガードマンを置き、ビルに立ち入ることすら阻み、ただただ「できない」と対応してきます。ところが、この渡辺ビルのオーナーなる人間が出て来て「大成建設に連絡する」と私たちに約束しました。既に1時間近く経ちますが、大成建設に連絡するのにそんなに時間がかかるのでしょうか。その後どうなったか、何にも言ってきませんが。

・ 1時間にも渡って、私たちに対して連絡する約束を破った。そしてそのことについて、取り次ごうとしないのであれば、大成建設本社に対して徹底的に抗議の声をあげていきたいと思います。ガードマンに対しても嘘をつく、約束を破る、このような輩に対して私たちは怒りをもって、今後とも大成建設そのものを訴えて行きたいと思います。

ー そのとき、駐車場の中に先ほど連絡に行ったオーナーがいるのに気づき、「管理室の方出て来て下さい」「あなたでしょう、連絡に行った人」と皆で声を上げると、ビルの奥へ逃げた。「約束をやぶりました」「連絡を取って下さいガードマンさん」と抗議をしたが、出てこない。この続きは次回にやることにして、怒りのシュプレヒコールをあげた。